| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 市場情報 | LSE: CCH |
| 本社所在地 | 6312 Turmstrasse 26, Steinhausen |
| 設立 | 1969年 (56年前) (1969) |
| 業種 | 食料品 |
| 事業内容 | 清涼飲料水のボトリング事業 |
| 代表者 | Zoran Bogdanovic(CEO) |
| 主要株主 | Kar-Tess Holding(23%) ザ コカ・コーラ カンパニー(21%)[1] |
| 外部リンク | コーポレートサイト(英語) |
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コカ・コーラHBC(独:Coca-Cola HBC AG)は、ヨーロッパを中心に、コカ・コーラを含む清涼飲料水のボトリング事業を行う多国籍企業。スイス・ツーク州のSteinhausenに本拠を置く。ロンドン証券取引所およびアテネ証券取引所に上場している(LSE: CCH)。ザ コカ・コーラ カンパニーが株式の21%を保有する[1]。
2025年時点での事業地域は、スイス、オーストリア、イタリア、アイルランド、北アイルランド、チェコ、スロバキア、ハンガリー、ポーランド、エストニア、ラトビア、リトアニア、スロベニア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、セルビア、モンテネグロ、北マケドニア、ルーマニア、ブルガリア、ギリシャ、キプロス、モルドバ、ウクライナ、ベラルーシ、ロシア、アルメニア、エジプト、ナイジェリア。
コカ・コーラHBCのルーツは、ギリシャのボトリング会社のHellenic Bottling Company S.A.(ヘレニック ボトリング カンパニー)にあり、1969年の設立からザ コカ・コーラ カンパニーの清涼飲料水のボトリング事業を行っていたが、冷戦終了後、ブルガリア、アルメニア、ベラルーシなど旧東側諸国のボトリング会社の合併を進め、2000年8月、ロンドンに本部のあったボトリング会社のCoca-Cola Beverages plcと合併することでCoca-Cola Hellenic Bottling Company S.A.(コカ・コーラ ヘレニック ボトリング カンパニー)が設立され、現在の組織の基盤となった[2]。
2001年にロシアでの運営を獲得、2002年にスイス、オーストリアなどのボトリング会社を、2006年から2008年にかけてイタリアのボトリング会社を買収した[2]。ギリシャ経済危機が発生すると、資金調達の容易化を目的に2013年4月、現社名を正式社名とした上で、本部をスイスに移転、またロンドン証券取引所を主要上場先とした[3][4]。
2022年、ロシアのウクライナ侵攻を受け、ザ コカ・コーラ カンパニーのブランドのロシアでの取扱を全面的に停止、現地ブランドにボトリング事業を限定し、ロシア事業をМултон Партнерсに改名した[5]。
売上としてはコカ・コーラ、ファンタなどの炭酸飲料が7割を占めるが、モンスターエナジー等ザ コカ・コーラ カンパニー以外のブランドや、ジュース、アルコール飲料などの取扱を持つ[6]。