ラオス、ボーリカムサイ県、カムクート郡の山あいの街、ラックサオにて。アンナン山脈に沈む夕日。アンナン山脈(アンナンさんみゃく、英:Annamite Range)またはチュオンソン山脈(ベトナム語:Dãy núi Trường Sơn /𡉏𡶀長山) は、インドシナ半島東部をラオスからベトナムにかけて走る山脈。全長約1,100km(700マイル)。ベトナムの海岸線とほぼ平行に位置する。
ラオスではフアパン県とシエンクワーン県は山脈の東側に位置するが、メコン川流域である他の県は、山脈の西側に位置している。
山脈とメコン川の間には、ボーラウェン高原などの高原地帯が存在する。
1990年代にサオラ(ベトナムレイヨウ)、オオポエジカ、ヒメポエジカ、トラフウサギなどの新種の大型哺乳動物が発見されている[1]。
- ベトナム語:Dãy Trường Sơn,Dãy núi Trường Sơn(日本語表記:チュオンソン山脈)
- ラーオ語:ພູຫລວງ(ラテン文字:Phou Luang)
- フランス語:Chaîne Annamitique
- 英語:Annamite Range,Annamese Range,Annamese Mountains,Annamese Cordillera,Annamite Mountains,Annamite Cordillera
- 中国語:安南山脈
- ^武田晋也「森の国ラオス」/ 菊池陽子・鈴木玲子・阿部健一編著『ラオスを知るための60章』明石書店 2010年 32ページ
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