| 週刊アサヒ芸能 | |
|---|---|
1967年5月28日号の新聞広告 | |
| 愛称・略称 | アサ芸 |
| ジャンル | 週刊誌 |
| 刊行頻度 | 週刊 |
| 発売国 | |
| 言語 | 日本語 |
| 出版社 | アサヒ芸能新聞社→東西芸能出版社→アサヒ芸能出版→徳間書店 |
| 刊行期間 | 1946年1月 - |
| 発行部数 | 43,968[1]部(2022年7月 - 12月日本ABC協会調べ) |
| ウェブサイト | https://www.asagei.com/ |
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『アサヒ芸能』(アサヒげいのう、正式名称:週刊アサヒ芸能)は、徳間書店から刊行されている週刊誌。主に芸能人のスキャンダラスな記事を書く、いわゆるゴシップ誌である。通称アサ芸と呼ばれる。1946年1月創刊。
1946年(昭和21年)、後に地産創業者となる読売新聞OBの竹井博友が中心となって、『アサヒ芸能新聞』の名前で創刊した。「新聞」の文字が示す通り、当初は現在のような冊子形式ではなく、タブロイド判サイズの新聞形式で、現在の日刊ゲンダイや夕刊フジに近い形態のメディアだった。
1953年(昭和28年)、竹井はアサヒ芸能新聞に加えて一般紙『日東新聞』を創刊するがこれが全くの不振で、翌1954年(昭和29年)、日東新聞の廃刊と同時にアサヒ芸能新聞も休刊に追い込まれてしまう。この時、日東新聞社副社長で竹井とは読売新聞時代の同僚だった徳間康快が経営を引き受けることになり、アサヒ芸能新聞社は新社「東西芸能出版社」に生まれ変わって『アサヒ芸能新聞』の発行が再開された[2]。
折から徳間の許には、新潮社副社長の佐藤亮一から新聞社系誌とは異なる路線の週刊誌をやろうという話が持ちかけられていた。1956年(昭和31年)、新潮社が『週刊新潮』を創刊するのとほぼ同時に、徳間は再び売れ行き不振に陥っていた『アサヒ芸能新聞』をリニューアルして、B5判冊子形式の週刊雑誌『週刊アサヒ芸能』を立ち上げることにし同年10月から発行開始した[3]。雑誌創刊時の値段は30円[4]。
1958年、発行会社名を株式会社「東西芸能出版社」から株式会社「アサヒ芸能出版」に変更[5]。1961年(昭和36年)にはアサヒ芸能出版の一般書籍部門として『徳間書店』が設立されるが、両社は1967年(昭和42年)4月1日付で合併し現在の形態が確立した[6]。
名前に「アサヒ」を冠しているが、『朝日新聞』とはまったく関係がない。ヤクザ、エロとスキャンダルが売り物で、購読者の90%近くが男性であり、サラリーマン、自営業者などの既婚者が多いといわれる。『週刊実話』(日本ジャーナル出版)、『週刊大衆』(双葉社)などと共に「実話誌」のジャンルで括られる事もあるが、実話時代と比べるとやや内容が娯楽重視となっている。
2025年には創刊69周年カウントダウンと称して連載コラム陣を大幅に刷新した。
増刊号として『アサ芸シークレット』、『アサ芸サプライズ!!』、『アサ芸プレミアム』、姉妹誌として『ENTAME』がある。ENTAMEは「月刊アサヒ芸能エンタメ」という本誌増刊のひとつとして創刊。1997年にはアイドル情報誌に転換し独立[7]。2001年に月刊誌として創刊。ウェブサイト「ENTAME next」を運営する[8]。2025年3月28日発売の『ENTAME』5月号をもって休刊。約24年の歴史に終止符を打つ[9][10]。
また「アサ芸BOOKS」というムックを発行しているが、2010年6月、シリーズのひとつ『劇画版山口組白書 激闘を勝ち抜いた侠たち!』が福岡県にて「暴力団を美化した内容」として有害図書指定。
また、『アサ芸プラス』、『アサジョ』、『アサ芸ビズ』(2025年閉鎖)というニュースサイトを運営している。
雑誌創刊時から横書きであることは変わらないものの、題字は何度かリニューアルされている。通称ファーストモデルと呼ばれる1956年10月7日号から1961年10月15日号まで使用された題字は、ゴシック体をベースに、書き出し部分に流線型のひっかりをつけ、スピード感や鋭さをイメージさせた[4]。
1961年10月22日号から1965年4月4日号まで使用された通称セカンドモデルは、ナール体をベースにした丸みを帯びたものに変更。その後約1か月だけ使用された表紙の左上に「アサヒ」「芸能」と改行されたロゴを経て、1965年5月16日号から同年7月4日号まで使用されたセカンドモデルを角ばらせた通称サードモデルとなる[4]。
ドロップシャドウを用いたものを経て、1976年7月22日号から1986年9月25日号まで使用された通称フォースモデルとなる。縁取りが特徴的であり、約10年間使用され、後述のフィフスモデルの土台となった[4]。
1999年4月29日号から2009年6月25日号まで使用された通称フィフスモデルは横長に圧縮されたような形になり「芸」の「ム」部分が左右とも上部にくっついているのが特徴[4]。以降は「週刊」の文字を「ア」の中に置く、縦書きに収める、などマイナーチェンジをして2025年時点に至っている[4]。
一時期、ニッポン放送、TBSラジオなどで放送された。内容は子どもの声で「アサヒ芸能は今日発売です」その母「子どもはダメ!!」との台詞であり、週刊新潮のラジオCMのパロディである。
2025年、創刊69年へのカウントダウンを記念してミスコンテスト「ミスアサヒ芸能」を制定。
同年6月に初代グランプリに時希美穂[34]、準グランプリに吉田優花、審査員特別賞に小日向恵里香が選出された[35][36]。時希は2023年のミス週刊実話WJガールズオーディションに続いてのグランプリ受賞となった[34]。
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