大阪市の橋下徹市長が策定する「船中八策」は天下を動かすか? ◆大阪市の橋下徹市長が現在、現代版「船中八策」を構想中という。 「船中八策」とは、言うまでもなく幕末の志士・坂本龍馬が1867年(慶応3年)6月、土佐藩船「夕顔丸」で上洛中の洋上で策定した新…
◆大阪市の橋下徹市長が「台風の目」となって政界の各方面に強風を吹き始め、「第3極」結集への動きが活発になってきている。 この動きの成否はともかくとして、明治維新(1868年)から144年を経て、日本政治が大転換してきていることは、確かである。 巨視的…
◆「強欲資本主義」が金融危機を招き、資本主義自体が行き詰っている現在、どうすればグローバル資本主義を健全化できるか?スイス東部のスキー・リゾートで開かれている「世界フォーラム年次総会(デボス会議、パンデット議長=シティグループCEO、1月25日~29…
◆このところ、ガックリするような「経済指標」ばかりが、マスメディアで目立っている。 国会では、野田佳彦首相が強行しようとしている「消費税増税」論議が、華々しく繰り広げられているけれど、数字がアップしているのは消費税率を「5%→8%→10%」へと上げよ…
◆ダボス会議は、いまでも世界をリードするだけの力があるのか?最近、疑いの目で見られている。 2012年1月25日からスイス東部のリゾート地ダボスで恒例の「世界経済フォーラム年次総会」(本部・スイスのジユネーブ、加盟企業は世界各国、各産業部門における…
◆これは野田佳彦政権内部のとくに野田佳彦首相に近い筋と懇談した衆院議員OBの話である。 ①衆院解散総選挙の時期について、いま政界には「3月説」と「6月説」が有力である。野党自民党や公明党との関係から、2012年度政府予算案と予算関連法案成立、あるい…
◆通常国会が1月24日開会した。野田佳彦首相は施政方針演説で、消費税増税法案を国会に上程し、何が何でも6月中旬の会期末までに成立させたい意気込みである。 だが、日本チェーンストア協会が1月23日発表した「2011年の全国のスーパー(60社、8086店)の売上高…
◆福島第1原発大事故ついての民主党政権の「ウソ発表」「議事録なし」「最悪シナリオ隠し」とくれば、まだ何か「重大情報」を隠しているのではないか? 疑惑は疑惑を呼び、政府不信は、深刻さを増している。 民主党政権と言っても、怒って泣いてばかりいた菅…
◆日本には「リーダー不在だ」という思いが強いのか、NHKが1月21日午後7時30分から8時45分まで「NHKスペシャル 危機の時代のリーダーを生み出せ!午後9時から10時15分まで「NHKスペシャル 日本でリーダーを生み出す決定打は何か?」と…
◆「チェンジ社民党」―これは福島瑞穂党首(1955年12月24日生まれ、東大法学部卒、弁護士)が1月20日の党首選挙で掲げたキャッチフレーズだった。だが、無投票で5選(任期2年)され、絶滅危惧種と言われる社民党は、社会主義独裁国家と同様に民主的な選挙もなく…
◆「国民に消費税増税を強いるなら、その前に国会議員、国家公務員ともに身を切れ」という国民世論に応えて、野田佳彦首相が、折角、衆議院議員の議員定数削減(小選挙区300のうち5削減、比例区180のうち80削減)案を打ち出しているというのに、朝日…
◆国家有為の人材育成の養成を最大の目的としてきた東大出身者の不祥事事件が跡を絶たない。村上ファンドの村上世彰代表(東大法学部卒、通産官僚)は、最高裁判所の第1小法廷=桜井龍子裁判長=は村上の上告を棄却し、懲役2年、執行猶予3年、罰金300万円、追…
◆エドワード・ジョン・スミス(1850年1月27日~1912年4月15日=満62歳)は、あの豪華客船タイタニックの船長だった。約1500人が命を落とした。スミスもまた亡くなった者の一人であった。タイタニックは4月14日午後11時40分、北大西洋で氷山…
◆中国共産党1党独裁の北京政府が、自己矛盾を起こしつつある。中華民国(台湾)の総統・選挙・立法院の同日選挙(1月14日)に中国との経済交流を重視する与党・国民党の馬英九主席が、再選を果たしたことに北京政府は大いに喜んでいる。「台湾独立」志向の強い…
◆防衛政策の素人・一川保夫前防衛相に続き、田中角栄元首相の女婿である田中直紀防衛相は、どう見ても「防衛オンチ」としか思えない。 一川保夫前防衛相、田中直紀防衛相に共通しているのは、「農林水産族」である。鍬を鉄砲に持ちかえて戦えるのかという感…
◆広島市中区の広島刑務所から脱走(1月12日午前)し、わずか2日で逮捕された李国林容疑者(40)。結果的には「逮捕」ということだが、よく調べてみると、「舞い戻った」というのが正確なところのようだ。 まんまと脱走したものの、この寒風吹きすさぶなかである…
◆野田佳彦首相が1月14日午前11時30分からの東京テレビ番組「田勢康弘の週刊ニュース」(番組ホスト:田勢康弘・日本経済新聞コメンテーター番組進行・大江麻理子アナウンサー)に出演して、内閣改造後の政治課題、とくに「消費税増税」実現に臨む決意と覚悟を…
◆野田佳彦首相が1月13日、内閣改造を断行したことにより、中央政界、とりわけ民主党内の空気と一転してきた。 「消費税増税問題」については、「野田佳彦首相に犠牲になってもらい、行くといってたころまで行ってみよう」という空気が支配的になってきて…
◆野田佳彦首相が、内閣改造の目玉に岡田克也前幹事長の副総理就任を決めた。これは、「ポスト野田」を岡田克也前幹事長と天下に知らしめることによって、2011年8月の代表選出馬に当たって支援してもらったことへの精いっぱい「恩返し」である。野田佳彦首相…
◆小沢一郎元代表の「暗黒人民裁判」は、1月10日、11日の被告人質問というクライマックスを終えた。 この裁判の最大の特徴は、大多数の下層民(貧乏人)が、富裕層(金持ち)を裁判にかけて糾弾する構図にあった。 それは、フランス革命の最中、ダントン、ロベス…
◆野田佳彦首相が「不退転の決意」で実現しようとしている「消費税増税」は、焼け石に水である。「社会保障と税の一体化改革」には、何の役にも立たない。 消費税は現在5%である。1%アップすると、2兆5000億円の増収、3%アップすると、7兆500…
◆全国マスコミ研究会・板垣英憲「情報局」は、1月9日(成人の日)の午後1時~4時(昼の部)と午後5時30分~8時30分(夜の部)、東京都文京区後楽1―6―6の小石川後楽園「涵徳亭」で.第1回板垣瑛憲「情報局」勉強会を開催し、昼の部・夜の部合わせて「涵徳…
◆「敵に塩を送った」のは、越後の虎・上杉謙信だった。敵である甲斐の武田信玄が1567年、今川氏との同盟を破棄し、東海方面への進出を企て、これに怒った今川氏は北条氏と協力して、海に面していない武田領内への「塩留め」をしたため、武田の領民(甲斐・信…
◆日本人は、不吉な言葉を「縁起でもない」と忌み嫌う傾向が強い。冠婚葬祭の場では、絶対に口にしてはならない言葉が決められている。たとえば、結婚式のスピーチでは「切れる」「別れる」などという言葉は絶対に使ってはならない。受験シーズンとなれば、受…
◆米国のカート・キャンベル国務次官補が、北朝鮮の暴発に備えて、「厳重な警戒態勢を敷くよう」日本政府に警告した。カート・キャンベル国務次官補が中国北京政府、韓国政府と協議して日本を訪れたのだが、北京政府は、北朝鮮が金正日総書記の死去について、…
◆北朝鮮が、世界を敵に回すような危険な道をころがり急速に落ちている。読売新聞が1月5日付け朝刊「1面」トップで「北、化学兵器試薬を輸出」「09年摘発 「対シリア」国連調査へ」という見出しをつけて報じている。「7面」では、「北 また制裁破り発覚」「化…
◆北朝鮮の金正恩朝鮮人民軍最高司令官(朝鮮労働党中央委員会委員、朝鮮労働党中央軍事委員会副委員長。党内序列は第1位。軍事称号(階級)は朝鮮人民軍大将)をはじめ最高指導部は金正日総書記の死後も、相変わらず「先軍政治」を続けていくと宣言している。…
◆「金」の価格は今後さらに高騰するのか、暴落するのか?現在の価格は1g約4,000円。これが高騰すると予測する者もいれば、反対に上がれば下がるのが相場の常で、すでに下落しつつあり、暴落するという者がいて激突状況にある。 「金」は、紙幣などの通貨を…
◆日本人は、「水戸黄門」と「忠臣蔵」が好きだ。「水戸黄門」の方は、2011年暮れにテレビ放映が終わった。視聴率が低迷していたからだという。勧善懲悪の典型として、国民の道徳倫理を高めるのに役立った面があるが、高齢者以外に視聴者が減ったのでは、…
◆新年早々、うれしいことがあった。それは、朝日新聞が1月1日付け朝刊の「2面」に全5段組みで新潮社の広告を掲載、この全面を使って米コロンビア大学のドナルド・キーン教授が「日本人よ、勇気を持ちましょう」というタイトルの一文(写真つき)を寄せていたか…
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