◆小沢一郎元代表が1月31日、東京第5検察審査会の議決に基づき強制起訴された。2010年9月14日の議決から4か月半も経ての起訴である。この意味で、検察審査会というものの機能、性格に様々な疑問、というより疑惑を与えており、これが刑事事件を審…
◆菅直人首相が1月29日、スイス東部のダボスで開かれていた世界経済フォーラム年次総会で講演し、「PTTに参加し、貿易自由化を促進する」などと表明し、世界最大の穀物商社である米国カーギル社の「世界穀物戦略」に乗り、日本の農業を売り渡していた。…
◆菅直人首相が「経済オンチ」ぶり全開だ。この根本原因は、「経世斉民」意識の欠如にある。「最大多数の最大幸福」ではなくも「最小不幸社会」などと根暗な発想ばかりしているから、自らの「経済オンチ」に根ざす「不条理」が発生するのである。 「最大多数…
◆朝日新聞が1月27日付け朝刊「政治面」(4面)で、「首相 米投資家と会談へ G・ソロス氏 森林保全基金を協議」と報じている。ジョージ・ソロスと言えば、ハンガリー系のユダヤ人で悪名高き「ヘッジファンド」で有名な「クォンタム」を率いて、大博打を打…
◆民主党はいまや「砂時計政権」に化している。「砂の量」は、最長「2年7か月」にすぎない。だが、このまま放置しておくと、日本は、取り返しのつかない大変なことになる。それは、民主党の上層部、とくに小沢一郎元代表以外の「政治屋」が、自らの栄耀栄華…
◆このところの全国紙、とくに朝日新聞や毎日新聞、読売新聞は、本誌社説が「菅直人首相のチンドン屋」となり果て、週刊朝日、サンデー毎日が、「真実の報道機関」化している。不可思議な現象だ。 たとえば、朝日新聞や毎日新聞、読売新聞は、小沢一郎元代表…
◆「菅直人首相は、国民意識と大幅にズレている」という事実と感覚をはっきりと露にした。それが、1月24日に召集の通常国会における衆参両院本会議での施政方針演説であつた。社会保障と税の一体改革や、各国との経済連携に不退転の決意で臨む姿勢を強調、「…
◆菅直人首相は、よほど首相執務室が嫌いらしい。「情報過疎地帯」と言われる広い執務室は、「孤独に堪えられる総理大臣」には、耐えられない。一人では寂しいからである。朝日新聞は1月22日付け朝刊「政治面」(4面)で「脱・脱官僚宣言や社会保障改革案…
まさら、広報宣伝にシャカリキになっても、無駄骨だ。無だ゜「民信なくば立たず」だからである。 菅直人首相は、国民から信頼をほとんど失っている。全国津々浦々の「物言わぬ民の声」である。孔子の言葉を収録した「論語」の「顔淵篇」にある弟子との有名な…
◆与謝野馨経済財政相が1月21日、ついに大変な発言をした。それは、厚生年金や国民年金の支給開始年齢を「現在の65歳から70歳に引き上げる」という発言だ。それは「国民の平均余命が延び、長寿者が増えていくから」という理由だ。この考え方は、かつて…
◆全国各地を講演旅行していて、大変重要なことを気づかされた。それは2つある。1つは、菅直人政権の人気のなさであり、失望感である。2つ目は、民主党の組織基盤が相変わらず脆弱で、足のない「幽霊政党」であるといことである。その証拠は、民主党所属の…
◆「ポスト前原を担うのは、誰あろう小泉進次郎衆院議員という。 進次郎は、米国のマイケル・グリーン戦略国際問題研究所日本部長のカバン持ちをしていたことは有名である。 ここにおいて、日本は若き総理大臣の誕生を見る。「親バカ政治家・小泉純一郎元首相…
◆「鳩山氏カンカン」-「改造内閣『どうぞ4人でやりなさい』と読売新聞が1月18日付け朝刊「政治面」(4面)で、以下のように報じている。 「【ニューデリー=今井隆】民主党の鳩山前首相が菅首相に対する不満を募らせている。16日夜(日本時間16日…
◆読売新聞が1月17日付け朝刊「総合面」(2面)で「『政倫審より予算成立』小沢氏 政権公約見直し批判」と見出しをつけて、小沢一郎元代表が16日にフジテレビの番組「新報道2001}に出演して行った発言を掲載している。だが、読売新聞は、相も変わ…
◆小沢一郎元代表が1月16日午前7時30分からのフジテレビ番組「新報道2001」に生出演した。フジテレビは、小沢一郎批判の急先鋒で知られてきたが、小沢一郎特集を企画し、小沢一郎元代表が生出演を快諾して出演したという。 この日のテーマは、「小沢…
◆朝日新聞が1月15日付け朝刊1面で「普天間移設『期限設けぬ』 米国務次官補、先送りを容認」と見出しをつけて、キャンベル国務次官補(東アジア・太平洋担当)に対してワシントンの伊藤宏特派員が行った単独会見記事を掲載している。財政ピンチのため、…
◆朝日新聞が1月14日付け朝刊「社説」で大きな間違いを侵している。「内閣改造 『問責交代』慣例にするな」の項で「問責決議に法的拘束力がないことは改めて指摘しておかなければならない。それが事実上、政治的に閣僚の生殺与奪の権を握るような事態は、…
◆「菅直人より伊達直人」というタイガーマスク現象が、全国に広がっている。これを政治学的に言えば、「最大不幸社会づくりの菅直人首相よりも最小不幸社会づくりの伊達直人」ということになろう。タイガーマスク現象は、菅政権の福祉政策に対する痛烈な批判…
◆北朝鮮による日本人拉致被害者救出問題が、ここにきて急展開してきた。埼玉新聞が1月12日付け朝刊「第2総合面」で、「『6カ国』とらわれ 日朝交渉で前原外相」との見出しをつけて、以下のように報じている。 「前原誠司外相は11日の記者会見で、北朝…
◆読売新聞が1月11日付け朝刊1面~2面「日本の改新」-{第1部 識者に聞く⑨最終回」で「『無縁社会』の話をしよう」「学生は議論を望んでいる」との見出しを付けて、米ハーバード大学のマイケル・サンデル教授を登場させている。 「核家族化や若者の大…
◆菅直人首相は、内閣改造で頭がいっぱいの状態にあるようだ。何しろ、菅首相は、「人事上手」とはお世辞にも言えず、しかも、民主党は人材不足。そのなかから、反主流派の小沢派、鳩山派を敬遠すると、ますます人材不足である。下手をすれば、内閣改造が、菅…
◆藤井裕久元財務相が1月9日午前6時からのTBS番組「時事放談」で、小沢一郎元代表の「政治とカネ」問題で、奇妙な発言をしていた。小沢一郎元代表が1日、私邸で開催した新年会に民主党所属の国会議員120人が出席したことについて、「40%は新人議…
◆仙谷由人官房長官が、慇懃無礼に西岡武夫参院議長に反論して、自らの「更迭」について見苦しい抵抗を続けている。このことを朝日新聞が1月8日付けの朝刊「政治面」(4面)で「仙谷氏、西岡参院議長に反論 月刊誌上の批判、受け入れず」との見出しを付け…
◆良識の府の西岡武夫参院議長が、実に見識ある苦言を菅直人首相と仙谷由人官房長官に向けて発している。東京新聞が1月7付け朝刊で「『国担う資格ない』西岡議長が首相らを批判」との見出しで、以下のように報じているほか、新聞各社が一斉に伝えている。 …
◆読売新聞は1月6日付け朝刊の「社説」で、「菅外交と安保「危機克服へ日米同盟の深化を」という見出しをつけて、菅政権に対していろいろ注文している。だが、この社説を読む限り、「日本国憲法第9条」が、消えてなくなっている感がある。以下、この社説を…
昨年末の大晦日に有料ブログ『板垣英憲ワールド著作集』において『カルロスゴーンの言葉』の連載が終了いたしました。たくさんの方にご購読とアクセスを頂きましたこと、心より感謝申し上げます。 お正月、少しばかり掲載をお休みしておりましたが、新たに連…
◆西日本新聞は4日付けで「民主、11年度の活動方針最終案 『政治とカネ』の改革明記」との見出しで、こう伝えている。 「民主党の2011年度活動方針最終案の全容が4日、判明した。小沢一郎元代表や鳩山由紀夫前首相の資金問題を念頭にした『政治とカネ…
◆菅直人首相は1月1日に年頭所感を述べ、このなかで①「第3の開国」としてTPPへの参加②「最小不幸社会」の実現③「不条理をただす」-という3つの重点目標掲げて政策を推し進めていく決意を表明していた。首相は4日午前9時45分から約40分、首相官…
◆ 読売新聞が1月3日付け朝刊1面トップから2面にかけて「日米同盟重み増す」- 「安保は世界の公共財 ナイ氏」「尖閣問題で日本人覚醒 藪中氏」「『中国台頭し米凋落』は誤り」との見出しをつけて、米ハーバード大学のジョセフ・ナイ教授(元国防次官補=父・ブ…
◆日本は、国際金融資本(ロスチャイルド財閥とロックフェラー財閥など)に狙われて久しい。とくに米国クリントン政権(民主党)時代には、超低金利政策を強制され、おまけに「日本版の金融ビッグバン」を強要されて実行させられた。国際金融資本の狙いは、国…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。