◆朝日新聞が9日30日付の朝刊で、民主党の小沢一郎代表が次期選挙で国民・有権者に訴える「マニフェスト」(財源、期限・工程表付き)をスッパ抜いた。要するに「特ダネ」である。自民・公明与党が「財源の根拠を明示せよ」と民主党の政策を否定し、あくまで…
◆臨時国会が9月29日、天皇陛下をお迎えして開会され、麻生太郎首相が初めて所信表明演説を行った。威勢よく、「強く明るい日本」を強調したものの、政策に具体性はなく、民主党の小沢一郎代表を意識しすぎて、攻撃一本槍の中味のない演説であった。 小泉…
◆小沢一郎は、「心臓疾患」という持病を抱えて、「総理大臣に」という要請を一度は断ってきた。総理大臣という激務により押しつぶされるのを恐れ、万が一の場合、政権担当に支障をきたすと憂慮したからである。 ところが、健康に心配がなかった竹下登元首相…
◆民主党の小沢一郎代表は、アメリカの大財閥・ロックフェラー嫡流であるジョン・デビットソン・ロックフェラー4世(民主党上院議員、ゴールドマンスサックのオーナー)が描く世界戦略の下で、いわゆる「国際貢献」と「日本経済活性化のための戦略」の展開に乗…
◆小泉純一郎元首相が、25日、次期総選挙に出馬せず、引退することを表明した。これは、「小泉構造改革」が事実上終わったこと意味している。この背景には、米国ブッシュ政権を支えてきたロックフェラー財閥の「本家」を名乗ってきたディビッド・ロックフェ…
◆麻生太郎首長が、こんなにゴマすり人間とは思わなかった。 弱小派閥・麻生派(為公会)のたった20人では首相にはなれず、町村派(旧福田派)のドンもしかも文教族のドンにすり寄って出来たゴマすり内閣の馬脚がミエミエである。 ◆新閣僚の前歴を見よ!「文…
◆麻生太郎政権は9月24日召集の臨時国会で成立、政局の焦点は麻生首相がいつ衆議院解散・総選挙を断行するかに絞られた。この「解散」がどう呼ばれるかによって、総選挙の性格が決定づけられる。いよいよ、民主党の小沢一郎代表との間で「天下分け目」の大…
◆自民党23代総裁に麻生太郎幹事長が選出され、「民主党の小沢一郎代表との戦い」を宣言し、「政権を担当できるのは、自民党である」と力説した。小沢代表は、「最後の戦い」をスタートさせており、政局は、文字通り解散・総選挙に突入している。 ◆小沢代表…
◆民主党の小沢一郎代表が、代表選挙で無投票3選された。 いよいよ「政権交代」をめざして、「最後の決戦」に臨む決意を表明した。 ◆小沢一郎は、平成5年6月に自らを含め44人で自民党を離党して15年になる。まさに「15年戦争」を戦い、政治生命を賭けての最…
◆自民党・公明党、すなわち与党の卑しい目論見が、木っ端微塵に砕けそうな情勢である。麻生太郎首相が誕生した直後の「お祝儀欲しさ」に自民党総裁選挙に打って出たものの、全国各地で白け鳥が飛び交っているからである。自民党街宣車に麻生太郎、与謝野馨、…
◆政府、自民党は、インド洋での海上自衛隊による給油を延長継続する法案の国会成立に熱を入れているけれど、本当に継続してよいのか、軍事情勢から見て疑問を感じさせられる。しっかり検証してみる時期になっている。 というのは、給油先のパキスタン政府が…
◆現政権与党の自民党・公明党は、官僚に対するコントロール不能状態に陥っている。今回の「毒入り米(コメ)事件」は、農林水産官僚の暴走を放置していた結果であった。 年金記録漏れ事件は、さらに「消された年金記録6万9000件問題」発覚にまで拡大している…
◆この事件は、もう「毒入り米(コメ)事件 」と呼ぼう。米穀加工販売会社「三笠フーズ」の「事故米横流し事件」が、日本全国に渡る「広域事件」に発展してきている。「米」を「水」にたとえれば、水に猛毒を投入したのと同じような大事件として捉えなくてはな…
◆米証券大手「リーマンブラザーズ」が、破産した。サププライムローンの大損失が、ついに命取りとなった。前身は、「クーン・ロエブ商会」である。日露戦争のとき、日本は、この商会から戦費調達を援助された恩のある会社である。ロスチャイルド系(ユダヤ系…
◆海上自衛隊のイージス艦「あたご」が、大ヒットを放った。四国の足摺岬沖で、約1キロメートル先の海上に国籍不明の原子力潜水艦の潜望鏡が突き出ているのを発見したというのである。明らかに領海侵犯の潜水艦である。 ◆領土は言うに及ばず、領海、領空侵犯…
◆公明党の高木陽介選挙対策委員長が、TBSの番組で「(民主党の小沢代表が東京12区に国替えするという説に)ウェルカムだ。小沢さんは相手の大将だから、(こちらは)保守系と協力がきっちりできる。『刺客』が注目された郵政解散を『インチキだ』と言っ…
◆民主党が、次期総選挙に向けて「第1次公認」を発表し、この名簿のなかに、小沢一郎代表の名前がなく、先送りされた。策士・小沢代表が本領を発揮し始めたのであり、勝負がどうなるか。大概のメディアが、「岩手4区から太田昭宏代表の「東京12区」に選挙…
◆全国各地で「秋祭り」が開催されるなかで、最大の「茶番劇・自民党総裁選」(主催・自民党)が9月10日告示され、予定通り、麻生太郎、与謝野馨、石原伸晃、石破茂、小池百合子の5人が立候補届出した。もう一人、立候補資格はないけれど、次期総選挙に連動して…
◆言論機能の中心をなすので「社説」であるから、独自の主張を述べるのはよいとしても、論説が押しつけがましい。9月9日付朝刊の「社説」は「小沢代表3選」を取上げ、「政権公約して説得力を持たせよ」と述べているけれど、政党のトップリーダーに求める要求…
◆何と言う偶然か、昨日、最新の拙著「民主党 派閥抗争史」(共栄書房刊)の見本本が届けられた。11日に全国書店に配本されるそうである。そして、本日、民主党の小沢一郎代表が代表選挙立候補の届出を行い、他に立候補者がなく、「3選」が決まった。 ◆民主…
◆読売新聞9月7日付の朝刊「政治面」(4面)の「混沌政局インタビュー」コーナーで、野中広務元官房長官が「公明のやり方 非常に残念」と発言している。「公明党も麻生氏がいいと公言している」との質問に対する答えで、野中氏が「麻生太郎幹事長」を嫌っ…
◆横田早紀江さんが、嘆いている姿がテレビ映像から流れてきて、福田康夫首相に対する怒りがさらにこみ上げてきた。この首相が政治家に向いていないことは、父の福田赳夫元首相が見抜いていたけれど、政治家向きと思われた二男・横手征夫が早世したため、お鉢…
◆自民党総裁選挙は、麻生太郎引き立ての「茶番」から次期総選挙のための「事前運動」の「売名選挙」の様相を見せてきた。何しろ、公職選挙とは違い「供託金」がいらないので、「猫も杓子」もの「イモ洗い選挙」となりそうである。 ◆麻生太郎、与謝野薫、小池…
◆日本政界のドタバタ劇は、国民を暗澹たる気持ちにさせている。すべては、福田康夫首相の無責任に由来する。姓名は、「福」と「康」と誠に目出度い文字が使われているのに、福田首相自身が「自分のことは、客観的に見ることができる」と負け惜しみしているよ…
◆やっぱりこの人には、総理大臣は無理だったのか、と思い知らされた。福田康夫首相が、突然、政権をポイ捨てしたからである。2007年10:月、光文社から拙著「老害政治―『希望も安心もない国』にするシステム」(ペーパーバックス)を発刊してもらったけ…
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