◆だんだんと腹が立ってきたことがある。テレビ朝日が4月26日午前1時20分から放映した「朝まで生テレビ」である。テーマは「激論“新しい貧困”と日本」であった。何に腹が立ったのかと言えば、出席していた自民党政治家が、「新しい貧困」に鈍感であると…
◆読売新聞が4月18日付け朝刊の政治面(4面)で、自民党国家戦略本部の「政治体制改革プロジェクトチーム」がまとめた政治制度の抜本改革案を報じている。 抜本改革案は、国民投票法の規定により2010年から憲法改正の発議が可能となることを視野に入…
「そんなの関係ねえ」 イラク派遣に関する高裁違憲判断で空幕長 ◆航空自衛隊トップの田母神俊雄航空幕僚長が、4月18日の定例記者会見したなかで、名古屋高裁が「航空自衛隊のイラク空輸活動は違憲」と判決した影響について、「そんなの関係ねえ」と発言し…
◆埼玉県立浦和図書館で、毎日新聞の古い年代の縮刷版を借りて頁をめくっているうちに、昭和56年(1981)から昭和57年(1982)の記事にたどりつき、政治部から厚生省記者クラブに配置されていた時代に私が書いた記事を見つけて、感慨深かった。 ◆一…
◆歴史上、革命的な大変化という結果には、近因があると同時に必ず、「遠因」というものがある。たとえば、江戸幕府倒壊と明治維新(1868年)は、「大塩平八郎の乱」(1837年=天保8年)が「遠因」になっていると指摘されている。遠因から結果までの…
◆さいたま市内のある「高年学級」(4月10日)に招かれて、「人生百年時代のハッピーな生き方」という演題で、約2時間スピーチしてきた。「高年」というのは、「概ね65歳以上の方」で、参加者は約60人。その90%が女性であった。「高齢者」とせず、…
◆所詮、中国は、北京政府自体が認め自慢しているように「発展途上国」である。だから、北京オリンピックの開催都市に名乗りを上げたことそのものが、おこがましい、要するに間違いだったのである。 サンフランシスコでの聖火リレーのザマは一体、何だったの…
福田康夫首相と民主党の小沢一郎代表との「党首討論」が4月9日午後3時から1時間、参議院第一委員会室で行われた。この日、党首討論に先駆けて、政府が提出した日本銀行総裁人事案(白川方明総裁、渡辺博史副総裁)について衆参両院で採決された。この結…
◆読売新聞が4月9日付け朝刊一面に、「中国産『松阪牛』『美濃焼』・・・勝手に商標申請」という記事を掲載している。リード部分を引用しておこう。 「【北京=佐伯聡士】特許庁が地域名を冠した特産品などに商標権を与える『地域団体商標』(地域ブランド…
◆こいつら、本当にバカだと思う。こいつらとは、政府の地方分権改革推進委員会(委員長・丹羽宇一郎伊藤忠商事会長)の委員の面々である。もちろん、福田康夫首相や増田寛也総務相らもバカである。これらのバカに一切協力しようとしない閣僚もバカの謗りは免…
◆参議院予算委員会が4月7日開かれ、「社会保障などに関する集中審議」が行われた。このなかで、福田政権の命運、ひいては自民・公明連立与党の崩壊から「政権交代」を暗示するような質疑が展開された。それは、15日から75歳以上高齢者の「年金」から「…
◆今年の桜は、早く咲いて、長持ちして、ゆっくりと散っていきそうである。4月1日夜、JR市ヶ谷駅からお堀端の桜並木を歩き、そのまま靖国神社の境内に入る。満開の桜の木々の下では、花見の宴が終わりつつあった。俄か作りの簡易「飲み屋」さんも店じまい…
◆ドキュメンタリー映画「ビリン・闘いの村―パレスチナの非暴力抵抗」(監督・撮影・編集:佐藤レオ、製作・配給:HAMSAFilms)の試写会(4月3日)に招待され、東京都渋谷区宇田川町37―18 トツネビル2階「アップリンクX」に鑑賞に行ってき…
◆アメリカ映画「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」(CHARLIE WILSON'S WAR)の試写会(4月1日)に招待され、東京都千代田区一番町18川喜多ビル一階にある東宝東和の試写会室で鑑賞させていただきました。 「チャーリー・ウィルソン」というのは、アメ…
◆「政権交代」すれば、「新しい日本」が到来する。ガソリン税の暫定税率失効という事態から、国民の多くがそう実感したのではないか。福田康夫首相は、「3分の2条項」を使って4月末に「復活」を図るつもりのようだが、民主党の小沢一郎代表が仕掛けた「ネ…
◆「福田首相は財務官僚の使い走りなのか」とリーダーシップ能力が疑われている。日銀総裁人事をめぐり、「東大法学部卒の財務事務次官(大蔵事務次官)経験者」にあまりにも固執し続けて、参議院本会議で2人「不同意」の採決を招いてしまったからだ。 日銀…
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