■最近、食欲が湧かないものは、「牛肉」などの肉類である。ミートホープの田中稔社長が、「馬肉に牛脂を注入して牛カルビとして売った」とバラしたからである。農林水産省が、全国の食肉加工業者が製造販売している製品に対して、「DNA検査」をするという…
社会保険庁が、村瀬長官をはじめ全職員が、夏のボーナスを延納することを決めたという。しかし、長官が全額返納なのに対して、管理職や一般職員は、全額でないうえに、返納するか否かは、自主性に任せているというのは、何ともおかしい。ボーナスが給与の一…
「現代・悪徳商人列伝」という本のタイトルが、脳裏をかすめた。記者会見でヘラヘラ説明をしていた「ミートホープ」の田中稔社長の見事なまでの「偽装」には、開いた口がしまらないほど感心させられた。それも、かねてから不安に思っていたことが、本当だっ…
自民党内では、参議院議員選挙の結果を「大敗北」と見越しと、早くも、「ポスト安倍」を窺う動きが活発化している。各派閥は、昨年九月の自民党総裁選挙の際、「安倍政権は、十か月の短命政権に終わらせる」と称して、安倍晋三候補を支持してきた経緯があっ…
共栄書房(東京都千代田区西神田)から7月5日発刊予定の拙著のタイトルが「『政権交代』-小沢一郎 最後の戦い」に決まった。キャッチレーズは「激烈な権力闘争を戦ってきた小沢一郎の軌跡と素顔」「憲法改正は急ぐ必要はない―めざすは、年金保障・格差解消…
◆「獅子身中の虫」(組織のなかから災いを起こす者)とは、このことである。公安調査庁長官を務めた弁護士が、重大な調査対象である朝鮮総連との不適切な関係、もっと言えば、癒着関係を疑われる事件が発覚した。この弁護士は、元検事である。公安調査庁が、…
◆小泉前首相の政務秘書官を務めた飯島勲氏の発言が、自民党を揺るがしている。6月12日、都内で講演し、参議院議員選挙の結果予想について「(与党が)過半数を10~13議席割れて、大変な事態に陥る」とか、「年金問題で歴代厚生大臣の責任を問われても…
文書の信用性、防衛相が示唆 情報保全隊問題(朝日新聞) - goo ニュース 近年、これほど驚いて、呆れたことはない。陸上自衛隊情報保全隊が情報収集した内部資料が共産党の手にわたり、これがバラされたことではない。報告書の中身が、いかにもお粗末だからで…
◆グッドウィル・グループ(GWG)の折口雅博会長は、子会社「コムソン」が介護報酬不正請求事件(実質的な詐欺事件)を起こしたことが明白になった以上、潔く、介護事業から撤退すべきである。この事件では、株式会社に介護事業を委ねた厚生労働省の責任は…
◆自民党内が錯乱状態に陥っている。もちろん宙に浮いた「年金保険料納付記録問題」でだ。良識派の舛添要一参議院議員(参議院自民党政審会長)もたまりかねて、「首相が年金記録漏れ問題で菅直人民主党代表代行の責任に言及したが、これはまずい対応だった。…
◆読売新聞が6月7日付けの朝刊一面トップで、「年金第2の記録漏れ」というスクープ記事を掲載している。該当者不明の年金保険料納付記録がこれまで「5000万人分」にも上っているといわれてきたのに、このほかに「1430万人分」もあるとは、開いた口…
板垣英憲は6月下旬、「孫の二乗の法則―ソフトバンク孫正義の成功哲学」(株式会社サンガ刊)と題する新刊を上梓する。 本書は、まずソフトバンクの孫正義社長が、「事業五十年計画」と「孫の二乗の法則」をいかにして生み出し、いかに実践に使いこなし、実…
◆民主党の参院選向けのテレビCM「生活が、第一」編を発表した。6月8日から全国で放送し、「生活苦」の広がりを訴えるという。 だが、このCMをインターネットでみると、どうも映像が「きれいすぎる」という印象を受けた。それは、バックミュージックの…
◆安倍政権が末期症状を示している。麻生太郎外相が、「自由と繁栄の弧」と題する幻冬社から新著を上梓し、安倍首相の著書「美しい国」の向こうを張って「花も実もある日本」へと政権意欲を鮮明にしている。安倍首相のビジョンに対抗すること自体、これはどう…
◆青森県・深浦町の深浦港で不審船が6月2日朝、発見され。男女4人が乗って日本海を渡ってきたという。北朝鮮からのいわゆる「脱北者」らしい。船での渡来は、初めてである。いいまにも沈没しそうな、情けない粗末な船で渡ってきたこと自体、さぞかし、命が…
◆安倍首相は、何を焦っているのか。「年金時効撤廃特例法案」の強行採決などの強引な政局運営に目を奪われていると、「本音」を見逃してしまう。今通常国会の会期末は、「6月23日」で残りが少ない。 ◆民主党の反対や抵抗に付き合っていると、本命の法案が…
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