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まだまだ「かき氷の夏」は終わらない!いぐべ編集長です。リアルな噂話を聞きつけ、はるばる鮭川村までやって参りましたw
山形県鮭川村の「野崎氷菓店」に訪問です。妻が会社の同僚から評判を聞いた「かき氷」を食べに、山形県北部の鮭川村まで遠征です。(鮭川村と言ったら「マッコイ斉藤」の故郷...)
まぁ遠征と言っても、山形市から車で1時間30分ほどなので、そんな遠くはないですが、妻が聞いた噂の「野崎氷菓店」のかき氷は、とにかく『しっとり』していることで、通な人たちには有名だそうです。
なかなか訪れることのない町にあるため、ネット情報はかなり少なめ。かき氷好きは必見です!

山と川に囲まれた秘境感漂う「鮭川村」の中心部、鮭川村役場の近くに「野崎氷菓店」があります。中心部と言っても人口約4400人の山岳の村、人と出くわすことがほとんどないような静かな村ですが、「野崎氷菓店」には、噂を嗅ぎつけてか、途切れることがなく客がやってきます。

薄暗い店内は、昔の駄菓子屋さんを思い出す、懐かしい雰囲気。昭和をイメージするようなテーブル席が3卓あり、のどかなものばかり飾られ...置かれています。私が生まれた30数年前の雰囲気のような店内...実にのどかで懐かしい。

壁にがびょうで刺された手書きのメニュー表は、いかにも野崎氷菓店の雰囲気を物語る「ほっこり」するメニュー表です。
今年は何軒かかき氷の食べ歩きをしていますが、他の店より200円ほど安い価格です。今の時代300円で食べられるかき氷は珍しい...お祭りの屋台でも400円からです。たぶん昔からこの価格で売っているのでしょうね。
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ももみるく 400円
8月中旬ということで桃が美味しい季節、桃と練乳のかき氷を注文しました。
ガラスの器に見ため美しく盛りつけられています。練乳がたっぷりと塊のように表面を覆い、カラーシュガーがアクセントとなり、かき氷全体が良く映えて見えますね。
ボリュームは少な目ですが、むしろこの方が正統なかき氷のような気がします。見てるだけで涼しい。

もうね、食べると普通のかき氷と違うことがよくわかります。全くと言っていいほど、氷のザラザラ感がないのです。何とも不思議、しっとりとまとまった食感。すぐに口の中で溶けてしまう...美味しい..。
明らかな他店との違いは、極めの細かな氷にあります。画像では分かりづらいですが、肉眼で見ても氷の粒々がハッキリ確認できないほどの氷の削り。「絶妙に溶けている」と言ってもいいかも。シャーベットではなく、ちゃんと「氷の食感」です。初めての体験。
シロップの桃や、たっぷりの練乳は甘すぎず、自然な味わいです。これだけシロップと練乳をかけられ、最後まで爽やかな“かき氷”は食べたことがないです。


いちごみるく 350円
ももみるく同様、たっぷりのイチゴシロップと練乳がかけられ、極めの細かな氷は絶妙にしっとり...美味しい。イチゴシロップは汎用のシロップだと思いますが、ここ野崎氷菓店で食べると一段と爽やかな味わいです。なぜでしょうか?
ご馳走さまでした。今まで食べてきたかき氷で一番美味しかった!見た目のインパクトは少ないかも知れませんし、氷は新雪のようなフカフカでもありません。むしろ、そちらとは真逆なかき氷ですが、純水にかき氷の美味しさだったら一番です。
秘境感漂う「鮭川村」なので、なかなか足を運ぶことは難しいかと思いますが、ぜひおすすめしたいかき氷です。本当は「絶品」とか「幻のかき氷」とかタイトルに付けたいのですが、安易に使うと薄っぺらく聞こえるで、控え目に「美味しい!」と付けさせていただきました。
鮭川村「野崎氷菓店」の噂のかき氷は絶妙にしっとり... 絶品!幻のかき氷でした~。

書いている人:いぐべ (id:igube)
山形ご当地ブロガー&山形観光大使(自称)&玉こんテロリスト。主に食べ歩きをメインにブログ書いてます。たまに山形とは関係無いのも書いちゃうかも。ちなみに30代前半のファミリー持ち、可愛い娘が一人。
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