ファイルを一定の大きさごとに分割するコマンド。
foo.tar.gz
という巨大なバイナリファイルがあるとするとそれをオプションで指定する一定のサイズごとに分割して、foo.tar.gz-aa
,foo.tar.gz-ab
,foo.tar.gz-ac
,,, というような名前のファイルを生成する。もとの巨大なファイルはそのまま残る。
1GBごとに分割する例
$ split -b 1073741824 -d --verbose foo.tar.gz foo.tar.gz-
この例では-d
を付けているので、foo.tar.gz
というファイルをfoo.tar.gz-00
,foo.tar.gz-01
,foo.tar.gz-02
というような名前のファイルに分割する。
Coreutilsというパッケージに入っているので、CentOSにもUbuntuにも始めから入っている。
-b
数字-d
--help
--verbose
--version
--
というパラメータを渡すとそれ以降のパラメータをオプションではなくファイル名とみなしてくれるので、-
で始まるファイル名を扱いたい場合に使うとよい。