make install
などでソースから直接インストールしたパッケージを管理するためのツール。
yum
やapt-get
などのパッケージ管理ツールに存在せず、ソースからコンパイルしてインストールしたパッケージは、アンインストールができなかったり、そもそもインストールされたファイルがなんなのかわからなくなったりするが、このツールを使うと、そういうパッケージを管理できるようになる。
2014年ごろpacoはメンテナンスされなくなって、porgというプロジェクトが後継になっているらしい。
porg
http://porg.sourceforge.net/
wget http://downloads.sourceforge.net/project/paco/paco/2.0.7/paco-2.0.7.tar.bz2tar xvf paco-2.0.7.tar.bz2cd paco-2.0.7./configure --disable-gpacomakesudo make installsudo PATH=$PATH make logme
最後のコマンドはpaco
を使って早速paco
自身を管理するためのもの。
sudoのバージョン1.6.9以降では環境変数PATHの仕様が変わったためにmake logme
を実行するときにpacoコマンドが見つからない、というエラーが出てしまう。pacoのMakefileがおかしい気がする。