Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


服ログ

ドメ好き・地方都市在住の服好きが、つぶやいたり情報発信したりするブログです。

続、今期のアウター事情

〈前回のあらすじ〉

 

 11月下旬までアウターを購入できずにいたfukusuke。理想のアウターに出会うことができない葛藤、早くしないと売れて行ってしまうという焦り、もう今季アウターはいいかな、という諦め。

 様々な思考、感情が交錯する中、彼は3連休に勝負をかける。

 

 果たしてfukusukeは、理想のアウターに巡り合うことはできるのか!?

 

 

 みなさんどうも。いきなりの暑苦しい回想で申し訳ありません。しかし、それだけの熱量を持って挑んだのは事実。

 来る、3連休最終日である11月24日(月)のこと。事前にある程度のリサーチを済ませていた私は、予定時間よりも若干出発が遅れはしたものの、勝負のときを終えてきました。出発が遅れた理由は、着て行く服がなかなか決まらなかったからです。

 我ながらなんとも面倒くさい、そして鼻につく理由ですが、仕方ない面もあります。朝から出かけて、日中は歩き回り、夜まで外にいる。寒暖差の大きい今の時期は、どの時間帯も快適に過ごす服装となると、これがなかなかに難しいのです。

 そこに、ある程度満足できるコーディネートを、となると更に難しい。しかし、悩んだ甲斐あってどの時間帯も暑すぎず寒すぎず、ある程度快適に過ごすことができました。

 服に関してはストイックなことで知られる私ですが、この日の私もなかなかにストイック。食事と飲み物はコンビニで補給しながら食いつなぎ、ありったけの時間を服を見ることに注ぎ込む。

 37歳の男性が一人、服を求めてさまようその姿は、ハタから見ればあまり見られたものではないかもしれません笑。しかし、それを許容してくれるのが都会のいいところなのです。

 さて、能書きはいいから、結果はどうだったんだという話ですね。結論から申し上げますと...

 

 無事、理想のアウターに巡り合うことができました!

 

Graphpaper

Light Melton Oversized Coat

 

 

 最近何かとお世話になっているGraphpaperから、ブラックのショールカラーコートをチョイス。実は、リサーチの段階で気になっていたのです。

 「正統派でクリーンなコートが欲しい」と言っていた割には、アイテム名にしっかり「Oversized」と入っており、「なんだ結局オーバーサイズかよ」とご指摘を受けてしまいそうです。

 しかし、冬はアウターの下に着こむことが多く、自然とボリューミーになりますので、オーバーサイズのコートを着ても「オーバーサイズ着てんなぁ」とはなりにくい。そして、このコートはただのオーバーサイズでガバっと羽織れるコートではないのです。

 ウールのメルトンと聞くと、羽織ったときにいかにも肩にズッシリときそうな印象がありますが、このコート、見た目の割に軽い着心地なんです。アイテム名に「light meltonとありますが、見た目、質感ともにlightさは微塵も感じさせず、むしろたっぷりとした重厚感を纏っています。

 そして、ただのオーバーサイズシルエットに見えないように袖の角度にもこだわりがあります。腕を降ろした姿勢では、袖が横に膨らまないように後ろに収納されるよう設計されています。これが縦に長い理想的なシルエットを演出するポイントになっています。さすがグラフ、といった作り込み。

 ちなみに袖の話は、いかにも自分で得た情報のように語っていますが、ショップスタッフさんの完全ウケウリです笑。しかし、こういった話が聞けるのも、オンラインではなくセレクトショップで服を見ることの醍醐味のひとつですよね。買った後、より愛着の湧くアイテムになるというものです。

 

  

 

  

 

 生地が縦に落ちることでオーバーサイズになりすぎておらず、たっぷりとしたコートの風格がありながらも、意外にもスッキリとした佇まいを実現しています。先程お話しした、袖が横に膨らまない設計がかなり効いていますね。私が購入前のリサーチの段階でコートに求めていた「クリーンさ」も、存分に感じることができます。

 コートのサイズは「0」、一番小さいサイズです。数年前までは、グラフは気になりながらもワンサイズ展開のアイテムが多く、オーバーサイズ環境とはいえ私の体型にはあまりにも大きかった。しかし、ここ1~2年くらいでサイズダウン展開がかなり増えており、これは一気に推しのブランドになってしまうかもしれません。

 

 それにしても、試着って思いのほか奥が深いと思っています。そのときの服装次第で、試着するアイテムの見え方が結構変わるんですね。

 今回の旅では、幅広い気温帯に対応するため、トップスはインナー半袖T+ロンT+スポーツジャケットという服装で臨みました。コートを羽織るためにジャケットを脱ぎ、ロンTの状態でコートを試着すると思いのほかしっくりこず、実はちょっとパスしようかなぁ、と考えていたところ。ショップにあったフーディーを着た状態で再びコートを羽織ると、とたんに風格が上がりました。

 私は167㎝、52㎏という線の細い体格なので、ロンTの上からコートを羽織っても厚みが出ず、本来持つシルエットの良さが発揮できなかったのです。中に1枚フーディやスウェットがあるかないかで、コートのシルエットがかなり変わってきます。可能なら、実際に着るのと近い状態で試着するのがベストですね。

 

 さて、12月に差し掛かるということもあり、公式オンラインではブラックは既に完売しております。ただ、グリーン、グレージュについては、サイズにより現時点ではまだ在庫があるようです。いずれも良い色ではありますが、このオーバーサイズシルエットであれば、個人的にはすっきり見えるブラック一択でしょうか。

 今年コートを購入したことで、早くも自動的に来季狙うべきアウターが決まりました。来季には、パデットのジャケットを狙いたいですね。

 ...とはいっても、来季は来季でまた気分が変わっている可能性もあります。今回でアウターの層が更に厚くなりましたので、パスも視野に入るかもしれません。最も、物欲に負けずにパスができればの話ですが笑。

 年末はボーナスが入ったり、休暇があったり、セールがあったりと、誘惑が多いです。くれぐれも、納得のいかない買い物をすることがないよう、お互いに気を付けましょう。

 

 ...決して、フラグではないですよ?

 

 それではまた✋

検索

引用をストックしました

引用するにはまずログインしてください

引用をストックできませんでした。再度お試しください

限定公開記事のため引用できません。

読者です読者をやめる読者になる読者になる

[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp