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さい

【実父】小槻伊治
【略伝】
 大内義隆の側室。
 父伊治は朝廷に仕えて文書作成等を所掌していたが、義隆の招きを受けて山口へ下向。その後、義隆の目に留まってその寵愛を受け、後に広橋兼秀の養女となってその側室となる。
 1551(天文20)年の陶隆房の謀叛により義隆が自害し、子の亀童丸が処刑された後は、出家して尼になったという。
【配役】
初瀬かおる(24)……毛利元就(1997・NHK)

さいいんの・ちゅうじょう/実名は未詳

【生没】
【生地】
【家系】皇室(光孝源氏)
【実父】源為理
【実母】播磨(大江雅致女)?
【略伝】
 和泉式部の姪に当たるという。
 父為理とともに選子内親王(村上天皇皇女)に仕える。紫式部の弟藤原惟規と恋仲にあったとされ、『十訓抄』などにその様子が描かれている。
【配役】
小坂菜緒(22)……光る君へ(2024・NHK)

さいか・まごいち

【生没】
【生地】
【実父】鈴木佐大夫
【実母】
【別称】鈴木孫一、鈴木孫市、雑賀孫一
【略伝】
 孫市の名は雑賀衆頭領となった者が代々継いでおり、複数の人物が名乗っている。
 雑賀衆は鉄砲技術をもって各地の武士に雇われており、時には敵味方に分かれて戦うこともあった。孫市を名乗った者には『畠山記』に登場する孫市重意、本願寺の家老を務めた孫市重秀、石田三成の家臣孫市重朝、ほかに長重や重行などがあり、史料によっては同一人物視されているものがあるが実情は不明で、何世代かの伝記が混同されているらしい。
 「重秀」は、1570(元亀元)年から1580(天正8)年にかけての石山合戦で、根来、雑賀衆を率いて織田信長を苦しめた。信長と本願寺との和睦後は本願寺と信長との取次役を務め、後に豊臣秀吉に仕えたという。「国盗り物語」に登場するのはこの孫市であると思われる。
 「重朝」は、1600(慶長5)年の関ヶ原の戦いで三成に従い、伏見城攻めで鳥居元忠の首級を挙げた。そのため、戦後、徳川家康の不興を買い、伊達政宗に匿われて伊達家で銃の技術を伝えていたが、家康の知るところになって伊達家を退去し、常陸石塚に隠棲。後に、家康の子頼房が水戸藩主となった際、家康から許されて3000石を与えられて水戸徳川家に仕え、元和年間(1615~1623)に死去したという。「葵 徳川三代」に登場するのはこの孫市であると考えられる。
【配役】
石黒達也(52)……続忍びの者(1963・大映)
1中村錦之助(37)……尻啖え孫市(1969・大映)
林 隆三(30)……国盗り物語(1973・NHK)
鳥木元博(42)……葵 徳川三代(2000・NHK)

さいぎょう

【生没】1118(元永元)-1190(建久元)
【生地】紀伊国
【実父】佐藤康清
【実母】源清経女
【略伝】
 父康清と同じく北面の武士として鳥羽院に仕えていたが、1140(保延6)年に出家する(出家の原因については諸説ある)。
 その後、高野山に拠点を置きつつ各地を歩き、藤原俊成らとの交流を重ねて多くの和歌を詠じ、没後に編まれた『新古今和歌集』には最も多い94首が入るなど、多くの和歌を遺した。
【配役】
日下武史(35)……女人平家(1971・ABC)
蜷川幸雄(37)……新・平家物語(1972・NHK)
柳生 博(56)……炎立つ(1993・NHK)
藤木直人(40)……平清盛(2012・NHK)

さいぎょう・のつま

【生没】
【出身】
【実父】
【実母】
【略伝】西行の妻。
【配役】
吉田 羊(38)……平清盛(2012・NHK) 役名は春子

さいぎょう・のむすめ

【生没】
【出身】
【実父】西行
【実母】西行妻
【略伝】
 西行の女。
 詳細は不明だが、鴨長明『発心集』などでその存在が語られている。
【配役】
平澤宏々路(5)……平清盛(2012・NHK) 役名は花子

さいぐさ・もりとも

【生没】1537(天文6)-1575(天正3)
【生地】
【実父】三枝虎吉
【実母】
【別称】三枝昌貞
【略伝】
 武田家の家臣。
 武田信玄に仕えて各地を転戦し、信玄の死後はその後継勝頼に仕えたが、1575(天正3)年の織田・徳川勢との長篠の戦いの際、守備していた鳶ノ巣山麓で徳川勢の急襲を受け、討死した。
【配役】
渡 洋史(28)……武田信玄(1991・TBS)

さいこう

【生没】?-1177(治承元)
【生地】阿波国
【実父】麻殖為光
【実母】信西乳母?
【別称】藤原師光
【略伝】
 阿波の宮司の家に生まれるが、後に藤原家成の養子となり、信西の乳母の子であるという縁で信西に仕えるようになったという。
 1159(平治元)年の平治の乱で信西が横死した後は出家し、後白河院の側近くに仕える。後に院が強大な権力を有するに至った平清盛と次第に不和となると、院による平氏打倒の陰謀に加担。1177(治承元)年6月、洛東鹿ヶ谷での平氏打倒の謀議が露見し、藤原成親らとともに平氏方に捕縛され、斬首された。
【配役】
内田 稔(45)……新・平家物語(1972・NHK)
河村弘二(66)……草燃える(1979・NHK)
中平良夫(44)……炎立つ(1993・NHK)
向雲太郎(38)……義経(2005・NHK)
加藤虎ノ介(38)……平清盛(2012・NHK)

さいし

【生没】1241(仁治2)-?
【家系】近衛氏
【実父】近衛兼経
【略伝】
 宗尊親王の正室。
 1260(文応元)年、執権北条時頼の養女として鎌倉へ下向し、将軍宗尊親王に嫁ぐが、1266(文永3)年に僧良基との密通事件が発覚。将軍職を追われた宗尊親王とともに京都へ戻った。
【配役】
川原亜矢子(30)……北条時宗(2001・NHK)

ざいし

【生没】1171(承安元)-1257(正嘉元)
【生地】
【実父】能円
【実母】範子
【略伝】
 後鳥羽天皇の妃。
 父能円が1183(寿永2)年の平氏一門の都落ちに同道し、母範子が土御門通親に再嫁すると、通親の養女となる。後に範子が乳母を務めた後鳥羽帝の妃となり、1195(建久6)年には為仁親王(土御門天皇)を出産。1198(建久9)年に親王が即位すると、准三后に列せられる。
 1202(建仁2)年に院号宣下を受け、以後、承明門院を称し、1210(承元4)年の土御門帝の退位後に出家。1221(承久3)年の承久の乱の後に土御門院が自ら望んで土佐に流されると、その子邦仁親王(後嵯峨天皇)の養育に当たった。
【配役】
水島彩子(25)……草燃える(1979・NHK)

さいしょういん

【生没】1522(大永2)-1594(文禄3)
【実父】岩城重隆
【略伝】
 伊達晴宗の正室。
 はじめ白河家に輿入れする予定であったが、伊達晴宗により略奪されてその正室となったという。
 1577(天正5)年の晴宗没後は、落飾して栽松院を称した。
【配役】
谷口 香(53)……独眼竜政宗(1987・NHK)

さいじゅう

【生没】
【生地】
【実父】
【実母】
【別称】源季正、源季政
【略伝】もとは武士で源氏方に属していたが、1159(平治元)年の平治の乱により源氏が没落すると山城醍醐寺で出家し、僧侶となった。
【配役】
岩崎信忠(31)……新・平家物語(1972・NHK) 役名は源五兵衛季正

さいしょう・しょうたい

【生没】1548(天文17)-1607(慶長12)
【生地】山城国
【実父】
【実母】
【略伝】
 幼時に出家し、1584(天正12)年に京都相国寺に入ってその復興に努め、相国寺中興の祖と称される。
 1596(慶長元)年、豊臣秀吉の朝鮮出兵により交戦状態となった明国より講和使節が来日した際には、その冊封を読み上げる役目を果たす。1598(慶長3)年の秀吉没後は徳川家康に従い、日朝和議の締結や外国通行の朱印船制度の設置に関与。晩年は相国寺内に隠棲した。
【配役】
里居正美(48)……徳川家康(1983・NHK)
渥美国泰(52)……真田太平記(1985・NHK)
今井耐介(57)……葵 徳川三代(2000・NHK)
江藤漢斉(72)……軍師官兵衛(2014・NHK)
清田正浩(51)……真田丸(2016・NHK)
でんでん(73)……どうする家康(2023・NHK)

さいじょう・よしただ

【生没】?-1548(天文17)
【略伝】
 村上家の家臣。
 村上義清に仕え、1548(天文17)年2月、武田勢との上田原の戦いで討死した。
【配役】
斉川一夫(59)……武田信玄(1988・NHK)

さいだにや・はちろべえ

【生没】
【生地】
【実父】
【実母】
【略伝】
 坂本龍馬の本家筋に当たる商家の主人。
 主人は代々八郎兵衛などを称し、呉服販売や米の買い付け、金銭の貸付けなど手広く商いを行ったほか、酒造業なども営んだ。
 なお、龍馬はこの本家に因んでしばしば才谷梅太郎の変名を用いている。
【配役】
下元 勉(51)……竜馬がゆく(1968・NHK)

さか

【生没】1835(天保6)-?
【生地】
【実父】仙波氏
【実母】
【略伝】
 江戸城大奥の女中。
 仙波市左衛門の妹。江戸薩摩藩邸に出仕し、1856(安政3)年、江戸城大奥に入った篤姫(天璋院)に従ってその御中臈となる。
 1868(明治元)年の江戸城開城後も引き続き天璋院に仕え、その女中頭を務めた。
【配役】
赤坂美穂(27)……篤姫(2008・NHK)

さかがみ・やすたろう

【生没】?-1984(昭和59)
【生地】大阪府
【実父】
【実母】
【略伝】
 早稲田大在学中の1932(昭和7)年のロサンゼルス五輪に水球選手として出場し、4位に入賞する。1936(昭和11)年のベルリン五輪でも代表に選出されたが、予選敗退に終わった。
 1950(昭和25)年に大阪高槻市長となるが、1958(昭和33)年には衆議院議員に転じ、1976(昭和51)年までこれを務めた。
【配役】
藤田秀世(55)……いだてん 東京オリムピック噺(2019・NHK)

さかき・いそはち

【略伝】
 柿崎景家の家臣。
 1561(永禄4)年の武田勢との第四次川中島合戦に出陣して山本勘助を討ち取り、その首級を挙げたという。
【配役】
渡辺慎一郎(33)……風林火山(2007・NHK)

さかき・おのさぶろう

【生没】1840(天保11)-1861(文久元)
【生地】常陸国
【実父】榊忠兵衛
【実母】
【略伝】
 水戸藩の矢師の子に生まれる。
 尊王攘夷思想に傾斜し、1861(文久元)年5月、同志とともに、江戸東禅寺のイギリス公使館を襲撃するが、負傷して捕縛される。その後、投獄され、同年12月に処刑された。
【配役】
豊田紀雄……天皇の世紀(1971・ABC)

さかぐち・ゆうえもん

【生没】
【生地】
【実父】
【実母】
【略伝】
 薩摩藩士。
 薩摩藩(島津家)に仕える。1860(万延元)年の桜田門外の変後、これに加わった有村雄助を伊勢四日市で捕縛し、その薩摩への護送を担当した。
【配役】
戸井田稔(38)……翔ぶが如く(1990・NHK)
沢井小次郎(43)……桜田門外ノ変(2010・東映)

さかのうえの・たむらまろ

【生没】758(天平宝字2)-811(弘仁2)
【生地】
【実父】坂上苅田麻呂
【実母】畝火浄永女
【略伝】
 軍才に恵まれて桓武天皇に重用される。
 791(延暦10)年に征夷大将軍大伴弟麻呂とともに蝦夷討伐のために陸奥へ出陣して大いに戦功を挙げ、797(延暦16)年には征夷大将軍に任ぜられ、802(延暦21)年、陸奥に胆沢城を築城してこれを蝦夷討伐の最前線とし、同年には蝦夷の首領阿弖流為らを捕縛する活躍をみせる。
 その後、中納言や大納言などに任ぜられ、810(弘仁元)年のいわゆる薬子の変(平城太上天皇の変)に際しては、上皇方の鎮圧に奔走して活躍した。
【配役】
古石孝明……紅顔の密使(1959・東映)
田中 浩(50)……空海(1984・東映)
佐藤 慶(65)……炎立つ(1993・NHK)
高嶋政宏(48)……火怨・北の英雄 アテルイ伝(2013・NHK)

さかべ・さんじゅうろう

【生没】1611(慶長16)-1691(元禄4)
【生地】
【実父】渥美正勝
【実母】坂部広勝女
【別称】坂部広利
【略伝】
 江戸幕府の旗本。
 母方の祖父坂部広勝の養子となる。幕府に出仕して5000石を領し、御先鉄砲頭、百人組頭などを務め、1679(延宝7)年に隠居した。
 なお、若年のころは、水野十郎左衛門らと旗本奴の集団を組織し、市中で乱暴狼藉を繰り返した。
【配役】
桂 武男(21)……大久保彦左衛門(1927・日活)
今成平九郎(26)……黄金騎士(1933・映画)
石井寛治……天下の伊賀越(1934・太秦)
静山繁男……番町皿屋敷(1937・松竹)
片桐恒男(43)……隠密姫(1939・新興)
坂東調右衛門(44)……幡随院長兵衛(1940・東宝)
都健太郎……伊賀の水月(1942・大映)
羅門光三郎(53)……番町皿屋敷 お菊と播磨(1954・大映)
光岡龍三郎①(53)……千姫(1954・大映)
毛利二郎……荒木又右衛門(1955・松竹)
光岡龍三郎②(56)……大江戸人気男(1957・映画)
羅門光三郎(57)……伊賀の水月(1958・大映)
田崎 潤(45)……命を賭ける男(1958・大映)
天王寺虎之助(41)……花の幡随院(1959・映画)
安井昌二(28)……江戸っ子繁昌記(1956・映画)
楠本健二(32)……赤い影法師(1961・東映) 役名は坂田三十郎
菅貫太郎(28)……天下の御意見番(1962・東映)
浜田雄史(32)……手討(1963・大映)
川浪公次郎(35)→香月涼二…… 柳生十兵衛(1970・CX)
外山高士(41)……江戸巷談・花の日本橋(1971・KTV)
穂積隆信(43)……幡随院長兵衛お待ちなせえ(1974・MBS)
菅貫太郎(41)……徳川三国志(1975・NET)
深江章喜(51)……日本巌窟王(1979・NHK)
誠 直也(39)……天下の御意見番罷り通る 彦左衛門外記(1987・ANB) 役名は坂部
堀田真三(42)……風雲江戸城 怒涛の将軍徳川家光(1987・TX)
内田直哉(37)……荒木又右衛門 決戦・鍵屋の辻(1990・NHK)
川下敦史……姫将軍大あばれ(1995・TX) 役名は坂部金時
川西聡雄(38)……天下騒乱 徳川三代の陰謀(2006・TX)

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