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かのう・しげさぶろう

【生没】
【生地】
【実父】
【実母】
【略伝】
 京都町奉行所の与力。
 長野主膳とともに京都での尊王攘夷派の取り締まりに当たる一方、朝廷・幕府間の裏工作にも関与し、京都所司代酒井忠義和宮の将軍徳川家茂への降嫁を献策したという。
【配役】
岡野耕作(38)……天皇の世紀(1971・ABC)
上田大火……大奥(1983・KTV)

かのう・まさなお

【生没】1622(元和8)−1715(正徳5)
【生地】
【実父】加納直恒
【実母】
【別称】加納平次右衛門
【略伝】
 紀州藩(徳川家)の家老。
 主君徳川光貞よりその四男(後の徳川吉宗)を預かって養育した。
【配役】
富本民平(51)……紀州の暴れん坊(1956・東映) 役名は加納将監
原 健策(57)……紀州の暴れん坊(1962・映画)
笠 智衆(66)……男は度胸(1970・NHK)
有島一郎�@(62)……吉宗評判記 暴れん坊将軍(1978・ANB) 役名は加納五郎左衛門(久通とあわせた設定)
中村竹弥(64)……大岡越前(第6部)(1982・TBS)
有島一郎�A(67)……暴れん坊将軍 II(1983・ANB) 役名は加納五郎左衛門(久通とあわせた設定)
永野辰弥(58)……徳川風雲録 御三家の野望(1986・TX)
牟田悌三(67)……八代将軍吉宗(1995・NHK)
白井滋郎(48)……大岡越前(第15部)(1998・TBS) 役名は加納将監
伊東四朗(71)……暴れん坊将軍(2008・EX) 役名は加納五郎左衛門(久通とあわせた設定)
平泉 成(64)……徳川風雲録 八代将軍吉宗(2008・TX)
小野武彦(83)……新・暴れん坊将軍(2025・EX) 役名は加納五郎左衛門(久通とあわせた設定)

かのう・ひさみち

【生没】1673(延宝元)−1748(寛延元)
【生地】紀伊国
【実父】加納政直
【実母】
【別称】加納遠江守
【略伝】
 徳川吉宗の御側御用取次役。
 一族加納久政の養子となる。吉宗が幼少時に加納家で養育されたことからこれに仕え、吉宗の紀州藩主時代には御用役番頭を務める。
 1716(享保元)年、吉宗が幕府8代将軍となると、吉宗に従って江戸城に入り、旗本となる。幕政では、有馬氏倫とともに御側御用取次として吉宗と老中ら幕閣との連絡役を務め、いわゆる享保の改革に関与。しかし、吉宗が紀州出身者の加増を抑えていたため、氏倫とともに加増により1万石となって大名に列したのは1726(享保11)年のことだった。
 1745(延享2)年の吉宗が将軍職を退いて江戸城西の丸に移った後も、西の丸若年寄として引き続き吉宗の側近くに仕えた。
【配役】
月形龍之介(59)……尾張の暴れ獅子(1961・映画)
内田朝雄(50)……徳川おんな絵巻(1970・KTV)
桜木健一(35)……大奥(1983・KTV)役名は加藤久道
小林稔侍(54)……八代将軍吉宗(1995・NHK)
大林丈史(56)……大岡越前(第15部)(1998・TBS)
朝倉 一(35)……水戸黄門(第28部)(2000・TBS) 役名は加納半兵衛
篠塚 勝(50)……徳川風雲録 八代将軍吉宗(2008・TX)
和久井映見(40)……大奥(2010・松竹)
竹中直人(63)……大奥 最終章(2019・CX)
後藤由依良(14)→貫地谷しほり(38)…… 大奥(第1部)(2023・NHK)

かのう・ひさよし

【生没】1848(嘉永元)−1919(大正8)
【生地】武蔵国
【家系】大友氏
【実父】立花種道
【実母】
【略伝】
 筑後三池藩主の子に生まれるが、1867(慶応3)年、親族の上総一宮藩主加納久恒が没すると、その養子となって一宮藩主となる。
 維新後は一宮藩知事となるが、1871(明治4)年の廃藩置県後は新政府に出仕して文部省に勤務し、後に判事に転じて大審院検事などを務める。
 1890(明治23)年の帝国議会開設時に貴族院議員となり、1894(明治27)年には鹿児島県知事に就任。その一方で、日本体育会会長なども歴任した。
 晩年は旧領一宮で町長を務め、民政に心を砕いて「現代の二宮尊徳」とも称された。
【配役】
辻 萬長(75)……いだてん 東京オリムピック噺(2019・NHK)

かのう・みちのすけ

【生没】1839(天保10)−1902(明治37)
【生地】伊豆国
【実父】加納宗通
【実母】八重
【別称】加納道之助、加納鷲雄
【略伝】
 新選組の隊士(後に御陵衛士)。
 若年のころに江戸に出て、伊東甲子太郎の道場で剣術修行に励み、1864(元治元)年に伊東らとともに上洛して新選組に入る。1867(慶応3)年3月、伊東らとともに新選組より分離独立して、孝明天皇の御陵衛士を拝命し、高台寺党と称されるが、同年11月に伊東らが新選組により殺害され高台寺党が潰滅した後は薩摩藩を頼り、翌12月には篠原泰之進ら高台寺党の生き残りとともに、京都墨染に新選組局長近藤勇を狙撃し、重傷を負わせる。
 翌1868(明治元)年からの戊辰戦争では薩摩藩に従い新政府軍に加わって東下し、同年4月、大久保大和と変名した近藤が下総流山で新政府軍の陣に出頭した際には面通しを行ない、近藤であることを見抜く。維新後は、新政府に出仕して開拓使などに勤めた。
【配役】
団 徳麿(54)……新選組鬼隊長(1954・東映)
毛利清二(33)……新選組血風録 近藤勇(1963・東映)
田中弘史(35)……燃えよ剣(1970・NET)
滝島孝二……新選組(1973・CX)
片桐竜次(30)……新選組始末記(1977・TBS)
徳留貴志……燃えよ剣(1990・TX)
小原雅人(39)……新選組!(2004・NHK)

かのう・じごろう

【生没】1860(万延元)−1938(昭和13)
【生地】摂津国
【実父】嘉納治郎作
【実母】定子
【略伝】
 若年のころより柔術を学んで独自の理論を確立し、「柔道」を創始。東京大卒業後の1882(明治15)年に講道館を設立して、そのの指導と普及に尽力する。
 その一方で、学習院教授、第一高等中学校校長、東京高等師範学校校長などの要職を歴任。1909(明治42)年には国際オリンピック委員会(IOC)委員に選出され、1911(明治44)年には大日本体育協会を創設してその会長となり、翌年のストックホルム五輪への日本選手団の派遣を決定し、その団長を務めた。その後、東京への五輪招致のために国内外を奔走し、1936(昭和11)年にこれを実現。1938(昭和13)年、エジプト・カイロで開催されたIOC総会からの帰途発病し、洋上で没した。
【配役】
 富田常雄の小説『姿三四郎』に登場する矢野正五郎のモデルとされている。
河野秋武(42)……近世名勝負物語 花の講道館(1953・大映)
6市川染五郎(16)→8松本幸四郎(48)…… 灯、今も消えず(嘉納治五郎)(1958・NTV)
汐見一平……こどもホール(嘉納治五郎)(1960・NHK)
原田甲子郎……あすをつげる鐘(柔道の鬼 徳三宝)(1961・NHK)
御木本伸介(31)……柔道一代(1962・TBS)
杉浦直樹(32)……柔道一代(1963・映画) 役名は香野理五郎
原聖四郎(59)……近世名勝負物語 花の講道館(1963・大映)
役所広司(63)……いだてん 東京オリムピック噺(2019・NHK)
〈参考〉「矢野正五郎」の配役
大河内伝次郎(45)……姿三四郎(1943・東宝)
龍崎一郎�@(39)……風雲児(1951・東映)
龍崎一郎�A(42)……少年姿三四郎(1954・東映)
山村 聰�@(45)……姿三四郎 第一部(1955・東映)
山村 聰�A(45)……姿三四郎 第二部(1955・東映)
菅原謙次�@(29)……風雪講道館(1955・大映)
山形 勲(41)……薔薇の紘道館(1956・大映)
清水 元(52)……講道館に陽は上る(1959・大映) 役名は矢野庄五郎
堀 雄二(40)……姿三四郎(1962・NHK)
名和 宏(31)……姿三四郎(1963・CX)
石黒達也(53)……日本名勝負物語 講道館の鷲(1964・大映)
田村高廣(36)……風来物語 花と黒帯(1964・NET)
御木本伸介(34)……柔道水滸伝(1965・CX)
三船敏郎(45)……姿三四郎(1965・東宝)
和崎俊哉(27)……続柔(1965・NTV)
平井昌一�@(28)……「明治の風雪」より 柔旋風(1965・松竹)
平井昌一�A(28)……続・柔旋風 四天王誕生(1965・松竹)
平井昌一�B(28)……柔旋風 怒涛の対決(1965・松竹)
平井昌一�C(28)……柔一筋(1965・NTV)
菅原謙次�A(40)……任侠柔一代(1966・東映)
菅原謙次�B(44)……姿三四郎(1970・NTV)
高橋幸治(35)……姿三四郎(1970・松竹)
菅原謙次�C(44)……闘魂(1970・NTV)
仲代達矢(45)……姿三四郎(1977・東宝)
露口 茂(46)……姿三四郎(1978・NTV)
2中村梅雀(52)……姿三四郎(2007・TX)

かのう・えいとく

【生没】1543(天文12)−1590(天正18)
【生地】山城国
【実父】狩野松栄(直信)
【実母】
【略伝】
 狩野元信の孫。
 祖父元信の絵画の指導を受け、早くからその才能を開花させる。織田信長に重用されて近江安土城の障壁画などを担当したほか、信長が上杉謙信に送った屏風「洛中洛外図」の作者としても知られている。
 1582(天正10)年の信長の横死後は、羽柴秀吉に用いられ、聚楽第の障壁画制作などに当たった。
【配役】
藤田まこと(74)……敵は本能寺にあり(2007・EX)

かのう・しゅぜんのつま

【生没】
【生地】
【実父】新野左馬助
【実母】
【略伝】
 狩野主膳の妻。
 新野左馬助の子で、井伊直虎のいとこに当たる。
 はじめ北条家の家臣狩野主膳に、後に井伊家の家臣木俣守安に嫁いだ。
【配役】
吉倉あおい(23)……おんな城主直虎(2017・NHK) 役名は桔梗

かのう・ゆうせん

【生没】1778(安永7)−1815(文化12)
【生地】
【実父】狩野閑川
【実母】
【別称】狩野寛信
【略伝】
 1792(寛政4)年、父閑川の後を受けて幕府奥絵師となる。
 1815(文化12)年3月、自らが制作した朝鮮への贈呈用の屏風に老中が不満を示したため、これに憤慨して切腹した。
【配役】
観世栄夫(54)……北斎漫画(1981・松竹)

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