
1994年〜2000年の7年間にリリースされた
シングルを収録したシングルコレクション
時代が変わり、世の中の価値観がどれだけ移ろっても
決して古びることなく人の胸に響く。
人生の様々な局面で、逃げずにそっと寄り添ってくれる歌。
そんな唯一無二の存在感が、このアルバムには凝縮されています。
迷いながらも誠実に生きる人にとって
彼女の歌声こそが温かな灯なのだと改めて感じさせられます。
日常をドラスティックに彩ってくれるアルバム。
ちなみに収録曲は
1 地上の星
2 ヘッドライト・テールライト
3 瞬きもせず
4 私たちは春の中で
5 命の別名
6 糸
7 愛情物語
8 幸せ
9 たかが愛
10 目を開けて最初に君を見たい
11 旅人のうた
12 SE・TSU・NA・KU・TE
13 空と君のあいだに
14 ファイト!

コタツ布団にすっぽり埋もれて、気持ちよさそうに眠る。
そっと近づくと、「スー、スー」とかすかな寝息。
そのリズムに合わせて、お腹がゆっくり上下しています。
ただその音を聞いているだけで、
仕事の疲れも、日常の小さな悩みも、いつの間にか遠のいていく。
この寝顔が、今日一日の終わりをやさしく包み込んでくれます。
猫がいる暮らしは
それだけで十分すぎるほど幸せ。

死に様は生き様――よく言われる言葉ですが、
その意味を真正面から突きつけられる最期の一瞬は、胸の奥に深く沁みました。
人生という長い舞台で、どんな伏線を張り、どんな覚悟で生き抜いてきたのか。
そのすべての「仕掛け」が、最後の刹那に「結末」として見事に回収される。
まさに仕掛け人、蔦屋重三郎。
魂を込めた、最後の一筆。
べらぼう、です。
ありがとう。
一段と冷え込んだ朝。
濃い雲に覆われ、気温も上がらない。
それでも自転車にまたがり、静かな道を走り出す。

丘を上り、尾根沿いへ。
木々はすっかり葉を落とし、辺りは冬枯れの景色。
そんな中で、柿の実だけが太陽のように明るいオレンジ色を灯している。

丘の上から見下ろす街。
山の斜面に沿って家々が寄り添い、
細い道が血管のように張り巡らされ、暮らしの気配が静かに流れている。
この雑多さこそが、この街が積み重ねてきた時間そのものなのだろう。

ふと目をやると、猫ちゃん発見。
思わず足を止めてしまう。

ザ・九十九折りの道は、実用を超えて芸術的ですらある。

ブラタモリでタモリさんが上ったという階段は、まるで崖のような急勾配。

公園では、鳩たちが身を寄せ合って寒さをしのいでいる。

高い場所から街を眺めていると、
自然と自分の心の視点も変わっていく。
小さな悩みが遠のき、少しだけ胸が軽くなる——
そんな自転車散歩。
---メモ minivero----
走行距離 24.0km
積算距離 6531.17Km

鴻上尚史さんによる、具体的で実行可能な人生相談集。
AERA dot. 連載の書籍化第6弾。
難題に向き合うその語り口は軽やかで、
どの言葉も深く腑に落ちてくる。
私たちがしんどさを抱える原因の多くは、やっぱり「世間」。
その“世間”の中で、鴻上さんは答えを押しつけるのではなく、
読み手の心にそっと寄り添う言葉を差し出してくれる。
特に心に残ったのは、
“世間のまなざし”と“社会のルール”をしっかり分けて考えるという視点。
この線引きができた瞬間、呼吸が軽くなり、
読みながら自然と肩の力が抜けていく。
日々の息苦しさの理由が分からないとき、
誰かの価値観に振り回されていると感じるとき、
ふと立ち止まって読み返したくなる一冊。
ほがらかに、自分らしく生きるヒントが詰まっていて、
静かに心をほどいてくれる。
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