【img viaArs Technica】
12インチ型MacBookのCPU性能は「iPad Air 2」と同等であることが分かった。この結果に対して思うことは人それぞれだと思うが、Macの総合パフォーマンスはプロセッサーのパフォーマンスだけではない。
Ars Technicaが新しいMacBookの下位モデル(1.1GHz)のGPUやSSDの性能、電池持ちのベンチマークスコアを公開していたので、それぞれ紹介する!
結論から言うとSSDの性能は非常に高く、旧モデルに比べても高いスコアを出している。一方、GPUと電池持ちに関してはRetinaディスプレイを搭載していることがネックになっているようだ。
詳細は以下からどうぞ。
【img viaArs Technica】
まずはGPUのパフォーマンスから。搭載されている「HD 5300」は、MacBook Airや「MacBook Pro Retina」には敵わないものの、2012年モデルのMacBook Airを上回る結果となっている。
このことについて、Ars Technicaはベンチマークスコアとしては2012年モデルのMacBook Airを上回るものの、Retinaディスプレイを出力しなければならないということが実パフォーマンスに影響を及ぼしていると指摘している。
The Intel HD 5300 GPU’s results are a mix of good and bad. On the one hand, its raw performance is slightly better than a 2012MacBook Air’s, which is better news than we have on the CPU side. On the other hand, that GPU is tasked with driving a display with many more pixels than anyMacBook Air, which can lead to the mixed Retina scaling performance we talked about earlier.
viaArs Technica
よって、やはり本格的な動画編集や画像制作することには向かないマシーンであるが、そこそこの作業をするには耐えられるようだ。
【img viaArs Technica】
続いて、バッテリーのパフォーマンスはMacBook Airにも「MacBook Pro Retina」にも敵わないことが明らかになった。このような結果になる理由は、Retinaディスプレイを出力しなければならないということに他ならないだろう。
13インチ型「MacBook Pro Retina (Early 2015)」は約13.2時間、13インチ型「MacBook Air (Early 2015)」は約13.5時間という結果を出している中、12インチ型MacBookは約10.9時間という結果だった。
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SSDのスピードに関しては12インチ型MacBookは非常に優秀。13インチ型「MacBook Pro Retina (Early 2015)」には敵わないものの、読込速度は845.05Mb/s、書き込み速度は460.93Mb/sという結果になっている。
Ars Technicaには12インチ型MacBookについて長編のレビュー記事を公開しているので、読みたい人はこちらからどうぞ!
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