2024年のApple世界開発者会議、通称WWDC24は、日本時間6月11日(火)午前2時から約2時間にわたって開催される基調講演とともにスタートする。
今年はハードウェアの発表はなく、AppleのAIシステム「Apple Intelligence」が発表時間の半分程度を占めると見られる。
本記事では、WWDC24の基調講演をリアルタイムに日本語字幕付きで視聴する方法と予想される発表内容をまとめた。ゴリミーではX(旧Twitter)でツイートしながらサクッと読める記事を投稿していく予定。翌朝にまとめて情報を見たい人は参考にしてもらいたい。
WWDC24キーノート、発表内容の予習
Apple公式サイトで実施されるライブ配信は、Mac、iPad、iPhone、iPod touchのSafariブラウザを使用すれば視聴できる。動作条件は、iOSデバイスがiOS 10以上、MacがmacOS Sierra 10.12以上。
公式サイトで視聴するメリットは、日本語字幕が用意されていること。英語に自信がない人は、公式サイトでの視聴がおすすめだ。
またMSE、H.264、AACの用意があるブラウザをサポートしており、ChromeやFirefoxでも問題なく視聴できる。Windows PCのMicrosoft Edgeは、「Windows 10」以上が動作するデバイスであれば視聴できる。
YouTubeが視聴できるブラウザ、アプリであればWWDC24の基調講演をApple公式のYouTubeチャンネルで視聴できる。
Apple Developerアプリでは、 ニュース、特集記事、デベロッパのストーリー、役に立つビデオを閲覧でき、 過去のイベントのビデオをチェックしたり、ダウンロードしてオフラインで視聴したりできる。
家庭用テレビを使って大画面で視聴する場合は、Apple TV(第2世代)以降のモデルまたはAirPlay 2に対応した最新ソフトウェアが動作するデバイスからストリーミング再生する必要がある。
WWDC24の基調講演では、「iOS 18」、「iPadOS 18」、「macOS 15」、「watchOS 11」、「tvOS 18」、「visionOS 2」などの最新ソフトウェアの新機能が発表される。
各OSはイベント直後似開発者向けベータ版がリリースされ、数週間後にはパブリックベータプログラム登録者向けのパブリックベータ版がリリースされるだろう。一般向けの正式リリースは、今秋が通例だ。
今年の目玉は各OSを横断して提供されるAppleのAIシステム「Apple Intelligence」。以下に噂されているAI機能、各OSの新機能をまとめた。イベントの予習として参考にしてもらいたい。
目玉であるAI機能を展開する上で欠かせない存在が、OpenAI。AppleはOpenAIと提携したと噂されており、事実だとすれば、AI機能を発表する際に触れるだろう。サム・アルトマンCEOが登壇する可能性がある。
最もユーザーベースが大きいiOS 18やiPadOS 18向けの機能が発表のメインであることは例年どおり。最新OSはiOS 17とiPadOS 17の対応機種であればアップデートできると見られるが、すべてのAI機能を使うためにはiPhone 15 Pro以降のiPhoneモデル、M1チップ以降のiPadモデルが必要となる恐れがある。
噂されている新機能は以下のとおり。