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Lamplighter’s Palette

日常の事、旅、映画、アートなど思いのままつづります。

Lamplighter's Theatre~アルファ・帰還(かえ)りし者たち

久しぶりの映画のお話です。

ネットフリックスやユーネクストで、観たい映画があまりなくて、最近は昔の連ドラにハマっていました。

この映画は、たまたま流れていた映像に、オオカミが出ていたのですが、犬のご先祖のオオカミが大好きで、絵にもよく描くのですが、オオカミが決め手で観てみようと思ったのです。

ストーリーは、ラストが想像できるいたってシンプルなもの。

心優しい主人公の少年が、初めて出た狩猟の旅のアクシデントで、仲間とはぐれ、その後一匹のオオカミと出会って、徐々に絆を深め、一緒に旅をする。

アルファとは、オオカミにつけた名前です。

厳しい氷河期、長い長い旅を経て、仲間の中でも不器用だった少年は、狩りやサバイバルの技を身につけながら、手に刻まれた星座を道しるべに、家族のいる集落を目指す。

 

途中で飽きるかなあって思ったけど、犬好きの私、オオカミが少年と心を通わせていく様子に、犬と人との長い歴史を思い、最後まで観たという感じです。

少年が、オオカミに愛情を持ちつつも、自分がボスだという認識を植え付けて接していく。それに従うオオカミ。絆にもルールがあるのですよね。

期待してなかったけど、最後の最後、ラストでそう来たかと、感動しました。

日本では劇場公開されなかった映画のようです。ネットフリックスで観ました。

 

映画館で観たい映画があまりなくなった、というのもありますが、劇場に足を運ぶことがほとんどなくなりました。

しかし、来年には近場に大規模な商業施設が完成し、中には映画館ができますし、大画面で映画を観る機会も増えるかな、と。

住み慣れた町が様変わりしていく様子、どこもかしこも同じような町になって行くことには、一抹の淋しさを覚えてしまう昭和の私ですが、映画館ができるのはうれしいかも。

 

今日の言葉

一匹狼

 

一匹狼というのは、人間に対して使う言葉だと思うんです。

狼は決して一生一人で生きて行こうと思ってはいません。

本来は、近親相関を避けるために群れを離れて行くものなのです。

最終的にパートナーを見つけ、新しい家族や群れを作る、勇敢なチャレンジャー。

私もそんな風に生きたかった。

一人で生きていける生き物なんて、いないのです。

透明水彩

一匹狼には、旅の途中でカラスという相棒ができます。

 

ご訪問いただきありがとうございます

感謝をこめて

燈妃

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