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HowToBuild
このページでは Python 3.13 のドキュメントをビルドする方法について解説します。別のバージョンでは 3.13 を適宜読み替えて手順を実行してください。
cpython/ <- python/cpython をチェックアウトしたもの ... Doc/ <- 原文 locale/ja/ <- 新規に作成する LC_MESSAGES/ <- python/python-docs-ja をチェックアウトしたもの .tx/config <- Transifex プロジェクトの設定ファイル c-api/ <- 翻訳ファイル (.po ファイル) ... build/html/ <- 出力されたファイル (任意の場所) ...
ドキュメントはPython GitHub organization で管理されています。
まずは原文を管理している python/cpython のリポジトリをクローンします。
$ git clone https://github.com/python/cpython$cd cpython$ git switch 3.13
次に訳文である python/python-docs-ja のリポジトリをクローンします。
このプロジェクトで扱う Sphinx の翻訳機能はDoc/locale/<翻訳先言語コード>/LC_MESSAGES/
というディレクトリ構成の下にある翻訳済みファイルを利用します。
python-docs-ja/
はLC_MESSAGES/
に相当する構成なので、次のようにクローンしてください。
$cd Doc$ git clone https://github.com/python/python-docs-ja locale/ja/LC_MESSAGES
以下の作業はDoc/
を作業ディレクトリとして行います。
Unix ではDoc/Makefile
を使って仮想環境を作ります。
$ make venv$source venv/bin/activate
Python の venv モジュールで仮想環境を作る場合は pip でDoc/requirements.txt
に書いてある依存関係をインストールします。
$ python -m venv venv$ .\venv\Scripts\activate$ pip install --upgrade -r requirements.txt
最後に翻訳を適用してドキュメントをビルドします。
ビルド結果はDoc/build/html
以下に出力されます。出力される場所を変更するには、最後の build/html の部分を変えてください。
$ sphinx-build -j4 -D language=ja -D locale_dirs=locale -D gettext_compact=0 -E. build/html
自分が翻訳した結果をビルドして読みたい場合は、Doc/locale/ja/LC_MESSAGES/
以下にある .po ファイルを編集してから再度ビルドしてください。
翻訳の成果は Transifex からもダウンロードできます。
.po ファイルを一度にダウンロードするには Transifex CLI を使います。
https://developers.transifex.com/docs/cli に従ってバイナリをビルドするか、https://github.com/transifex/cli/releases から適切なバイナリをダウンロードして PATH を通してください。
~/.transifexrc
ファイルを以下のように作成します。
[https://www.transifex.com]rest_hostname = https://rest.api.transifex.comtoken = (API トークン)
Transifex 右上のユーザーアイコンからユーザー設定 に進み、APIトークン の「トークン生成」をクリックして生成された API トークンを設定ファイルに貼り付けてください。
Python 3.13 の .tx/config は既に設定されていますので、CLI のコマンドを使って .po ファイルをプルできます。
cd Doc/locale/ja/LC_MESSAGES/tx pull -l ja
python / docsbuild-scripts は、Python ドキュメントを docs.python.org に自動でビルドするために使われているスクリプトです。