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あの「ナショナルジオグラフィック」が最後に残ったライターを解雇

byMario Spann

世界で最も読まれている雑誌のひとつであるナショナルジオグラフィックが、2023年6月28日にスタッフライターを全員解雇したことを、The Washington Postが報じました。1888年の創刊以来135年にわたって自然と科学を追究してきたナショナルジオグラフィックですが、デジタル時代の波に押される形で紙媒体での店頭販売を終了し、今後は記事も外部委託されることになります。

National Geographic lays off its last remaining staff writers - The Washington Post
https://www.washingtonpost.com/media/2023/06/28/national-geographic-staff-writers-laid-off/

National Geographic magazine has laid off the last of its staff writers | CNN Business
https://edition.cnn.com/2023/06/28/media/national-geographic-magazine-staff-writers/index.html

National Geographic Cuts Staff Writers, Pivots to Social Media | Observer
https://observer.com/2023/06/national-geographic-layoff-writers/

伝えられるところによると、今回の人員削減は過去9カ月で2度目のもので、2015年に始まった一連のオーナー交代から数えて4度目とのこと。ナショナルジオグラフィックを傘下に収めるディズニーは2022年9月に、異例の再編成でナショナルジオグラフィックのトップ編集者6人を解雇していました。また、2023年4月には19人の編集者が解雇されており、今回の人員削減はその一環です。

ナショナルジオグラフィックはナショナルジオグラフィック協会が27%、ディズニーが73%を所有する合弁会社により発行されています。雑誌の発行とニュースサイトの運営を担うディズニーは、2023年に7000人の大規模人員削減計画を発表していました。

byGareth Milner

ナショナルジオグラフィックの印象的な写真の多くは、カメラマンが現地に何カ月も滞在して撮影したものですが、2023年6月28日にはカメラマンの取材のための写真契約も縮小されたと、退職したスタッフは話しています。

また、コスト削減のため「イエロー・ボーダー」または「ブライトリー・イエロー」と呼ばれる黄色の縁取りが特徴的なナショナルジオグラフィックの雑誌も、2024年からニューススタンドで販売されなくなることが、5月の社内発表で伝えられていました。

ナショナル・ジオグラフィックのライターであるクレイグ・ウェルチ氏はTwitterに、「ナショナルジオグラフィックの最新号がついさっき届いて、私の16作目、シニアライターとしては最後の特集が掲載されていました。ナショジオはスタッフライターを全員解雇するそうです。私は本当に幸運でした。素晴らしいジャーナリストたちと仕事をし、重要でグローバルなストーリーを伝えることができたことを光栄に思います」と投稿しています。

My new National Geographic just arrived, which includes my latest feature—my 16th, and my last as a senior writer.

NatGeo is laying off all of its staff writers.

I’ve been so lucky. I got to work w/incredible journalists and tell important, global stories. It’s been an honor.pic.twitter.com/VOt6KydD5Z

— Craig Welch (@CraigAWelch)June 28, 2023


ナショナルジオグラフィックは、絶頂期だった1980年代後半にはアメリカだけで1200万人、海外にも数百万人の購読者を抱えていました。それから下火になってからもアメリカで最も読まれている雑誌のひとつであり続けており、調べによると2022年末時点でのアメリカの購読者数は170万人以上だったとのこと。


今後も月刊誌の発行は続けられますが、編集は残った少数の編集者が行うか、フリーランサーに外注されることになると、The Washington Postは報じています。

ナショナルジオグラフィックの広報担当者は声明の中で、「スタッフの変更によって仕事を遂行する能力が変ることはありません。むしろ、さまざまなストーリーを伝え、多くのプラットフォームで読者に応える柔軟性は高まるでしょう。このたびの人事異動が本誌やストーリーテリングの質に悪影響を及ぼすかのような臆測はまったくの誤りです」と述べました。

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inメモ, Posted by log1l_ks

You can read the machine translated English articleThat 'National Geographic' fired….

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