葛飾北斎と私 『富嶽三十六景』 葛飾北斎(かつしかほくさい)。名前だけは知っていたましたが、ほとんど何も知らなかった私です。北斎は、宝暦10年9月23日〈1760年10月31日〉~嘉永2年4月18日〈1849年5月10日〉)の生涯で、江戸時代後期の浮世絵師です。画…
『愛すべきものであることを』1981年(昭和56年)6月。『恋慕』1984年(昭和59年)5月。『生誕』1989年(平成元年3月)からの抜粋です。 ○ 『愛すべきものであることを』 「手のひら」 やさしい手のひらから 降りたったわたしたちは それぞれの心象スケッチ…
つれづれなるままに、若き日に書きとめた詩らしきものを整理してみました。振り返れば、22、23歳の頃のことで、何を今更って感じですが、この年になると、「人は想い出に生きる・・・・」という言葉が何故かしっくりくるのです・・・・。拙い詩ですが、読ん…
ヨブ記 20 ヨブの女子等ほど美しき婦人は見ざりき ・ヨブは美しい三人の娘に囲まれ、両腕を拡げて彼等に祝福を与えている。しかし、三人の娘はブレイク的には、「洪水が流し去らなかった・・・・・人間の三種の力である詩、画、音楽」(最後の審判の現覚)である…
ヨブ記 13 エホバ大気の中よりヨブに答えて ・神は旋風の中に姿を現わし、ヨブ夫婦はこれを仰いで礼拝し、三人の友はその偉容に畏れ伏している。 ヨブ記 16 サタン堕つ ・最後の審判の小図とも言うべき画面。上方中央の光環の中には神、この光環の中にはすで…
ヨブ記 6 サタン・・・ヨブを撃ちて・・・ ・サタンが倒れているヨブの上から悪気を注いで全身に悪しき腫物を発せしめ、ヨブの妻も彼の足もとにうなだれて泣くという場面である。 サタンの外に表れた惨禍はこのあたりで凄さを極めているが、外面的な呵責者と…
ウィリアム・ブレイクは1822年『ヨブ記』の彫版を始め、1826年『ヨブ記』印刷とあります。1831年死去のブレイクの晩年の頃ですが、このような堅固な線での細密で芸術的香気の高い刻面銅板には圧倒されます。原画を見たわけではないので、印刷された本からの…
『カルマと運命』 3 12運について前に少し書きましたが、通変がその人の考え方を表わすのに対して、12運は、情緒的なものや感情的なものを表しています。12運を使ったカルマの解釈ですが、年柱は身体や親と関連するカルマを示しています。月柱は自分自身に…
『カルマと運命』 1 カルマとは、行為や行動の結果として蓄積される宿命や報いなどを意味するといいます。私が学んでいる四柱推命では、その人の過去や過去世において作り出した心的・行為的な結果として残存したものを言います。 カルマの記憶は深層心理の…
『運命分析と私』 5 人生は10年周期で見ることが出来ると前に書きましたが、ここで私は、人生の流れを見るのに、12年ごとに廻っていく流れがあってもいいのではと思ったりもします。 私自身のことを振り返って、12年ごとに人生のターニングポイントがあるの…
『運命分析と私』 1 この世に生きているって不思議です。古稀を迎えた自分は、ただ毎日が平穏で静かに過ごせたらなと思うのです。その自分ですが、その自分って何を指すのでしょう。 いつからか、気がついたら両親のもとこの世に誕生していたのです。そして…
先日、久しぶりにジグソーパズルに挑戦しました。結婚してまもなくの頃、ディズニーキャラクターのパズルをいくつか作ったことがあります。それから、三十年も過ぎて、改めてジグソーパズルへの挑戦でした。 今の私は左目が緑内障で、長いことパズルを見つめ…
『両性のための楽園の門』ウィリアム・ブレイク 3 12 おお布教師よ 神はかような報復を行うのか 私の牢獄の底に 父と子とを閉じこめた ・中央の老人は“神曲”地獄篇33章のウゴリノ伯爵、両脇に二人の孫をかかえ、前面の二人の息子も悲嘆にくれている。この…
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