Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


人気ブログランキング |話題のタグを見る

575筆まか勢

fudemaka57.exblog.jp

春の水 の俳句

春の水 の俳句

春の水 の例句 (←ここをクリック)
http://fudemaka57.exblog.jp/23625813/


春の水 補遺

あかつきや枝の先まで水の春 藤田湘子 てんてん
あかねさす藪を出けり春の水 高桑闌更
あぶなしと言はるる橋や春の水 山口青邨
いつもどこかで人のこゑして春の水 岸田稚魚 紅葉山
うしろより見る春水の去りゆくを 山口誓子
うたがひもなき春水の一平ら 中村汀女
うと~し日の形みえて春の水 曉台
おかざりの藁たゞよふや春の水 政岡子規 春の水
おもしろや水の春とはひたの音 園女
かわかわと鴉が外す春の水 永田耕衣
きのふけふ音ぞきこゆる春の水 杉風 杉風句集
けんがくに墨もをりよし春の水 玄梅
この園の春水のたゞ円かりし 高野素十
さからへる手に春水のひびきくる 橋本多佳子
さす棹の拳にのるや春の水 几董
さゝながれ春水として畦に浸む 及川貞 夕焼
さゝやかな舟浮かしけり春の水 政岡子規 春の水
しがらみを抜けてふたたび春の水 鷹羽狩行
しづかさや雨の後なる春の水 黒柳召波
すぢかひに寝ても見ゆるや春の水 成美
すゞりにも茶にもうれしや春の水 松岡青蘿
たたへて春の水としあふれる 種田山頭火 草木塔
たのしまぬ日よ春水に来て跼む 中村苑子
たふれ木に添てめぐるや春の水 桜井梅室
たゝずめば御裳裾川の春の水 日野草城
とまりゐる筧の下の春の水 高野素十
なめらかに絖の春水岩すべり 福田蓼汀 秋風挽歌
はるかなる鶴もこえたり春の水 成田蒼虬
ほがらなる日のかたぶきつ春の水 日野草城
まなをほとりの友や春の水 黒柳召波
みさゝぎは水の春かな人稀に 日野草城
みづら結ふ神代の春の水鏡 杉田久女
みなかみに人住み春水濁りけり 前田普羅 能登蒼し
むすぶより石間の水の春にはか 上田五千石 風景
めぐり来て髪膚にかゝる春の水 曉台
もり上る春水の尾は天にあり 平井照敏
ゆく春の水打ちに出る下足番 飯田龍太
ペンギンに春水どどと注がるる 山口青邨
一亭をあづけありたる春の水 石田勝彦 秋興以後
一休や山の帰りの春の水 岡井省二 鯨と犀
一尺の舟浮かしけり春の水 政岡子規 春の水
一日に一里は行くかはるの水 政岡子規 春の水
一筋の水走りたり春の闇 山口青邨
一茶の裔春水に鍋すり釜こする 中村草田男
七面山の雲より落つる春の水 山口青邨
三つまたにわれて音なし春の水 政岡子規 春の水
上京や友禅洗ふ春の水 河東碧梧桐
下総ノ国ノ低サヨ春ノ水 政岡子規 春の水
下萌を催す音や春の水 政岡子規 春の水
不図うつす怒はづかし春の水 東皐
不忍に蓮の芽見えず春の水 政岡子規 春の水
乞食釣ひとりを匿す春の水 石川桂郎 高蘆
二タ筧より二タすぢに春の水 高野素十
人おとにこけ込亀や春の水 炭太祇
人ら芝を渉り白鳥春水に 日野草城
今おりた鳥も見えけり春の水 成田蒼虬
仕事場へ丸太渡りに春の水 石川桂郎 高蘆
伊豆の山春水かけて白き滝 山口青邨
入魂の石入魂の春の水 後藤比奈夫
六丁の櫂したゝるや春の水 政岡子規 春の水
其底に何草青む春の水 政岡子規 春の水
叉手かつぐ子に縦横の春の水 中村汀女
古沼もされば日当る水の春 日野草城
古沼や泥の中より春の水 政岡子規 春の水
吉凶に金の出でゆく春の水 角川源義
吸呑のレモンの水や春の暮 石田波郷
吹く方へ流るゝと見えて春の水 政岡子規 春の水
地の春に水の絶景はじまりぬ 中村苑子
坊毎に春水はしる筧かな 杉田久女
埴輪女の頭にせる甕(みか)の春の水 伊丹三樹彦
堀川や家の下行春の水 炭太祇
墓地走るかの春水を忘れめや 山口誓子
夕されば千鳥とぶ也春の水 几董
夕暮の水のとろりと春の風 臼田亜郎 定本亜浪句集
大石に逢ふて消えけり春の水 政岡子規 春の水
大釜に春水落す筧かな 村上鬼城
妻けふ哭しぬ春水に濯ぐは鬼の衣か 中村草田男
宮居は塔の如く構えず春の水 楠本憲吉 方壺集
宿はまた春の水なりはつがつを 寥松
将軍の数奇まのあたり春の水 阿波野青畝
山の灯の見えても暮ず春の水 卓池
山もなし武蔵流るゝ春の水 政岡子規 春の水
山バスも春水も疾し平地恋ひ 橋本多佳子
山葵田を流れ止まねば春の水 細見綾子
山蜂の踏で迯るや春の水 鳳朗
岩々の肥えかがやきて春の水 飯田龍太
峡の昼春水はゆく身のほとり 中村汀女
干しぜんまい浸して春の水と知る 細見綾子
底のなき柄杓流れて春の水 高桑闌更
底見えて何草青む春の水 政岡子規 春の水
弁天や江戸へ流るゝ春の水 政岡子規 春の水
徂く春の木立の水の古りにけり 右城暮石 句集外 昭和二十一年
我が胸の雲の影なし春の水 東皐
我影に家鴨寄り来ぬ水の春 臼田亜郎 定本亜浪句集
或る水の春を行く在り池の中 永田耕衣
押し合ふといふ春水の高さあり 石田勝彦 秋興
拳浸け春水男くさくせり 鷹羽狩行
掌に皺を刻む春水うづたかく 三橋鷹女
掘建へとどく板橋春の水 伊丹三樹彦
教会発して春水の中岩多く 中村草田男
旅僧を布袋かと見し春の水 建部巣兆
日は落て増かとぞ見ゆる春の水 几董
旧山河春水さばく杭一つ 百合山羽公 寒雁
昃れば春水の心あともどり 星野立子
春の夜の水満たしむる苦しきまで 野澤節子 未明音
春の夜の水鳴るやうな良きグラス 岡本眸
春の夢さめたる鳰の水ばしり 鷲谷七菜子 天鼓
春の山春の水御魂鎮りぬ 政岡子規 春の山
春の水あくた突き立て海へ入る 渡邊白泉
春の水あふれるままの草と魚 種田山頭火 自画像 落穂集
春の水かたくり山に音たてて 細見綾子
春の水きたなきものゝ流れけり 政岡子規 春の水
春の水こもごも山を出で来る 三橋敏雄
春の水こゝろとむればはやきかな 長翠
春の水すみれつばなをぬらしゆく 与謝蕪村
春の水つまづく石に流れたり 加藤秋邨
春の水どんどの灰にぬるみけり 政岡子規 春の水
春の水に秋の木の葉を柳鮠 嵐雪 其袋
春の水の流るるものを追つかけてゆく 種田山頭火 草木塔
春の水はるのさゞなみいづこまで 完来
春の水まがり~のおもしろや 成美 関清水物語
春の水まだ小ぐらきに見ゆる也 鈴木道彦
春の水まなこ開けば昏れいたり 橋閒石 卯
春の水もののあはれはここらより 桂信子 花影
春の水やかろく能書の手を走らす 其角
春の水ゆたかに流るるものを拾ふ 種田山頭火 草木塔
春の水仏ごころのごと平ら 大野林火 月魄集 昭和五十四年
春の水光るは斜め眺めかな三橋敏雄
春の水光琳模様ゑがきつつ 上村占魚
春の水出茶屋の前を流れけり 政岡子規 春の水
春の水古柴網にかゝりけり 河東碧梧桐
春の水大つくばひに日を経ぬる 日野草城
春の水女の足にぬるみけり 政岡子規 春の水
春の水妹が垣根を流れけり 政岡子規 春の水
春の水宇治をめぐりて流れけり 政岡子規 春の水
春の水小山の中を流れけり 政岡子規 春の水
春の水岸へ岸へと夕かな 原石鼎 花影
春の水弁才天の島ひたす 山口青邨
春の水所々に見ゆるかな 鬼貫
春の水所~に見ゆるかな 上島鬼貫
春の水手桶に満ちて桃咲けり 高屋窓秋
春の水日輪笑ひ死せんと 岡井省二 夏炉
春の水東寺の西にみる日かな 曉台
春の水根岸にそふてくねりけり 政岡子規 春の水
春の水楷子の下を流れけり 政岡子規 春の水
春の水武蔵の国に山もなし 政岡子規 春の水
春の水渡るところやかゞみ山 成田蒼虬
春の水獺の潜けば黄となんぬ 阿波野青畝
春の水石をめぐりて流れけり 政岡子規 春の水
春の水美髯の鯉のあらはるる 桂信子「草影」以後
春の水背戸の小川を流れけり 政岡子規 春の水
春の水蕨の中を流れけり 政岡子規 春の水
春の水藻臥の蜷も得たりけり 白雄
春の水蛇籠にそふてめぐりけり 政岡子規 春の水
春の水行くのみ古今伝授の間 阿波野青畝
春の水身がるく鳥の浮かみけり 東皐
春の水都の方へ流れ行く 政岡子規 春の水
春の水音無川と申しけり 政岡子規 春の水
春の水鯉の活きたる盥かな 政岡子規 春の水
春の水龍の口よりこぼれけり 政岡子規 春の水
春の田へすゝむで行や山の水 桜井梅室
春ノ水都ニ入リテ濁リケリ 政岡子規 春の水
春水と行くを止むれば流れ去る 山口誓子
春水と見しも日のあるうちのこと 高浜年尾
春水にしわり細りし櫂をあげ 中村汀女
春水につきゆきてかほ憫(あはれ)まれ 岡井省二 夏炉
春水にとぎ水白くやがて消え 星野立子
春水に喜怒あり今日は怒るなり 岡本眸
春水に大いなる鱒眼を裾ゑて 右城暮石 句集外 昭和三十三年
春水に抜羽浮羽や水禽舎 中村汀女
春水に日輪をとりおとしけり 野見山朱鳥 曼珠沙華
春水に沈みて真青なる蛇籠 富安風生
春水に沿うて下れば石切場 高野素十
春水に浮くものの影濃きかたち 右城暮石 句集外 昭和四十年
春水に浮くものゝ影花の形 右城暮石 上下
春水に浸り靡かん狷介なり 香西照雄 素心
春水に膝あてがひて伏し濯ぎ 阿波野青畝
春水に赤面金剛神といふ 岡井省二 鹿野
春水に逆ひ歩み疲れたり 岡本眸
春水に逆まに立ち去りにけり 上野泰 佐介
春水に食用蛙漆ぐろ 松村蒼石 寒鶯抄
春水に鰐の掌鰐の爪 後藤比奈夫
春水のここは滾らず黄水仙 安住敦
春水のしぶきし岩にこゝろ触る 山口誓子
春水のそこひは見えず櫛沈め 三橋鷹女
春水のひゞききこえてゐて曇る 日野草城
春水の一円筒を溢れ落つ 高野素十
春水の一筋ならず馳せて来る 中村汀女
春水の中の蟲螻蛄皆可愛 川端茅舎
春水の中を掬うや骨と皮 永田耕衣
春水の勾玉の如曲りをり 上野泰
春水の吐き出したる虫泳ぐ 高野素十
春水の四沢にみつる常陸哉 政岡子規 春の水
春水の大鏡ある木の間かな 松本たかし
春水の屈折率をふと思ふ 後藤比奈夫
春水の岐れ岐れを惜しまざる 鷹羽狩行
春水の帯のひろぐる一歌仙 大野林火 月魄集 昭和五十四年
春水の底に大蟇三重に 川端茅舎
春水の底の蠢動又蠢動 川端茅舎
春水の影も手を組む恋人ら 林翔
春水の影亀甲に金色に 右城暮石 虻峠
春水の柄杓古典と思うなり 永田耕衣
春水の水音ひとつ峡を行く 中村汀女
春水の油も塵も河の幅 中村汀女
春水の浮き上り見ゆ木の間かな 松本たかし
春水の溢るゝことの急ならず 高浜年尾
春水の滸に出でしゴルフかな 日野草城
春水の濁りてをりぬ吉奈の湯 高野素十
春水の無きが如くに鱒泳ぐ 右城暮石 句集外 昭和三十三年
春水の白く抗ふ子等の脛 中村汀女
春水の盥に満ちて鯉の肩 政岡子規 春の水
春水の盥に鯉のげんぎょうかな 政岡子規 春の水
春水の端はればれと逆流す 岡本眸
春水の筧に入りて音すなり 下村槐太 天涯
春水の隅にうつれる桜かな 上野泰 春潮
春水の鳴り流るるを子に跳ばす(奈良にて) 細見綾子
春水やよき妻獲たる古男 日野草城
春水や乱るる葦にわかちなく 中村汀女
春水や四条五条の橋の下 与謝蕪村
春水や岩をいなして通り過ぎ 上野泰 春潮
春水や岩越すときのうすみどり 岡本眸
春水や泥深く居る烏貝(号芳哉) 尾崎放哉 大学時代
春水や眼鏡のひかる若夫人 日野草城
春水や蛇籠の目より源五郎 高野素十
春水や道が重なり写らむ事 永田耕衣
春水や障子とざして観世音 永田耕衣
春水をこゝに大いに湛へたり 高野素十
春水を上りし鶴の羽ばたける 星野立子
春水を傍へに使ふ鉋かな 石田勝彦 秋興
春水を占ふ如く見つめつゝ 右城暮石 句集外 昭和二十三年
春水を手提げて重し魚を含む 中村草田男
春水を掴みて白き挙なす 岡本眸
春水を見て橋の名を思ひ出す 後藤比奈夫
春水ヤ囲ヒ分ケタル金魚ノ子 政岡子規 春の水
春水急く妻と諍い来し我に 楠本憲吉 方壺集
景に富む庵や山の春水の春 政岡子規 初春
暁の春水よよとわれを過ぐ 原裕 葦牙
暮るる春水とまれ危機とはけふではない 中村草田男
曲らずにくわゐの角や春の水 建部巣兆
木屋町や裏を流るゝ春の水 河東碧梧桐
枯蓮の折るるは折れて春の水 中村汀女
業平の狩衣しぼる春の水 政岡子規 春の水
構へたる並松もあり春の水 河東碧梧桐
橋踏めば魚沈みけり春の水 政岡子規 春の水
母と子の水のんで去る春の駅 平井照敏 天上大風
母乗りしボートおしやり春の水 星野立子
水栓をひねる即ち春の水 日野草城
泣きたければ泣け春水の星数ふ 秋元不死男
浜名湖を出で行く靭き春の水 山口誓子
渉りたる秋篠川の春の水 日野草城
渦ゆるく渦にしたがひ春の水 鷹羽狩行
渦を解き春水としてゆたがなる 大野林火 冬雁 昭和二十二年
游ぎ越猟師が犬や春の水 三宅嘯山
湯壷より高く春水躍りつゝ 山口青邨
源は柳なるべし春の水 蓼太 蓼太句集三編
瀬がしらのひよいひよい白し春の水 日野草城
瀬を岐れ来る春水や雪嶺聳ち 右城暮石 句集外 昭和二十七年
炭売と手に手をとりて春の水 建部巣兆
父と子と春水を跳ぶ竹撓はせ 石川桂郎 含羞
田の溝に鳴る春水とこそおもひ 石川桂郎 四温
町と村と其あひなかの春の水 政岡子規 春の水
畦曲り春の夕焼の水曲る 水原秋櫻子 残鐘
白雲の影も動かず春の水 政岡子規 春の水
白鳥に向けし眼鏡に春の水 高野素十
盃にすくふてのむや春の水 政岡子規 春の水
盥浅く鯉の背見ゆる春の水 政岡子規 春の水
真菰生えて春水到ること早し 村上鬼城
着物着て袖口はあり春の水 岡井省二 前後
石はしる春水今は戸をへだて 山口青邨
砂川や流れ初めたる春の水 政岡子規 春の水
神の影さして昃り春の水 上野泰
笹舟は一枚仕立て春の水 鷹羽狩行
簷の下春水碧く淵なせる 水原秋櫻子 霜林
粗朶束の一つ転けたる春の水 石田勝彦 秋興
紅の影流れけり春の水 政岡子規 春の水
紙船を浮かせ離さぬ春の水 鷹羽狩行
美しき鯲うきけり春の水 舟泉
翌の夜は満月さそへ春水 松窓乙二
背を見せて魚泳ぐ春の水浅し 政岡子規 春の水
背戸口や芥を潜る春の水 蝶夢
舟に乗りて毛氈に坐す春の水 日野草城
船頭の雷魚を嘆く春の水 高野素十
芝の窪に春水ためぬ都府楼址 松崎鉄之介
花びらの流れて春の水と知る 上田五千石『天路』補遺
芹川のあたりは深し春の水 松岡青蘿
草青きところ鳥来る春の水 村山故郷
草青き洲を巡りけり春の水 政岡子規 春の水
菅笠のおちて流れす春の水 政岡子規 春の水
菜を洗ふ濁り流れず春の水 政岡子規 春の水
菱形を組みて流るゝ春の水 渡邊白泉
萱原やちつと見えても春の水 寥松 発句題叢
薪水のいとまの釣や春の水 飯田蛇笏 山廬集
蘆の水春の冷たき朝日満つ 松村蒼石 雪
蛇穴を出でゝ石垣の春の水 河東碧梧桐
蛙啼や水玉うかぶ春の水 樗良
蝶つまみ春水つまみ雛の菓子 後藤比奈夫
行春の水そのまゝや杜若 千代尼
行春の水幾條となく懸かり 橋閒石 朱明
行舟に岸根をうつや春の水 炭太祇
見つめゐて春水暮るゝこと遅し 高浜年尾
足の向く方は素描の春の水 橋閒石 和栲
身を語りゐて春水は流れ急く 中村汀女
輪かさりの藁たゝよふや春の水 政岡子規 春の水
連れ笑ひして流れたり春の水 岡井省二 前後
道坂になり春水は離れ行き 上野泰 佐介
遡りて君を迎へぬ春の水 河東碧梧桐
野に出れば永きひかりを春の水 高屋窓秋
野も山も冬のまゝじやに春の水 几董
鉄橋を五つ掛けたり春の水 政岡子規 春の水
雪に折し竹の下行春の水 几董
鞍馬路に沿へばいづこも春の水 鷹羽狩行
頭並ぶ盥の鯉や春の水 政岡子規 春の水
飯を食ふごと春水を見てをりぬ 岡井省二 前後
馬引て渡る女や春の水 政岡子規 春の水
馬殿も一杓まゐれ春の水 桜井梅室
鯉の吐く泡や盥の春の水 政岡子規 春の水
鯉の尾の動く盥や春の水 政岡子規 春の水
鯉の背に春水そゝぐ盥かな 政岡子規 春の水
鯉はねて浅き盥や春の水 政岡子規 春の水
鯉多く狭き盥や春の水 政岡子規 春の水
鱒池をつなぐ春水簀を通ふ 右城暮石 句集外 昭和三十三年
鳥翔んで春の水打つこの世よし 森澄雄
鶏のよごれ来にけり春の水 高桑闌更
鶏も家鴨も白し春の水 高野素十

以上
by575fudemakase |2016-03-06 00:02 |春の季語
<< 春の海 の俳句 啓蟄の俳句 >>


俳句の四方山話 季語の例句 句集評など


by 575fudemakase

プロフィールを見る
新着記事を受け取る
Facebook

< March 2025>
SMTWTFS
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

カテゴリ

全体
無季
春の季語
夏の季語
秋の季語
冬の季語
新年の季語
句集評など
句評など
自作
その他
ねずみのこまくら句会
ブログ
自作j
自作y
j
未分類

以前の記事

2025年 01月
2024年 12月
2024年 11月
more...

フォロー中のブログ

ふらんす堂編集日記 By...
魚屋三代目日記
My style

メモ帳

▽ある季語の例句を調べる▽

《方法1》 残暑 の例句を調べる
先ず、右欄の「カテゴリ」の「秋の季語」をクリックし、表示する。
表示された一番下の 「▽ このカテゴリの記事をすべて表示」をクリック、
全部を表示下さい。(全表示に多少時間がかかります)
次いで、表示された内容につき、「ページ内検索」を行ないます。
(「ページ内検索」は最上部右のいくつかのアイコンの内から虫眼鏡マークを探し出して下さい)
探し出せたら、「残暑」と入力します。「残暑 の俳句」が見つかったら、そこをクリックすれば
例句が表示されます。

尚、スマホ等でこれを行なうには、全ての操作の前に、最上部右のアイコンをクリックし
「pc版サイトを見る」にチェック印を入れ実行下さい。


《方法2》以下はこのサイトから全く離れて、グーグル又は ヤフーの検索サイトから
調べる方法です。
グーグル(Google)又は ヤフー(Yahoo)の検索ボックスに見出し季語を入力し、
その例句を検索することができます。(大方はこれで調べられますが、駄目な場合は上記、《方法1》を採用ください)

例1 残暑 の例句を調べる

検索ボックスに 「残暑の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「残暑 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【残暑】残る暑さ 秋暑し 秋暑 【】=見出し季語

例2 盆唄 の例句を調べる

検索ボックスに 「踊の俳句」 と入力し検索ボタンを押す
いくつかのサイトが表示されますが、「踊 の俳句:575筆まか勢」のサイトを
クリックし表示ください。
[参考] 【踊】踊子 踊浴衣 踊笠 念仏踊 阿波踊 踊唄 盆唄 盆踊 エイサー 【】=見出し季語

以上 当システムを使いこなすには、見出し季語をシッカリ認識している必要があります。

検索

タグ

最新の記事

最近の嘱目句あれこれ20  ..
at 2025-01-31 02:39
俳句年鑑 2025年版 ◆全..
at 2025-01-24 12:02
俳句年鑑2025年版を読んで..
at 2025-01-21 04:45
俳句年鑑2025年版を読んで..
at 2025-01-14 06:41
最近の嘱目句あれこれ19  ..
at 2025-01-03 08:33
安住敦編 日野草城句集(角川..
at 2024-12-27 06:38
お正月関連の拙句 (高澤良一)
at 2024-12-21 15:34
最近の嘱目句あれこれ18  ..
at 2024-12-16 09:09
最近の嘱目句あれこれ17  ..
at 2024-11-29 10:40
最近の嘱目句あれこれ16  ..
at 2024-11-02 07:22
最近の嘱目句あれこれ15  ..
at 2024-10-30 06:49
最近の嘱目句あれこれ14  ..
at 2024-10-30 06:30
我が家の吊り鉢風景
at 2024-10-25 08:15
寺前八幡神社のぎんなん
at 2024-10-25 07:58
美しい秋の風景
at 2024-10-10 05:04
最近の嘱目句あれこれ10月 ..
at 2024-10-10 02:38
小沢信男 俳句世がたり 岩波..
at 2024-10-08 07:58
句集 鎌倉是空 前田吐実男を..
at 2024-10-07 05:29
最近の嘱目句あれこれ13  ..
at 2024-10-01 06:05
最近の嘱目句あれこれ12  ..
at 2024-09-27 10:23

外部リンク

記事ランキング

エキサイト
XML |ATOM

Powered byExcite Blog

会社概要
プライバシーポリシー
利用規約
個人情報保護
情報取得について
免責事項
ヘルプ

ファン申請

※ メッセージを入力してください

[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp