| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ||||||
| 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
| 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
| 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
| 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
| 30 |
astah*の因果ループプラグインを教えてもらったのでメモ。
使ってみるとなかなか良いです。
【参考】
snytng/inga astah*の因果ループプラグイン
思考力と注意力のトレードオフを因果ループ図で描いてみた: プログラマの思索
因果ループ図を再考する~問題の症状をシステム構造として捉えて解決策を見つける: プログラマの思索
astah*の因果ループプラグインのメリットは、因果ループ図からロジックをリバースしてくれること。
要因Xが増えれば、要因Yが増えるのか、要因Yが減るのか、表示してくれる。
ロジックを見直す時に役立ちそう。
【1】教員希望者が減っているニュースを見て、その背景にあるロジックを書いてみた。
教員の過酷な労働実態相次ぐ投稿でオンライン上の報告会開催 | 教育 | NHKニュース
小学校教員倍率、過去最低2.7倍 質の確保急務: 日本経済新聞
ニュースでは、下記のロジックが読み取れる。
「教師希望者」が増えれば、「教師の質」が増える: 1 (自己強化=1, バランス=0)
→「教師の質」が増えれば、「モンスターペアレント」が減る: 1 (自己強化=1, バランス=0)
→「モンスターペアレント」が減れば、「教師の作業負荷」が減る: 1 (自己強化=1, バランス=0)
→「教師の作業負荷」が減れば、「教師希望者」が増える: 1 (自己強化=1, バランス=0)
そこで、教師希望者を増やすために、教師増加キャンペーンを実施したわけだが、本当に効果があるのか?
レバレッジポイントはそこなのか?
他の要因を増減させるような施策の方が優先ではないか?
他にも隠れたロジックがないか?
色々考えが思いつく。
astah*の因果ループプラグインの他の機能では、下部欄の因果関係をクリックすると、因果ループ図の線にフォーカスしてくれる。
ただし、Same(+)は実線、Opposite(ー)は破線なので注意。
2021/05/08モデリング,プロジェクトマネジメント,astahによるUMLモデリング|固定リンク
Tweet
ご利用、ご紹介ありがとうございます。
新しい因果に気づけるのは因果ループ図のおかげですね。
ただ、改善するためのレバレッジポイントについてはなかなかコレだ!というものが見つけられず、活用には悩んでいるところです。
「バランスループに対して自己強化ループを作ってみる」とか何かイディオムがありそうな気はしています。
プラグインの新機能として、何かを増やしたら、何が増えて何が減るみたいなシミュレーション結果を出してみたりもしているのですが、いまいちな感じなので、いろいろ試行錯誤している途中でもあります。
なにかこうすればというアイデアがありましたら、お知らせください。
投稿: snytng | 2021/05/10 08:48
