父と母は

昔、骨董市にハマった時があって

アンティーク好きの私も

よく連れて行ってもらっていました。

色々品定めして

タンスやら

お軸やら買い求めるのですが、

何かしら

お店の人が

私の好きそうなものを

プレゼントしてくれるんです。

私が多分真剣に見ている

本当に

物欲しそうに見ているのかもしれません。

香合

軽薄なグリーンと言われる

色をした

素敵な品で

欲しいな・・・

と思ってみていたのです。

私にちゃんとプレゼントしてくれました。

あるところでは

お軸や色々なものを

両親が買っているところ

そっと

珊瑚の根付をプレゼントしてくれました。

私はうれしくって

大切に飾っています。

こういう

目利きの人たちは

きっと

大事にされることが

わかっている

そういう人を

見抜く力があるんだと思います。

大事な宝物として

大切に扱っています。

高いものじゃなくてもいいんです

私にとって

大切なものだったら

それでいい。

両親との思い出だったり

和やかだった空気感

そういうものが

見るたびによみがえります。

大事なものを

大切にする気持ち

無くすと

二度と帰ってこない

そういう気持ちを

忘れないように

大切なもの