全国から100件以上の 「防災新視点」 が集結
「未来防災イニシアチブ (Future Bousai Initiative)」は、2025年3月24日 (月) に 「防災新視点サミット」をニッショーホール (虎ノ門) で開催する。このサミットは、備えるべきなのに見落とされている防災の課題や、防災対策における新発想など、これまでにない視点を共有する場として企画された。
未来防災イニシアチブは、2024年11月から全国的に 「防災新視点」 のエントリーを募集。その結果、100件を超える新しい視点が集まった。これらは、誰かにとっての 「いい気づき」 となる事例やナレッジとして注目されている。
サミット当日は、これらの 「防災新視点」 の展示に加え、シンポジウムやワークショップが行われる。参加者は、これまで見落とされてきた防災の課題や、新たな防災対策のアイデアに触れることができる。
多彩な顔ぶれによるシンポジウムを開催
シンポジウムでは、アナウンサーの有働由美子、パラリンピック金メダリストの大日方邦子、元ラグビー日本代表の大野均らが登壇。企業や自治体、被災経験者なども交えて、防災の新しい視点について議論を交わす。

3月22日生。鹿児島県で生まれ、兵庫県、大阪府で育つ。神戸女学院大学卒業後、1991年にNHK入局。「NHK ニュース おはよう日本」「サンデースポーツ」「あさイチ」などの番組を担当し、紅白歌合戦の司会も務める。2018年3月、NHKを退社し、「news zero」(日本テレビ系)のメインキャスターを2024年3月まで担当。現在は、「with MUSIC」(日本テレビ系)、「有働Times」(テレビ朝日系)のMCなど、多方面で活躍している。また、東京大学大学院 情報学環 総合防災情報研究センター 客員研究員や、日本車いすラグビー連盟理事も務めている。

一般社団法人日本パラリンピアンズ協会 理事/株式会社電通 フェロー。3歳の時に交通事故により負傷。右足切断、左足にも障害が残る。パラリンピックにアルペンスキー競技でリレハンメル1994からバンクーバー2010までの5大会に連続出場。長野1998大会では冬季パラリンピック日本人初の金メダル、トリノ2006大会で自身2つ目の金メダルを獲得。パラリンピックでの総メダル獲得数は通算10個。平昌2018パラリンピックでは、日本選手団団長を務めた。

1978年生まれ、福島県郡山市出身。高校までは野球部に所属。進学した日本大学工学部でラグビーを始める。2001年、東芝ブレイブルーパス入団。2004年、日本代表初選出。2007年フランス大会、2011年ニュージーランド大会、2015年イングランド大会と3大会のワールドカップに出場。2015年大会では、世紀の番狂わせといわれた南アフリカ戦勝利に貢献。日本代表として13年間プレーし、国際試合98試合出場は日本代表歴代最多。東芝ブレイブルーパスでも歴代最多238試合に出場。ベストフィフティーン9度選出も歴代最多。2009-2010シーズントップリーグMVP受賞。2020年、42歳で現役引退。2021年、東芝ブレイブルーパス東京アンバサダーに就任。現在は、ラグビー解説、スポーツの普及推進など、フリーで活動。
本サミットを通じ、従来の枠にとらわれない発想で、防災に対する新しい視点や考え方が広く共有されることに期待したい。
未来防災イニシアチブ (Future Bousai Initiative)
日程:2025年3月24日(月)
時間:
- シンポジウム 12:30~15:30 (12:00開場)
- 展示 12:00~16:00
- ワークショップ 15:00~17:00
会場:日本消防会館 ニッショーホール (東京都港区虎ノ門2丁目9-16)
主催:未来防災イニシアチブ (Future Bousai Initiative)
参加費:無料
参加申込・公式サイト
https://bousai-new-perspective.com