
2025年3月16日、4人のイタリア人科学者たちが開催した学術発表会で、ある重大な発見が公表されました。彼らの研究チームは、最先端のリモートセンシング技術を用いて、エジプトのギザ高原にあるカフラー王のピラミッドの地下に、全長648メートルにも及ぶ8本の巨大な柱状構造を捉えたのです。
これは東京スカイツリーの高さに匹敵する驚異的なスケールです。
さらに彼らの報告によると、柱の基部には、それぞれ一辺80メートル、高さ75メートルにもなる巨大な立方体の構造物が存在することも確認されました。

そして、ギザ高原全体の地下深くに、巨大な空洞構造が広がっていることもレーダー解析により判明したとのことです。
もしこれらのデータと解析が事実であるのなら、私たちがこれまで信じてきたピラミッドの歴史や役割、さらには人類の過去に関する常識が、大きく揺らぐことになります。
果たして今回の発見は真実なのか?なぜエジプト政府は今回の発表に異常な反応を見せたのか?その裏にはどんな秘密が隠されているのか?
今回は、この事件の真相に迫っていきたいと思います。ぜひ最後までお付き合いくださいね。

まず、研究チームは「SARレーダー」と呼ばれるリモートセンシング技術を用いて、ピラミッドの地下構造を探査しました。
この技術は、レーダー波を用いて地表および地下の微細な変化を高精度で検出できるのが特徴で、従来では見落とされがちだった構造までも捉えることが可能です。

ただし、SARレーダーには限界もあります。地下に対する透過距離は数十メートル程度とされているため、より深層の構造を明らかにするには別のアプローチが必要でした。
そこで研究チームが併用したのが、「常時微動解析」と呼ばれる手法です。
地球の表面や内部は、人間には感じ取れないほどのわずかな振動、いわゆる「常時微動」によって常に揺れ動いています。チームはこの微動が生み出す地震波データを長期間にわたって収集し、それを解析することで、地下深部に存在する構造物の形状や空洞の分布を三次元的に可視化することに成功したのです。
つまり、SARレーダーによる表層の精密分析と、常時微動解析による構造探知という2つの技術の組み合わせによって、ピラミッドとその地下の「見えなかった部分」を透かして見るかのように捉えることで、今回の発見へとつながったというわけです。
実は今から3年前の2022年、このチームはすでに一本の論文を発表しており、今回と同じ探査技術を用いてギザの大ピラミッドに対する調査成果を報告していました。
その報告の中で注目されたのは「ピラミッドの面の数」に関する分析です。

通常、ピラミッドは4面体の構造であると考えられていますが、実は各面は中央でわずかに折れ曲がっており、光の当たり方によって、“凹面”、つまりへこんだ面が浮かび上がるという、特殊な8つの面の構造になっていることが知られています。
そして、チームが行ったスキャンでも、まさにこの8つの面がはっきりとデータ上に現れていたのです。
さらにチームは、ギザの大ピラミッドの既に知られている内部構造と、自分たちのスキャンデータによって得られた構造とを比較しました。その結果、スキャンデータはこれまでに把握されていた既存の構造と非常に高い一致を示し、特に「王の間」に関する部分では、形状・位置ともに完全に一致していることが確認されました。

最終的に、この論文は専門家による査読を経て正式に学術誌に掲載され、学術界においても一定の評価を受けることとなりました。
それでは次に、チームが今回発表した新しい成果を詳しく見ていきましょう。

ギザ高原には3つの有名なピラミッドが並んでいます。最も大きいものは「ギザの大ピラミッド」、2番目に大きいものが「カフラー王のピラミッド」、そして3つ目は最も小さい「メンカウラー王のピラミッド」で、今回新発見があったのは、カフラー王のピラミッド内部およびその地下構造です。
チームが公開したスキャンデータによると、カフラー王のピラミッド内部には、ギザの大ピラミッドにある「王の間」と非常によく似た構造がなんと5つも存在し、それらは通路によって互いに接続されていることが示されています。

しかし、これまで行われてきた実地調査において、カフラー王のピラミッド内部で確認されているのは、たった一つの墓室のみです。つまり、もしこのスキャン結果が正しければ、いまだ人類の目に触れていない未発見の空間が4つも残されているということになります。
そして何より衝撃的なのは、チームのスキャンデータが示しているピラミッド地下の巨大構造物の存在です。
まず、スキャンデータによって明らかになったのは、長さ648メートル、直径10〜12メートルにも達する8本の巨大な柱状構造がカフラー王のピラミッドの基底部とつながっているという事実です。
さらに、それぞれの柱の下部は、2つの巨大な立方体構造物へと接続されています。
ほかにも、これらの柱の表面に“コイル”のような螺旋状の構造が巻きついている様子がレーダーのデータ上で確認されている点や、これら8本の柱と下部に位置する2つの巨大な立方体構造のすべてが“中空”であるという解析結果など、いくつもの興味深いポイントがあります。

これらは、一連の構造物が単なる岩の塊ではなく、設計・加工された構造体である可能性を示唆しています。
そして、衝撃はさらに続きます。なんと、2つの立方体構造のさらに下、地表からおよそ1,200メートルの深さに広がる、広大なネットワーク状の空洞構造の存在までもが確認されたのです。

少し余談になりますが、今回発見されたという地下の巨大な空洞は、古代エジプト神話に伝わる、ある伝承と不思議な一致を見せています。
古代エジプトの神話によれば、ピラミッドの地下には「知恵の殿堂」と呼ばれる場所があります。そこは、
と語られてきました。
そして、これらの伝承は後にアトランティス文明の伝説ともしばしば結びつけられ、一説によれば、アトランティスは大洪水によって滅びたものの、その知恵と技術、精神的遺産はすべて、今もなおピラミッドの地下に眠っていると言われています。
これまで、こうした話は都市伝説やスピリチュアルな神話の域を出ることはなく、多くの人々にとって“ロマン”に過ぎませんでしたが、今回、ピラミッドの下に潜む中空の巨大構造物や、地下1,200メートルに広がる広い空洞構造が科学的手法によって発見されたことで、それらの伝説には根拠があるのではないか、少なくとも現実の出来事と関係しているのではないかという、かすかな希望と興奮を抱く人々が現れ始めています。

このように、研究チームは常識を覆すような発見を報告していますが、今回の研究結果が浮かび上がらせた一番の問題は、もし本当にピラミッドの地下600メートル以上という超深部にこれほどの規模の人工構造が存在するのなら、それらはピラミッドそのものを築く以上に、はるかに高度な技術と知識が求められるという問題です。
これは、私たちが「古代人」として認識してきた当時の文明の能力では到底実現できるものではありません。
つまり、もしこの地下構造が実在するのであれば、それは単なるピラミッドの建築技術の謎を超えて、人類史そのもの、文明の起源に関する根本的な見直しを迫る問題に直結してきます。
そのため、多くの学者や専門家たちは今回の発表に対して「信じがたい」「ありえない」と否定的な姿勢を示し、疑問視されました。
また、チームが柱として識別した構造物についても、
という慎重な見解が出されています。
そして学者のみならず、予想外にも最も強くこの発表に反応したのは、まさかのエジプト政府でした。

エジプト考古最高評議会の事務総長であり、かつて考古大臣も務めたザヒ・ハワス氏は、今回の研究チームの発表に対して非常に厳しい批判を展開しました。
学術発表会から1週間後の2025年3月22日、ハワス氏は自身のFacebookに次のような声明を投稿しています。

これはもう単なる批判を超えており、“情報封鎖”の正式な宣言と受け取ることもできる発言です。
実際、ハワス氏が主張する通り、そのような情報統制は現行の制度において実現可能です。というのも、実地調査はもちろん、衛星やレーダーを用いたリモート探査であっても、エジプトのピラミッドやその他の遺跡を調査するには、エジプト政府の正式な許可が絶対条件となっています。
この許可を得ずに行われた調査は、たとえどのような目的であっても違法行為と見なされ、その過程で得られたデータや成果も違法なものとして扱われるため、学術的には“無効”となってしまいます。それをクリアしない限り、たとえ画期的な発見であったとしても、学術界で正式に発表することはできないというのが今の厳しい現実です。
この点について、研究チームも事実を認めています。

彼らはこれまでに何度もエジプト政府に正式な調査申請を行ったものの、当局からは一度たりとも明確な返答が返ってくることはありませんでした。
結果として、チームはこれ以上の許可申請は無意味であり、正式な調査許可を得ることは実質的に不可能だと判断せざるを得なかったと反論しています。
そこで彼らはついに、エジプト政府の許可を得ないまま、独自にピラミッドのスキャンを実施するという決断を下しました。当然ながら、そのような手段で得られたデータは学術界のルールにおいては“非公認の情報”とされ、正式な論文として発表することはできません。
それゆえに、チームは論文発表という形ではなく、発表会という場を独自にセッティングして、自分たちの調査結果を世界に向けて発信するという道を選んだのです。

彼らは自分たちが使用した技術について、これまでのどの探査技術よりも高精度で、信頼性においても群を抜いているとアピールしており、その成果に強い自信を持っています。そして今後は、エジプト政府と粘り強く交渉を続けていくとも語っています。
このような事情において、研究チームは自分たちが得たデータや成果を正式な論文として学術界に発表することができず、当然、学術的なルールに則って、専門家による査読を受けることもできません。
よって、その正確性を客観的に検証する術が封じられてしまいます。そうなれば、唯一残された道は実際の発掘調査になりますが、ピラミッドの地下を掘るなんて、エジプト政府が許可を出す可能性は今のところ完全にゼロでしょう。
となると今回の件は、真相が解明される日が来るのかすら分からない、深い謎のまま宙に浮いてしまう結末になるだろうと予想されます。
それでも、もし仮に、研究チームのスキャン結果が本当にすべて現実を物語っているのなら、地下に存在するという巨大な構造物は一体何なのか?それは誰が、何の目的で造り上げたものなのか?
ここからは僕の個人的な推測を述べていきたいと思います。
以前、真実の目YouTubeチャンネルの動画でも取り上げたことがありますが、ピラミッドは単なる墓ではなく、巨大な「発電装置」だったという説があります。
これについて詳しく知りたい方は、こちらの動画をご覧いただければと思います。
【ピラミッドの正体】ニコラ・テスラが明かしたピラミッドの真の用途とは?
-YouTube
今回研究チームが発表した内容は、まさにその説と重なるような結果を示しています。
カフラー王のピラミッドの地下にあるという8本の中空の柱状構造が、もし銅や合金のような導電性の素材で作られていたとすれば、それらは「共振コイル」としての機能を持っていた可能性が考えられます。
つまり、この地下構造は自然界のエネルギーを集め、増幅し、そして伝達するための装置だったかもしれません。
この共振コイルの原理は、実は19世紀末の天才発明家ニコラ・テスラが提唱した、地球や大気中から自然エネルギーを取り出し、それを無線で送電するという壮大な構想の中核でもあります。

そもそも地球そのものが巨大な電磁システムであり、テスラは、この巨大な電磁システムからエネルギーを収集し、さらに無線で遠隔地へ効率的に伝送できるという「フリーエネルギー」の仕組みを実現しようとしたのです。
最終的にこのアイデアは表舞台に出ることはありませんでしたが、この原理は現代において、無線通信や短距離でのワイヤレス電力伝送といった形で実際に応用されており、私たちの身近な技術として息づいています。
話をピラミッドに戻しますが、もしこれらの柱が一種の「アンテナ」として、そうした自然電磁波に“共振”するように緻密に設計されていたとすれば、それはまさにテスラが目指したものと同様の、「フリーエネルギー」を引き出すための装置だったという可能性が導かれます。
もちろん、ここまで述べてきたことはあくまで研究チームが発表した情報をもとに、僕個人が立てた仮説にすぎません。
しかし、現実に立ち返ってみたとき、どうしても今回の件についてひとつ腑に落ちない点が残ります。それは、なぜエジプト政府がこれほどまで頑なに、この研究チームの調査申請を拒み続けているのかという点です。
文化財の保護や安全管理のため、という公式の説明はもっともらしく聞こえますが、これまで他のプロジェクトには衛星やレーダー技術による探査の許可を出してきた事実を踏まえると、今回の異様なまでの拒絶反応は、どうにも説明がつきません。
むしろそこには、何か“知られてはならない事情”があるのではないか、そう考えずにはいられないのです。
まず、先ほども触れましたが、研究チームは2022年にピラミッドに対する最初のスキャン調査を実施し、革新的な技術を用いてその構造を解析しました。その調査結果は、専門家による査読を経て正式に学術誌に掲載されています。
これはすなわち、当時エジプト政府が彼らの調査に対して正式な許可を与えていたことを意味します。
そして、後に発表された論文に記されたスキャンデータは、これまでに把握されていたギザの大ピラミッドの内部構造と驚くほど一致しており、その高精度な技術と解析手法が初めて世の中に知られるようになりました。

ところが、2回目の調査申請で状況は一変します。
チームは繰り返し申請したにもかかわらず、エジプト政府は一切の許可を出さなくなったのです。一体なぜ、以前は許可を出していたのに、今回は手のひらを返したように徹底的な拒絶に転じたのでしょうか?
あくまで僕個人の憶測にすぎませんが、こうした不可解な展開の裏には、次のような“意図的な封じ込め”があるのではないかと感じてしまいます。
そう考えると、すべてのつじつまが合ってしまうのです。
一体、エジプト政府はピラミッドのいかなる秘密を隠そうとして、そこまでの拒絶をするのでしょうか?
ここで再び浮かび上がってくるのが、「フリーエネルギー」というキーワードです。この言葉は、科学界において長らく“タブー”とされてきました。なぜなら、それが意味するのは、無償で使えるエネルギー源があり得る、ということだからです。
つまり、この概念が現実となった時、石油、電気、ガスといった巨大なエネルギー産業の存在意義が崩れ去り、現代社会の頂点に立つ既得権益者たちの利権が崩壊することになります。
実際、ニコラ・テスラはあと一歩でフリーエネルギーの実用化に迫った段階で、彼のプロジェクトに対する支援を打ち切られ、技術は封印されて、本人もやがて歴史の影に葬られました。

こうした背景から考えると、エジプト政府が今回の研究チームに対して異様なほど厳格な姿勢を示した理由も見えてきます。
おそらく、彼ら、そして社会の頂点に立つ一部の人々は、すでに知っていたのかもしれません。ピラミッドにはエネルギーに関わる未知の機能が存在することを。
だからこそ、一回目の調査で、研究チームの技術が真実を明らかにする危険を有していると察知した瞬間、彼らは二度目の調査を断固として拒んだのです。
このように、情報を完全にコントロールし、真実を封じることで、ギザ高原にあるピラミッドの秘密だけではなく、現代社会の“ピラミッド構造”も守られました。今回の調査結果の真相も、彼らはきっと闇に葬るのでしょう。
しかし、どれほど巧妙に隠そうとも、真実そのものは決して消えることはありません。押し殺された声は、やがてさざ波のように広がり、そして確実にこの世界に波紋を広げていくのです。
それでは、本日もお読みいただきありがとうございました。

いきなりですが、想像してみましょう。
もし地球に人類と異なる種の高度な知的生命体が存在していて、彼らが自分たちのことを人類に知られたくないと思っていたとしたら、どこに隠れるのがベストでしょうか?
そのような発想で地球全体を見渡すと、人間の活動がほとんどなく、かつ十分な広さを確保できるエリアは、南極大陸のみです。
今回は、古くから神秘的な世界として人々の心を引き付けてきた、南極大陸の秘密に迫っていきたいと思います。ぜひ最後までお付き合いくださいね。

南極大陸にまつわる不可解な謎は、数百年、もしかしたら千年以上前まで遡るのかもしれません。
1531年、フランスの数学者・天文学者であるオロンス・ファインは、南極大陸と北極を中心として、各大陸の地形をまとめた世界地図を作成しました。

また、1418年に作成されたとされる古代中国の地図と、1513年に作成された「ピーリー・レイースの地図」にも、南極大陸の地形が描かれています。


3つの地図はいずれも作成者が残したメモがあり、「この地図は、古代地図を参考にして作成した」という趣旨の文章が書かれています。
しかし、現代人類が南極大陸の存在を初めて知ったのは1820年のことで、今から500年も前の長距離航海技術や地図作成の技術が発展途上だった時代、もっと言えば、彼らが参考にしたという古代地図が作成された、1,000年前とも2,000年前とも言われる時代に、どのようにして南極大陸や地球の地形を知り得たのか、未だに謎のままです。

しかも、現代技術を用いた直近100年の調査によって、南極大陸の謎はさらに深まっています。
人工衛星の誕生で、これまでアクセスが困難だった南極大陸の幅広い範囲の状況を、衛星画像によって把握することができるようになりました。
それらの数々の衛星画像を解析すると、ピラミッド状の構造物が複数発見されました。

中には、4つの各面が完璧に東西南北に面している精密な幾何学構造を持つものもあります。
これはエジプトのギザの大ピラミッドと同じ特徴です。

そして、こちらの衛星画像では、1つの細長い物体が地面にあり、氷の上に滑走痕のような痕跡が確認できます。
物体の形から、これは葉巻型のUFOが南極に墜落したのではないかと一時期に話題になっていました。
また、2018年、NASAの科学者たちは宇宙からやってくる「ニュートリノ」という素粒子を研究するために、宇宙線検出用の気球を南極の上空に打ち上げました。予想通りに「ニュートリノ」が検出されましたが、その背後にはまったく予期しない事実があったのです。
なぜか、検出されたニュートリノは宇宙からではなく、南極の地下数キロメートルの深さにある何かから発せられていることが分かりました。
結局、南極の地下から「ニュートリノ」が放出されている原因は今でも解明されていません。
このように、多くの事実と発見から、南極大陸とその地下には何らかの秘密が潜んでいると疑うことができます。

リンダ・モールトン・ハウはアメリカの調査報道ジャーナリストで、彼女は1970年代にコロラド州で起きた一連の不自然な牛の切断事件を調査、報道したことで、テレビ界最高の栄誉と言われるエミー賞を受賞しました。
2015年のとある日、リンダは1通のEメールを受信します。そのメールは、元アメリカ海軍の航空技術者、ブライアンと名乗る人物が送ったもので、彼が南極で任務に当たっていた時に目撃した一連の出来事が記されていました。


その後、ブライアンはリンダのインタビューを受けました。彼は当時見たものについて、インタビューで次のように述べています。
ブライアン:私たちはそれを真上からではなく、約45度の角度で目撃しました。地表には1つの大きな穴がありました。
リンダ:その穴の大きさはどれくらいでしたか?何か構造的なものに見えましたか?
ブライアン:少なくとも私たちの飛行機は入れるくらいの大きさはあって、おそらくサッカー場ほどの大きさだったと思います。また、地表には道路か線路らしき線があって、その上を車両が走っていました。スノーモービル、トラクターのようなものが、どうも穴を出入りしているように見えました。
氷と雪で覆われた地表は白く、私たちが飛んでいた高度からも、黒い線が道のようになっていることがはっきりとわかりました。

後にリンダが再度行ったブライアンへのインタビューでは、事件後のとある日、マクマード基地のバーで開かれたパーティーでの出来事が語られました。
ブライアンがアムンゼン・スコット基地で働いている人と酒を飲んでいるとき、お互い少し酔ったところで、ブライアンはその人に対して、「私はあなたたちの基地近くにある秘密を知っている」と口走ってしまいました。すると彼は、
「あの人間じゃない来訪者たち(visitors)のことだろう」
と返したのです。しかし彼は、ブライアンが実は“来訪者”のことを知らないと気付くと、それ以上は何も語りませんでした。
2019年、リンダは再び南極に関する暴露情報を受け取りました。
今回の情報提供者は、アメリカ海軍の特殊部隊「Navy SEALs」の元隊員だと名乗る人物で、インタビューの中で、彼は「スパルタ1(ワン)」という名前で登場しています。
2003年、スパルタ1は南極のとある建造物を調査する任務のメンバーに選抜されました。チームにはスパルタ1を含む数名のNavy SEALs隊員に加えて、エンジニアと科学者もいました。
その建造物はマクマード基地から約150キロメートル離れた場所にあり、現地に到着すると、黒い建造物の一部が地表を出ているのが分かりました。

建造物には厚さ6メートルほどもある巨大な扉がありましたが、それは、ほとんど力を入れず指一本で押して開けることができ、全く重みを感じなかったと言います。
そして建造物内に入ると、何よりまずその暖かさに驚きます。その時の屋外温度はマイナス40度だったのに対し、室内の温度は約22度でした。
壁や床は一見玄武岩のような質感ですが、その表面はツルツルしています。
建造物の内部は照明が一切ないものの、壁自体が緑色の光を放っていて、壁や扉には理解できない文字のような模様が数多く刻まれていました。
謎の文字と異星人
スパルタ1によると、それらは古代の楔形文字(くさびがたもじ)のように見えたそうですが、後に、それはどの古代文明の文字でもないことが判明しました。
彼らが装置を使用して建造物内部を計測した結果、建造物の構造は八角形であり、面積は約0.5平方キロメートルありました。
建造物内には他の場所への通路や入口が見つからなかったため、調査チームは写真撮影や測定などを終えて、任務を終了しました。
また、スパルタ1によると、同行していた科学者の中の一人について、任務の最中は彼のことを何も特別に思わなかったのですが、後になって、その人は“純粋な人間”ではなく、人類と異星人の混血だということをほかの人から聞かされたと言います。
元アメリカ海兵隊員スパルタ2(ツー)による異星人の告白
スパルタ1が言及したこの“混血”らしき人物について、リンダはもう一人の情報提供者からも似たような証言を得ました。
この「スパルタ2(ツー)」という仮名の情報提供者は、自分は元アメリカ海兵隊員であると名乗りました。
彼は、南極での任務中に何度も地下にある基地へ行ったことがあり、その中には人類と異星人の混血を育成するための施設が数か所もあったとインタビューで語ったのです。

ここまで、南極が描かれた古代地図、人工衛星が捉えた南極のピラミッドやUFOのような物体、そして数名の元アメリカ軍人による暴露を紹介しましたが、これらのうち、何が真実で何が嘘なのでしょうか?
南極には本当に何かが隠されているのでしょうか?
ここからは、僕の個人的な意見を交えながら分析していきたいと思います。

まず、古代地図についてですが、特に1513年に作成された「ピーリー・レイースの地図」に描かれている地形には、少しひずみが見られます。
このようなひずみ方は、現代の地図に使われている図法の一つである「正距方位図法(せいきょほういずほう)」で生じるひずみ方と非常に似ています。
別の言い方をすると、この地図は、上空で観測を行い、その観測データを用いて作成された現代の地図のひずみ方と似ているということです。
先ほどもお話しした通り、この地図は作成者のピーリー提督が1513年に20枚ほどの古代地図を参考にして描いたもので、それはつまり、参考元の古代地図が、上空での観測結果を用いて作成された可能性があることを意味しています。
これについて、以前1本の動画で詳しく語っていますので、気になる方は文末にリンクを貼っていますので、チェックしてみてください。
次にピラミッドの衛星画像について、その多くは正直、自然に形成された丘にしか見えません。もしこれをピラミッドとしてカウントするのなら、地球はピラミッドで溢れてしまうでしょう。

ただ、こちらの各面が完璧に東西南北を向いているものは話が違います。
自然に形成された丘が、ここまで完璧な構造と正確な方向を持つ確率は極めて低く、それが人工物である可能性は高いはずです。
しかし、この構造物は「南極大陸にある」という理由だけで、人工物である可能性が否定されている現状があります。もしこの構造物がエジプトにあったのならば、人々はきっと真反対の結論を出すでしょう。先入観と一般常識という縛りは、しばしば私たちが事実を見極める上での障害となります。
そして、墜落した宇宙船の写真について、これは宇宙船ではなく、近くの丘から転がり落ちた岩の一部だとするのが主流の解釈です。まったくロマンのない話ですが、実はこの物体の全体像の写真があります。ご覧の通り、滑走痕をたどると、最後には丘が見えます。ですので、これは主流の解釈の通り、本当にただの岩だと僕も思います。
地下空洞
では、ブライアンの話はどうでしょうか?彼は語った内容に関して何も決定的な証拠を提示していません。普通、一人の話だけでは信憑性が保証できないので、それを証明するために、物的証拠もしくはほかの人の証言や客観的な状況証拠が必要です。
そこで、その話の裏付けとなる何らかのヒントがないかと探してみたところ、興味深い発見がありました。どうやら、世界中のGoogleマップ愛好家たちが南極に複数の地下空洞のようなものを発見していたようです。

たとえばこちらのものに関して、測定ツールを使用して測ってみると、穴の入口のサイズは幅約104メートル、縦約54メートル、サッカー場の大きさとほぼ同じです。これは、ブライアンの証言と一致しています。
もちろん、これだけでブライアンの話の信ぴょう性が上がったわけではありませんが、これらの空洞の写真を調べていると、おかしなことに気が付きました。10年ほど前までの写真は、比較的にきれいに空洞が写っているのに対して、技術が大幅に進歩したはずの現在では、なぜか空洞のエリアの写真は解像度が著しく下がり、それだけでなく、写真は修正されたかのような痕跡まで見られます。

これらが自然に形成されたただの空洞なら、なぜ地図から消し去られ、その周囲の環境まで修正される必要があるのでしょうか。
Googleマップでどの国を検索しても、アメリカのホワイトハウスやあのエリア51でさえ、大まかな様子を見ることができます。唯一、各国の軍事施設の衛星画像は人為的に修正され、その内部構造は見えないようになっています。
しかし、南極大陸では、南極条約によってどの国も軍事施設を設置することが禁じられているので、人間の活動がないはずの南極大陸の衛星画像がなぜ修正されるのか、非常に不可解であり、ここには本当に世の中に明かせない秘密が隠されているといった疑惑を持たれても仕方ありません。
異星人

次に、スパルタ1とスパルタ2の話についてですが、彼らの話も決定的な証拠はなく、自分たちの本名や、軍にいた当時の具体的な所属さえ明かしていません。彼らが暴露した内容が真実かどうかは、まさに“信じるかどうかはあなた次第”のレベルだと思います。
しかし1つ気になるのは、二人とも言及していた異星人と人類の混血の話です。

以前、真実の目のYouTubeチャンネルにて動画で触れましたが、アフリカのシャーマンであるムトワの話によると、人類と異なる種の知的生命体であるチタウリ人がこの地球には存在しています。
彼らは大昔から地球にいて、現在は地球の地下に潜み、彼らと人類の混血を生み出して人類社会を裏でコントロールしています。
現在、日本面積の36倍もある南極大陸は、ほんの一部のエリアだけが一般人に開放されており、それ以外の広大なエリアにアクセスする唯一の方法は、1959年に署名された南極条約の12の政府署名国のいずれかの許可を得ることです。
加えて、許可を得てそれらのエリアに進入したとしても、南極には数多くの飛行禁止区域が存在しているため、自由に移動する場所は限られています。
この理由として公式には、一部のエリアに関しては空気のサンプリングの汚染防止のため、また一部のエリアに関しては人間の活動が生態系を乱すことを防止するためとされています。
しかし、海や沿岸部はともかく、そもそも南極の地表に生息しているのはコケ類や地衣類ばかりで、乱暴な言い方になりますが、生態系と呼べるほどのものではありません。
そして、空気のサンプリングの汚染防止のために飛行禁止区域を設けるのは理解できますが、制限されるエリアの数と広さから、過剰に規制されているようにも感じます。
南極での発見から見る仮説
最近の研究結果によると、南極大陸が氷に覆われるようになったのは、これまで思っていた時期よりもずいぶん遅いことがわかってきたようです。
具体的には、人類の最も古い文明と言われているシュメール文明の出現とほぼ同時期に、南極大陸が非常に短期間のうち氷に覆われるようになったと考えられています。もしそれが事実であれば、人類文明の出現と南極大陸の凍結は、誰かの手による結果だという仮説さえ浮かび上がります。

逆に、もし南極の氷を短期間に全て溶かしてしまうような現象、あるいは何者かの行為がありうるなら、世界中の大陸と島々で、様々な神話や言い伝えに見られるあの大洪水と同レベルの災害がいつか起きるのかもしれません。
そしてその時、人類は地球の表舞台から追いやられて、南極の地下に潜んでいた“彼ら”が地球文明を我が物にし、新たな歴史を刻んでいくことになるのかもしれません。
それでは、本日もお読みいただきありがとうございました。
◆古代地図についての動画はこちら↓
【YouTube】「超古代地図の記録」1万年前に衛星軌道から地球を観察した者は誰?
◆ムトワの話はこちら↓
【YouTube】人類社会を操る「レプティリアン」の真相とは?人間は彼らの家畜に過ぎない!

真実の目へようこそ。
ある統計によると、最もIQが高い集団は物理学者と数学者だそうです。
彼らは他の学問の研究者や医者、弁護士、大企業のCEOなどよりも遥かに賢いのです。

アマゾン創業者のジェフ・ベゾスは元々、物理学者を目指していましたが、大学でとある量子力学の方程式を解く際に、クラスメイトとの実力の差を痛感し、物理の道を諦め、コンピュータサイエンスに専攻を変えたそうです。
もちろん、全ての物理学者がジェフ・ベゾスのような大富豪になれるとは思いませんが、望もうと思えば、その賢い頭脳を使ってビジネスを成功に導き、研究者という職業より豊かな生活が送れるはずです。
しかし、人類の中で最も賢いこれらの人たちは、なぜ物理や数学の研究に没頭しているのか?その理由は言うまでもなく、それらの研究は彼らにとってはどんなことよりも魅力的だからです。
なぜなら、物理学や数学、特に100年前から発展した量子力学は、1つの大きな疑問を明らかにしようとしているからです。その大きな疑問と言うのは、
ということです。
今回は、現段階の量子力学が示唆したこの世界の本質についてお話ししたいと思います。物理の知識を持っていなくても理解できる内容としています。ぜひ最後までお付き合いくださいね。
物質が分子や原子で構成されているのは、学校で学びましたよね。長い間、物質を構成する最小単位は原子だと思われていましたが、近代に入り、原子は中性子と陽子、電子で構成されており、中性子と陽子はさらに小さい要素で構成されていることが解明されました。

その後、これらのマイクロスケールの世界に存在している小さい粒子たちは、「量子」と名付けられ、量子の挙動を研究する学問は、「量子力学」と名付けられました。
不思議なことに、マイクロスケールの量子の世界におけるこれらの小さい粒子が従っている物理法則は、私たちが普段生きているマクロスケールの世界とは全く異なっている上、その世界で起きている様々な現象は、私たちの常識と世界観を壊すものなのです。
今のこの瞬間、太陽はある特定の場所にいて、あなたもある特定の場所にいる。

このように、マクロスケールの世界では、任意の時点において、物事は確定の状態にあります。
しかし量子の世界では、状況が全く異なります。
原子の中では、電子は原子核の周りを回っていますが、その回り方は月が地球の周りを回っているような状態ではありません。
1つの電子は、原子核周辺のいくつかの異なる場所で、同時に存在しています。
例えば、ある時点で、1つの電子は場所Aにもありますし、場所Bや場所Cにもあります。
このように、1つの電子が同時に幾つかの異なる場所に存在している現象は、量子の世界における不思議な現象の1つである、「状態の重ね合わせ」と言われています。
居場所だけではなく、他の状態も重ね合わせが起きています。
例えば、電子は常に“自転”のような動き(スピン)をしていますが、その“自転”の方向も、いくつかの異なる方向の重ね合わせの状態になっています。

私たちの普段の生活では理解しがたいこのような不思議な現象は、量子の世界において確実に起きています。
しかし、量子がこのような重ね合わせの状態で存在しているということが、最も奇妙なことではないのです。
さらに不思議なことは、重ね合わせの状態にあるこれらの量子を、人間が観測手段を用いて観測すると、量子が観測されたその瞬間に、重ね合わせの状態から1つの確定した状態に変わります。

この重ね合わせの状態から1つの確定した状態に変わる過程のことを、量子力学では「収縮」と呼んでいます。

その“ツール”は、“波動関数”というものです。“波動関数”とは何か?と思っていると思いますが、1つの方程式だと思ってください。その方程式を解くと、量子の収縮状態の確率が分かります。
少し複雑になっていると思いますので、今から簡単な実験をご紹介します。
量子世界の不思議を実感してみましょう。「二重スリット実験」という量子力学の世界では有名な実験です。
スリットから現れる結果…
まず、板に1本の狭いスリットを作り、そのスリットに光源をあてます。そうすると、後ろのスクリーンには1本の直線が現れます。

次に、光源の出力を徐々に減らしていきます。その結果、出力がある程度まで減少すると、スクリーンに現れるのは、1つ1つの点になります。

これらの「点」は、光を構成する最小単位の「光子」というものです。
単独の光子は、原子や電子と同じく、量子のカテゴリーに入ります。
次に、その板にもう1本のスリットを作り、光源で2本のスリットを照らします。

光の本質は1つ1つの光子ですから、これらの“粒”が2本のスリットを通過し、後ろのスクリーンには2本の直線が現れる。
…と思いますよね。長い間、ほとんどの研究者たちもそう思っていました。
しかし実際の結果は、後ろのスクリーンには、濃淡のある縞模様が現れました。

これはどういうことなのか?
光は粒か、波か?
実は、近代に入ってからやっと分かった事実ですが、光は“粒”であり、同時に“波”でもあるということです。

“光は粒である”というのは、光の本質は1つ1つの光子ですから、も
ちろん光は“粒”の性質、つまり“粒子性”を持っています。
“光は波である”というのは、光は“水の波”のような性質も持っているということです。

水の波は2本のスリットを通過した後、このように、後ろのスクリーンでは濃淡のある縞模様が現れます。これは、水の波が2本のスリットを通過する際にお互いに干渉し合った結果です。同じく、光を使った二重スリット実験で現れる縞模様も、光の波の性質によるものです。
つまり、スリットを通過している際に、光子たちはお互いに干渉し合い、結果として後ろのスクリーンに濃淡のある縞模様が現れました。
光子を1個ずつ発射すると…?

では次に、2本のスリットを照らしている光源の出力を減らして、単独の光子を1個ずつ発射する場合、何が起きるのか?
常識で考えると、光子は1個ずつスリットを通過しているから、お互い干渉できなくなります。従って、後ろのスクリーンに現れるのは、2本の直線になります。
しかし実際のところ、スクリーンに現れたのは縞模様です。

お互い干渉していないのに、なぜ縞模様が現れたのか?
量子力学の創始者、ニールス・ボーアとヴェルナー・ハイゼンベルクはこの事象を次のように解釈しています。

量子は観測されるまで、常に同時にいくつかの異なる場所に存在しています。
スリットを通過し、後ろのスクリーンに向けて飛んでいる光子もそうです。
そして、光子がスクリーンにたどり着いたということは、私たちに観測されたことになるので、その時の光子は確定した状態に収縮します。

つまり、スクリーンのある特定の場所にその光子が現れます。しかし、スクリーンにたどり着く前の過程では、観測されていないので、光子は同時に異なる場所に存在しています。

その光子の挙動は、波動関数でしか表すことができません。
1つの光子は1つの波動関数で表されるため、実際に干渉し合っているのは、これらの波動関数となります。
その結果、光子は1個ずつ飛んでいるのにも関わらず、後ろのスクリーンでは縞模様が現れることになります。
光子の経路の記録
しかし、この解釈に納得できない研究者が多くいました。
ボーアとハイゼンベルクの解釈はあくまでも仮説であり、二重スリット実験において、単独の光子が一体どのスリットを通過しているのかを実際に観測したほうが、確実な結論が得られるということで、研究者たちは物理的な手法で二重スリット実験における光子の経路を記録してみました。

具体的な記録手法は省略しますが、記録を行うと、スクリーンに現れるのは縞模様ではなく、2本の直線になりました。
この時に記録を止めると、また縞模様が現れます。

観測を止めると縞模様に…
なぜこのような結果になったのか?
その理由は先ほどもお話しした通り、量子は観測されると、1つの確定した状態に収縮します。光子の経路の記録は、観測行為にあたるので、波動関数としてスリットを通過する光子は、その観測行為によって1つの確定した状態に変わりスリットを通過します。
それにより光子たちの波動関数はお互いに干渉できなくなります。その結果、スクリーンに現れるのは縞模様ではなく、2本の直線になります。
ここで1つの大きな疑問が生じます。
なぜ人間の観測行為は、量子を不確定な状態から、確定した状態に収縮できるのか?

さらに深く考えてみると、人間の観測行為は人間の意志によるものです。ということは、人間の意志は量子を収縮できる、という結論にたどり着きます。
これはあまりにもおかしすぎます。
数百年前に発展した自然科学の根本的な考え方は、この世界に存在する客観的な現象と法則は、人間の意志や意識と関係がないということです。しかし量子力学においては、人間の意志は1つの重要な役割を果たしています。
なぜ人間の意志は量子世界の物理現象に影響を与えるのかについては、現段階ではまだその理由は分かっていません。
後半で、それに関する僕自身の考えをお話しますが、その前に量子力学におけるもう1つの大きな不思議を見ていきましょう。
量子の世界には、「量子もつれ」という不思議な現象があります。
どういう現象かと言うと、1つの量子、例えば1つの電子をある手法で2つに分けます。そうすると、それぞれの片割れの間では、「私たちは元々1つの物だ」という、状態の共有が起きます。分かりやすい例えをすれば、
それぞれの片割れを2つの離れた研究室に飛ばし、研究員が研究室Aにある片割れを観測し、それが左回転であることが分かった瞬間、研究室Bにあるもう片方の片割れが、この瞬間に右回転という状態に収縮します。
しかも、2つの片割れの距離がどれほど離れていても、例えば1億光年離れていたとしても、この状態の共有は瞬時に起こります。
この光速を超えた状態の共有がまだ実証されていなかった100年前の当時、アインシュタインは量子力学の考え方や量子もつれという現象に強く反対していました。
彼が思うには、人間が観測するかどうかにかかわらず、物の状態は客観的な存在として決まっている。人間の観測によって、量子の状態が変わることや、量子もつれにおける2つの片割れが見えない糸でつながったような状態の瞬時の共有はありえない、ということでした。
ですので、量子もつれを含む多くの不思議な現象が起きているのは、量子力学という理論自体に欠陥がある、とアインシュタインは主張していました。
しかし、そこから100年間の研究を経た今、アインシュタインが間違っていることが証明されました。
人間の観測行為は確かに量子を確定した状態に収縮できますし、量子もつれという不思議な現象も確かに存在しています。2022年のノーベル物理学賞は、量子もつれという現象が存在していることの証明に大きく貢献した3名の研究者に授与されました。
量子の疑問
ここで大きな疑問が生まれます。
なぜこの世界を構成する基本要素であるこれらの量子は、こんなにも“おかしい”のか?
なぜ量子の世界では、全てのルールが変わるのか?
根本的に、この世界の本質は一体何なのか?
これらの疑問の真相を探求するために、人類の中で最も賢い人たちが懸命に研究していますが、悲しいことに、これらの答えが分かった時は、現在の地球上で生きている人類は全員亡くなっているでしょう。

では今から、僕が思っているこの世界の本質について語りたいと思います。科学的な根拠はありませんが、あなたの好奇心を少しでもくすぐることができれば本望です。
まず、「量子もつれ」という不思議な現象はなぜ起きているのか?
それは、宇宙全体が1つの物だという可能性が考えられます。電子や光子などの1つ1つの小さい粒子、私たち一人ひとりの人間、ほかの全ての物、それらは量子レベルで見ると、全てただ1つの全体の一部です。全体の一部として存在するこれらの要素は、もちろん常に状態が共有されています。これが量子もつれの起きている理由です。

仏教において、「実相」という概念があります。それは、「この世界の本当の姿」という意味合いの概念です。僕が思うには、「実相」が言っているのは、その「全体」のことです。物質はもちろん全体の一部ですが、意識も全体の一部です。
そのため、人間の意識的な観測行為は量子の状態に影響を与えることができます。
では、宇宙が1つの「全体」であるならば、その「全体」はどのような存在なのか?
先ほどもお話ししたように、物質は原子や電子などの量子で構成されています。また、これらの量子の本質は「波動関数」です。ですので、この世界の本質は「波動関数」である、と言っても良いと思います。
しかし、「波動関数」はモノではなく、1つの関数です。つまり、最も根本的な視点から見れば、私たちが見えている、感じている全ての物、この宇宙全体は、実体を持っていない1つの「関数」と言えます。
これがどんな物と似ているのかを少し考えてみてください。

最近よく耳にする「メタバース」や「仮想現実」などの概念と、似ていると思いませんか?
さらに私たち人間自身を見てみると、私たちは五感でこの世界を感じ取っています。

五感の本質は、情報を脳に取り込むことです。つまり、私たちは脳が作り上げた情報による仮想現実の中で生きている、と言っても過言ではありません。
これもまた「実相」という概念と重なります。私たちが見えているこの世界は本当の世界ではない、というのも「実相」が提唱している一部の内容です。
量子力学が示唆した世界の本質と、数千年前の仏教理論が提唱した世界の本質が所々似ているのも、また不思議で仕方がありません。
この世界は仮想現実だというテーマの動画を何度か作ったことがあります。それぞれの動画でも、異なる視点でこの世界が仮想現実である可能性について考えてみました。
最後までお付き合いいただいた探求心の強い皆さん、それらの動画もチェックしてみてください。
それでは、本日もお読みいただきありがとうございました。

「時間」、そして、「空間」。これらは人類を縛る、宇宙の“絶対的ルールなのか?
”真実の目”へようこそ。
突然ですが、数兆年後の宇宙の様子を思い浮かべてみてください。
そこはどのような世界でしょうか?
この宇宙は138億年も前に誕生したと推定されていますが、その数字も凌駕するほどの超未来の宇宙の姿など、100年にも及ばない寿命の私たち人類には、普通は想像もできません。
そこで、1つの説をお話ししてみます。
数兆年後の宇宙は、想像を絶する暗闇と極寒が支配する場所へと変わるでしょう。
かつて星々が瞬いていた場所は、星の残骸が茫漠の彼方に散り、無数の銀河が一つひとつ息を引き取っていく……そんな様子は、この宇宙の時間が永遠には続かないことを物語っているかのようです。
しかし、もしその時になっても生き延びている文明がまだあるなら、彼らには絶滅を避ける方法が一つだけあります。

それは、ブラックホールの近くに移住すること。
なぜなら、ブラックホールは彼らに、「時間」という最大の贈り物を与えるからです。ブラックホールの巨大な重力下では、時間はよりゆっくりと流れます。その影響の外では長い年月が過ぎ去っていても、ブラックホールの付近では、ほんのひとときを過ごしただけに感じます。
こうして最後の文明は、目の前で繰り広げられる宇宙の未来を眺めながら、その終焉を自分の一生より後に先延ばしすることに成功します。
しかし、その文明は究極の終焉を回避したのではなく、ただ遅らせたに過ぎません。
SF小説のように聞こえるこのシナリオですが、その方法は現在解明されている物理法則に従っており、理論上このような「先延ばし」は実現可能です。時間と空間が人為的に操作可能だという科学がもたらした結論は、これまでの人類の世界観を覆すとてつもないパラダイムシフトでした。
このことは私たちに次のような疑問を抱かせます。
今回は、時間と空間についてお話ししていきたいと思います。ぜひ最後までお付き合いくださいね。

この問いは、古代からすでに、哲学者たちの頭を悩ませていました。
紀元前4世紀、プラトンは次のように述べています。
それから約2,000年後の1632年、ガリレオ・ガリレイは、空間には絶対的な静止状態は存在せず、運動は相対的なものであることを提唱しました。
この考えは、ガリレオの死の翌年に生まれたアイザック・ニュートンが中心となり、宇宙の性質に関する議論の一大トピックとなりました。ニュートンは、空間と時間は絶対的で独立した存在であり、宇宙が機能するための不動の舞台であると主張しました。
これに対して、ニュートンと同時代のライプニッツという数学者・哲学者は、異なる考えを示します。ライプニッツの主張は、空間は相対的なものであり、空間内の物体の位置と相互作用にのみ意味があるというものです。仮に物質の存在しない宇宙があるとしたら、そこでは空間と時間は何の目的も持つことができず、したがって存在することすらない、と彼は主張しました。
1716年にライプニッツが亡くなった時点でその議論は決着していなかったにもかかわらず、ニュートンの絶対的な空間と時間という概念が、その後の2世紀にわたって科学思想の主流を占めました。
しかし、近代になってこれを疑う立場の研究者が現れ始め、徐々に考え方が変わってきました。
時間の本質を理解するためには、まず次のような疑問を解決しなければなりません。
このことを理解するためには、時計や物事が動く速さについて考えるだけではいけません。ここでは、「熱」という、時間とまったく関係のなさそうな要素を考えることで、答えの一部を導いてみましょう。

18世紀後半、産業革命の時代が訪れ、蒸気機関という新しい機械が誕生しました。
人々は、石炭をどれだけ使えば、どれだけの力を得られるのか、それが馬を使うよりも効率的なのか、という問題を考えなければならなくなりました。これを解明するために、エネルギーと熱を理解する「熱力学」という学問が誕生します。
そして、熱力学の研究はある1つの現象を発見しました。
エネルギーや熱は、とある場所から別の場所に移動するときに、拡散して失われます。
例えば、蒸気エンジンは、その仕事に使われる中で熱として多くのエネルギーを失うという現象が生じます。この損失はどんな機械にも起こり、100%のエネルギー効率を発揮するものは現代科学において存在しません。
このような現象が起きる理由は、エネルギーがとある場所から別の場所に移動するときに、拡散して失われることに起因しています。この過程で、エネルギーや熱はもともとの整然とした状態から雑然とした状態に移行します。
熱力学は「エントロピー」という概念を導入して、この現象を説明しました。
「エントロピー」というのは、物事の無秩序や混乱の度合いを表すものです。蒸気エンジンの場合、エンジンが動作する際に燃焼させた石炭から生じる熱は、エンジンを動かすために一部利用されますが、残りの部分は周囲の環境に放出され、無駄になってしまいます。この熱の放出は、動力を生み出すというシステムのエントロピーが増大していることを意味します。
では、これは時間とどう関係しているのでしょうか?
熱力学の分野がエントロピーという概念を生み出したあと、それは他の分野にも応用されました。
例えば、部屋が散らかっている状態を想像してみてください。服が床に散乱していたり、本がばらばらになっていたりすると、その部屋は「乱れている」と感じますよね。それと同じように、エントロピーが高いというのは、物事がまとまりを失い、混沌した状態、もしくは予測しにくい状態になっているということです。

もう1つ例を挙げると、氷が溶けて水になる様子でも説明できます。整然としたアイスキューブの固まりから、形のない水に変わるとき、そのシステムのエントロピー、すなわち無秩序さは増大しています。
このような法則によって、物理学者は宇宙が時間的に未来へと進むにつれてエントロピーが増大することを明らかにしました。つまり、蒸気機関だけでなく、惑星、恒星、銀河など、すべてが秩序から無秩序へと向かっています。
このような考え方の終着点として、エネルギーの総量は消失しませんが、エントロピーの増大によって、エネルギーは散逸することになります。これは宇宙全体にエネルギーの枯渇をもたらします。その結果、宇宙の至るところで意味のある活動が停止し、言わば死の状態になります。
冒頭部分で描写した宇宙の最期のシーンは、これによる結果です。
そして、これと時間の関係についても、時間の流れる方向は、エントロピー増大の方向と同じです。時間が立つにつれて、アイスキューブが溶けていく、部屋が乱れていく、宇宙は死んでいく。
そのため、一部の科学者は、時間の本質は、エントロピーの増大にあると考えています。この視点からすると、時間は単なる測定単位ではなく、物理過程そのものを反映する現象です。つまり、時間の流れとは、宇宙の状態がより無秩序なものへと変化していく過程のことを指します。
さらに、この理論は時間の一方向性、すなわち「時間の矢」とも関連しています。
我々は過去を思い出すことはできますが、未来を予知することはできません。それはなぜか?その理由は、エントロピーが時間とともに増大するからです。我々が経験する時間の流れ、つまり「現在」から「未来」への流れは、宇宙のエントロピーが増大する方向と一致しています。
しかし、この理屈で考えると、宇宙のエントロピーが最大値にまで増加した時点で、つまりエントロピーがそれ以上に増大しない時、時間は存在しなくなる、もしくは、時間という概念の意味がなくなるという結論にたどり着きます。
これは、「時間が絶対的な存在である」という今までの認識を覆すものです。ただ、その後の研究から、時間と空間は、それでは説明することのできない不可解なものであることが分かりました。

アインシュタインは、従来の物理学による空間と時間の説明に納得していませんでした。そんな彼が1915年に考え出したアイデアは極めて画期的でした。彼は、空間と時間は伸びたり曲がったりする可能性があり、質量を持つ物体がこの伸縮や屈曲を引き起こすことを示唆しました。
こうして彼は、重力を私たちが考えるような押しや引きのような力としてではなく、質量によって作られた空間と時間のカーブに沿って物体が移動する結果であると表現したのです。

つまり、空間と時間は硬直した不変のものではなく、宇宙に存在するものによって影響を受ける可能性があるということです。
このアイデアは大きな意味を持ちます。
つまり、運動や、星やブラックホールのような大きな物体との位置関係によって、時間の流れが変わる、そんな直感的には信じがたい現象を証明する理論なのです。
ここで冒頭のお話を思い出してください。死に際の宇宙で生き残った文明がブラックホールの付近に逃げることで、なぜ時間の流れが遅くなるのか、ここからご説明します。
ブラックホールとは、非常に大きな質量が小さな領域に押し込められた空間のことで、その結果、引力が非常に強くなり、光さえも逃れることはできません。
アインシュタインの研究によれば、ブラックホールの近くでは、その強大な質量によって生成される重力が、空間と時間を強く捻じ曲げ、「重力的時間遅延」という現象を引き起こします。その結果、その空間の時間が遅く進むことになります。これは、その最後の文明が終焉を延ばすことができた理由です。
ただ、時間は重力によって速くなったり遅くなったりするだけではなく、物体の速度からも影響を受けることが示されています。

例えば、宇宙船が光速に近い速度で移動する場合、宇宙船内の時間の流れは、宇宙船外から見た場合に比べて顕著に遅くなります。
このアインシュタインの理論は、時間と空間の理解に革命をもたらしました。しばらくの間、これらの理論はただの仮説として保留された状態でしたが、1971年、科学者のジョセフ・ハーフェルとリチャード・キーティングが次のような実験を行いました。
彼らは超高精度の原子時計を用意し、1つを航空機に載せて世界中を飛び回り、もう1つを基地に残しました。アインシュタインの理論によれば、時間は速度と重力によって変化します。そしてその通り、2つの時計はアインシュタインの正しさを証明したのです。
しかし、驚きはそれだけではありません。その後、科学者たちは空間に関する驚くべき事実に行き着きました。
なんと、我々がいるこの宇宙空間は、常に大きくなっていたのです。今となっては一般常識に近いくらい多くの人が知っているこの事実ですが、当時の人々の立場になって想像してみれば、それにどれだけ愕然とさせられたか、その気持ちは容易に理解できます。
そして、これは138億年前のビッグバンと呼ばれる大爆発によって宇宙が始まって以来、ずっと続いています。
ここでいう空間の膨張は、風船のように膨らんでいるわけではありません。つまり、宇宙が何かの内部で膨らんでいるわけではなく、宇宙空間自体が常に広がっているのであって、この現象は何かに例えることが困難なほど、人智を超えたものなのです。

アインシュタインの考えによれば、宇宙全体に共通する時計は存在しないそうです。
どういうことかというと、宇宙全体には共通する「絶対的な」時間は存在せず、時間と空間は相対的なものであり、観測者の位置や運動の状態によって相対的に変化するということです。
これは、「時間の経過」という経験が、物体の速度やその物体が存在する空間の重力場に依存するという意味です。ですので、「現在」、 は人によって違います。
人々のそれぞれの「現在」や、それぞれの時間はどのようになっているのかを考えるために、宇宙全体が1冊の本のような存在で、私たちはそのページを順番に生きているようなものだと例えてみましょう。
この本の各ページには異なる時間や出来事が書かれていますが、それらは「本」という姿で同時に存在し、互いに平行していると言えます。

私たちが体験する「現在」という
のは、本の中の1ページに過ぎません。そして、異なる観測者や物体が体験する「現在」は、本の中の別のページで起こっている出来事というわけです。
この考え方は「ブロック宇宙論」と呼ばれ、科学者や哲学者にとっては大きな頭痛の種であり、様々な疑問をもたらしています。例えば、すべてがあらかじめ書き込まれているとしたら、私たちの自由意志はどこにあるのでしょうか?しかし、今回はそこまで考察している余裕はありませんので、また別の機会に振り返ってみましょう。
アインシュタインがもたらした驚異はまだまだ続きます。
彼は、時間と空間が、実は本質的に同じものであると言ったのです。とても理解の追いつかないラディカルな主張ですが、その理屈を簡単に解説します。
あなたが友人と公園で待ち合わせをするとします。そのためには「どこで」会うのかと、「いつ」会うのかという2つの情報が必要です。このように、日常生活を送る私たちは、当然のように空間と時間を別々のものとして扱っています。
アインシュタインはそういった私たちの感覚的な世界観をすべて取り去って、フラットな視点からこの宇宙を「すべての物事が起こる一つの大きな舞台」と見なし、時間と空間について考察しました。
彼はこの舞台を「時空」と名付け、時間と空間を繋げることで、4次元の連続体として捉えることを提案しました。ここで言う4次元とは、空間の縦、横、高さに、時間という4つ目の次元を加えたものです。

彼の理論では、時間は単なる時計の針の動きではなく、空間と深く結びついており、この二つは別々の存在ではなく、一つの連続体、すなわち「時空」として現実に表れます。
時空は、物質やエネルギーに反応して曲がる可能性を有するという性質があり、この性質こそ、私たちが重力と認識しているものです。重力が強いほど、時空はより強く歪み、時間は遅く流れます。
光の速度がどのような状況においても一定であるという事実は皆さんもご存じだと思いますが、これはもともと科学的な常識に反した現象で、なかなか論理的に説明しがたいものでした。しかし、アインシュタインの時空の概念を用いれば、光速不変の現象をスムーズに説明することができます。
以上のような現段階で人類が認識している時間と空間の性質の説明によって、それなりに真実に近づいた感じがするかもしれません。しかし結局、完全に解明したとは言いがたい、まだまだ不完全なものです。
一体、時間と空間の本質とは何なのでしょうか?

ここでさらに、ある研究者が大胆な仮説を提唱しました。
僕としては、個人的にもこれはかなり有力だと思っています。その仮説は、「空間と時間は本質的に存在しない」という結論に集約されます。これは理解しがたい主張のようでありながら、もしかしたら皆さんもどこかで耳にしたことがあるかもしれません。
この仮説を考えるために、「温度」という概念から始めましょう。
「温度」とは、我々が物質の熱的な状態を感じ取るための物理的性質ですが、それ自体は個々の分子の運動に過ぎません。つまり、温度は「実在するもの」というよりは、多くの微小な運動が生み出す統計的ないし統合的な現象です。
同様に、この仮説によれば、時間と空間もまた、より基本的な現象から生じる「実在しない」ものです。
1997年、フアン・マルダセナという物理学者が、重力と量子力学の深いつながりを示唆する発見をしました。彼は「AdS/CFT対応」という理論を構築し、宇宙のあらゆる情報について、その本質は宇宙の境界にホログラムのように符号化されているものであると提唱しました。
つまり、我々が「体積」として知覚している空間は、実際にはより低次元の「表面」に情報が投影されたものである可能性があるということです。

もしこの理論が正しければ、時間と空間の本質に関する我々の理解は根本から覆されることになるでしょう。
それは、時間や空間が根源的に実在ではなく、別の何かから生じる現象、もしくは「幻影」である可能性を示唆しています。
私たちの存在は無数の原子からできており、自己の感覚はその原子のどこかに由来しています。空間と時間も同じように、絶対的な真理としてではなく、知覚の枠組みの一部として捉える必要があるのかもしれません。これは、私たちが宇宙や現実を理解する方法、世界の見方に対する根本的な問いかけを意味します。

何世紀にもわたる進歩によって様々な物事を解明してきたはずなのに、私たちはいまだに空間と時間の本質を捉えることが叶わず、右往左往し続けています。将来、圧倒的に真実に迫る理論の登場を期待したいところですが、未解決の謎が限りなく生じ続ける可能性もあります。
今回考えてきたありとあらゆる問いは、科学だけでなく、哲学や宗教にも深く根を張っているものです。
科学的探求が進むたびに、私たちは宇宙の中で自分たちの位置を再評価し、存在そのものに対する新しい理解と敬意を持つ、そのような心が必要なのかもしれません。
これからも、人類の探求と学びの旅は続いていきます。
それでは、お読みいただきありがとうございました。

1899年、とあるインタビューを受けた天才発明家のニコラ・テスラは、奇妙な言葉を残しました。

すべては光であり、世界中でこれまで存在した誰もが死んだことはない、このことをよく覚えておいてください。彼らは光に変わったのです。
もし光が存在しなければ、私たち自身、そしてこの宇宙自体も存在しなくなるのです。
光は、宇宙の存在において極めて重要な役割を果たしています。
このインタビューの内容は当時誰が聞いても、サイエンスと言うより神秘的な話題、あるいはオカルトの類だと感じていたことでしょう。しかし、100年後の現在、最先端の研究結果は私たちに驚くべき示唆をもたらしています。
そして、テスラだけがその時既に宇宙の核心的な秘密を知っていたのかもしれません。
テスラが話した「宇宙の核心的な秘密」とは何なのか?それは光とどう関わっているのか?光の本質とは何なのか?
今回は、光について考えていきたいと思います。
ぜひ最後までお付き合いくださいね。
私たちがこの世界を視覚的に見ることができている理由は、「光」という存在のおかげです。
厳密に言うと、私たちの目は物質を「直接見る」というようなことはできず、私たちが見ているのは、物質から跳ね返った光です。それらが目に入り、脳が電気信号に変換し、その結果、何らかの物体として解釈されます。ですので、もし光が存在しないのであれば、私たちは何の視覚的な情報も得ることができなくなり、正真正銘の闇に落ちます。
数千年前から人類は既にこの事実に気づいており、光の正体を探る研究は古代から始まっていました。
「幾何学の父」古代ギリシャのエウクレイデス
紀元前300年頃、「幾何学の父」と呼ばれている古代ギリシャのエウクレイデスは、近くのものが大きく、遠くのものが小さく見えるという、誰もが慣れ親しんでいるこの現象について、その理由を探る中で、光の入射角と反射角が同じであるという事実を発見しました。
これは人類が初めて数学というツールを用いて光の1つの性質を解明した瞬間でした。
「物理学の父」アイザック・ニュートン

17世紀に入り、「ニュートン力学」を確立したことで「物理学の父」と呼ばれるようになったアイザック・ニュートンは、実は光にも強い関心を持っていました。
彼は、「光はなぜ目に入るのか?」という問いについて研究する過程で、外部から目に圧力を加えると、目に入ってくる光はどのように変わるのか?という疑問を解消するため、自分の体を実験台にしました。
眼球に圧力をかけるために、彼は眼球と眼窩の間に針を入れ込むという極めて危険な実験を行いました。それによって、彼の視界にはなんと七色の虹が現れました。
なぜこのような現象が起きたのかをさらに追求していくと、光がプリズムを通過すると、それぞれの色成分に分解されるということも発見しました。

これは、白い光が実際には多くの異なる色の光から構成されていることを示す初めての証拠でした。
ただし、プリズムによって分解された色成分、例えば赤の光をプリズムに通過させても、それは分解されないことも分かりました。
「ヤングの実験」トマス・ヤング
ニュートンはなぜ光に異なる色があるのかを説明することまではできませんでしたが、それからさらに数十年間の観察と実験によって、彼は次のような結論を導きました。
「光の構成要素は極めて小さい粒である」。
この結論は長い間正論だと信じられてきましたが、1805年、トマス・ヤングという物理学者が「ヤングの実験」を通じて光の干渉性を発見しました。
このような干渉は、もし光が粒で構成されているとするならあり得ない現象です。そのため、光は実は波であり、ニュートンの主張は間違っていたと科学界は判断しました。
「マクスウェルの方程式」ジェームズ・マクスウェル
時は1860年に至り、ジェームズ・マクスウェルという物理学者は、電気と磁気の関係を研究する中で、電磁場のモデルである「マクスウェルの方程式」を導きました。
この電磁場と磁場の関係を記述する方程式は、歴史上最も偉大な方程式の1つとされるほど絶大な影響力を持ちますが、この方程式にはもう1つの大きな秘密が隠れています。
方程式を解くと、電磁波が真空の中で進行する速度は毎秒約299,792,458メートルであることが分かりましたが、これはちょうど光の速度そのものであり、そのためマクスウェルは、光の正体は電磁波であると結論づけました。
さらに、この発見によって、ニュートンが理解できなかった、光がなぜ色を持つのかという疑問も解決されました。
それは、電磁波が異なる周波数で振動しているために、光の場合、それらは異なる色として表出したのだという説明です。
これは人類の光に対する理解を大きく進める一歩でしたが、その後のアインシュタインによる発見と量子力学の研究結果から、人類は光の正体にさらに近づきました。
「相対性理論」アルベルト・アインシュタイン
学説は二転三転し、ニュートンの「光は小さい粒で構成されている」という主張はある意味で間違っていなかったことが明らかとなりました。同時に、ヤングやマクスウェルの「光は波である」という主張もまた、正しいものであり続けました。
すなわち、光は確かに1つひとつの「光子」という“粒”で構成されており、同時に光は”波”でもある、光は粒子の性質と波の性質を同時に持っているということが解き明かされたのです。
また、アインシュタインが発見したE=mc^2という方程式から、質量とエネルギーは等価であり、一方から他方へ変換することが可能であることも分かりました。
つまり、物質はエネルギーから生まれることができ、逆に、エネルギーも物質から生まれることができます。そして、方程式が示しているように、このような物質とエネルギーの変換には、光(c)が関わっているのです。
ここまでの光の研究史を振り返ってみると、光が粒子もしくは波であるという理解から、光が粒子でもあり波でもあるという理解へと移行し、そして光がエネルギーの伝達手段であるとされるまでの過程で、人類の光に対する認識は深くなっていきました。
しかし、これらはまだ序の口で、さらなる本質に迫った科学者たちは、光がこの世界のあらゆる出来事に関わっていることに気づき始めました。

私たちはこの世界を見るために光という存在を欠かすことができませんが、視覚だけでなく、私たちがこの世界を実際に触って感じるとき、すなわち触覚にも、光は必要不可欠な存在です。
例えば、歩くときに地面に足が滑らないのは、靴と地面の間に摩擦力があるからですが、この摩擦は、物質の微細なレベルでの電磁相互作用によるものです。
また、私たちがほかの人と握手すること、ペンを持って紙に文字を書くことなどなど、全ては電磁相互作用の結果です。
これが光とどんな関係にあるかと言うと、1940年から発展してきた「量子電磁力学」の理論によれば、物体間の電磁相互作用によって生じる力は、実は光子を通じて伝達されています。ですので、もし光(光子)がなければ、電磁相互作用が働かなくなり、私たちは何も触れることができませんし、何も感じることができません。
さらに根本的なところを考えると、物質を構成する基本単位の原子自体は、電磁相互作用の存在によってそれ自身の形が維持されるようになっています。そのため、光(光子)が存在しなければ、原子も存在しなくなり、この世界には、車もなく、家もなく、私たち自身も存在せず、そしてこの宇宙自体も存在しなくなります。
ここまで議論を展開してくると、光の核心的な秘密に一歩近づいたような気がしてきたのではないでしょうか。光はどうも、宇宙を形成するために必ず必要な要素である物質及びエネルギーと切り離せない関係にあるようです。
私たちが太陽の光と熱を感じる時、その光は太陽からの情報も運んできています。太陽光を分析することで、太陽に関する様々な事実や事情を知ることができます。
実際、私たちが他の星や宇宙全体のことを知るための手段はほとんど、光に依存しています。
人々は宇宙望遠鏡で星が放った光を観察し、その星について学びます。言い換えれば、その星が放った光から、その星に関する情報を受け取っているということです。
宇宙についても同じく、研究者たちは宇宙マイクロ波背景放射を観測することで、宇宙を具体的な研究対象とすることができるようになりましたが、それも根本的には、光に隠れている情報を読み取るという行為です。
ここまでの内容をまとめると、宇宙を構成する3つの基本要素である物質、エネルギー、そして情報は、どれも光がないと存在できないということが分かりました。
ここで、冒頭でご紹介したニコラ・テスラの「全ては光である」という話を思い出してください。これは現代の研究で明らかとなった光の秘密と同じ内容を言っていると解することができます。
ただし、光の秘密に関するここまでの結論のどれもが、ほぼ理論的な推理によって得られたものです。したがって、実験による具体的な検証でも同じ結論が得られるのかを確かめる必要があります。
時は1929年に進み、カリフォルニア工科大学に在学していた物理学者のチョウ・チュウギョウは、何もないところから光を創り出すことに成功しました。
彼がガンマ線高エネルギービームを鉛に当てたところ、なぜか光が出現しました。当時、光が出現した理由は誰も分かりませんでしたが、後の研究で判明した事実によると、この光は電子と陽電子の消滅によって放出されたものでした。
難しい話はさておき、この現象を一言でまとめると、この実験において、「物質の消滅」、つまり、物質がこの世から姿を消してしまうということが起きていたのです。しかし、それらの物質が消える代わりに、光が生じました。これはこれで非常に興味深い現象ですが、研究者たちの間で1つの疑問が生まれました。それは、物質の消滅が光を生むのであれば、逆に光は物質を生成することができるのか、という疑問です。

時は直近の2021年、アメリカのブルックヘブン国立研究所で、研究者たちは2つの金イオンを同じ直線上で光速の99.995%という速度で反対方向に移動させることで、周囲の電磁場の中にある光子どうしを衝突させました。
この実験の目的は光どうしを衝突させて、何が起きるのかを検証することです。実験の結果、光子の衝突によって、なんと6000個以上の陽電子と電子が生まれました。この結果はすなわち、光が物質を生成することができるという仮説を証明するものでした。

ここまでの内容を総じて考えてみると、宇宙がビッグバンから始まったということは、全ての物質とエネルギーは「無」、もしくは「光」から生まれたとも言えます。
100年前の時代に生きていたテスラがこの光の秘密をどのように知り得たのかははっきりと分かっていませんが、彼が知っていたことは、今回お話しした内容の範疇に収まらないほど、まだまだ広く深いところにあるようです。
ここでテスラがインタビューで話した次の言葉で今回の動画を終えたいと思います。

「物質とエネルギーは、いずれも光に由来しています。この光は輝かしく、星や惑星、人間、そして地球と宇宙全体に表れています。
宇宙には4つの基本的な法則が存在します。
最初の法則は、すべての謎の源泉となる何らかの原理、あるいは基本的な数学的枠組みを指します。この原理は宇宙全体と調和しています。
第二の法則は、闇から光への変換を示しています。つまり、我々が理解できない何かが、光、すなわち我々が理解し、観察できる形に変換されることです。
第三の法則は、物質を形作るためには光が不可欠であるというものです。これは、物質は光から生成され、光なしには存在し得ないということです。
第四の法則は、宇宙は無始無終であり、創造は永遠であるということです。これは前の3つの法則が常に相互に作用し続け、宇宙が永遠に進化し続けることを意味します。」

アンデスの高地、美しい景色が広がるチチカカ湖の近くには、プマ・プンクという遺跡が隠れています。
この遺跡は、ボリビアの首都ラパスからおよそ70kmの場所に位置しており、世界中から多くの冒険家や歴史愛好家が訪れています。

遺跡の歴史は非常に古く、インカ人が発見した時点ですでに長い時間が経過していたことは確かですが、その建設者や時代の詳細は不明でした。
しかし、1920年代、アーサー・ポスナンスキーという考古学者が、遺跡の中から数多くの発見をしました。これらの発見があまりに常軌を逸していたため、ポスナンスキーは、プマ・プンクは当時考えられていたよりもさらに古い文明による遺産であると主張しました。
しかし、これらを一目見たときに最も強く心に浮かぶ疑問は、「誰が」「いつ」よりも「どのようにして」この壮大な遺跡が建設されたのかということです。ある意見では、この遺跡を作り上げた技術は、現代の科学でも再現できないものだと言います。
その技術は一体どのようなものなのか?これらの巨石の遺跡はどのようにして建てられたのか?今回はその真相を探求していきたいと思います。
ぜひ最後までお付き合いくださいね。

プマ・プンクの建造物は、花崗岩(かこうがん)や閃緑岩(せんりょくがん)などの巨石で作られています。これらの岩石は、セメントも一切使っていないのに、かみそりの刃さえ通さないほど精密に組み合わされています。
印象的なのは、これらの構造物が、完璧な直角を示していたり、一貫した大きさと深さの円形の穴があったり、極めて秩序立っていて、そこには数学的な美しささえ感じられるということです。

多くの専門家は、現代の道具を使ったとしても、プマ・プンクと同じように建造することは困難な作業だと考えています。
古代の人々や社会が一体どのようにしてこれほどのものを完成させたのでしょうか?
この謎を解明するために、エジプト、特にアスワンにある有名な未完成のオベリスクを訪ねてみましょう。

現在、この巨大なオベリスクは花崗岩の地面に部分的に埋め込まれたままになっており、その大きさは42メートル、重さは1000トン以上という驚異的なものです。
これがどのくらいの規模かと言うと、完成されたエジプトのどのオベリスクよりもはるかに大きいことは間違いありません。
現代の考古学者を困惑させている理由は、その大きさだけでなく、材質にもあります。このオベリスクはピンク色の花崗岩でできていますが、これは古代エジプト人が使っていた道具よりもはるかに硬い物質です。簡単に言えば、このような硬い岩石に青銅やドロマイトでできた道具を使えば、岩をどうこうする前に道具の方が使えなくなってしまいます。さらに、オベリスクは狭い溝にあり、何とか力任せにハンマーで叩いて加工しようと思っても、スペースがないため満足に作業できるはずもありません。
このことを念頭に置いて、考古学者たちが別の角度からオベリスクを調査してみると、その側面にはまるで木片をやすりで削ったような跡があることに気づきました。これはハンマーで叩いてできた跡ではなく、古代エジプト人が使っていた道具のどれとも一致しない謎の痕跡です。
不思議なことに、同じような報告がペルーやその他の地域の巨石の調査からも上がっています。

この遺跡を調査した機械工学の専門家クリストファー・ダンは、ある結論を導き出しました。
このオベリスクは、その製作者が到達した技術水準に関して、説得力のある間接的な証拠を提供しています。それは、どのような方法で建造されたかを示すというよりも、どのような方法が用いられなかったかを如実に示すことによって、私たちにこの技術の本質を理解させようとしています。
つまり、このオベリスクは、私たちの一般的に認識しているような古代エジプト人の技術力では絶対に作ることができないものだということです。
また、それを示す証拠は、アスワンのオベリスクだけではありません。ナイル川河口、古代エジプトの首都メンフィスにある広大な埋葬地サッカラには、聖牛アピスを埋葬するセラペウムという地下墳墓があります。そこで発見された巨大な花崗岩の箱について考えてみましょう。

これらの石の箱は、当時ではありえないほど高い精度を誇り、そのシャープな作りは完璧な寸法による仕上がりを実現しています。さらには、古代エジプトの出土品の中には、花崗岩やその他の硬い岩石から想像を絶する精密さで彫り出された数々の工芸品がありますが、専門家たちは、現代の技術をもってしても、このような彫刻を再現することはできないと断言しています。
現代の技術でないとすれば、古代エジプト人はどのような技術を持っていたのでしょうか?
このような事実を前にして、クリストファー・ダンは突飛な仮説を打ち出すに至りました。すなわち、エジプトで発見し、調査したこれらの遺物は、これまで人類が解明してきたものよりもはるかに高度な文明がかつてエジプトに存在していたことを証明する決定的な証拠だと彼は主張したのです。

では、これらの石に刻まれた様々な事実が、もし本当に決定的な証拠なのだとしたら、それは具体的にどのようなオーバーテクノロジーを示唆しているのでしょうか?
1980年代、考古学者イヴァン・ワトキンスの率いるミネソタ州のセント・クラウド州立大学の研究者グループが、ペルーのマチュピチュにあるインカ帝国の遺跡の驚異的な石組みを研究しました。

マチュピチュを構成する硬い岩石は、顕微鏡で観察するとわかるように、さまざまな硬度を持つ多数の鉱物が混ざり合った強固な構造をしています。ハンマーで叩いたり、削ったり、やすりをかけたりして岩石に力を加えると、弱い鉱物はひびが入ったり割れたりします。

ワトキンスと彼のチームは、マチュピチュの石造物を顕微鏡で研究することで、岩石がどのように切断され、その結果どのように建造物が作られたかをより詳しく解明しようと考えていました。
ところが、ワトキンスと彼の研究チームは、実際に調査してみて、唖然としました。岩の表面は、砕けたり固まったりした鉱物の不揃いな寄せ集めではなく、滑らかでつるつるとしていました。まるで石英の破片が極端な熱にさらされて溶けて、一種のガラス釉(ゆう)になり、石の微細な凹凸を埋めているかのようでした。
アメリカ地質調査所の地質学者デビッド・リンド・ロスの率いる別のチームが、マチュピチュの岩石がどのように切断され、岩にガラス釉のような効果を与えたかを解明しようと研究を始めました。

努力の末、ロスと彼のチームは、100ワットの出力を持つレーザーを2ミリメートルの範囲に集中させ、それを前後に動かすと、ビームによって石が切断されることを発見しました。
この研究結果から、ロスと彼のチームは、インカ人がレーザーでマチュピチュの石を切断した可能性を指摘しました。
「古代のレーザー切断技術」など、不可解で信じがたいように思われますが、サウジアラビアのテイマー・オアシスにあるアルナスラーロックという巨大な岩塊も、まるでレーザー技術で岩をスライスしたかのように、非常に正確できれいな切り口で分割されています。

どうも、このような技術を持っていたのはインカ人だけではなかったようです。
では、古代人がどのようにレーザー切断技術を手に入れたのかというと、彼らが崇拝していた太陽神から、その答えを探ることができるかもしれません。
エジプト人やチチカカ湖の古代人と同様、インカ人も太陽神を崇拝していました。彼らには「太陽の祭り」と呼ばれる年中行事があり、司祭が金のチャームが凹んだブレスレットに太陽を反射させ、綿の山に火をつけるという儀式があります。これに目を付けたのが、先ほどのイヴァン・ワトキンスです。
1986年に『L.A.タイムズ』紙に掲載された記事で、ワトキンスは、インカ帝国が巨大な都市を建設するために、人力ではなく太陽の力を使って巨大な岩を切断したのだと主張しました。
彼によれば、インカ人は、直径3mほどの金でできた大きな放物面状の反射板を使い、太陽が発する電磁波を一点に集中させ、そのエネルギーで岩を切断したと言います。

映画やアニメの見過ぎだと言われそうな推測ですが、実は、インカ帝国の寺院に大きな金の円盤があったことは、スペインの植民地支配者たちの記録でも確認されています。
歴史家たちは、スペインの征服者たちはおそらくこれらの金の円盤を小さく切り刻み、溶かして固めた金塊をスペインに持ち帰ったのだろうと考えています。
もしこれが本当の話なら、スペイン人は大量の金を手に入れて得したような気になっていたでしょうが、金の円盤の本当の用途を見抜いていなかったために、彼ら自身が大損していたどころか、現代の我々にとっても技術的損失だと言えます。
では、インカ人や古代エジプト人、そしてプマ・プンクを建設した謎の文明人たちは、本当に太陽の力を利用して岩石を切断する技術を持っていたのでしょうか?

十数年前、アメリカの考古学者がエジプトのとある遺跡で研究を行っていたとき、何百本もの音叉のような形をした物を発見しました。これらは長さ20cmの物もあれば、2メートルの物もあり、その形はアルファベットのUの形状でした。
U字の突起の間には針金が張られており、その針金を弾くと音叉が振動しました。ここではこれを、フォークと呼ぶことにします。
私たちが知っている、音楽で使われる本来の音叉は、1711年にイギリスの音楽家ジョン・ショアによって発明されたものです。では、これらのフォークはエジプトの遺跡で何に使われていたのでしょうか?
それを考える上での大きな問題は、これらの何百本ものフォークが、細かい作業のために作られたような小さなものから、力仕事のために作られたような大きなものまで、その用途を一つに絞ることができそうにないという点です。

古代エジプトでは、棒を手にした神々がよく描かれていました。
具体的には、Uの字型に分かれた基部と突起のある頭部を持つ杖で、多くの場合、何らかの動物に似せて作られています。これはただの杖ではなく、王笏(おうしゃく)と呼ばれます。古代エジプトの信仰では、これは力を象徴していました。
しかし、それは抽象的な概念としての「力」というだけでなく、本当に何らかの具体的な「能力」、「機能」を有していたのかもしれません。
さきほどのワトキンスが語った、太陽を利用したレーザー切断技術の話を思い出してください。ワトキンスが思うには、電磁波を一点に集中させた結果、岩石をあのように切断できるのだそうです。
しかし、なぜ電磁波でなければいけないのでしょうか?実は、電磁波に限らず、これは音波でも再現できる可能性があります。

2000年頃、NASAは「超音波ドリラー・コアラー」という、音波を使って材料を打ち抜く装置の開発に取り組んでいました。これはNASAが将来、他の惑星の地表を探査するときに使用することを想定している装置です。
さらに最近、ミシガン大学の科学者たちは、人間が聞き取れる周波数の1万倍の周波数の音波をビームに集中させる方法を発見しました。
つまり、彼らは、目に見えない音のレーザービームを作り出したのです。
このいわゆる超音波掘削は、古代エジプトなどで用いられたと思われる謎の技術と重なります。
先ほどご紹介した古代エジプトのフォークの柄を通してU字型の突起の間に張った張力線を超音波振動させることができれば、フォークの下側が高周波の掘削機に変身し、たとえフォーク自体が銅製であったとしても、花崗岩を精密に切断することができるという理屈が成り立ちます。
おそらくこれが、古代エジプト人が硬すぎる岩を切断する方法だったと推測できます。
エジプトの石の遺物に見られるのと同じ特徴が、マチュピチュやプマ・プンクといった世界の他の場所でも見られるという事実は、これらの古代文明がそれぞれ、音波や電磁波をうまくコントロールし、活用するという秘密のオーバーテクノロジーを持っていたことが示唆されます。
古代の先人たちが手にした技術や知識は、私たちが想像する以上に進んでいたのかもしれません。そして、その知識は時とともに失われ、現代の科学技術が再びそれを解明しようとしています。
しかし、中には現代の技術でさえ再現できないものもあり、そこには何らかの高度な存在が関与していた可能性も考えられます。
古代と現代、そして宇宙。三つの要素が交錯する中から、私たちは新しい真実を見出すことができます。
今回は技術そのものの詳細に迫ってみましたが、ほかにも、その技術がどのようにしてもたらされたのか、何のためにそれほどの技術が必要だったのか……考えるべきことはまだまだ山ほどありそうです。
それでは、今日もお読みいただきありがとうございました。

2023年11月。宇宙の果てから、正体不明の信号が地球に届きました。それを送ってきたのは、人類が48年前に送り出した宇宙探査機・ボイジャー1号。
しかし、その信号はNASAでも解読できない意味不明なコードでした。その上、この異変が起きたのは、ボイジャーが太陽系の“火の壁”という、私たちがまだ一度も立ち入ったことのない領域に突入した、まさにその直後のことでした。
今回は、NASAを困惑させたボイジャーの異常についてお話ししていきたいと思います。ぜひ最後までお付き合いくださいね。
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1977年の夏の終わり頃、NASAはフロリダ州のケープ・カナベラル空軍基地からボイジャー1号と2号を打ち上げました。
2機の探査機のメモリの容量は現代のスマートフォンで撮った写真1枚よりも小さく、今となっては、この探査機は間違いなく時代遅れのものですが、そんな骨董品たちの旅が、やがて人々の宇宙に関する常識を覆すことになるとは、誰も予想していませんでした。
同年12月、ボイジャー1号は小惑星帯を通過し、人類史上初めてその領域を越えた探査機となりました。そして2年にわたる航行を経て、ボイジャー1号は最初の目的地である木星に到達しました。その旅の距離はおよそ7億キロにも及び、4か月後にはボイジャー2号もそこに到達します。
2機の探査機は、これまで人類が見たことのなかった木星の姿を写真に収め、私たちに新たな発見をもたらしました。

木星には巨大な大気嵐や環があり、そのスケールは地球とは比べものにならないほど壮大です。中でも有名なのが「大赤斑」と呼ばれる巨大な渦で、その中に地球がすっぽり入るという事実を初めて知ったとき、科学者たちは息を呑みました。
しかし、これはまだ“序章”にすぎなかったのです。

ボイジャーが撮影した木星の衛星である「イオ」の表面には、なんと活発な火山活動の痕跡が多数確認され、人類が地球以外において“現在進行形”の火山活動を観測したのはこれが初めてでした。
この発見は太陽系における地質活動の理解を大きく覆す出来事であり、惑星科学の歴史上、重要な転機となりました。

そしてもう1つの衛星の「エウロパ」では、氷に覆われた表面に無数の亀裂が走っており、その下には液体の海が存在するかもしれないという示唆が得られました。
もしその海の中に生命が存在していたとしたら、ボイジャーの旅は単なる観測ミッションではなく、地球外生命体との接触への第一歩だったということになるかもしれません。
今回の発見によって、エウロパは特に地球外生命”が存在する可能性が高い天体として注目されるようになり、現在でも科学界の重要な探査対象です。

木星での探査を終えたボイジャーは、1980年に次なる目的地である土星へと到達します。
土星といえば、その美しい環が特徴ですが、ボイジャーが見せてくれた土星の姿は、それまで誰も想像したことがないほど圧巻でした。
科学者たちは、土星には6つの環があると考えていましたが、ボイジャーの観測によって、それらは実は数百にもおよぶ細かな“ミニ・リング”が複雑に重なって構成されていることが判明しました。
さらに、ボイジャーはそれまで未発見だった第7の環にあたる存在も明らかにしたほか、特に注目を集めたのは、土星の環に現れる奇妙な物体の発見でした。

地球に送られてきた画像には、細長い物体の姿が環に映っており、中には地球の直径ほど長いものも確認されました。

不可解なのは、物体の運動軌跡から考えて、それらがまるで重力の法則を無視して動いているように見えたことです。
これは“何かがいる”と初めて多くの研究者が感じた瞬間でしたが、今なおその正体は解明されていません。ちなみにこれらの物体についてはこちらの記事で詳しく語っていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
土星の観測を終えたボイジャー1号は進行方向を変え、太陽系の外へと向かいます。
NASAの試算によれば、このまま進めば太陽系の境界を越えるまでに約32年かかると予測されていました。
もっとも、当時の「太陽系の境界」という概念はあくまで仮説にすぎず、実際には2023年のボイジャーの観測によって、その定義が見直されることになりました。ただそれでも、当初想定されていた「太陽系の境界」にあたる領域は非常に特殊で、ボイジャー1号の“異常”もそこから始まったのです。
この領域についてはまた後ほど詳しくお話しします。
一方のボイジャー2号は、土星での任務を終えた後、その先にある天王星と海王星へと向かいました。
揺れる穏やかな星ー天皇星
1986年1月、天王星に到達したボイジャー2号は、これも史上初の試みとして、近距離からこの惑星を観測しました。
天王星も主にガスで構成された惑星であり、同じくガス惑星である木星と土星と同様に激しい嵐が観測されると予想していた科学者たちにとって、ボイジャー2号が見せた天王星の姿は意外なものでした。なんと、そこに広がっていたのは静かな雲の層で、天王星の大気は非常に穏やかだったのです。
さらにそれよりも衝撃的だったのは、ボイジャー2号の観測によって、天王星の磁場がその自転軸から59度も傾いていて、磁極の位置と回転軸が大きくずれているうえ、その磁場自体も不安定なコマのように揺らいでいる状態にあることが分かりました。この異常な磁場構造は、従来の惑星磁場に対する理解を根本から揺るがすものでした。
このときから、ボイジャーは、「宇宙の法則にも例外がある」というメッセージを受け取り始めていたのかもしれません。
美しく荒れ狂う星ー海王星

地球を出発してから12年後の1989年、ボイジャー2号はついに太陽系で最も外側に位置する惑星、海王星に到達します。
その間近から撮影した写真には深い青色に輝く美しい姿が映っていました。
ただ、その青は地球の海とは異なり、主に大気中に含まれるメタンガスによって生まれた色です。そして、この青い惑星の穏やかな見た目の裏には、ボイジャーでなければ見つけられなかった“暴力的な宇宙”の顔が隠れていたのです。
なんと、海王星の大気には時速2000キロにも達する、地球上のどのハリケーンよりもはるかに猛烈な風が吹き荒れていたのです。しかも、ここの平均気温は約マイナス220度で、まさに、極寒の地獄とも言える環境です。
こうして、ボイジャー2号は海王星の探査を終え、ボイジャー1号に続いて、太陽系の果てを目指す旅に入りました。
2機の探査機が辿ったそれぞれの惑星では、人類の想像を超える様々な現象が観測され、このプロジェクトは大きな成果を上げたと言えます。
しかしその先で2機を待ち受けていたものこそが、真の“未知”だったのです。

2023年11月14日、NASAの現場には緊張が走りました。
この日、ボイジャー1号が突如として、二進数の意味不明なデータを送信し始めます。
技術チームはボイジャーから届いた信号に“何らかの意味”が込められているのではないかと思いましたが、その中身を解読することができませんでした。
そしてもう1つ不可解なのは、ボイジャー1号が「セーフモード」に切り替わらなかったことです。というのも、2機のボイジャーは何らかの故障があった場合、NASAが調査や修復を実施しやすいように、自動的にセーフモードに移行するよう設計されています。
今回のような“解読不能なメッセージ”の送信は重大な故障が疑われるべき挙動であるにもかかわらず、なぜかボイジャー1号はセーフモードに入らず、異常なデータを送り続けていました。
これは探査機自身が、「自分は正常に動作している」と判断したことを意味しますが、NASA側はやはり受け取ったデータを解読できません。
それまでいろんな故障を経験してきたNASAのエンジニアたちにとっても今回は前例のないケースでした。
見えない壁
こうして、NASAは慎重にボイジャー1号の状態を調査し始めました。
彼らはあらゆる可能性を検証し、約5か月かけてやっと解決方法を見つけ、2024年4月に地上からコマンドを送り、ボイジャー1号のメモリ領域に該当するコードをリセットしたことで、やっと通信を正常に戻しました。

しかし、問題を解決したとは言え、原因が判明したわけではありません。NASAにはいくつもの疑問が残りました。
なぜボイジャー1号は突如として解読不能なメッセージを送ってきたのか?
そしてなぜボイジャー自身はそれを故障だと判定しなかったのか?
一部の科学者は、ボイジャー1号がこの“解読不能な信号”を発信し始めたタイミングに注目しました。発信の直前に、ボイジャー1号はかつて「太陽系の境界」と考えられた領域を通過しています。そこは、太陽から吹き出す太陽風と、星間空間から流れ込む宇宙線が正面からぶつかり合い、見えない“壁”のような衝突層を形成している領域です。
この“壁”は、太陽系全体を包み込むかのように存在しており、従来は「この壁を越えたら、そこから先はもう太陽系ではない」と考えられていました。
そして、この領域を超えた途端、ボイジャーから送られてきた二進数のメッセージが解読不能になり、一方でそれは故障と判断されなかったという事実があります。
このことから、問題はボイジャーではなく、そこの宇宙空間にあるのではないか?と一部の科学者は考えました。
それまで、ボイジャーは「イオ」の火山、「エウロパ」の海、土星の環にある奇妙な物体、天王星の傾いた磁場などを発見しました。それらはすべて、「宇宙には私たちの知らない法則がある」という小さな兆しであり、そして今回、ボイジャーはついにその“法則の外側”へ足を踏み入れてしまった、そのように解釈できるのかもしれません。
現在の知識レベルでは、宇宙のどのエリアでも物理法則は通用するというのが科学の大前提です。たとえば、重力の法則や光の速度、時間の進み方などは、宇宙のどこに行っても同じように働くと信じられています。
しかし、もし事実はそうでないのであれば、今回のエラーメッセージの原因は、ボイジャー1号が異なる法則が支配する領域に入ったからだと考えることができます。
その領域では、これまでの宇宙空間では正常に機能していたコンピュータやセンサーも、予測不能な影響を受ける可能性が出てきます。それは探査機自身には故障と判別できない程度の“ズレ”にとどまりますが、結果として、地球側にまったく意味をなさない信号を送り続けることになります。
では、この“ズレ”の正体は何なのか?
考えられる可能性
ひとつの可能性は、時空構造そのものの歪みです。
光の屈折や信号の伝達が、太陽系内とは異なる法則で変調されているとすれば、送信したデータと受信したデータの間に大きな食い違いが生じると考えられます。
また別の可能性として、ダークマターやダークエネルギーといった未知の成分が密集している領域に入ったことで、ボイジャーのシステムが部分的に干渉を受けたということもあり得ます。
さらに、この領域での話を超えて、数百光年先やもっと遠い場所では、想像もつかない物理法則の変化が生じる可能性もあります。もし本当にそうであるのなら、私たちが思っている以上に太陽系の外は複雑で、単純に“宇宙の別の場所”というだけでは済まされない可能性も示唆されます。
ただ一方で、同じくこの空間にたどり着いているボイジャー2号には、送信データの異常は起きていません。
これを含めて考えると、もう1つの仮説が生まれます。

実は、NASAが送られてきた2進数コードの解読を試みたところ、当初は単なる意味不明なノイズと思われていたそのデータに、ある一定の規則性があることに気づきました。
データは正確な間隔で発信されており、1回の送信につき128ビットの2進数データが含まれていました。このようなきっちりとした周期性は、自然界に見られるノイズ、たとえば宇宙線や太陽風による電磁干渉などにはほとんど見られない特徴で、どちらかというと、何らかの規則に基づいた暗号のように見て取れます。これらのことから、この信号は何者かがボイジャーの通信機能を借りて送ってきたものではないか、とも言われ始めました。
有名な話ですが、2つのボイジャー探査機には、人類からのメッセージが収められた「ゴールデンレコード」が搭載されています。
これは、仮に宇宙のどこかで知的生命体に発見された場合に備え、人類の存在や文化、言語、音楽などを伝える目的で制作されたもので、金メッキが施されたアナログレコード盤に音声や画像が収録されています。
このレコードによって、ボイジャーは単なる観測機器ではなく、人類という存在そのものを伝える“メッセンジャー”としての役割も担うことになりました。
しかし、もし本当にそれを誰かが拾ったらどうなるのでしょうか?
私たちが夢見る“出会いの希望”は、彼らにとって“排除すべき脅威の情報”にならないのでしょうか。
そいうSF的な発想から、もし今回の不可解な信号が、この“メッセンジャー”に対する「誰か」からの返答だとしたら、彼らはボイジャーの通信機能を“間借り”する形で、地球に向けて何かを送り返してきた、と推理することもできます。
この方法であれば、確実に人類にメッセージを届けることができるうえ、発信源を特定されるリスクもありません。
実際、私たち人類はこれまで宇宙に向けてたくさんのメッセージを発信してきました。ですので、もし宇宙に他の文明が存在し、同じように外部との接触を意識しているとすれば、ボイジャーのような遠隔探査機に暗号化されたデータを送り込むのは、自然なアプローチだと言えるでしょう。
ただし、こうした行動が友好的な意図に基づいているとは限りません。私たちが「未知の文明も同じように交流を求めている」と思い込んでいるのなら、それはあまりにも人類中心的な発想です。
SF小説『三体 (ハヤカワ文庫SF)』の中で、「暗黒森林理論」という「なぜ人類は宇宙文明を見つけられないのか」を解釈する仮説が提唱されています。
宇宙とはまるで暗い森のような場所であり、そこでは、銃を構えた狩人のように、数多くの文明が静かに身を隠しています。
ほとんどの高度な文明は、自分の存在を他者に知られた瞬間、どこかにひそむハンターに消されるかもしれないという共通認識を持っており、「沈黙こそが最善の戦略」という行動指針で、どの文明もできるだけ自身の活動の痕跡を隠すようにしています。逆に、もしほかの文明の存在を発見した場合、それはいずれ自身にとっての脅威になる恐れがあるため、消せるものならなるべく早く消してしまおうと行動するわけです。
この暗黒森林理論は非常に考えさせられる仮説で、実際に数々の議論を引き起こしています。その深掘りは『真実の目』メンバーシップ限定の動画コンテンツでお届けしていますので、気になる方はチェックしてみてください。
さて話を戻しますが、暗黒森林理論が提示した前提に立つならば、ボイジャーの存在そのものが極めて危険な“自己の露出”とも言えます。
探査機自身の存在もそうですが、搭載されたレコードの情報から、地球の場所やそこにいる人類の情報まで特定できます。

そして、あの解読不能な信号はそもそも私たち人類に向けたメッセージではなく、狩人が木に刻むマーキングのように、“ここに地球という文明がある”という痕跡を残すためのシグナルだった可能性も考えられます。
あるいは逆に、「これ以上、深宇宙へと進むな。自らの存在を晒すな」という、誰かが送ってくれた善意の警告なのかもしれません。
しかし結局のところ、信号が解読できない現状ではいろいろと推測することしかできませんが、いずれにしても、果たして人類は自らの存在を広く知らせるべきなのか?
その選択を私たちはこれから迫られることになるでしょう。
話をボイジャーの旅に戻しますが、これまで、私たちは「太陽系の果て」を明確に描けるものだと思っていました。ある領域を超えたら、そこから先は、はるか宇宙。
しかし、2機の探査機はこの常識を覆したのです。
現在、ボイジャー1号は地球からおよそ240億キロの距離を航行中で、ボイジャー2号も約200億キロの彼方を飛行しています。
彼らがこの未知の宇宙領域に到達したとき、科学者たちの予想を超えるデータが送られてきました。

2機のボイジャーはともに、航行中の空間の粒子エネルギーが急激に上昇し、その温度はなんと5万度ほどにも達しているというデータを送ってきました。これは太陽表面のおよそ9倍にも近い高温です。
この発見から、太陽系が1つ巨大な“火の壁”に包まれているという表現が生まれましたが、実はここはほぼ真空に近い宇宙空間で、粒子のエネルギーは極めて高く、温度が非常に高い一方で、粒子その物の数は1立方センチメートルあたりにほんの数個から数十個程度で非常に少ないです。
したがって、たとえ粒子が高温でも、熱を効率よく物体に伝えるだけの“量”が決定的に足りないことから、実際には探査機が加熱されることはありません。
そして粒子の温度以外にも、ボイジャーはもうひとつ重要な発見をもたらしました。
それは、あの「火の壁」を通過する前後で観測された磁場の方向に、ほとんど変化が見られなかったという事実です。つまり、太陽系の内側にあった磁場と、外側、つまり星間空間にあるはずの磁場が、ほぼ同じ方向に伸びていたというのです。
この観測結果は従来の理論とは大きく食い違っていました。
これまでの宇宙モデルでは、探査機が「火の壁」を抜けて星間空間に入ると、そこでは星間の磁場が支配的となり、それからは太陽系の外になると考えられていました。
ところが実際には、磁場の向きは大きく変わりませんでした。むしろ、太陽の磁場が星間空間にまでそのまま“引き伸ばされている”かのような様子を見せていたのです。
この予想外の現象は、これまで私たちが考えていた太陽系の大きさを再計算する必要を迫りました。
ボイジャーのデータをもとにした最新の推定によれば、太陽の影響が及ぶ範囲、つまり太陽系の“本当の”境界は、太陽からおよそ5万から15万天文単位(AU)にまで達するとされています。
これはキロメートルに換算すると、約7.5兆から22.5兆キロメートルに相当します。
現在、ボイジャー1号は時速約6万1,500キロメートルという驚異的なスピードで飛行を続けていますが、これほどの速度でも、太陽系の外へ出るにはあと3〜4万年もかかると見積もられています。
この事実は、人類がどれだけ努力しても太陽系を出られないのではないかという悲観的な見方までもたらしました。

ボイジャー1号と2号は永遠に動き続けることはありません。
電力の枯渇、機器の故障、通信システムの停止。どんな形であれ、ボイジャーの旅にはいずれ終わりが訪れます。
NASAは、2025年のどこかの時点で両機の電力供給が限界を迎え、すべてのシステムを維持できなくなると見込んでいます。そのとき、宇宙を駆けたこの二人の冒険者は、完全に沈黙し、地球との最後のつながりを絶たれることになるでしょう。
しかし、それで物語が終わるわけではありません。信号の発信が止まっても、ボイジャーたちは変わらず銀河を彷徨い続けます。
現在の軌道に基づけば、ボイジャー1号はおよそ4万年後にキリン座にある1つの恒星のそばを通過し、ボイジャー2号は約30万年後に「シリウス」というおおいぬ座の恒星の近くを通ると予測されています。
そして、彼らはこのまま、地球が滅びたその後の世界でも、数億年ものあいだ宇宙を漂い続けるでしょう。
ほんのわずかな可能性ですが、その時、本当に“誰か”が彼らを発見するのかもしれません。
それでは、本日もお読みいただきありがとうございました。

1863年のとある日、ニコラ・テスラという名の7歳の少年は高熱で苦しんでおり、何度も意識を失う危険な状態にありました。
幸いなことに、数日後には病気から快復しましたが、それから彼は様々な”幻覚“が見えるようになりました。長い間、何らかの精神疾患を患ったのではないかと周りに心配されていましたが、テスラは徐々にこれらの”幻覚“に慣れてきて、さらに”幻覚“を利用し始めました。

何かについて考えをめぐらせたり、何らかのアイデアがひらめいたりすると、彼の頭の中に具体的なイメージ、もしくは物体の内部構造や輪郭が鮮明に浮かびあがります。
この能力のおかげで、彼は徐々に機械や装置などに強い興味を示すようになり、工学大学に進学しました。
テスラは複雑な装置や機械を作る際に、まずは頭の中でイメージし、脳内で設計案を最適化します。こうすることによって、彼は図面などによる「設計」という段階をスキップし、いきなり試作や製造の段階に入ることができました。
このような超人的な能力はよく周りを驚かせて、「天才」の評判を我が物にしていました。
今日では、あの伝説の起業家のイーロン・マスクと彼のテスラ電気自動車は誰もが知っていると思いますが、「テスラ」という名前の由来は、イーロン・マスクの最も尊敬する人物が、かのニコラ・テスラだからだそうです。
現代では、最も偉大な物理学者として、ニュートンやアインシュタインがよく挙げられます。しかし、実はニコラ・テスラは少しも2人に遜色ありません。なぜなら、21世紀はテスラ1人の力で作り上げられたと言っても過言ではないからです。
そのため、「未来からやってきた人」、「最も神に近い人」などの表現がよくテスラとリンクされています。

今回は、ニコラ・テスラにまつわる驚くべき物語と、既得権益が彼を抹殺した理由について見ていきましょう。
ぜひ最後までお付き合いくださいね。
1856年、テスラはオーストリア=ハンガリー帝国のとある村で生まれました。
冒頭でお話したあの奇妙な能力がきっかけで、テスラは19歳の頃にオーストリアのグラーツ工科大学に入学し、物理学、数学、機械工学を学び始めました。
この頃、彼は電気に強い興味を持つようになり、卒業後、エンジニアとしての経験を積んでから、フランス・パリにあるエジソン・インターナショナル社でエンジニアとして働き始めました。

この会社は、有名な発明家のトーマス・エジソンが設立した会社のヨーロッパ支社です。

1881年、会社はパリの電気展示会で直流電源による照明システムを披露し、ヨーロッパ全土を驚かせました。
これにより、会社はヨーロッパ各地から次々と注文が入ってくるようになり、ヨーロッパ進出は大成功を収めるとエジソンは確信しましたが、ドイツのストラスブールで行われた展示会で、彼らの製品は爆発事故を起こしてしまい、市場の展開に大きな影響を与えました。
そこで会社はテスラを現場に派遣し、問題の解決に成功すれば25,000ドルの賞金を支給すると約束しました。
着任したテスラはあっという間に、世界初の誘導電動機を設計し、問題を見事に解決しました。しかしその後、会社は約束された賞金をテスラに支払うことはありませんでした。
怒りを感じたテスラは退職を決めましたが、ヨーロッパ支社の社長はテスラの辞職を慰留し、ニューヨーク本部への転勤を推薦しました。昔からエジソンの元で働くことが夢だった若きテスラは、賞金のことを水に流し、ニューヨークへ向かうことを決意しました。
しかし彼の希望や憧れを打ち砕いたのは、尊敬するエジソンの人柄が、彼が思い描いていた偉大な発明家とはまったくかけ離れていたという現実でした。
テスラがニューヨークで最初に任命された仕事は直流発電機の修理でしたが、彼はすぐに直流発電機の欠陥に気づき、より効率の良い交流発電機の設計を始めました。
ニューヨークのような大都市に電力を供給するためには、直流発電機の場合は大量の発電所を必要としますが、テスラが作ろうとしている交流発電機を使用すれば、たった1つの大型発電所で、当時のニューヨーク市全体の電力需要を満たすことができます。
それを知ったエジソンはテスラに賭けを提案し、もしそのような交流発電機を作ることができれば、テスラに5万ドルを支払うと約束しました。
しばらくした後、テスラはプラン通りの交流発電機を実現し、エジソンにその成果を報告しました。しかしエジソンは、「移民としてはよくやったな」の一言だけを残し、約束された5万ドルをテスラに支払うこともなければ、交流発電機を製品化する気もありません。
自分の成果が評価されず、2度もエジソンに振り回されたテスラは、ついにエジソン・インターナショナルを離れました。
その後のテスラはしばらく工事現場で肉体労働の生活も経て、友人の出資で自分の会社を設立しました。
直流発電が主流の当時、テスラは交流発電が必ず未来の主流になると確信し、交流発電機の開発を再開しました。まもなく、テスラは実用化できる交流発電機の開発に成功し、それに関する特許も取得しました。
同じ電気業界の実業家であるジョージ・ウェスティングハウスがテスラの交流発電機を知った時、エジソンの製品より断然に効率が良いと判断し、現金100万ドルでテスラの特許の権利を取得したいと提案しました。
非常に魅力的な提案ですが、テスラはもっと戦略的な提案、現金は6万ドルで構わないとし、その代わりにモーター1馬力あたり2.5ドルの特許使用料を支払ってもらうという契約を提示しました。ウェスティングハウスはテスラの提案を受け入れ、2人で交流発電機を本格的に広め始めました。
これが、歴史上有名な「電流戦争」の開幕となります。

エジソンはあらゆる手段で交流発電機の危険性を世の中へ宣伝し、その広がりを止めようとしていましたが、やはり交流電の安価かつ無制限に変圧できる利点に直流発電は及ばず、市場は最終的にテスラの交流発電機を選びました。
数年後、ウェスティングハウスの会社は大手投資会社に買収され、ウェスティングハウスとテスラの間にあった特許に関する契約の破棄をテスラに要求しました。意外なことに、テスラはあっさりと提案を受け入れ、自分に入ってくるべき収益を放棄しました。
テスラ本人によると、ウェスティングハウスは自分の成果を評価してくれた、それだけで十分だということです。
電流戦争に見事に勝利したテスラは、アメリカ電気技術者協会の依頼を受け、トップレベルの電気技術者たちの前で講演を行う機会がありました。
講演中に彼は電球を交流電磁場の中に置いて、電線を使わずに電球を点灯させることに成功しました。
出席した専門家たちは驚きのあまり、テスラを未来からやってきた人間だと称賛しました。そしてテスラは新しく取り組んでいる研究テーマ、エネルギーの無線伝送技術、つまり、電力を無線で飛ばす技術を実現させたいと発表しました。
それから数年後の1897年、テスラは次のような装置を完成しました。
蒸気で駆動する振動子によって、さまざまな周波数の振動を生成してから、受信装置がこれらの振動を電流に変換することによって、エネルギーの無線伝送を実現するという仕組みの装置でした。
彼が研究室で装置の検証を行った際、周辺地域で地震が発生したこともあり、彼の発明は人智を超えたものだと感じる人がますます増えていきました。
後にテスラは装置の原理を記者のアラン・ベンソンに説明したことがあり、ベンソンは『The World Today』誌で、装置に関する記事を発表しています。ただし、このような仕組みでエネルギーを無線で飛ばすことに成功したとは言え、テスラが実現したいのは、数千キロ先の無線送電でした。
ですので次にテスラが試みたのは、雷に含まれるエネルギーを、大地を媒体として遠く伝送する技術でした。

彼は設備を整えた後、実験室の40キロ先に200個くらいの電球を設置し、雷がやってくる日を待っていました。実験は予想以上に順調で、雷が落ちると、設置された電球は全て点灯しました。この鍵となる技術をマスターしたことで、テスラは壮大な目標を目指し始めました。
彼が思うには、交流電力では全人類が電力を利用できる世界は実現しません。
なぜなら、交流電力は電線を必要としますが、世界の隅々まで電線を引くことは現実的なことではないからです。そのため、地球規模の電力転送は、大地を媒体に利用するしかありません。
そして、エネルギー源に関しても、地球自体や大気中に潜んでいる無限に近い電磁エネルギーを利用することを彼は考えました。
テスラの壮大な目標というのは、自然界に潜んでいる電磁エネルギーを電力に変換し、無料かつクリーンなエネルギーとして、無線伝送技術で世界中の隅々まで提供することです。この目標が提唱された時、新聞にも大々的に報道されました。

当時の新聞によるこちらの記事から、テスラの計画には16個のプロジェクトが含まれていることが分かります。
1 どれほど離れた場所でも、映像を見せることを可能にする。
(これを現代の言葉に直すと、「ライブ配信」に当たるでしょう)
2 地球規模の無線送電。
3 手書きもしくはプリントされたメッセージの世界規模での瞬時伝送。
(これはファックスのひな形と言えるでしょう)
4 ワイヤレス操作による無人機の飛行。
5 無線通信による船などのナビゲーション。
6火星との通信。
7 機械及び乗り物の自動運転。
8 ワイヤレスによる世界中の時計の一斉時間設定。
9 世界規模のリアルタイム通話。
10 無線通信による暗号化通話。
11 株の世界規模でのリアルタイム・オペレーション。
12~16音声や映像データの世界規模での瞬時伝送。
皆さんもお察しの通り、8から16のプロジェクトの内容は、まさにインターネットのひな形と言えるでしょう。21世紀の現在では、2つ目の「地球規模の無線送電」以外は全て現実的なものとなっています。
テスラがこれらを提唱し、実現する具体的な方法にまで固めたのが130年前という点を考えると、テスラを未来からやってきた人間だと言いたくなる気持ちもよく分かります。
しかし、実現の方法まで具体化されていたのに、テスラのこれらの計画は結局、当時は実現されませんでした。そして、21世紀の今日に至っても、「地球規模の無線送電」は未だ実現ははるか先になりそうです。
これはなぜでしょうか?
実は、その答えは非常にダークな真実であり、テスラが悲惨な晩年を送った理由でもあるのです。
テスラの壮大な計画が世の中へ公開された後、ジョン・モルガンという人物がテスラに強い興味を示しました。
ご存じの方もいると思いますが、ジョン・モルガンは19世紀末の世界最強の投資家で、モルガン財閥の創始者でもあり、非常に大きなパワーと資金を握っている人物です。
モルガンが気に入ったのは、テスラの計画にある「無線通信」の部分でした。
なぜなら、投資家としてのモルガンからすれば、場所や距離に関係なく、物理的な手立てによらず、暗号化されたメッセージを瞬時にやり取りできる「無線通信」が、全ての項目において最も利益が出るものと判断したからです。
彼は15万ドルの現金と、ロングアイランドにある広い土地をテスラに提供し、無線通信の実現を要求しました。

テスラは表ではモルガンの提案を受け入れ、ロングアイランドの土地で無線通信を実現するための送信タワーを建設し始めましたが、実際のところ、この高さ57メートルの巨大なタワーは、無線送電を実現するための設備でした。
テスラはこの計画を「ウォーデンクリフ計画」と名付け、このタワーを「ウォーデンクリフ・タワー」と名付けました。
ここから、少し本題を逸れたウォーデンクリフ・タワーにまつわる真偽が定かでない話をご紹介したいと思います。
タワーが完成した1905年の3年後、ロシアのツングースカ川の上空で大きな爆発が起きていました。
爆発の威力は広島型原爆の185倍もあると推測されています。
幸いなことに、爆発地は居住地から離れた奥地であるため、人的被害は確認されていません。
当時は核兵器がまだ誕生していなかったため、爆発の原因は未だに不明のままですが、1つよく言われているのは、この“ツングースカ大爆発”は、ニコラ・テスラの実験によるものだということです。
アメリカのFBIによる後の調査によれば、爆発の数週間前から、テスラはアメリカ議会図書館に頻繁に出入りしており、シベリアに関連する書籍を数多く借りていました。
特に彼は機密情報に分類された中央シベリアの地形図の情報に何度もアクセスしようとしていた点は気になるところです。
ツングースカ大爆発はテスラの仕業だという主張によれば、爆発の仕組みは次の通りです。

地球を1つのコンデンサと見なした場合、ニューヨークからツングースカ、ニューヨークから北極までのラインが二つのコイルになります。そして、北極から地球の中心を経て南極に至るまでのライン上でいくつかのエネルギー受信点を結びつけることで、エネルギーの放出場所をツングースカにすることができます。
次に、空中で磁力の合流地点を見つけ、共振をピークにすることによって、巨大なエネルギーが一気にツングースカで放出されます。
もちろん真偽については何とも言えませんが、もしこの推測が本当であるのなら、当時のテスラは既に無線送電技術をマスターしていたということになるでしょう。
話を戻しますが、モルガンの期待する無線通信の開発がなかなか進まない中、グリエルモ・マルコーニという人物がテスラを追い越して、先に遠距離での無線通信を実現しました。

この成果が世の中に大きく評価され、マルコーニは1909年のノーベル物理学賞を受賞しました。
しかし後に驚きの事実が判明し、なんとマルコーニが使用した技術は全てテスラが大昔に出願した特許に含まれている技術だということでした。
つまり、テスラの特許が既に成立していたにも関わらず、後で出願された同じ内容のマルコーニの特許も成立したという前代未聞のことが起きていました。
後にアメリカ最高裁判所はマルコーニの一連の特許を無効にしましたが、その判決が下された1943年、テスラは既に亡くなっていました。
このように、運命に翻弄されたテスラはノーベル物理学賞を受賞できるほどの研究成果を挙げながらも公平に評価されませんでした。
実はこのほかにも、テスラはさらにノーベル物理学賞の受賞の機会がありました。
1915年のノーベル物理学賞は、当時電気分野に大きく貢献したテスラとエジソンの2人に授与する予定でしたが、なんと2人ともそれを辞退したそうです。言うまでもなく、エジソン・インターナショナル社での揉め事と電気戦争での出来事が尾を引いていたのでしょう。
一方、マルコーニが無線通信技術を世の中へ発表した後、モルガンはテスラへの出資を止めることにしました。その理由は、テスラが約束した無線通信を実現できなかったからと一般的に思われていましたが、一説によると、テスラがウォーデンクリフ・タワーを建てた真の目的に気がついたことが、モルガンが出資を止めた本当の理由だと言われています。
もしテスラが計画通り、自然界の電磁エネルギーを電力に変換し、それを無線送電技術によって世界中に無料のエネルギーを提供することに成功すれば、従来のエネルギー業界に関わる既得権益だけではなく、数千年間も続けてきた人類社会のピラミッドの形が崩壊してしまうと、モルガンは恐れました。
従来のエネルギー業界から利益を得ており、同時にピラミッドの頂点にも座っているモルガンにとって、ウォーデンクリフ・タワーの完成やテスラの計画の実現は、自分自身の破滅を意味します。そのためモルガンはその後、テスラに一銭たりとも出資することはありませんでした。
そして、130年が経った今日において、テスラが提案した16個のプロジェクトのうち唯一まだ実現できていないのは「無料かつクリーンなエネルギーの無線伝送」です。
様々な背景を知った上でこの状況を見ると、これはきっと技術だけが壁ではないという気もします。
モルガンに出資が打ち切られ、以前のパートナーのウェスティングハウスも亡くなっており、テスラはなかなか出資をしてくれる人を見つけることができませんでした。
もちろんウォーデンクリフ・タワーを完成させることも叶わず、1917年には解体されてしまいました。
しかしテスラにやってくる悲劇はそれだけではありません。
テスラの研究所で原因不明の火事が起こり、彼のほとんどの財産に加えて、過去数十年間の研究成果も全部灰に変わりました。これは偶然とは思えない事件でした。
彼は類まれな記憶力で理論的な部分を復元できるとは言え、資金も設備も失ったテスラは再起不能な状況に陥りました。
経済面で苦しくなった晩年の十数年間、テスラはずっとニューヨークのホテルの1室で暮らしていました。
1943年、テスラがホテルで亡くなった直後、アメリカ政府はホテルの部屋にあるテスラが所有していたファイル、文書、メモなどを全て押収しました。
なぜ政府がこのような行動に出たのかについては様々な憶測がありますが、テスラの研究内容が他国に知られることを恐れていること、革命的なアイデアや理論が世の中に公開されると既得権益に大きな影響を与えると考えられたこと、これらの理由からアメリカ政府は押収を決定したのだと言われています。
また、テスラは「デス・レイ」と呼ばれる強力な兵器の開発に成功していたとも言われており、その技術が敵国に渡らないようにするための対策だったとも言われています。
押収された文書のほとんどは今でも機密情報に分類されており、アメリカが圧倒的な技術力を持つ理由の一部にはテスラのこれらの研究の恩恵を受けているからではないかという考えを持つ人もいます。
最後に、テスラが自分の能力の源を解釈した言葉をご紹介しましょう。

私の脳は受信機にすぎない。宇宙には中核となるものがあり、私達はそこから知識や力、インスピレーションを得ている。私はこの中核の秘密に立ち入ったことはないが、それが存在するということは知っている
これは、テスラが「アカシックレコード」にアクセスできるからではないかと、以前、『真実の目』YouTubeチャンネルの動画でも紹介したことがあります。
▶宇宙の全てを記録している、全知の「アカシックレコード」の正体【真実の目】
彼の頭脳は、地球を惑星文明へと到達させるにふさわしい宝でした。
しかし、これほどの不思議な能力を持つテスラでも、既得権益を脅かす行動によって、その力を十分に発揮する機会を奪われ、身を滅ぼすことになってしまいました。
時代と運命に翻弄されたと言われるテスラですが、本当にテスラを翻弄し、不当に貶めていたのは、ピラミッドの頂点に座っている人たちとも言えるでしょう。
このようなピラミッドは、いつまで続くのでしょうか?
それでは本日もお読みいただきありがとうございました。

ニコラ・テスラは晩年、ジャーナリストのジョン・スミスによるインタビューを受けていました。
インタビューの中で、テスラはフリーエネルギーを始め、アインシュタインの相対性理論に対する理解、電気の本質、物質とエネルギーの正体、宇宙と光の関係などの、宇宙の根底にある数々の法則に触れています。
それらの内容があまりにも革新的で時代を超えたものだったからか、あるいは当時の既得権益と衝突する不都合なものだったからか、その内容は100年以上もの間、機密情報とされていました。
「たった一人の力で21世紀を作り上げた人物」、「未来からやってきた人」とも呼ばれているニコラ・テスラが、一体この宇宙をどのように理解していたのか?彼の世界観はどのようなものなのか?
今回は、インタビューの内容を再現することで、テスラが人類に教えた世界の真相を見ていきましょう。
ぜひ最後までお付き合いくださいね。

■テスラさん、発明や研究活動で大きな成果を上げ、世間から高い評価を受けた一人として、今回のインタビューではあなた自身のことについていろいろ教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。
-面白いですね。最善を尽くしましょう。よろしくお願いします。
■子どもの頃のテスラさんは、クロアチアのリカ地方で自然と共に育ったと伺っています。故郷のスミリャンも花にちなんで名付けられた村で、ご実家は教会の隣にあるそうですね。
-はい、その通りです。私はセルビア出身であること、クロアチアが自分の祖国であることを誇りに思っています。

■テスラさんは交流電流を生み出し、世界に大きな影響を与えました。業界は、テスラさんのことを聖人のように称賛しています。一部の未来主義者たちはテスラさんのことを、「地下深くから光を捕らえた狩人」、「天から火を手に入れた戦士」とも称賛し、20世紀と21世紀がニコラ・テスラの発明によって形成されていくと主張しています。
テスラさんの実験室では、原子の分裂、地震を引き起こせる武器、黒い宇宙線なども誕生したという噂が流れています。
-はい、それらは私の発見の一部です。しかし、私は満足していません。なぜなら、私の最大の目標はまだ達成されていないからです。
■最大の目標というのは何ですか?
-私の夢は、地球全体を照らすことです。充分な電力さえあれば、私は第二の太陽を作ることができます。それが実現した時、赤道の周りには土星の輪のような光が現れるでしょう。

しかし、どうも人類はまだこの偉大な発明を受け入れる準備ができていないようです。
コロラド・スプリングスにおける実験で、私は地球に電気を流しました。実は、電気を流すのと同じように、エネルギーを流すことも可能です。
地球の内部には、喜び、平和、愛という形のエネルギーが存在しています。
これらのポジティブなエネルギーは、バッハやモーツァルトの音楽、偉大な詩人の言葉のようであり、私たちの周りにある花や食べ物、私たちの生活そのものにも現れています。
長年、私はこれらのエネルギーをどう活用するかについて研究してきました。
■研究内容について具体的に教えてください。
3つの課題
-私は3つの大きな課題を解決しようとしています。

1つ目は食糧不足です。飢えている人々をどうやって支えるか、渇いている人々にどうやって水を届けるか、私たちはどんなエネルギーを活用すべきか、そのような問いが私の中にあります。
2つ目の課題は、人々の生活にある苦しみや困難、例えば世界中に広がっている疫病などをどうやって消すかということです。
3つ目の課題は、宇宙に余分な光が存在するかどうかに関する研究です。私は、天体の規則性や数学法則のすべてに反していながら、それでも存在する星を発見しました。しかしこれが何を意味するのかはまだ分かっていません。
地球のエネルギーと精神性
この星は私たちの銀河系内に存在し、それが発する光はとても強くて密度が非常に高い。その密度の高さは、たとえるなら小さな球に収めることができるほどで、その星1つで私たちの太陽系全体よりも重いのです。
少し話は逸れますが、宗教は、人間がキリストやブッダ、ゾロアスターのような存在になることができると説いていますよね。
しかし、私が目指しているのはもっと大きな目標です。それは、どのようにすれば、宇宙の中のすべての生命が、キリストやブッダのような高い精神性を持つような存在として生まれうるかということです。
話を戻しましょう。実はこれまで、重力についてもかなり研究をしてきました。ご存じのように、重力は全ての物体に影響を与えています。私にとって、重力を研究する目的は飛行機やミサイルのような装置を作ることではなく、どのようにして人々にもう一度、彼ら自身の翼を持たせるか、それが本質です。
さらに、私は空気中に含まれるエネルギーも利用しようとしています。

真空には何も含まれていないと一般的に認識されていますが、この宇宙には何も含まれていない空間など存在しません。真空でも、そこにはエネルギーが含まれているのです。
■翼と言えば、テスラさんが今お住まいのウォルドルフ・アストリアホテルの33階にある部屋の窓には、毎朝鳥がやってくると聞いています。
-翼を持つ鳥たちに対して、人々は愛情を寄せるべきです。かつては、人間も実際に翼を持っていたのですから。
■話によると、確かテスラさんは子供の時、屋根から飛び降りようとしてケガをされたことがありますね。

-はい。言うなれば、子どもが計算を間違えた結果ですよ。ただ、若い時の勇気とエネルギーには、大切な全てを手に入れる力があります。

■テスラさんの若い頃の写真を拝見しましたが、非常にハンサムですね。しかし、恋愛にはあまり興味を持たれないイメージがあります。ご結婚されたことはありますか?
-結婚はしていません。
愛情に関しては二通りの考え方があります。たくさんの愛情を持つか、まったく持たないか、その二つです。
愛情の目的は、人を若々しく保つことにあります。女性という存在はある人たちにとって、彼らの活力と精神力を高め、充実させてくれるようです。
しかし、私は独身でも常に精神力が高く充実しています。それゆえに、私は独身という道を選びました。
■テスラさんはアインシュタインの相対性理論に対して批判的ですよね。テスラさんのファンの中には、この点についてだけは不満を持っているという人もいます。物質にはエネルギーがないとテスラさんは主張されていますが、なぜそう思っているのか、具体的に聞かせてください。
-最初にエネルギーがあり、物質はその後に生まれたからです。
■つまり、エネルギーは物質の親、こう理解していいですか?
-その通りです。ついでに、この宇宙がどのように生まれたのかについても話しましょうか。
すべての物質はエネルギーから生まれていますが、もっと根本的に言うと、物質は光でできています。星や惑星、私たち人間、宇宙にあるあらゆるものは光から生まれました。
物事は光のさまざまな形の現れです。この宇宙の誕生には4つのルールがあります。
1つ目は、私たちの認識、あるいは数学や科学でも解明できない深い存在が全ての始まりであるということ。
2つ目は、この深い存在から生まれる闇は、実は光の本当の姿であり、それが光へと変わっていくということ。
3つ目は、光は物質として存在する必要があるということ。
そして4つ目は、この宇宙には始まりも終わりもない、ということです。

■確かにそれは相対性理論に対して批判的な考えと言えそうですね。
-はい。相対性理論は、空間は曲がることができると主張していますが、それはただ表の現象に過ぎず、空間が曲がっているように見えるのは、人間がその裏に隠されている本質を完全に理解できていないことが原因です。
もしアインシュタインが自らの理論を完全に、つまり根底部分にある真理を理解していたならば、彼は現在よりもさらに多くの賞賛を受けることになったはずです。
その根底は何なのか、こう説明しましょう。
光を音楽だと思ってください。1つ1つの光の粒子は、音符のようなものです。

雷の一撃は、一つのソナタになります。そして何千もの雷は、一つのコンサートを形成する……。
数学や方程式は、宇宙の音楽を示す符号のようなものに過ぎません。それがゆえに、数学者や科学者たちは音楽自体を超えることができません。
ニュートンは、星々の配置と動きには秘密があることを発見し、宇宙には調和の法則が存在するということを理解しました。アインシュタインは、これらの光の音符のメッセンジャー、伝達者です。
もし、アインシュタインにとってこれらの音楽が実際に聞こえるものであったのなら、彼はきっと相対性理論を提唱しなかったでしょう。
■では、テスラさんにはその音楽が聞こえているのですか?

-常に聞こえています。私の心の耳は、物理的な耳よりもよく聞こえます。一度生まれた音はずっと続くものであって、普通の人はどんな音もいつかは消えていくと感じていますが、実はその音は静けさの中でずっと残っているのです。
ちなみに私はアインシュタインに何の恨みもありません。彼は優しい人で、たくさんの良いことをしてきました。それらのいくつかはこの宇宙の音楽の一部にもなるでしょう。
いつかアインシュタインに手紙を書いて、エーテルは実在するものであり、それが宇宙の調和と生命の永遠を支えているということを説明しようと思っています。
■テスラさんはどのようにしてひらめきを得ていますか?
-私には、ひらめきを得るための10のポイントがあります。知りたいですか?
■ぜひ、お願いします!
目的とコントロール
-最初に大事なのは、自分が何を成し、達するべきか、その目的についてしっかりと理解することです。スタートの時点では、はっきりしていなくてもいいですが、少なくともそのことについて感じておく必要があります。私は子供の頃、当時はまだはっきりとしていませんでしたが、自分が発明家になると分かっていました。
それから、自分を小さく見せる必要はありません。たとえば、大きなオークの木は自分がオークの木だと分かっていて、隣の小さな植物も自分が何であるかを理解しています。

2つ目の大切なことは、決意です。私は自分にできることは何でもやり遂げてきました。
3つ目は、自分自身の全てのエネルギーと生命力を適切に使うために、不要な欲求を取り除くことです。そのおかげで、私は何も失うことなく、毎日を楽しんでおり、毎日が幸せです。
自分の体のメンテナンス
4つ目は、仕事に応じて体を調整すること、つまり自分の体をよくメンテナンスすることです。人間の体を完璧な機械だと思ってもいいでしょう。
私は自分の体がどう動くか、そしてどのように健康が保たれるかをよく知っています。

ほとんどの人が普通に食べているものは、私にとっては害になり得ます。
時々、世界中の料理人が私に対して陰謀を企てているように感じてしまうほどですよ。
そして、体を健康に保つためには、食事と同じくらい睡眠も大切です。
私は長時間の疲れる作業の後でも、1時間眠るだけですっかり元気になれます。私は睡眠をコントロールして、決めた時間に寝て、決めた時間に起きることができます。もし解決できない問題があれば、夢の中で答えを見つけるように自分を訓練してきました。
必要なことだけに集中
5つ目のポイントは記憶力です。多くの人は、脳は知識を蓄える場所だと考えていますが、私は脳を使って、「今」この瞬間に必要なことだけに集中します。周りの全てを注意深く見たり聞いたりするだけで、それらが自然と私の中に残ります。
一度学んだものは、光の粒子のように私と一緒にあり、それらは私にとって使いやすいファイルのようなものになっています。

学生の頃、大好きな本であるゲーテの『ファウスト』をドイツ語で読んでいましたが、今でもそれをすらすらと暗唱できます。
このように、私は何年もの間、頭の中だけで自分の発明を考え続け、実際に作る前にそれを完璧に仕上げておいたわけです。
■そう言えば、テスラさんは考えやアイデアを頭の中で具現化することができる、物体の内部構造や輪郭も“見える”、という話をよく聞きます。それについて詳しく教えてください。
-私の全ての発明は、この「視覚化」という能力のおかげです。今までの人生のいろんな出来事も発明も、まるで目の前に実際に存在するかのように、今でも具体的にそれらを見ることができます。
子供の時、この現象は何なのか理解できず恐れていましたが、大人になって、この力が特別な贈り物であると認識し、それを活用するようになりました。今までの多くの発明も、視覚化を通じて修正を加え、完成させてきました。この能力のおかげで、複雑な数学の方程式でさえ心の中で解くことができます。
偉そうに聞こえますが、私の視力と聴力は一般の人より優れていると自負しています。150マイル離れた雷の音を聞き取り、他の人が見落とす微妙な空の色の違いを識別できます。これらの能力は、子供の頃から私に備わっており、後に意識的にこれらを発展させてきました。
■テスラさんは子供の頃、何度も重病にかかったことがあったそうですね。この能力はその時の病気とは関係がありますか?
-学生の頃、リカ地方で流行っていたコレラにかかりましたが、それが治ったのは、父が私に科学の勉強を許可したことがきっかけでした。私にとって、「視覚化」という能力は病気ではなく、三次元の世界を超えた精神的な力です。
私は一生この能力を持ち続け、それを通じて常に様々な情報を得ています。

今でも覚えていますが、子供の頃、叔父と一緒に川沿いを歩いていて、私は、「川からマスが現れる」と言いました。すると本当にマスが現れて、驚いた叔父は私に向けてラテン語で、「下がれ、サタン!」と叫びました。
大人になってからの出来事もお話ししましょう。あれはパリにいた時のことですが、とある日、不意に私は空に浮かぶ光の音符を見ました。そのうちの1つは母の特徴を持っていて、私のことを温かく見つめていました。それが消えた時に、母が亡くなったという知らせが私に届いたのです。
■その能力(視覚化)がつまり6つ目のポイントですね。では、7つ目は何ですか?
-私たちの精神的、および生命的なエネルギーを自分たちが望むものへと変える方法、そしてどうやってすべての感情をコントロールするかです。
ヒンドゥー教では、これをクンダリーニ・ヨガと呼びます。これは長い時間をかけて訓練によって習得することも可能ですが、生まれつき持っている人もいます。

本当は、大多数の人が生まれながらにこの能力を持っており、宇宙全体に広がる生命のエネルギーと密接につながっています。
8つ目のポイントは、女性が特定の精神的エネルギーを奪うことがあるという点です。私はこれを分かっているので、いつも注意深く警戒しています。
9つ目は、自分が誰で、なぜこの世に来たのかを忘れないことです。病気や困難に見舞われたり、または他人に理解されなかったり、間違った扱いを受けたりしても、最後まで自分の使命を果たそうとする人がいます。それは彼らが自分の使命を常に自覚しているからです。
そして、10個目は最も重要で、何より遊ぶこと、人生を楽しむことです。私は今までの人生、毎日遊んで、楽しんで生きてきました。
■では、テスラさんにとって、研究や発明はゲームのような遊びなのですか?
-そうです。私は電気と遊ぶのが大好きです!
ギリシャ神話でプロメテウスが火を盗み出した話を聞くと、いつもゾッとします。あの話では、プロメテウスが火を盗み出して人間に与えたためにゼウスが怒って、人々に災いを与えたり、プロメテウスを鎖で縛り付けて鷲に彼の肝臓を突かせたりするんですよね。
なぜゼウスは、自分の持っている雷で満足できなかったのでしょう?ただの怒りでそんなことになるなんて、ちょっと変ですよね。雷は本当に美しいもので、私にとっては最高のおもちゃです。
今回のインタビュー記事にもこう書いたらどうでしょう。「ニコラ・テスラは雷を発見した最初の人物だった」なんてね。

■テスラさん、今はどのようにしてインスピレーションを得ているのか、という話をしていますよね?
-はい。関係のない話をしているように聞こえたかもしれませんが、それについて話していますよ。記事にもこんなふうに書いてほしいです。
「テスラは、インドラ、ゼウス、ペロンといった神々のように大きな力を持つことをまったく恐れなかった。おしゃれなスーツに帽子をかぶり、手袋をはめて、ニューヨークのお金持ちたちのために雷や地震を作り出す神がいつか誕生するのかもしれない」と。
■読者の多くが間違いなくこのユーモアを気に入るでしょう。でも、あなたは人類にとって重大な発見や発明をただの遊びとして見ている。人々がこれを知ったら、批判を受けるかもしれませんが。
-構いませんよ。人々は何事も真剣に受け止めすぎで、真面目すぎます。もう少し楽にすれば、もっと長生きできるのに。
中国のことわざには、「真面目すぎると寿命を縮める」というものがあります。ふと思い出しましたが、以前、台北の宿に滞在していたとき、まるで宮殿を訪れているかのように錯覚しましたね。
まあ、これ以上に批判されないように、読者の皆さんが興味を持つ話でもしましょうか。

■読者はテスラさんの哲学を知りたがっています。
-人生には、理解しなければならない一種のリズムがあります。私はそのリズムを感じ取って、それに合わせて生き、楽しんでいます。そのおかげでたくさんのことを学びました。
人と星、細菌と太陽、心臓と広い宇宙の流れのように、全ての生き物、全ての物事に深いつながりがあります。
これらのつながりは切っても切れないものですが、うまくやり取りすれば、世界に新しい関係を築くことができますし、そのせいで古い関係を壊すというようなこともありません。私たちが得る知識は、宇宙からの贈り物です。
私たちの見る力、つまり視覚は、宇宙を最もよく理解する手段です。私たちには物理的な目と、精神的な目があり、それらを1つの目にすることが大切です。

宇宙は思考を持つ生き物のようなものです。
石も、植物も、動物も、人間も、みんな考えたり感じたりすることができる存在です。
輝く星々が語りかけてくる時、もし私たちが自己中心的でないならば、きっといつか宇宙からのメッセージを理解することができるでしょう。
■まるで仏教の経典を聞いているようです。
-まさにそのとおり!私は、自分が感じて経験したことから、宇宙の隠された秘密を一つでも見つけると、新たな秘密が次々と明らかになってくるのです。もちろんまだ多くの秘密が隠れていますが、それはまだ私たちがそれらを見たり聞いたりできていないだけです。
もし私たちが精神的にそれらの秘密と結びつけば、答えは勝手に私たちのもとにやってきます。リンゴは地球上にたくさんありますが、ニュートンみたいに特別な発見をしたのは彼一人だけでした。それは、彼が自分の目の前に落ちたリンゴに隠された秘密とつながったからです。
■次の質問は最初に聞くべきだったかもしれませんが、ここで伺います。テスラさんにとって、電気とは何ですか?
電気は全てであり、全ては電気です。
最初にあったのは光で、光は物質を生み出し、宇宙や地球上のあらゆる生命を作り出します。
実は、黒い闇も光の一部ですが、私たちはその本質を見抜けていません。
光は、人間や他の生き物にとって、最高の贈り物です。
光の粒子には、様々な種類のエネルギーが含まれています。光エネルギー、熱、核エネルギー、放射線、化学反応を起こす力、物を動かす力、そしてまだ発見されていないエネルギー、といったところです。
地球が宇宙の中で正しい軌道を保っているのも、光が持つこれらのエネルギーのおかげです。
■すべてが電気だからこそ、テスラさんは100万ボルトもの電気をご自身の体を通して流すことができるのですね。

-こうたとえましょうか。庭師が花に襲われるなんて、おかしいことでしょう?
実際、私たちの体と脳は莫大なエネルギーで構成されていて、人それぞれに異なるエネルギーが、「自我」や「魂」といったものを形成しています。動物や植物にもそれぞれ「魂」があります。
脳の機能や死は、光を通じて表れます。
私の目は若いころは黒かったですが、今は青くなりました。さらに時間が経つにつれて、その色は白に近づいていきます。白は天国の色です。
ある朝、私の部屋の窓に白い鳩がやってきて、「自分は死にかけているのだ」と私に伝えてきました。なぜ私にそれが分かったかと言うと、その鳩の目から強い光が放たれていたからです。これまで他のどの生き物の目からも、その鳩ほどの光を見たことはありません。
■テスラさんはずっと、世の中の全ては光であると言っていますが、これが具体的にどういうことなのか、いまだによく理解できません。
-スミスさん、なぜ理解する必要があると思うのですか?全ては光。それを信じるだけで十分です。国々の運命も、光に宿っています。
光の中にある私たち一人ひとりや国々は、それぞれに自分だけの特別な光を持っており、それは私たちの存在と運命を形作る根源的な力です。
覚えておいてください。今も昔も、この世にいる誰一人として死んでいません。

彼らは光に変わり、光として存在し続けています。全ての鍵は、光の粒子が元の状態へと復元する能力にあります。この自然の法則が、不変と変化の根本原理を形成しています。
■つまり、「復活」ということですか?
-「復活」という言葉より、元々の形のエネルギーへと戻る、という言い方のほうが適切です。
この宇宙の秘密はかつてキリストや他の賢者たちも理解していました。
私が探求しているのは、人間が持つエネルギーをどのように維持できるかです。このエネルギーは、光のような形であったり、光そのものであったりしますが、それを保持する方法を見つけたいのです。これは私自身の利益のためではなく、人類全体のためです。
私は自分の発見が人々の生活を楽にし、人々を精神的、道徳的に高いレベルへと導くことを信じています。
■そう言えば、研究所のスタッフによると、テスラさんが怒ったり何らかの危険を感じたりした時、雷が発生したことがあったそうですが。
-それは精神的な放電であり、警戒するための警告です。光はいつも私の味方ですから。
私は回転磁場を発見し、それで誘導電動機を発明しました。この発明は当時26歳の私を有名にしましたが、どうやって回転磁場を発見したかお話しします。
ある日、ブダペストの夕暮れ時に友人と夕日を眺めていると、空に浮かぶ火の玉が何千もの炎の色で輝いているのを見て、ふとファウストの詩を思い出しました。その瞬間、霧の中で回転磁場と誘導モーターのイメージを見たのです。
■テスラさんにとって、科学と詩は似たようなものですか?
-科学と詩は同じコインの両面のようなもので、両方とも、一人の人間の視点から見た世界の理解と表現の方法です。
宇宙は私たちの想像力から生まれ、人類が存在する限り宇宙は続きます。
想像力、すなわちイマジネーションは、創造的、クリエイティブなエネルギーとして機能します。この創造的なエネルギーは、光のエネルギーと同じくらい基本的で、生命と宇宙の本質を形作る力です。
■想像力は、テスラさんにとって実生活よりも現実的ですか?
-想像力は私にとって、生命そのものよりも現実的で、生命を生み出す源です。
私は自己啓発によって心を豊かにし、感情や夢、幻想を操る能力を身につけました。私は常に自分の熱意を大切にし、それを育ててきました。私の人生は、この恍惚とした状態の中で過ごすものであり、それが私の幸せの源でした。
この情熱は、一人の人生では到底こなせないほどの仕事に耐える力を私に与えました。星々の光の下で働くことは、この宇宙との絆を感じることができる最高の手段です。
雷との会話

■そう言えば、ホテルのスタッフから、雷が鳴るたびに、テスラさんがいつも部屋にこもって独り言を言っていると聞きましたが、本当でしょうか。
雷と話していました。
■雷と話す?どんな言語でですか?
-主に私の母国語で話しています。しかし私にとって、このような対話は言葉を超えたもので、自然の力や美を理解する一つの方法です。
■もっと詳しく説明していただけると、きっと読者も喜びます。
-音は雷だけに存在するのではなく、明るさや色へと変わることもあります。色を聞くこともできるのです。
言語は言葉によって成り立ちますが、その根本は音や色から来ています。
そしてすべての雷は異なるものであり、それぞれに名前があります。私はそれらの一部に、私の人生の近しい人々や、私が尊敬する人々の名前をつけています。
空の明るさや雷には、私の母、妹、兄、詩人のヨヴァン・ズマイや、セルビアの歴史上の他の人物もいます。イザヤ、エゼキエル、レオナルド、ベートーヴェン、ゴヤ、ファラデー、プーシキンなどの名前のそれらは、一晩中地球に貴重な雨をもたらしたり、あるいは木や村を燃やしたりするのです。
雷は最も明るく、最も強い存在で、彼らは消え去ることがありません。彼らが戻ってくるたびに、私は全員を見分けることができます。
■次の質問ですが、「時間」というものを消すことは可能だと思いますか?
-時間を完全に消すのは無理です。というのも、エネルギーは常に変化しているからです。この変化は、雲の形が絶えず変わり続けているのと同じです。
ただ、宇宙は生命エネルギーであふれており、その中には私たちがまだ完全に分かっていない、不死などの形態が存在しているかもしれません。
宇宙は根本的には精神的な存在であり、私たちはその一部分しか理解していません。
宇宙は私たちよりも高い道徳を持っています。私たちは宇宙の本質を完全に理解しておらず、それとどう調和すればいいのかをまだ分かっていないのです。
私は自分を科学者だと思っていません。科学は、私が常に追求してきた根本的な質問への答えを見つけるための一つの方法に過ぎないからです。
■その「根本的な質問」というのは具体的に何ですか?
-いい質問ですね!
太陽が沈む広大な空間に、流れ星が消えていく光景を想像してみてください。

太陽の光が薄れるにつれて、その本質は私たちの意識に残り、無数の存在の生活を貫きます。それは新たな光、無限に響く宇宙の力として生まれ変わります。
この循環は宇宙の本質として組み込まれていて、最も小さな星でも、かすかな光でも、その本質を存在の織りにとどめています。私が知りたかったのは、太陽が沈んだときに、流れ星に何が起こるのかということです。
■今のお答えはこの世界の本質的な部分に触れている気がします。
-人は、本当の意味で励まされた時、人生の最高の目標が星を追いかけて捕まえることだと気づきます。その人は自分の人生がそのために与えられたものだと理解するでしょう。そして、いつかは必ず星を手に入れるのです。
■星を手に入れた時に何が起きますか?
-創造主は笑ってこう言うでしょう。「その星を手に入れたのは、あなたが一生懸命追いかけたからだ」。

■それでは最後の質問ですが、テスラさんはよく、「宇宙の苦しみ」という概念に言及しています。「宇宙の苦しみ」とは何か、説明していただけますか?
-地球に生きている私たち人類にとって、「宇宙の苦しみ」とは、病気、苦しみ、悪、戦争などの、世の中にあるあらゆる恐ろしい出来事です。「宇宙の苦しみ」を完全に消せはしませんが、意識を高めることで、苦しみを軽減させることは可能です。
私の親しい人や愛する人が傷つく時、私も痛みを感じます。これは、人々が相互に精神的につながっているからです。
時に、突然大きな悲しみが私の胸にやってきます。これは地球のどこかで、子どもや、優しい心を持つ大人、そのような誰かが亡くなったからです。
今の宇宙はちょうど弱っている時期にあり、私たち人類もそれに影響を受けています。星の消滅や流れ星の出現は、私たちに想像以上に大きな影響を与えます。
私たちの感情や思考は、地上の生き物の間にあるつながりを強くできます。たとえば、ポジティブな感情は、花をより美しく咲かせることができます。私たちは宇宙の一部であり、「宇宙の苦しみ」を軽減させる方法は、私たちの心にあります。

冷戦真っ只中の1972年、アメリカは超能力者を育てる極秘プロジェクトを開始しました。
このプロジェクトはCIA、陸軍、および国防情報局によって主導され、数千万ドル、現在の価値で億を超えるほどの予算を使って、超能力を持っていると主張する人々を募集し、様々な研究や任務を実施しました。
世の中から隠されていたこのプロジェクトですが、1995年、情報自由法によってこの秘密プロジェクトに関する1,200万ページに及ぶ記録が機密解除され、その中身が公に公開されました。

「スターゲイト」と名付けられたこのプロジェクトが特に力を入れていたのは、「リモートビューイング」という能力です。
公開された文書によれば、CIAが定義する「リモートビューイング」という能力は、通常の五感、他人からの情報、論理的な推論、または電子機器やその他のデバイスの使用など、あらゆる現実的な手段を用いないで情報にアクセスすることです。
さらに、「リモートビューイングは実在する現象であり、距離や遮蔽によってその能力の発揮は低下することがなく、パフォーマンスは向上可能であり、実用化が見込める。」という記載もドキュメントにあります。
つまり、物理的にその場にいなくても、遠く離れた場所の情報を視覚的に得ることができるというものです。
このプロジェクトの詳細はどのようなものなのか?超能力は本当に実在しているのか?アメリカがリモートビューイングを使って月や火星を探索したという驚きの結果はどのようなものなのか?
今回は、「スターゲイト・プロジェクト」について深掘りしていきたいと思います。
ぜひ最後までお付き合いくださいね。
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超能力を軍事活動に取り入れるというアイデアは、実はソビエト連邦が最初に実施していました。
実際にソ連がどれほどの成果を得たのかははっきりと分かりませんが、あらゆる面でソ連と競争していた当時のアメリカもこの分野にポテンシャルを感じ、ソ連に続いて力を入れ始めたようです。

ところが、スターゲイト・プロジェクトが設立される以前に、アメリカスタンフォード研究所の物理学者ラッセル・ターグとハロルド・パソフが、既に様々な実験を行い、リモートビューイングの可能性について研究を行っていました。
彼らは、地図上の座標を被験者に示し、その場所の風景や地下にある施設の様子を説明させる実験や、箱に閉じ込められた物体の詳細を描写させるというような実験を数多く行いました。
スターゲイト・プロジェクトの設立後、スタンフォード研究所の研究員たちもこのプロジェクトに参加し、一連の実験で統計的に有意な結果を示すことができました。
これらの成果を見て、CIAはリモートビューイングを諜報活動に取り入れることを決定します。
これを最初に応用した事例は、次のようなものでした。

ある時、CIAはソ連の爆撃機がアフリカのジャングルに墜落したという情報を入手します。
アメリカは、ソ連の爆撃機製造技術がどれくらい発展しているかを知るために、墜落した残骸を手に入れたいと考えました。しかし、衛星画像やCIAの情報ではその爆撃機を見つけることができませんでした。
そこで、国防総省はスターゲイトのリモートビューイングで爆撃機を探すことを試みます。
任務に参加したのはローズマリー・スミスという人物で、リモートビューイングの訓練を受けた熟練者でした。
彼女は爆撃機の残骸の位置を数キロメートル以内に特定する地図を描くことができ、その地図を使用して、CIAは見事に残骸を見つけることができました。
それから、リモートビューイングは様々な任務で応用されるようになりました。

当時、ベトナム、ラオス、カンボジアには多くの米軍捕虜がおり、リモートビュアーたちは、捕虜が収容されている場所を視覚的に捉え、その情報をもとにいくつかの救出作戦が実行され、成功を収めました。
また、1979年9月に行われた国家安全保障会議で、ソビエト海軍基地に関する情報を収集するためにリモートビューイングを使用することが決定されました。
この任務には、数名のリモートビュアーが参加し、彼らはソビエト連邦の極秘海軍基地の内部構造や配置、そしてそこで行われている活動を詳細に遠隔透視してみました。
すると、そのうちの一人が、工業製品のにおいがする海岸沿いの建物の映像を見たと報告したのです。彼は、その建物内に棺のような武器があって、それはサメのヒレのような構造を持っていると描写しました。

驚くべきことに、この報告の数ヶ月後、ソ連がその基地で弾道ミサイルの潜水艦の建造をしているという事実が衛星画像によって確認されました。潜水艇の名前は「アクラ」と言い、ロシア語で「サメ」を意味します。

ジョゼフ・マクモニーグルは、ベトナム戦争におけるアメリカ陸軍の情報将校でした。
彼は1970年にヘリコプター事故で重傷を負い、命を落としかけた際に、体外離脱を経験します。回復後、彼は様々な“幻影”が見え始め、後にそれらは幻影ではなく、実際に存在している物事だと気づきました。
そして、スターゲイト・プロジェクトの設立後、彼はプロジェクトに応募します。
1978年から1984年の間、マクモニーグルは450件のCIAの任務に関与し、リモートビューイングの能力を使って、イランで拘束されている人質の救出を手助けしたり、ソ連の情報機関KGBの秘密施設を探し出したりするなど、多岐にわたる任務をこなしました。
そのように数多く活動してきた中でも、彼が何よりも忘れられないのは1984年5月22日に行われたとある任務です。
解禁されたCIAの資料には、この日の任務についての記載もあります。
これから、マクモニーグルが「一生忘れられない」と言うこの任務の中身と、リモートビューイングが実際にどのように実施されていたのかという実態を、記録に基づいて復元してみましょう。

朝10時9分、マクモニーグルはいつもの部屋に案内されました。
部屋にはもう一人いて、その人物がマクモニーグルに封筒を渡してきました。
この人物は指示を出すための係で、封筒の中にはリモートビューイングのターゲットが書かれていますが、厳重に封をされていているので、マクモニーグルはそこに何が書いてあるのか知らないまま任務にあたることになります。
彼の任務は、係の指示に従って、ターゲットに関する情報をリモートビューイングで取得することです。
ここまではいつもの任務と全く同じなので、マクモニーグルは今回もいつものような任務だと思ってリモートビューイングを開始しました。
ただ、その時の彼が知らなかったのは、今回の目標がどこかの軍事施設などではなかったという点です。
解禁された資料によると、封筒の中には次のような内容が書いてありました。
「火星、100万年前」。

10時19分、係によって指示が出されます。
■ この封筒の中のターゲットに集中してください。そして、ターゲットの北緯40.98度、西経9.55度に焦点を当ててください。
うーん、何と言えばいいか分かりません。なんとなく……斜めから見ていて、ピラミッドが見えます。それは黄色がかった、いや……オクラのような色です。
■ 分かりました。それでは封筒の中に示された時間に移動して、何が起こっているかを教えてください。
非常に激しい雲を追いかけています。もっと言うと、砂嵐のようなものです。これは……地殻変動のようです。ええと……ちょっと待ってください、うまく言えませんが、何かが変です。
■ 見たままを報告してください。今はまだセッションの初期段階です。
私は、大規模な地殻変動が起きた後の痕跡を見ています。
■ 分かりました。では地殻変動が起きる前の時間に行ってください。
うーん、全く違います。この時は、何もありません。何と言えばいいのか、大量の土の山が現れたり、消えたりしている感じです。そして、大きな平らな平面が見えます。本当に滑らかな角度の壁で、非常に大きいです。これは、石でできているようです。
■ なるほど。次は周囲を見回して、このエリアで何か人的活動の痕跡が見られるか確認してください。
人が見えます。とても背が高くて、細いです。ただ、全て影です。まるでそこにいたのに、もういなくなったかのようです。

■ では彼らがそこにいた時に行ってください。
うーん……まるで……通信回線に雑音がたくさん入っているような、すべてが途切れ途切れで、断片的なものばかりです。
■ まとめようとせずに、見たままを報告してください。
私の目には、巨大な人々が見え続けています。彼らは細くて背が高くて、非常に大きいです。何か奇妙な服を着ています。
■ 分かりました。では、時間はこのままで、北緯46.45度、東経353.22度に移動してください。
洞窟の奥深くに来ました……いや、洞窟というより峡谷です。うーん、急な壁の側面を見上げていると、それが延々と続いているように見えます。そして、構造物のようなものがあり……まるで峡谷の壁そのものが彫られているかのようです。これらの構造物はとても大きくて、細部の装飾はなく、ただ巨大な滑らかな石ばかりです。
■ その構造物には内側と外側がありますか?
はい、あります。ウサギの巣穴のように、数々の部屋に区切られています。この構造物は大きすぎて、自分がその中にいても、屋内にいる感じがしません。天井は非常に高く、部屋もかなり広いです。
■ 分かりました。では次は北緯45.86度、東経354.1度に移動してください。
とても大きな道の終点のような場所に来ています。大きなオベリスクが1つ見えます。ワシントン記念塔のようなオベリスクです。

■ 分かりました。次は北緯35.26度、東経213.24度に移動してください。
巨大な円形の盆地の中央に来ています。周囲をほぼ取り囲むように山脈があります。荒々しく、険しい山々で、とても高いです。盆地は非常に…非常に、非常に大きいです。スケールが合っていないような感じです。本当に大きいです。すべてが大きい……。
■ 次に行きましょう。近い別の場所、北緯34.6度、東経213.09度に移動してください。
ここでは四角形の構造物が1つ見えます。表面は平らで、色は白か、もしくはその表面が光を反射しているようです。

■ 今の観察位置はどこですか?
斜め左の角度にいます。なんだか、太陽が……太陽が変です。
■ 太陽から目を離して、次の場所、北緯34.57度、東経212.22度に移動してください。
放射状のパターンが見えています。交差する道路のようです。谷に掘り込まれた道路で、道路の端が少し低くなっている場所です。
■ それらの形状について教えてください。
整然とした形に溝が掘られているようです。とても深く、まるで道路が下に伸びているようです。
■ 分かりました。少し集中力が切れているようですね。もう一度集中して、全力で取り組んでください。
本当にきついです。見えているものはずっと途切れ途切れです。
■ 難しいのは分かっていますが、集中力を維持しなければなりません。次はかなり遠い場所です。北緯15度、東経198度に移動してください。少し時間をかけても構いません。
水道のような交差しているものが見えます。地平線の上に何か尖ったものがあります。地平線も何か変です。まるで霧のような……本当に遠くて、非常にぼんやりしています。
■ 分かりました。では次の地点に移動してください。南緯80度、東経64度。
錯覚かもしれませんが、ピラミッドが見えます。

■ そのピラミッドには内側と外側がありますか?
内側と外側があります。これらのピラミッドは非常に大きいです。本当に……興味深い感覚を受け取っています。
ここで係の人物は次のようなメモを残しました。
嵐から何かを守っているようです。
■ もう一度言ってください。
これらは嵐に対する避難所のようなものです。
■ あなたが見ている構造物のことを言っているのですか?
はい、これらは避難のために設計されたもののようです。
■ 分かりました。それらの構造物の中に入り、見たものを報告してください。
(37分後)
数多くの部屋がありますが、中はほぼ空っぽです。これは純粋に機能性を重視した場所で、寝るため、あるいは……適切な説明かどうか分かりませんが、何らかの形で冬眠するための場所のような感じです。かなり断片的にしか見えませんが……嵐、激しい嵐、そして嵐の中で眠る……そんなイメージです。
■ 嵐の中で眠っている人々について教えてください。
非常に背が高く、大きな人々で、体は細いです。身長のせいで細く見えたかもしれません。彼らは軽い絹のような素材でできた服を着ていますが、それはゆったりした服ではなく、体にフィットするように作られています。
■ 彼らの一人に近づき、その人のことを探ってみてください。
彼らは太古の人々です。彼らは……彼らは死にかけています。彼らの時代はもう終わりました。
■ もっと詳しく教えてください。
彼らは生き残る方法を探していますが、見つけることができません……(40分後)どうしても解決策が見つからないようです。彼らは答えを持ってくる何かを待ちながら、もしくは何かが戻ってくるのを待ちながら、どうにかして持ちこたえています。
■ 彼らは何を待っているのですか?
彼らの中には、新たに住む場所を見つけるために出発したグループがいました。彼らの環境は急速に悪化しています。遠征に出たグループは、遠くまで移動して、新しい居住地を探しに行ったようです。
■ 環境が悪化した原因は何ですか?
何かの……うーん、歪みのような……
■ 見たままを話して結構です。
地球儀のようなものを感じます。彗星がそれを通過した様子が見えます。非常に宇宙的な映像です。

■ 分かりました。その人から離れる前に、彼があなたのことを知っているか、何か彼を助ける方法があるかを尋ねてみてください。
彼らはただ待つことしかできない、彼は私を幻覚か何かだと感じているようです。
ほかのグループが遠征に出たと言いましたが、彼らはどのような手段で遠征に出たのですか?
私に見えたのは、大きな船の内部で、丸い壁と光沢のある金属でできています。
■ その旅に同行して、彼らがどこに行ったのかを見てみてください。
風景が一変した場所です。火山が噴火していて、奇妙な植物があり、不安定な状況で、まるで火の中に飛び込んだかのような非常に厳しい環境です。ただ、ここにはたくさんの植物があります。そして絶え間なく嵐が起きています。
■ 分かりました。それでは私の声に従って、現在1984年5月22日の現実に戻ってください。
晩年、マクモニーグルはこのミッションについてインタビューを受けたことがあります。
彼によると、ミッション終了直後、マクモニーグルはすぐに、今回のターゲットが一体どこだったのかを係に聞きました。
それが100万年前の火星だと知った時、彼は大きな衝撃を受けました。

ご存じの方もいるかもしれませんが、マクモニーグルは日本のテレビにも登場したことがあって、その時もリモートビューイングで見た様々な奇妙な物後を語っていました。
まるでSF映画のような、信じがたいここまでの話ですが、これらは全てCIAが残した文書に記載されている内容によるもので、実際に現実で行われたやり取りです。
では、彼が見た火星の様々な情景は本当に起きた出来事だったのでしょうか?リモートビューイングという超能力は本当に実在する力なのでしょうか?
ここからは、僕の個人的な意見を交えながら分析していきたいと思います。
1970年代から開始されたスターゲイト・プロジェクトは、1995年に終了しました。
終了した最大のきっかけは、ソビエト連邦の崩壊と1通のレポートです。
これは、主にソ連の軍事情報を探るために立ち上げられたプロジェクトだったので、1991年のソ連崩壊は、このプロジェクトの終了に大きく影響しました。
そしてもう一つ、アメリカ国立研究審議会が作成したレポートは、「超能力に関する研究から、科学的な正当性は何も得られなかった」と結論付け、公的機関が行う超能力に関する研究は予算の無駄遣いであると指摘しました。
これらにより、CIAを含む政府機関は超能力に対する研究から手を引くことになります。
ただ、国立研究審議会が作成したこのレポートは、CIAがリモートビューイングに対して認識していた成果を無視し、逆に失敗した実験のデータばかりを作為的に選んで研究の評価を下しており、「限定的な実験データから短絡的に結論を導いている」「中立的なものではない」という批判も出ています。
ですので、中立的な結論を導くためには、直接スターゲイトと関わっていたCIAが実験結果をどう評価していたかを見る必要があります。
その点について探ってみたところ、CIAによる次のレポートが見つかりました。
リモートビューイングに対する評価の部分に注目すると、

初期評価:データ要素は50%が正確、または正確に近い。20%は妥当。10%は不正確、または妥当ではない。20%は不明。
影響:進行中の計画を具体的にサポートした。6つのプロジェクトの推進に寄与したことが認められる。

要約:超能力に関する研究は他国でも積極的に行われている。
米国の研究分野:超能力現象を理解し、その信頼性と有用性を向上させ、超能力のパフォーマンスに影響を与えた要因を明らかにする。
運用調査:リモートビューイングは実際的な示唆を与えるものであり、特定のケースにおいては実用レベルである。
これからの取り組み:議会の指示に応じて、バランスの取れたプログラムを進行していく。

・リモートビュアーたちは、国防総省以外の機関でも情報収集などで役に立つ。
・リモートビューイングによって取得された情報のみに頼るべきではない。
また、報告書には次のような興味深いことも書いてあります。

「リモートビューイングはある程度すべての人間が持つ固有の才能である。
おそらく、この能力は生物学的進化に伴って衰退したと考えられる。
現代の社会的環境ではこの能力はほとんど無視されているが、適切な訓練により、個人の潜在能力を発展させることができる」
この通り、CIAはリモートビューイングに対して高い評価を下していることが分かります。
また、スタンフォード研究所によって実施されたリモートビューイングでは、9人の被験者による51回の実験で、「p値は10の8乗分の1未満で、極めて有意となった」という結果が得られています。
これはどういう意味かというと、これらの実験データを統計的な手法で分析したところ、これらは偶然による結果ではなく、何らかの実質的な効果や関連性の存在が強く示唆されるということです。
現時点でスターゲイト・プロジェクトは終了しているとは言え、アメリカが超能力に関する研究と開発を諦めたわけではありません。
公開されている情報だけを調べても、例えば2014年、アメリカ海軍研究局が第六感に関する研究プロジェクトを開始し、数百万ドルの予算を投入したことが分かります。

また、FBIもこの分野に関心を持ち、特に犯罪予測や心理分析においてリモートビューイングの技術を試験的に採用しています。
彼らは、リモートビューイングによって提供される洞察が、未解決事件の手がかりや、特定の状況下での犯罪者の行動パターンの予測に役立つかどうかを評価しています。
これらの事例と事実を通じて言えるのは、リモートビューイングという能力が確実に存在しているということです。
現段階の科学ではまだそのメカニズムを解明できていないために、それを「超能力」と呼んでいるだけであって、少なくともアメリカの公的研究機関はリモートビューイングを否定していないように見受けられます。
以前、真実の目YouTubeチャンネルでアカシックレコードという概念についてお話ししたことがあり、それにアクセスできる人物の事例もいくつか紹介しました。リモートビュアーたちが様々な情報を見ることができるのは、もしかしたら、ある程度アカシックレコードにアクセスできるからなのかもしれません。
アカシックレコードにアクセスする力はもともと全ての人間が持っていた能力で、何らかの理由でその能力が失われたという仮説も以前、動画でお話ししました。この点に関しては、CIAの報告にある内容と一致しています。
最後に…
マクモニーグルが任務で見た火星の地形は、後に火星探査機によって確認された地形と一致する部分があったと言われています。

以前、チャンネルで火星文明に関する動画でも解説しましたが、大昔の火星には文明が存在していた痕跡が多くあり、現在の地球文明はその火星文明の続きだという可能性も考えられています。
ただ、1つ気になるのは、任務中マクモニーグルに渡された座標が誰によって提供されたのか、という点です。
先ほどの話を思い出してみてください。彼がリモートビューイングで見たあらゆる座標で、文明の痕跡が発見されていました。
ということは、アメリカ政府は既に火星に存在していたその文明の状況を詳しく把握していたのでしょうか?
スターゲイト・プロジェクトでは、火星だけでなく月を対象にしたリモートビューイングも実施していました。

その時のリモートビュアーは、インゴ・スワンという人物です。
彼が見た月の裏側は、マクモニーグルが見た火星の姿よりも衝撃的です。
真実の目YouTubeチャンネルでは、スワンが見た月の裏側の秘密についても一本の動画で紹介しています。
ぜひご覧ください。
それでは、本日もお読みいただきありがとうございました。

我々人類の歴史とは何か?
…それは勝者だけに書き残すことが許された征服の物語であり、自身の権力を守るものだという答えもあれば、人々が絆を深め、文化や知識を共有するための尊い物語だという答えもあります。
その見方や定義は様々にありえますが、どれも一つの共通した認識を持っています。すなわち、今残されている歴史は、本当の昔の出来事を正確に反映したものではないということです。
事実とずれた不正確な記録もあれば、一部の出来事が漏れた不完全な記録もあり、故意に抹消された記録さえあります。
もし、神々や天使、巨人や災厄にまつわる一見信じられないような古代の物語が、実は本当に起きた出来事を記録したものだとしたら?
今回お話するのは、一度その存在を抹消されたものの、後世になって奇跡的に復元された、人類の起源にも関わる歴史を描写した記録です。
ぜひ最後までお付き合いくださいね。
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1946年、現在のヨルダン川西岸に位置する地域で、数名の少年たちがクムランの古代集落の近くで羊の世話をしていました。退屈な時間をつぶすために、彼らは石を投げて遊んでいました。
たまたま暗い洞窟の中に石を投げ入れた時、何かが砕け散る大きな音が中から響いてきて、少年たちは驚きました。中を探検してみると、大きな壷がいくつもあり、そのうちのひとつが割れていました。
壷の中には何巻もの古代の書物が収められていましたが、その時の少年たちは、まさか自分たちが歴史的な発見をしたとは露ほども思いませんでした。
その後、近くの洞窟でさらに別の書物の断片が約800~900個も発見され、これらの断片はその後、『死海文書(しかいもんじょ)』として知られるようになりました。
『死海文書』は現在ではキリスト教やユダヤ教の古代の文書として非常に価値が高いものですが、その中には、現在において正統とされているような宗教的な教義や歴史に関する記録とは異なる部分も多く含まれています。これらの内容が記載されている部分、それが今回主役の『エノク書』です。
『エノク書』は「エノク」という人物が書いたとされています。
エノクは『エノク書』だけではなく、聖書にも登場しています。
聖書の物語には神と深い関係を持つ人間が三人いました。
聖書によると、エノクは65歳の時、神によって「取られました」。
この「取られた」というのは、エノクが死を経験することなく直接天に昇ったと解釈されることが多いです。
そこからの300年間、エノクは神と共に歩み始め、神と一緒に地上に起きたあらゆる出来事を見届けました。そして、エノクはこの間に見聞きしたことを記録し、それが『エノク書』となりました。
それでは、エノクが神の隣で目撃してきた、もう一つの人類の歴史を見ていきましょう。

エノクが神と共に歩み始めたのは遥か大昔のことでした。
その時、神は地上を監視するために「天」から200名の天使を遣わしました。
これらの天使は「Watcher(ウォッチャー)」と呼ばれており、「見張り」を意味します。
神がなぜこのようなことをしたのかについて、エノク書には明確な説明はありませんが、エノク書第6章には、「天使たちは“天”の子である」という記載があります。
この文書に出てくる「天」というものは想像上の存在ではなく、物理的に実在するとある場所を指しているという推測があります。これは、私たちは人類自らのことを「地の子」と呼ぶこともあるので、それと対比的に、天使を「天の子」と呼ぶことは理解できるでしょう。
地上でしばらく暮らした後、地上の女性の容姿がどんどん美しくなっていくのを見た天使たちは、女性の美しさを欲しがり、彼女たちと結ばれるようになりました。
その後、天使たちは人類に、冶金、植木、天文学、占星術などの、神にしか知りえない知識も授けました。

これらの行為はどれも神の意志に反するものであったため、この天使たちは「堕天使」と名付けられました。
そして、不幸はここから始まります。
堕天使たちと結ばれた女性たちは妊娠し、子供を産みましたが、これらの子供たちは後に人間の数倍も大きい巨人に成長しました。
巨人たちはあっという間に人類の蓄えを食い尽くし、それ以降、地上の動物、さらには人間までも襲い始め、その肉を食べ、血を飲むようになりました。
これらすべてを目の当たりにした神はこのような殺し合いに耐えきれず、大洪水を起こして地上を再起させることにしました。

『エノク書』によるこれらの出来事について聖書では言及されていませんが、聖書の中にも、「ネフィリム」という「地上の巨人」が登場しています。
ネフィリムに関して、聖書には次のような描写があります。
「ネフィリムは人類を絶滅させ略奪した巨人である」。
もちろん、聖書に登場する多くの内容は、現代では歴史的記録というよりも神話的な話とみなされていますが、過去の地球で大洪水があったことを示す考古学的証拠が数多くあるだけではなく、世界中の宗教的・文化的伝統でも大洪水が語られているのも事実です。
では、もし大昔の地球で世界規模の大洪水が本当に起きていたのなら、エノク書や聖書が言及した巨人も実在していたのか?それを裏付ける何らかの証拠はあるのか?
実は、よく探せば巨人が存在していた証拠は数多くあることに気が付きます。
紀元前6000年頃に興ったシュメール文明には、シュメール人を支配していた巨人族に関する記述が存在します。

特に、考古学者によって発見されたギルガメッシュの彫像では、彼はペットを抱いており、それは一見猫のように思われますが、頭のたてがみを見れば、それは成体のオスライオンであることが分かります。
ギルガメッシュがライオンを抱き上げる様子は、ちょうど私たちが猫をじゃらすのと同じです。
シュメール語の記録から、彼の身長は現代の単位に換算すると、約5メートルにも達します。
また、ギルガメッシュという巨人の王は、126年間という長きに渡ってその土地を支配していたとされています。
あくまで神話上の人物だと思われているギルガメッシュですが、多くの碑文の発見により、学者の間では彼は実在の歴史上の人物ではないかという見解もあります。また、古代エジプトの記録にも、数多くの巨人に関する描写が存在します。
これらの記録では、古いファラオの王朝に背の高い巨人族が存在していたことが明記されています。
さらに、エジプト各地で何百もの巨大な石棺が発見されており、これらはかつての巨人族のためのものだった可能性が指摘されています。しかしながら、多くの石棺の中身であるミイラは、長い間略奪の対象となり今では全てが紛失しています。
1881年、ティンマーマン教授はナイル河畔にある古代イシス神殿跡で探索を行っていた際、ナジャール・ジャファルから約25.6キロメートル下った地点で、60体ほどの骸骨を発見しました。その中で一番小さい骸骨は、長さが約2.34メートルでした。
この調査はティンマーマンがナジャール・ジャファルでの発掘活動中に行われたものです。この地域では、多くの記念碑が大量に見つかり、その中の一つの墓は紀元前1043年に建てられたとされています。

ヨルダンの首都アンマンから南へ250キロ、死海とアカバ海峡を結ぶ狭い峡谷に、岩から削り出された「ペトラ」という古代都市の遺跡があります。
遺跡の中心には巨大な広場が広がっており、広場の前には高さ40メートル、幅30メートルの神殿があります。神殿には巨大な扉と石柱があり、その前に立つと、人間は不釣り合いに小さく感じられます。
しかし、神殿の前には人間の身長に合わせた階段もあります。全体から見れば、この小さな階段だけが建物と見合っていないように感じられますが、これはもしかしたら、その時代に人間と巨人が共同生活をしていたことを示唆しているのかもしれません。
実は19世紀末から20世紀の初期まで、巨人の遺骸が発見されたという報告は数多くありましたが、なぜか20世紀中期以降、そのような報告は一切なくなっています。
※巨人については、実在していた巨人の証拠という記事にまとめています。
研究によると、何世紀もの間、エノク書はキリスト教やユダヤ教の聖典として受け入れられ、宗教的伝統の重要な一部でした。
ではなぜ現代においては、1947年に『死海文書』が偶然に発見されるまで、エノク書の存在は忘れ去られてしまっていたのでしょうか。
その理由として、イエスが亡くなった後、初期のキリスト教会はどの宗教文書が重要かを決めようとしましたが、それは数世紀にも渡る長い議論を経て、4世紀の終わりに、やっと私たちが知っている現在の聖書ができ上がりました。
しかし、『エノク書』には天界や地獄、最後の審判、堕天使、悪魔の記述があまりにも多いため、そのことが要因となり結果的に偽典とされ、聖書に含まれませんでした。
ただ、そういった協会側の判断とは別に、当初エノク書は広く読まれていたらしく、評価も高かったという研究結果があります。
そのためか、エノク書は旧約聖書の多くの物語と共通しているだけでなく、新約聖書にもエノク書の文書が引用されています。
そして最も不思議なのは、エノク書に描かれている内容について、現実世界にもその痕跡が見られるということです。
聖書による女性の描写
聖書には、「女性は教会にいる間、頭部を覆うべきだ」という聖パウロの指示が書かれています。これは、『エノク書』に登場する堕天使たちが、髪の長い女性に惹かれていたことに直接言及しているという見解もあります。

これも、イスラム教に今日まで残っている習慣の所以だそうです。
このような事例はまだまだたくさんありますが、エノク書とその信じられないような物語の背後には、キリスト教の正典を超えたもっと深い何かがあります。
それが一体何なのかというと、答えは最古の文明と言われるシュメール文明にまで遡るかもしれません。
Watcherとシュメール人
シュメール文明が残した記録によれば、遠い昔の地球に、何らかの超自然的な存在がやってきました。
シュメールの伝承で描写されたこれらの来訪者は、『エノク書』に登場する「Watcher」たちの記述と不気味なほど似ています。しかし、シュメール人は「Watcher」の代わりに、これらの存在を「アヌンナキ」と呼んでいました。
アヌンナキはシュメール人にとっては神のような存在ですが、興味深いことに、アヌンナキたちもWatcherたちの物語と同じく、人間と交わって、新しい種族を生み出したという話が記されています。
最終的には、アヌンナキ一族は地球の状態に怒り、大洪水を引き起こしたとシュメール文明の文献で述べられていますが、これもまたエノク書の記載と同じです。
では、これらの物語が真に人類の歴史を反映したものである、という可能性は考えられるのでしょうか?

人類が狩猟採集生活から農業定住生活へと移行したのは、紀元前1万年頃だと推測されています。
研究によれば、紀元前9500年頃には、現在のイラク北部で大麦、小麦などが栽培され、ヤギや羊などの動物が家畜化され始めました。そして、それからわずか500年後、この地域では織物や陶器に加えて、銅や鉛の製錬も行われ始めました。さらにこのタイミングで、人類初めての文字も誕生しました。
数十万年前に地球で誕生したとされている人類が、なぜ紀元前1万年という時点から、突如としてこのような飛躍的な進歩を遂げることができたのか?
シュメール文明によれば、人類に高度な知識と技術をもたらし、その文明の進歩に手を貸したのはアヌンナキであったと言います。
また、人類文明の発展途中において、ギザのピラミッドのような高度な技術が集約された建造物の存在からも、急速な文明の進化や古代の高度な建造物には、歴史の記録だけでは説明できない何らかの未知の要因が関与していることが示唆されています。
シュメール文明の文献やエノク書は、この「未知の要因」が何なのか、その答えを記したものです。
その要因とは、アヌンナキもしくはWatcherたちが人類に読み書きなどの基礎的な知識から、冶金と採掘、科学と医学などの高度な知識を与えたというものです。

さらに興味深いことに、古代アラビアの歴史家のアル・マクリージによれば、エジプトにある数多くのピラミッドは、実は大洪水以前に生きていた「サウリド」という名の王によって建てられたと言います。そして、「サウリッド」をヘブライ語に訳すと、なんと「エノク」となります。
『エノク書』のほかの章では、エノクが“雷の秘密”について語っている内容があります。この内容は、エノクがエネルギーと電気について語っているのではないかという解釈もあります。
YouTubeの当チャンネル『真実の目』のピラミッドに関する動画『【ピラミッドの正体】ニコラ・テスラが明かしたピラミッドの真の用途とは?』の中で、ピラミッドの真の用途と電気の関係について分析しましたが、ピラミッドの建設者がもし本当にエノクであるのなら、エノク書には電気に関する内容が記載されているのも不思議ではなくなります。
様々な理由で、エノク書に記載された内容は抹消され、代わりに現在の聖書が残されました。
しかしよく吟味すれば、聖書を書いた人も、実は別の形でエノク書の内容を伝えようとしているのではないかと感じられます。
例えば、よく知られている聖書のアダムとイブ、そしてエデンの園の物語がまさにそうです。

エノク書で神が「Watcher」を遣わしたように、神は地上を監視するためにアダムを創造し、さらに、アダムの肋骨からイブを創造しました。その後、アダムとイブは子孫を残しました。アダムとイブはエデンの園で、知恵の木の実以外なら何を食べてもいいと言われましたが、アダムとイブはそれを食べて、高度な知恵を獲得しました。
これはまさにWatcherたちが人間に高度な知識を与えたことを象徴しているのではないでしょうか。そして、神の意志に反したアダムとイブはエデンの園から追放されましたが、これは、Watcherたちが神の意志に背き、天から追放されたエノク書の物語と響き合っています。
このように、聖書の中の物語は実はエノク書の内容を隠された形で伝えているという解釈もできるのです。
古代の何千年もの間浸透していた、Watcherやアヌンナキ、ネフィリムや人食いの巨人など、これほど心を揺さぶる物語がいつの間にか抹消され、現代ではほとんどが忘れ去られています。
もしこれらの物語が正典、もしくは本当の歴史として伝承されていたのなら、人類の価値観はきっと現在と根本的に異なっていたことでしょう。そしてそれこそが、エノク書が抹消された本当の理由かもしれません。
結局、「歴史とは勝者しか記録できない物語であり、自身の権力を守るためのものだ」という認識が、もっとも真理に近いのかもしれません。
🔷お読みいただきありがとうございました。

いきなりですが、友達との楽しい飲み会の後、その翌日の朝に目を覚まして、「昨晩何があったっけ?」と思い出そうとしても何も浮かんでこない、そんな経験をしたことはありませんか?この程度の数時間の記憶喪失でさえ人は不安を覚えるものですが、これをもっと大きなスケールで考えてみましょう。もし人生の4分の1の記憶が全く思い出せないとしたらどうでしょうか。
なんと、このような恐ろしい現象が、実際に私たちの地球で起こっています。
それはたった一晩の話ではなく、12億年もの記憶を、地球という惑星は失っているのです。
一体どういうことなのか、今回は、地球の失われた12億年分の空白についてお話ししていきたいと思います。
ぜひ最後までお付き合いくださいね。
1869年、アメリカ地質調査所所長のジョン・パウエルがグランドキャニオンで科学調査を行った時、彼はとあるおかしな現象に気がつきました。
地層は通常、一番上が最も新しく、下に行くほど古くなりますが、なぜかグランドキャニオンでは新しい地層と古い地層、まったく異なる時代の地層どうしが直接重なっていて、その間の長い期間の層が完全に失われているのです。

しかもそのスケールはなんと最大12億年分という相当な幅です。
通常、岩石の各層はその時代に地球で起きた出来事を記録しています。
例えば、海底だった時期には海洋生物の化石を含む地層が、砂漠だった時期には風で運ばれた砂が堆積した層が、熱帯雨林だった時期には豊富な植物の化石を含む層が形成されるといった具合です。
しかし、グランドキャニオンでは、まるで地球という分厚い本から、数百ページが丸ごと消失しているかのようなこの現象は、調査チームに衝撃を与えました。
この大きな空白は、地質学の分野では「大不整合」と呼ばれており、グランドキャニオンだけではなく、世界中で発見されています。
では、失われたこれらの地層は一体なぜ、どうやって、どこへ消えてしまったのでしょうか?
まずは地層がそもそもどのように形成されるのかを見ていきましょう。
川の流れや風、氷河の動きによって、砂や石などが一か所に運ばれ、少しずつ積もっていく現象が地表では常に起きています。時間の経過とともに、これらの堆積物が蓄積され、層を形成し、最終的に岩石となります。このように形成された岩石の層を「地層」と呼びます。
時間が経つにつれて、地層の上にまた新しく地層が形成され、それらが積み重なっていきます。こうして、本のページが一枚一枚重なり合うように地層は厚みを増していき、それぞれの層が地球の過去の物語を私たちに教えてくれています。
ただ、時には土砂などの堆積物が何らかの理由で積もらない時期もあり、地層に隙間や途切れができてしまうという「不整合」が生じることもあります。
しかし、先ほど説明した「大不整合」は通常の不整合とは比べものにならないほど、大きな時間の空白を示しています。
具体的には、まず、3億年前の石炭紀前期の地層と5億年前のカンブリア紀の地層との間に、約1億5000万年もの時間の隔たりを示す不整合が発見されています。

これだけでも通常ではあり得ない大きなギャップですが、さらにその真下にある層は、いきなり17億5000万年以前のものになります。間の12億年間分の地層はきれいに消えています。

地球の年齢はおよそ46億年と推測されていますが、その4分の1の歴史が消失しているということになります。
グランドキャニオンという一ヶ所で大不整合が発見されたことだけでも十分衝撃的なのに、アメリカから、オーストラリア、スコットランド、シベリア、南極、そしてその間の多くの地域で、同じように失われた地層が発見されており、この空白は、「何かの間違いだ」などとは言えない現実なのだと受け止めざるをえません。
しかも、世界中の様々な場所で見つかったこれらの地層の空白は、同じ時期に、同じ原因で引き起こされたという証拠まで見つかっています。
地質学者たちは長年この謎に取り組んできたものの、なぜこのようなことが起きたのか、今なおはっきりとした説明ができていません。
一体昔の地球で何が起きたのでしょうか?
これまでいくつかの仮説が提唱されていますが、その中でもこれからご紹介する説は、想像を超える壮大な出来事を含んだ、少し常軌から外れたものであり、かつ、僕が真実に最も近い説だと考えているものです。
科学者たちの研究により、「大不整合」はかつて地球で起きた2つの大きな異変と時期が完璧に重なっていることが分かっています。

1つ目は、地球の磁場が急激に弱くなるという現象です。
火山岩に含まれる古代のケイ酸塩結晶の中に、その時代の地球の磁場の強さを表す磁性粒子が閉じ込められていることがあります。これらの磁性粒子を調べることで、その時の地球の磁場の強さを測定することができます。
世界中の火山岩を調査した結果、約6億年前、地球の磁場はほぼ崩壊に近い状態となり、磁力が消えかかるほど弱くなっていたことが判明しました。
地球の磁場は太陽風や宇宙線から地上の生物を守るシールドのような役割を果たしていますが、地球が磁場を失うと、地上の生物は致命的な宇宙線に晒されるだけではなく、地表では水や大気も失われ、現在の火星のような死の惑星になってしまいます。

約6億年前のその時期は、地球を守る磁力が完全に消えてしまうまであと少しというほど、危機的な状況だったと考えられています。
それに伴い、当時の地表にいた生物もほとんどが絶滅しました。
しかし、その直後に、「大不整合」と同じ時期に起きた2つ目の出来事によって、この危機的な状況は一変することになります。
それは、地球生命にとって史上最大の出来事の一つ、「カンブリア爆発」です。

地球の磁場はなぜかその後、徐々に崩壊状態から回復し、続くわずか1,000万年という地球の歴史から見れば非常に短い期間で、数々の新しい海洋生物が進化の舞台に次々と登場しました。
現在見られる生物の基本的な形態のほとんどがこの時期に登場し、まるで爆発するかのような勢いで多くの新しい種の生物が登場したこのイベントは、「カンブリア爆発」と名付けられました。
さて、12億年分の地層の消失、地球磁場の崩壊、その後の数々の新しい生物の登場、これらの背後にどんな秘密が潜んでいるのでしょうか?
それではいよいよ本題の仮説に言及します。
まず、その時の地球にこんなにも大きな変化をもたらした謎の出来事は、徐々にではなく、一瞬で起きたものだ、という話から始めてみます。

想像してみてください。
数億年前の地球で、地球の磁場がたった数日で著しく弱まり、地表の全ての地殻が劇的な大移動を始めます。その結果、何百キロメートルにわたる巨大な岩石が一瞬で粉々になり、地震、火山噴火、地球規模の大洪水も相次いでやってきます。
言うまでもなく、今日、大不整合として観測された空白に本来あったはずの大量の岩石は、これらの地質学的大惨事によって吹き飛ばされたわけです。当時の地球にいたほぼ全ての生物も、生き残るチャンスなどありません。まるで、地球の歴史から1つの章が完全に消し去られたかのようです。
さて、想像するだけでも背筋が凍るこの仮説が、本当に大不整合の原因なのでしょうか?
SF小説のように聞こえるかもしれませんが、これを支持する学者もいます。

チャン・トーマスという地質学の専門家は、自身の著書『アダムとイブの物語』の中で、「激変説」という理論を提唱しました。
この理論は、地球の現在の姿は、長い年月をかけて徐々に起きてきた変化による結果ではなく、突然に起きた強烈な変化による結果だということを主張しています。
このような激変はこれまでに何度も起こっており、そのたびに、地球上に存在するほとんどの生物が絶滅します。
ただ、その後、それまで存在していた生物と異なる新しい種が誕生し、新たなサイクルを始めます。
チャン・トーマスは、数十年のキャリアで蓄積してきた専門知識と様々な調査結果に基づいて、超古代文明の存在や人類の起源に関する新しい解釈を提唱しており、地球に訪れるこの「激変」の正体は、非常に短期間で起きる「ポールシフト」であると主張しました。
大災害のパニック小説のようにも聞こえる信じがたい話ですが、興味深いことに、なぜか本の初版が出版されたすぐ直後に、アメリカのCIAがこの本を機密情報として扱い、世間からその存在を消しました。その後、チャン・トーマスが初版の内容を大幅に削除して再版すると、やっとこの本が大衆の目に届くようになりました。
言論の自由を何よりも大事にするアメリカで、一冊の本がここまでの扱いを受けるのは、異例中の異例とも言えるでしょう。
アメリカ政府のこのような対応は、チャン・トーマスの説に何らかの重要な真実が含まれている可能性を間接的に示しているとも考えられます。
そして、実際の科学調査で発見された多くの現象も、この説が単なる想像の産物ではないということを示唆しています。
例えば…
🔷砂漠に残された巨大な波の形状をした痕跡は、高さ十数メートルもの津波が押し寄せた証拠と考えられています。
🔷世界最高峰であるはずのヒマラヤ山脈からも貝の化石が多数発見されており、この地域がかつて海底だったことを示しています。

🔷シベリアなどで発見された冷凍状態の動物たちは、まるで時が止まったかのように、食事の最中に動きを止めた姿で氷漬けになっています。
これは、その場所の気候が一瞬のうちに激変したことを示しています。
また、世界中の岩石に閉じ込められた鉱物の分析から、地球の磁力が何度も急激に弱まっていた形跡が見つかりました。これらの現象の裏に隠されているのは、もしかしたら、古今東西あらゆる大災害の映画を足し合わせた以上の、私たちの想像をはるかに超えた規模の激変なのかもしれません。
このような巨大な災害が地球で起きていたかもしれないと言われると、考えるだけでも非常に恐ろしいです。
しかし、それよりも怖いのは、数億年前のこの大災害の前に現れたと考えられる危険な兆候が、今まさに私たちの時代でも現れ始めているという事実です。
私たち一般人が普段の生活を送る中ではほとんど関係ないことですが、方位磁針が指し示す磁北極は、実は刻々とほんの少しずつ場所を変えています。
現在、地球の磁北極は歴史上最も速いスピードで動き続けており、この異常な現象について、一部の科学者は、これこそがかつて地球の磁場を弱めた原因であり、同じように再び磁場が弱められる可能性があると訴えています。
そうなれば、地球は破壊的な太陽風と宇宙線に晒されることになるでしょう。

ただ、現代の科学をもってしても、地球の磁極、もしくは自転軸が突然入れ替わるような大規模な変化がいつ起こるのか、その時期やタイミングを予測することは不可能です。
ある意味では、まさに「無知は至福」、あるいは「知らぬが仏」ということわざが当てはまるのかもしれません。
しかし、それが千年後であろうと一万年後であろうと、私たちは準備をすることはできます。たとえポールシフトが現在の私たちにとっては理解を超えたものだとしても、いずれは人類がそれと向き合わなければならない時がやってくるでしょう。
「大不整合」について、まだ解明されていない多くの謎がありますが、一つだけ確かなことがあります。
様々な仮説の正否を議論することよりも重要なのは、昔の地球が何度も大きな激変を経験し、その度に生き物たちの多くが姿を消してしまったという動かぬ事実を認識すること、そしてその事実から、未来に向けて何をすべきかを考える、ということです。
現代の地球では、急激な気温上昇や、異常な速さでの磁極の移動など、これまでに経験したことのない不思議な変化が次々と起きています。
古代の人々、もしくは大昔に存在していたかもしれない高度な知的文明は、もしかしたら、このような地球の変化の本当の意味を知っていたかもしれず、そのサインを後世に遺した可能性さえあります。しかし、その警告は長い時間の中で消えてしまったか、あるいは意図的に隠されてきたのかもしれません。
「かつて、本当にそんな高度な文明があったなら、必ず何かの跡が残っているはずだ」
という言い分はよく耳にします。
しかし、もし現代の私たちの文明が同じような大規模な激変に見舞われ、現在の地層も大不整合のように吹き飛ばされたら、人類が築き上げたあらゆるものが跡形もなく消えてしまう可能性は、考えられないことではありません。もっと言えば、過去の文明は何度も消されてきたのかもしれないのです。

ただ、この記事は決して恐怖を煽るためのものではありません。
今、私たちの足元に眠る太古の証拠は、遥か昔から続く地球の真実を語っています。その声が何を伝えようとしているのか、私たち人類が先入観にとらわれずに耳を傾けることができるのなら、たとえ何度も起きてきたこれらの激変が再び訪れ、私たちの文明が「大不整合」に飲み込まれそうになったとしても、その時の私たちはきっとそれらに対抗する力を手に入れているでしょう。
それでは、本日もお読みいただきありがとうございました。

独特な視点から、さまざまな現象や謎を論理的に分析し、この世界であまり知られていない奇妙な一面を皆さまにご紹介しているYouTubeチャンネル『真実の目』のブログです。
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