
ローアングルなので撮り辛い。しゃがんだ姿勢っていうのは腰痛持ちには厳しいから。
本気で撮るならば台の上に鉢を載せて撮った方がいい。地植えじゃないんだからねぇ。だが、鉢を移動して撮影の為に台に載せるならば・・・そこまでやるならホリゾントを用意して、ライティングして撮影というトコロまで段取りしてしまった方が・・・というコトになってくる。
急に大掛かりになってくるので、やらない。それに昔は写真用電球にトレーシングペーパーでディフューズしたり、段取りに手間が掛かった。あるいは強力なハロゲンランプを装備したバンクライトをセットしたりした。どの方法でも電球系のライティング機材は発熱が多いので、植物的には厳しいんだよなぁ。
それでストロボ使用、ってなコトにもなるけれど・・・露出計で照明比を合わせてしまえば、だいたいのライティングは組み立てられるけれど・・・やっぱり詰めはポラロイドで確認したくなるというのがフィルム撮影時代だった。
そして、どうせポラ使うならばハッセル使うか?となって、ドンドンと大掛かりになっていってしまうのがフィルム時代の撮影だった。
デジタル撮影になって、ポラでの確認なんて要らなくなったからなぁ。撮影の段取りも簡略化したなぁ。それは動画系のお仕事なんて顕著で、ビデオ編集機材の大掛かりな投資が無くなったのはユーチューバーの出現に大きな影響を与えただろう。
タイムコードを打ち込む作業とか、オフライン編集とか、今やナンのコッチャ?だろう。
ま、時代の移り変わりの中で要らなくなった機材も多ければ、懸命に学んだ知識や技術も要らなくなった。そうして老人はそもそも無用の経験の積み重ねの存在となった・・・感じがする。新しい機材に適応していくには・・・チト柔軟性が乏しくなった昨今だと感ずる(例えば、スマホのあらゆる機能が要らないのだから)。
さて・・・
自然環境では草原の植物だという桔梗・・・現在は絶滅危惧種だという。
草原が少なくなったからねぇ。というワケで、我家では当たり前のように咲いているこの花も、貴重な花となったみたいだ。
キキョウ(桔梗)[Platycodon grandiflorus]キキョウ科 キキョウ属
鑑賞の歴史は古く、万葉の時代から楽しまれてきた。そしてやっぱり江戸時代の園芸フリークたちによって品種改良がされて様々な園芸種が生まれたみたい。だが、明治になってその多くの品種が途絶えてしまったみたい。
でも結果的にはシンプルな花のカタチと色がよろしいワガハイとしては、八重咲きの桔梗なんて要らない。だいたい園芸品種としての改良点っていうのは、どの様な花でも同じようなものであって、大輪の花、八重咲き、は定番だからねぇ。
それで洗面器のようなクレマチス(これは妻の言い方だが)っていうのが出没するのだが、これを見たワガハイは、それ一発で全てのクレマチスが嫌いになってしまったから。それ以来、クレマチスはワガハイの鑑賞リストには無い。
なんでシンプルな花が良いか・・・
八重咲きだと描くのが面倒だろう。
描くのが面倒というコトは、その形態の把握に労するコトを意味する。
よって難解な文章を読解するに似る。
文章もシンプルな方が良いか・・・一重咲きのシンプルな、清楚な文章がよろしい。
書けましぇ~~ん。
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