こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、子どもと本物のモンスターのハロウィーンの準備や当日の楽しみ方を描いた絵本をご紹介させていただきます。
今回ご紹介させていただくのは、Natasha Wingさんが文を、Cynthia Fisherさんがイラストを手掛けた英語絵本、『The Night Before Halloween』です。
YL 0.8~1.2程度 語数は411語 Lexile: AD650Lの本です。
ハロウィーンの前夜。
モンスター(衣装ではなく本物)たちは家に集まり、トリックオアトリートでもうじき来る子供たちのために準備をしていました。
ミイラたちは新しいリネンを巻き、ドラキュラは髪の毛を整え、魔女は魔法の薬を作っていました。家のデコレーションの準備もみんなで進めます。
一方、その時間帯、子どもたちは明日のハロウィーンでたくさんもらえるお菓子を夢見て眠っています。
朝になり、ハロウィーン当日になりました。
子どもたちは、昼間はリンゴすくいや、コスチュームパーティーで楽しみます。
そして夕食後は、各自の衣装に身を包み、いよいよトリックオアトリートの時間です!
子どもたちは、近所の家を周り、残るはモンスターの家だけになりましたが…。
その家に行った子どもたちの反応はいかに…?
ハロウィーンをテーマにした楽しい絵本です。
子どもたちのワクワクと、モンスターたちのワクワクが合致してお互い楽しめるといいですね。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
この本以外でも、ハロウィーンに関する本は、これまで多く紹介してきています。以下のまとめ記事から一覧を見ることができますので、ご関心があれば、どうぞ!
また、右のカテゴリーから、著者や、シリーズや、語数や、YLなどの情報から多読図書を探すことも可能です。こちらも、ご利用ください!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬
こんにちは!
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今回は、受賞作品を数多く生み出した、アメリカのイラストレーター、作家のEzra Jack Keatsさんが手がけた、自閉的な少年Louieを主人公にした1冊をご紹介させていただきます。
今回ご紹介させていただくのは、アメリカの作家、イラストレーターのEzra Jack Keatsさんが文とイラストを手がけた、『Apt. 3』です。
YL 1.4~1.8程度 語数は684語 Lexile: AD510Lの本です。
雨が降り続き、薄暗い日。
少年Samは、住んでいるアパートの窓から外を見ていると、どこからかハーモニカの音が聞こえてきた。どことなく、悲しげで、寂しそうな音だった。
何となくその音が気になり、弟のBenと一緒にアパートの労かに出て美うrと、ハーモニカの音は聞こえない。代わりに聞こえてきたのは、ポテトチップスを食べる音。そしてその音がするドアから同じ階に住むMuntzさんが出てきた。
同じ階にはもう一つ部屋があり、その傍に行ってみたが、そこからはタバコと料理のにおい、そして家族のしゃべり声が聞こえてきたが、音楽は聞こえない。
SamとBenは、ハーモニカの音を求めて、アパートの階を下りてみて、各部屋の前で音を聞いてみることにした。
それぞれの生活音は聞こえるものの、求める部屋が見つからないまま、Apt. 3の部屋の前に来たが…。
薄暗い中で出会った男性に、最初は少し怯えながら、ハーモニカの音楽を聴くと、不思議と心が通じてくるのだった…。
最後までその素性がわからないハーモニカを奏でる人を求め、子どもたちの不安と好奇心が混じった心情が、イラストでたくみに表現されています。
Keatsさんの作品の中では、暗めで、ミステリアスな雰囲気を持つ絵本です。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
この本には、『アパート3号室』のタイトルで和訳版も刊行されていますので、合わせてご紹介させていただきます。Keatsさんの作品は日本でも人気なので、日本語版を読んだことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
Ezra Jack Keatsさんの作品としては、1963年にコールデコット賞を受賞した『The Snowy Day』などをご紹介したことがあります。ご関心があれば、合わせてどうぞ!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬
こんにちは!
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今回は、ルネッサンスについて学べる、WorldHistory Readers(WHR)シリーズからの作品をご紹介させていただきます。
今回ご紹介させていただくのは、Joseph Poulshockさんが手掛けたGraded Reader(段階別図書)、『TheStory of the Renaissance』です。
YL 2.8程度 語数は1,302語
シリーズ:WorldHistory ReadersのLevel 5 (WHR5)【2,000語レベル】です。
14世紀に猛威を振るい、当時のヨーロッパ人口の30%~50%の人が亡くなったともいわれている黒死病(Black Death)。
荒廃したヨーロッパを立て直す機運が高まったこの時期だからこそ起こったと感がられているルネッサンス。
過去に栄華を誇った古代ギリシャやローマから学ぶことを重視し、芸術や学問の復興を求めた。特に重要な役割を果たしたのが、ルネッサンスの父とも呼ばれるFrancesco Petrarch。彼は、ラテン語やギリシャ語で書かれた文献を見つけ出し、再び出版させることで、書物から過去を学ぶ筋道を作った。
そして、書物の流通を広げた人物として忘れてはならないのが、Johannes Gutenberg。活版印刷技術を使って、印刷を容易なものとし、人々が書物から学ぶことに大いに貢献した。
そして、万能人・Leonardo da Vinci。モナリザに代表される画家としてだけでなく、発明家や科学者としても偉業を残した。
また、科学の概念がこの頃に誕生する。その役割を果たしたのがGalileo Galilei。当時の常識を覆し、地動説を提唱し、教会の逆鱗に触れて幽閉されたのは有名な話である。
その後のヨーロッパだけでなく、世界にも大きな影響を与えたルネッサンスの概要について学ぶことができる英語読本です。
本書には朗読CDも付属しているので、多聴もできます!
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
WHRシリーズのまとめ記事(シリーズ紹介記事)は、以下にありますので、よろしければ併せてどうぞ!
WHRシリーズの本としては、以下の本などをご紹介したことがあります。
このブログでは、これまで多くの絵本、多読用図書を紹介しています。
右のサイドバーのカテゴリーから、
から検索できます。
気になるカテゴリーがあれば、チェックしてみてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!
こんにちは。
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今回は、おじいちゃんの目を通して見える異なる世界について描かれた、家族で読みたい温かく柔らかい絵本ご紹介させていただきます。
今回ご紹介させていただくのは、Patricia Maclachlanさんが文を、Deborah Kogan Rayさんがイラストを手掛けた絵本、『Through Grandpa's Eyes』です。
YL 1.6~2.0程度 語数は1,136語です。
少年の1人称で書かれた本です。
少年は、おじいちゃんの家が大好きでした。
なぜかというと、おじいちゃんの目を通して物事を見ることができるから。
おじいちゃんはいつの時からか、視力を失ってしまいました。
朝の目覚め方から違います。少年は太陽のまぶしさで起きる一方で、おじいちゃんは太陽の温かさや肌に触れる感触で目覚めます。
「おばあちゃんはどこ?」と聞く少年に、おじいちゃんは「目を閉じてみなさい」と伝えます。目を閉じてみると、今まで聞こえなかった音が聞こえてきて、おばあちゃんはキッチンにいるとわかります。
自分の目では見えなかったのに、おじいちゃんの目を通すと見えるものはたくさんあります。
おじいちゃんの目を通して、朝食を食べ、チェロを演奏し、外を歩き、鳥の音を聞き、お皿を洗い、テレビを見て…。
家族で読みたい、心温まる本です。
あたたかく柔らかな色彩で描かれた挿絵がこのお話をとても引き立てています。
気になれば、ぜひチェックしてみてくださいね!
この本には、『おじいちゃんの目 ぼくの目』のタイトルで和訳版も刊行されていますので、合わせてご紹介させていただきます!
また、このブログの右側のカテゴリーから、
・著者名
・シリーズ名
・語数
・Lexile
・YL
などで紹介した本を検索できますので、是非、ご利用ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!
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