フォローして最新情報を受け取ろう
2025年3月3日 19:00
フランス映画界最高の栄誉であるセザール賞の第50回授賞式が仏パリで開催され、ジャック・オディアール監督の「エミリア・ペレス」が作品賞、監督賞を含む最多7部門を受賞した。
本作は、ミュージカルと犯罪映画を融合させた意欲作であり、セザール賞では12ノミネートを果たした。ツイッター(現X)に投稿した過去の問題発言が物議をかもしている主演のカルラ・ソフィア・ガスコンが騒動後はじめて公の場に。授賞式の司会者ジャン=パスカル・ザディは、「エミリア・ペレスは監督賞、作品賞、主演女優賞……そして最優秀ツイート賞にもノミネートされている」とジョークを飛ばし、会場は驚きと笑いに包まれたと米バラエティは報じている。
主演女優賞にはガスコンに加え、同作のゾーイ・サルダナもノミネートされていたが、ステファン・デムスティエ監督の「Borgo(原題)」に出演したハフシア・ヘルジが受賞し、ガスコンとサルダナは惜しくも受賞を逃した。
最多14ノミネートを獲得したフランスの歴史超大作「The Count of Monte Cristo(原題)」(監督:マチュー・ドゥラポルト&アレクサンドル・ド・ラ・パテリエール)は衣装デザイン賞、美術賞の2部門で受賞。13ノミネートを得ていた「Beating Hearts(原題)」(監督:ジル・ルルーシュ)は、アラン・シャバが助演男優賞を受賞するにとどまった。
また、ジュリア・ロバーツが名誉賞を受賞。授賞式では、ロバーツの代表作「プリティ・ウーマン」「エリン・ブロコビッチ」「ベスト・フレンズ・ウェディング」などの映像が流され、ロバーツは「この仕事を続けられたことに感謝している。特に夫と3人の子どもに感謝したい」とスピーチで述べた。
ガスコンの過去の問題発言が米国で批判を呼んだことで、「エミリア・ペレス」はアカデミー賞作品賞候補から事実上外れたが、フランス国内ではオディアール監督の評価は揺るがず、今回の授賞式でも大きな支持を集める結果となった。
第50回セザール賞の主な受賞結果は以下の通り。
ガンニバル
【衝撃の問題作】なぜ世界は「ガンニバル」に熱狂するのか? “絶対的支持”の理由を徹底解説!
提供:ディズニー
観ないとぜっったい後悔する
【ラスト5分の破壊力】そして“観たことないシーン”のゲリラ豪雨に、感動を超えてもはや放心状態――
提供:東和ピクチャーズ
不覚にも“秒”で沼にハマる映画
【あまりにオススメされるので、シリーズ未見だけど観てみた】結果は…ハマるまでのリアルドキュメント
提供:ツインエンジン
映画を安く観たい人、絶対にチェックして!
【映画2000円は高すぎる!!?】知らないと損な“1250円も安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI
聞かせてくれ、「ガンニバル」の感想を――
【感想投稿で豪華賞品が当たる】ちょっとでも観たことある人、今すぐ参加して!(提供:ディズニー)