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2025年1月23日 08:00
マーク・ウォールバーグが主演、メル・ギブソンが監督を務めた「フライト・リスク」の予告編とポスターがお披露目。冒頭のにこやかな表情とは裏腹に“豹変”する、ウォールバーグ演じるパイロット・ダリルの狂気が切り取られている。
「リーサル・ウェポン」「マッドマックス」シリーズなど、ハリウッド俳優として数多くの作品に出演し、第68回アカデミー賞で5部門に輝いた「ブレイブハート」では、監督としての才能も高く評価されたギブソン。本作では、第89回アカデミー賞作品賞ほか6部門へのノミネートを果たした「ハクソー・リッジ」以来、9年ぶりに監督を務めた。絶景の大地・アラスカを舞台に、上空1万フィートの航空機で繰り広げられる、命をかけた予測不能の騙し合いが描かれる。
ウォールバーグ(「ディパーテッド」)が、身分を偽って連邦保安官と重要参考人に近づくミステリアスなパイロットを演じた。トファー・グレイス(「インターステラー」)、ミシェル・ドッカリー(「ダウントン・アビー」)が共演した。
予告編は、パイロットのダリルが航空機に乗り込み、「絶好のフライト日和だな」と、ハリス保安官補(ドッカリー)に明るく声をかけるシーンからスタート。ハリスは重要参考人・ウィンストン(グレイス)を、アラスカからニューヨークまで緊急輸送する機密任務に就いており、不安な面持ちだ。
ウィンストンに証言させる裁判開始までのタイムリミットが迫るなか、一行が乗る機体は、壮大なアラスカ山脈上空1万フィートまで上昇し、頼もしいパイロットのおかげで、簡単な任務になるかに思えた。しかし、ひとり後部座席で手錠に繋がれるウィンストンが、足元に落ちていたパイロットライセンス証を何気なく見ると、そこにはいま目の前に座るパイロットとは全くの別人が写し出されていた。
映像では、緊迫した空気を醸し出す、「トーキング・ヘッズ」の「サイコ・キラー」のカバー曲をバックに、豹変したダリルとハリスの怒涛の攻防戦が展開。誰がこの絶望的なフライトを生き抜くのか、期待が高まる。さらにウォールバーグが「リアルを貫く。禿げ頭用のかつらは要らない」と語る通り、地毛を大胆に剃り上げ、左右の毛を残したヘアスタイルも確認できる。
ポスターには、血を流し、鋭い眼差しを向けるダリルと、1機の航空機がアラスカ山脈上空を不安定に飛ぶ様子が、重なり合うようにデザインされている。
「フライト・リスク」は、3月7日から東京・新宿バルト9ほかで全国公開。なお1月31日から、ムビチケ前売券(オンライン)が発売される。
(C)2024 Flight Risk Holdings, LLC. All Rights Reserved
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