原作は、異色のギャグ漫画「聖☆おにいさん」（著：中村光／講談社「モーニング・ツー」連載中／既刊21巻）。“神の子イエス”と“仏の悟りを開いたブッダ”が東京・立川の風呂なし6畳一間アパートでふたり暮らしをしながら下界でバカンスを満喫する日常を描き、累計発行部数1700万部を超える大ヒットとなった。2018年には、俳優の山田孝之が製作総指揮、松山と染谷が主演、福田監督が脚本を手掛け、ドラマ化された。

映画版では、原作者の中村氏が映画化のために描いた長編シリーズ「スクリーンへの長い途（みち）」を完全実写化。下界でのバカンスを奔放に楽しむ神の子・イエスを松山、主婦並みにお金を気にするブッダを染谷がそれぞれ魅力たっぷりに演じる。さらに、Team天界のメンバー役で賀来賢人（梵天）、岩田剛典（ミカエル）、白石麻衣（弁才天）、勝地涼（帝釈天）、佐藤二朗（戦いの仙人）も参戦する。

(C)中村光／講談社　(C)2024映画「聖☆おにいさん」製作委員会

新たに発表されたのは、Team悪魔であるマーラと3人の娘たち。「銀魂2　掟は破るためにこそある」で福田組に初参加した窪田が演じるのは、煩悩の化身である悪魔・マーラ。イエスとブッダの前に立ちはだかるマーラをコミカルに演じ上げる。窪田は「銀魂以来の福田組で、聖☆おにいさんは漫画も拝読してたので今回参加できて嬉しい限りです。相変わらずおバカなことを全力でやり抜くこの座組は、現場に立っていてとても清々しい気持ちになりました」とコメントを寄せた。

(C)中村光／講談社　(C)2024映画「聖☆おにいさん」製作委員会

(C)中村光／講談社　(C)2024映画「聖☆おにいさん」製作委員会

(C)中村光／講談社　(C)2024映画「聖☆おにいさん」製作委員会

山本、桜井、中田は、マーラがシングルファザーとしてワンオペで育て上げたマーラの娘役で出演。山本がマーラの長女、桜井が次女、中田が三女に扮し、ギャル全開で口は悪いが、父親を心から慕ってやまないマーラの娘たちを演じる。山本は「まさかこの歳で窪田さんの娘を演じる事になる日が来るとは思ってもいませんでした」と語り、桜井は「父である窪田さんを、三姉妹達でひたすらチヤホヤしたことを、ぼんやり覚えています」と撮影を振り返った。

メイキング映像では、YouTubeチャンネル登録者数が増えないマーラが、イエスとブッダにブチ切れる一方で、梵天には「やらせてください」と頭を下げる様子が映し出される。さらに、娘たちとアゲアゲなテンションでセルフィーを撮るほほえましい姿も見ることができる。

キャラクタービジュアルには、パンキッシュなポーズを決めるマーラの姿と、ギャルぴ、超ミニスカ、ファーコートとギャルらしさ全開のマーラの娘たちの姿がとらえられている。

「聖☆おにいさん THE MOVIE ホーリーメンVS悪魔軍団」は、12月20日に全国公開。第3弾キャストのコメント全文は以下の通り。