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2024年5月29日 12:00
スカーレット・ヨハンソンとチャニング・テイタムが初共演を果たし、人類初の月面着陸に関する“ウワサ”から生まれた映画「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」の日本版予告編(https://youtu.be/r9m1mSA9GWo)と日本版ポスターがお披露目。アポロ11号の月面着陸計画の舞台裏で、フェイク映像の制作が進行するまさかの事態が切り取られている。
アポロ11号の月面着陸から55年、世界ではいま、人類が再び月を目指すアメリカ主導の探査計画「アルテミス計画」が進行中。日本人宇宙飛行士ふたりの参加も新たに発表され、計画通りに進めば、2028年に初めて日本人が月に降り立つことになる。
本作は、人類初の月面着陸にまつわる人間ドラマを描いた完全オリジナル脚本を映画化するもの。脚本に惚れ込んだ主演のヨハンソンがプロデューサーにも名を連ねるほか、テイタム、ウッディ・ハレルソンら豪華キャストが顔をそろえた。「フリー・ガイ」のプロデューサーを務めたグレッグ・バーランティがメガホンをとった。
予告編は、「1969年、人類初の月面着陸計画は失敗の連続だった」というナレーションと、予期せぬ爆発シーンで幕を開ける。最悪な状況を打破するべくNASAに雇われたのは、PRマーケティングのプロ、ケリー(ヨハンソン)。実直な発射責任者のコール(テイタム)は、あの手この手を駆使してアポロ計画を全世界に向けてアピールするケリーに、「NASAにPRは必要ない」と言い放つ。しかしケリーは、インタビュー取材を成功させるために、コール本人は登場させず、コールを演じる別の役者を雇うなどやりたい放題。ケリーのPRが功を奏して、アポロ11号の発射に世界中の注目が集まるなか、米政府の役人モー(ハレルソン)は、「ロシア人に先を越されてはならない。撮影するんだ、“もう一つ”の月面着陸を」と、とんでもない命令をケリーに下す。
それは、「月面着陸のフェイク映像を作る」という、まさかの超極秘命令。厳戒態勢のなかで、フェイク映像制作にまっしぐらなケリーに、コールは「フェイクなんてやめろ! 今までの努力が水の泡だ」と声を荒げる。そしてNASAのコントロールセンターでは、アポロ11号発射のカウントダウンが開始。カウントダウンに合わせ、「人類初の月面着陸は成功するのか?」「人類が目撃したのは、リアルか、フェイクか?」など、さまざまな疑問が膨らんでいく仕上がりとなった。
ポスターは、月に向かって打ち上げられたアポロ11号を挟んで、黄色の60年代ファッションに身を包み、ファイルを手にしたケリーと、黒のジャケットできめたコールが、背中合わせで並び立つ姿を活写。対立するふたりの関係がどのように変化していくのか、期待が高まる。
「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」は、7月19日から全国で公開。なお5月31日からは、ムビチケ前売券(オンライン)が発売開始される。
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