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2024年3月29日 13:00
「未知との遭遇」「E.T.」をはじめ、数多くのSF映画を手がけてきた巨匠スティーブン・スピルバーグ監督が、現在公開中の「デューン 砂の惑星 PART2」を「これまで見たなかで最高のSF映画のひとつ」と絶賛している。
前作「デューン 砂の惑星」と「デューン 砂の惑星 PART2」はフランク・ハーバードのSF小説「デューン砂の惑星」をドゥニ・ビルヌーブ監督が映像化したもの。スピルバーグ監督はビルヌーブ監督とともに、米映画監督協会(DGA)のポッドキャスト「ディレクターズ・カット」に登場した。
冒頭でスピルバーグ監督は、「メッセージ」や「ブレードランナー2049」などを手がけているビルヌーブ監督を「世界を構築する映画監督」として称賛。「(ジョルジュ・)メリエスから始まり、もちろん(ウォルト・)ディズニー、(スタンリー・)キューブリック。ジョージ・ルーカス、ジョージ・パル、レイ・ハリーハウゼン。フレデリコ・フェリーニも独自の世界を作り上げた。ティム・バートンももちろん、ウェス・アンダーソン、ピーター・ジャクソン、ジェームズ・キャメロン、クリストファー・ノーラン、リドリー・スコット、ギレルモ・デル・トロ。リストは続くがそれほど長くはない。そして、私は、君がこのリストの最も新しいメンバーの一人であると深く強く信じている」
そして、最新作「デューン 砂の惑星 PART2」をスピルバーグ監督は絶賛。「これはまさに映像叙事詩であり、深く描かれたキャラクターたちで満たされている。しかし、映画の上映時間に比して台詞は非常に少ない。これぞ映画だ。ショットはとても絵画的で、それでいて気取ったカメラのアングルやポジショニングはひとつもない。君は、私がこれまで観た中で最も素晴らしいSF映画のひとつを作った」
「未知との遭遇」や「E.T.」のみならず、「ジュラシック・パーク」「マイノリティ・リポート」「A.I.」「宇宙戦争」「レディ・プレイヤー1」など数多くのSF映画を手がけてきたスピルバーグ監督から称賛を受け、ビルヌーブ監督は終始恐縮した様子だった。
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