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2023年12月8日 13:00
庵野秀明総監督、樋口真嗣監督が手がけ、興行収入82.5億円の大ヒットを記録した2016年の「シン・ゴジラ」が本日12月8日午後1時からBSプレミアムで放送されます。映画.comでは、今作のあらすじ、キャスト、撮影時のエピソードなどをご紹介します。
映画.comでは公開当時、3監督・4班体制、総勢1000人以上のスタッフ、328人のキャストによる大規模な撮影に臨んだ俳優の長谷川博己と竹野内豊に話を聞きました。ふたりは、自らの役どころへの深い洞察を明かしてくれました。
長谷川「矢口という人物は、40歳になる前に官房副長官になっているということが、人物像を描くうえで大事だと思うんです。なんでそのポジションにいけたのかが矢口の面白いところであり、探らないといけないところだなと。いろいろ調べてみたところ、衆議院議員を二期以上やって選ばれないとそのポジションには立てないので、30代としてはとても異例だと思います。そういう出る杭は打たれる状況にあって、どのような心境で『これは巨大不明生物だと思います』と口にしているか。結構大きなことだと思うんですよ。間違っていたら政治家としては沽券に関わるでしょうし。目立ちもしなければ悪目立ちもしないという、淡々としている無色なところが矢口にはあったんじゃないか。いるようでいない、いないようでいるような人物の方がいいんだな、と思ってみたりしながら肉付けしていきました」
竹野内「政治家の役は初めてでした。表面的な部分はテレビなどで見る事はあっても、実際に裏でどういう会話をしているのか。演じるうえで、知りたいのはそこですよね。ただ、さすがにそういう資料を得ることはできなかったので、分からないものは分からないと正直に言うべきだと思って、庵野さんに相談したんです。そうしたら、赤坂が発するセリフの重みも含めて『ああ、そういうことか』と疑問が氷解していきました。そこからは、僕自身が個人的に感じるエッセンスみたいなものは加えていこうと思いました。それにしても、長谷川さんはセリフの量も膨大だし大変だったんじゃないでしょうか。でも、そういう事を微塵も感じさせず、現場では本当に楽しくお話をさせてもらいましたね」
そして、現場で目にした、庵野総監督と盟友ともいえる樋口真嗣監督のプロフェッショナルな仕事ぶりに関しても、ふたりは笑みを浮かべながら振り返ってくれました。
長谷川「樋口さんが前に出てやっている事もあれば、庵野さんが前に出られる事もあった。長年の呼吸で分かっておられるのでしょうね。そういう風に僕は感じました。時おり意見の対立みたいなものは、もちろんありましたけどね」
竹野内「僕はそういう場面に遭遇したことがあったかなかったか、あまり記憶にないんですよね。ぶつかるところは当然あると思いますよ。ただ、お付き合いが長くて絶大な信頼感を寄せておられるでしょうから、現場ではお互いが補い合っている感じがしました。そうだ、すごく面白かった事がありました。樋口さんが『オッケー!』とは言わず、『オッ……ケーですよね?』と問いかけて、庵野さんが『うん』って返したり。あと、現場の状況を長谷川さんがメールで伝えてくれる事もありましたよね」
長谷川「災害特別室のシーンなんかは、おふたりともが『あれ、いいねえ』とか、すごく楽しそうに笑い合っていたんですよ。ですから、竹野内さんに『災害特別室のところは、いつにも増してこだわって撮っています』とメールをしたら、『久しぶりにメールを見て声を出して笑いました』と返事をいただきました(笑)」
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