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2023年11月24日 07:00
斎藤工と松本若菜が、永野芽郁と山田裕貴が共演する2024年1月期のフジテレビ・月9ドラマ「君が心をくれたから」に出演することがわかった。ふたりは主人公に“過酷な奇跡”を提示する、あの世からの案内人を演じる。
本作は、主人公・逢原雨(永野)が、愛する男性・朝野太陽(山田)のために、自分の“心”を差し出す宿命を背負うことから始まる、“過酷な奇跡”が引き起こすファンタジーラブストーリー。「桜のような僕の恋人」「今夜、ロマンス劇場で」などで知られる宇山佳佑がオリジナル脚本を手がけた。「ミステリと言う勿れ」でタッグを組んだ松山博昭が演出、草ヶ谷大輔がプロデュースを務めている。
新たに出演が発表された斎藤は、本作で月9初出演。あの世からの案内人・日下(くさか)を演じる。太陽が事故に遭い、悲しみに暮れる雨の前に突然現れ、「あなたの心を奪わせてください」と持ちかける謎めいた人物だ。時に厳しい口調で雨に決断を迫る冷酷な一面を見せる日下は何者なのか、本編に期待が高まる。
放送中の「ONE DAY 聖夜のから騒ぎ」に続き、2クール連続で月9に参加する松本は、日下とともにあの世からやってきた案内人・千秋(ちあき)役。日下と同じくミステリアスだが、“過酷な奇跡”を提示された雨を思いやる言動を見せるなど、人間味のある一面もある。千秋が雨とどのように関わりながら物語が進んでいくのか、彼女の眼差しや表情にも注目だ。
「君が心をくれたから」はフジテレビ系で、24年1月から毎週月曜の午後9時に放送される。斎藤と松本のコメント(全文)は、以下の通り。
とても原初的に、また機能的に“人間”と言う生き物に迫った、宇山佳佑さんが描く“現代の神話”の様な気配の作品だと思いました。その中でも大切な役割を託して下さって光栄です。
私事で恐縮ですが、外星人だったり“人ならざる者”と向き合う経験は多く頂いて来ました。不思議と自分でも何処(どこ)か腑(ふ)に落ちる感覚もあります。地に足が付かず、浮遊し漂い生きているからかも知れませんが、その不確かな己の特徴を活(い)かし、“あの世からの案内人”として、作品に少しでも何かを献上出来たらと思います。
永野芽郁さん、山田裕貴さん、松本若菜さんをはじめ、素晴らしい輝きのキャスト、スタッフの皆様と感覚を研ぎ澄ませ、“現代の神話”を紡いで行きます。どうぞ月曜9時にお会いしましょう。
「ミステリと言う勿れ」でご一緒だった、草ヶ谷プロデューサーと松山監督からお話をいただき、とてもうれしかったです。キャストの皆さんも素晴らしい方々で、役がどう彩られていくのか楽しみでなりません。
千秋はとても人間らしい人ですが、喜怒哀楽がとてもはっきりしています。ただ感情移入しやすいのが玉に瑕(きず)。かく言う私も似ている部分があるので、演じながら千秋が心配になってしまう時があります(笑)。
こんなに悲しく苦しい“奇跡”があるのでしょうか。素晴らしい奇跡が起きている一方で、誰かが傷ついているかも知れない。でも、そこにはきっと慈しみ深き愛があるはずです。皆様にもこの奇跡の行方を見守っていただきたいです。
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