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2023年9月6日 20:10
ディズニーランドの人気アトラクションを実写化した「ホーンテッドマンション」の公開記念イベントが9月6日、都内で行われ、日本語吹き替え版の声優を務めた土屋アンナ、八代拓、温水洋一、小林幸子が出席。それぞれが演じたキャラクターをイメージした衣装で登場し、一足早いハロウィーン気分を観客に届けていた。
小林が声を担当したのは、アトラクションの人気キャラクターであり、映画でも重要な役割を担う水晶玉の女、マダム・レオタ(ジェイミー・リー・カーティス)。この日はメイクを施した“顔面”のみで舞台挨拶に登場し、水晶玉の中にいるマダム・レオタを完全コピーした状態で、「いままでいろんな格好で歌ってきましたが、一番気に入っています」と上機嫌だった。
ウォルト・ディズニーと同じ誕生日(12月5日生まれ)で、アトラクションの大ファンでもあるといい、「オファーをいただき、飛び跳ねて喜びました。縁をつないでいただいた映画に感謝。本当に誇りに思っております」と喜びの声。封切り後、映画館に足を運んだそうで「ものすごくお客様が入っていて、私の声にどんなリアクションが出るか、ドキドキした」と振り返った。
かつてカリフォルニアのディズニーランドでキャストとして働いていたジャスティン・シミエン監督による本作。ある親子が、破格の条件で手に入れた豪華すぎる洋館に引っ越すが、そこは999人のゴーストが住む“呪われた館”だった。ふたりを救うため、クセが強い4人の心霊エキスパート(超常現象専門家、歴史学者、霊媒師、神父)が集結し、秘められた館の謎を解き明かそうとする。
小林は「ゴーストには、ゴーストなりのドラマがあって、人生を生きている。そういう意味では、見えないものこそが、実は一番大事なのかなって。温かい気持ちになれます」と作品の魅力をコメント。演じたマダム・レオタについては「根底に愛があり、身を捧げて頑張る姿に憧れますね」と熱弁したが、舞台挨拶が終了すると、共演者たちから置き去りにされ「私、どうすればいいの~?」と笑いを誘った。
日本語吹き替え版では、土屋が大げさな霊媒師ハリエット(ティファニー・ハディッシュ)、八代が心霊写真家ベン(ラキース・スタンフィールド)、温水が幽霊屋敷オタクの歴史学者・ブルースブルース(ダニー・デビート)をそれぞれ演じている。
「ホーンテッドマンション」は公開中。9月1日に全国で封切られ、初日から3日間で観客動員32万8000人、興行収入4億7600万円をあげ、国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)で初登場1位を獲得している。
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