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2023年3月1日 18:00
2月最後の週末、北米映画市場では、興行収入ランキングのトップ10に新作2本が登場し、ディズニーの「アントマン&ワスプ クアントマニア」が再び首位に立ちました。
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の最新作で、「アントマン」シリーズの第3作「アントマン&ワスプ クアントマニア」は、週末3日間で興収3220万ドルを記録し、1位をキープ。先週末からの下落率は70%で、米ハリウッド・レポーターは、マーベル映画31作品なかで、公開2週目としては最大の下落率であると指摘しています。しかし、上映館数は北米最大で、トップ10では最も高いスクリーンアベレージを記録しています。
ユニバーサルのコメディスリラー「Cocaine Bear(原題)」は、2位に初登場。森に住むクマがコカインを摂取したことで大暴れする騒動を描いています。ケリー・ラッセル(「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」)がクマに遭遇する看護師、レイ・リオッタ(「グッドフェローズ」)がコカインの密輸に失敗した犯罪組織のボス、シドを演じました。エリザベス・バンクス(「チャーリーズ・エンジェル」)が監督、フィル・ロードとクリストファー・ミラー(「LEGO(R) ムービー」)が製作を担当。週末3日間で興収2300万ドルをあげ、早くも23年公開映画の興収ランキングで10位となっています。
ライオンズゲートの歴史ドラマ「Jesus Revolution(原題)」は、3位にランクイン。1970年代初頭、ヒッピー活動が盛んになった南カリフォルニアで、教会の牧師であるグレッグとチャックがジーザス・ムーブメントを率いる姿を描いています。ジョエル・コートニー(「SUPER 8 スーパーエイト」)がグレッグ、ケルシー・グラマー(「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」)がチャックを演じ、ジョン・アーウィン(「君といた108日」)とブレント・マコークル(「アイ・キャン・オンリー・イマジン 明日へつなぐ歌」)がメガホンをとりました。週末3日間の興収は1550万ドル。23年公開映画で4位のオープニング興収をあげるヒットスタートを切りました。
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