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2023年1月1日 09:00
国民的漫画を舞台化した第2弾「『鬼滅の刃』其ノ弐 絆」で人気キャラクターの禰豆子役を熱演した高石あかり(※高は、はしごだか)が、昨年12月19日に20歳の誕生日を迎えた。20歳として過ごす、記念すべき節目の1年をどのように過ごすのか、振り袖姿の高石が映画.comだけに明かしてくれた。
ダンスボーカルグループとしてデビューを目指す育成ユニットで活動していた高石が、女優としての活動を本格的にスタートさせたのは2019年4月。21年には映画初主演となった阪元裕吾監督作「ベイビーわるきゅーれ」で高い評価を受け、同作は2023年3月24日に続編が公開されることも決まっている。
高石は、20歳の誓いを「感謝」と口にする。
「当たり前のことですが、いつでも相手への尊敬の気持ちを胸に抱き、日々を過ごしていきたいと思います。20歳という新たなスタートを『感謝』で始めることができたら、変わらぬ自分のまま真っ直ぐ進んでいけるような気がしています」
振り袖を身にまとった心境については、「少し前まで振り袖を着た女性を見かけるたびにウットリしていた私が、こうして振り袖を着て町を歩いている。そんな状況に溢れる喜びと、20歳になることへの実感が湧き、一瞬寂しさがよぎりました」と吐露。それでも、「この入り混じった不思議な気持ちこそが『20歳』になる登竜門的なものなのだろうかとも思い、嬉しくも感じています」と話している。
22年は、「さよなら、バンドアパート」「とおいらいめい」「ハッピーエンディングス」「終末の探偵」と、映画出演が相次いだ。1年前の新年、何か目標は立てていたのだろうか。
「人との出会いを大切に。出会ってくださった方々を大切にしようというのが2022年の目標でした。そして周りの方々の支えのおかげで、本当に多くの方と出会うことができました。その恩返しを目標に、より今年も頑張れたらと思っています。今年も変わらず、支えてくださっている皆様とこれから出会う方々を大切に日々精進します」
今年は「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー」のほか、目黒蓮(Snow Man)主演の「わたしの幸せな結婚」(塚原あゆ子監督)が3月17日に公開を控えている。この2つの現場を通して得た学びを挙げてもらった。
「舞台と映像のお芝居の違いについて学ばせていただきました。舞台では、劇場にいる観客全ての視線をひとつに集めるエネルギーを、全身から。映像では、そのエネルギーを目の瞬きひとつで伝えることができる。だからこそ、『表現をしよう』としなくていいことに気づくことができました。まだまだ私にとってすごく難しいことですが、それぞれの撮影環境でとても大きすぎる学びをいただきました」
最後に、今年の具体的な目標を聞いてみた。
「活動の場。そして演じる役の幅を広げ、もっと今の私ではない“私”になりたいです。そのために、いま応援してくださっている皆様への感謝を忘れず、まだ出会っていない多くの方に『高石あかり』という人間を知ってもらえるよう、ひとりの役のことを深く考え、いろんな役や作品に触れ、ひた向きに走る年にします」
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