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2022年12月10日 18:30
夭折の作家・佐藤泰志氏の小説を城定秀夫監督のメガホンで映画化した「夜、鳥たちが啼く」が、12月9日から全国で封切られた。主演の山田裕貴、松本まりか、子役の森優理斗、城定監督は同10日、東京・新宿ピカデリーでの舞台挨拶に臨んだ。
佐藤氏の原作が映画化されるのは、「海炭市叙景」「そこのみにて光輝く」「オーバー・フェンス」「きみの鳥はうたえる」「草の響き」に続き6作目。山田が演じた主人公・慎一は、若くして小説家デビューを果たしたものの、それ以降は鳴かず飛ばずで「世間では忘れられた存在」となった小説家で、いわば佐藤の分身ともいえる。松本扮する裕子は、息子とともに慎一のもとへ身を寄せるシングルマザーの役どころ。人生を照らすほのかな光を見出そうともがく生身の人間の姿を体現してみせた。
この日、本当の家族であるかのように仲良く手を繋いで登壇した4人。山田は「みんながどう思うのか気になる作品。いろんな事を感じられる作品ですし、許されるならみんなと語り合いたいくらい」と客席の反応に興味津々だ。一方の松本は当初「みんながこの作品をどう感じてくれるんだろうと公開が怖かったんです」と本音を吐露。それでも、「皆さんの感想を読んで心底ホッとしました! 作品の本質をキャッチしてくれていて、いい映画なんだなと改めて感じました」と笑みを浮かべていた。
また、松本演じる裕子の息子・アキラに息吹を注いだ森との再会を、全身で体現する山田と松本。松本は、「優理斗に会いたくて、会いたくて、会いたくて…、会った途端に叫んじゃったもん」とニッコリ。山田いたっては、会場にいるであろう森の家族に対し「お母さん、優理斗を僕の子どもにしていいですか!?」と問いかけるほどだった。
一方の森は、そんな山田と松本にサプライズで感謝の手紙と手作りのミニクリスマスツリーをプレゼント。「ゆうきやま~ださん、まりかお母さんへ。撮影中は毎日一緒にいて楽しくてふたりのことが大好きだったから、毎日写真を見て『会いたいな~』と思っていました。ふたりがいたので毎日が楽しかったです。優理斗はこれからもお芝居と勉強を頑張ってゆうきやま~ださんやまりかお母さんのような俳優になれるように頑張ります。ずっと大好きだよ!」と手紙を読み上げると、山田は目を潤ませながら「撮影中、こういうことが幸せなんだなと気づかせてくれた。ゆうきやま~だは心にグッと来ています」と感激しきりだった。
松本も「ゆうきやま~だと3人で過ごした時間は、私を本当のお母さんにしてくれたような気がする。愛おしいってこういうことか、と。お母さんという気持ちに気づかせてくれたのは優理斗のおかげ」と語りかけ、森を照れさせていた。
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