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2022年4月14日 10:00
高橋ヨシキが企画、脚本、監督を務め、「全員死刑」の小林勇貴監督が原案、川瀬陽太(「ローリング」「レッドアイズ監視捜査班」)が主演を務めるバイオレンス映画「激怒」の公開日が、8月26日に決定。あわせて、場面写真がお披露目された。
中年の刑事・深間(川瀬)は、いったん激怒すると見境なく暴力を振るってしまうという悪癖があった。かつてはその暴力を有効活用して、街から暴力団を一掃した功労者と称えられたが、度重なる不祥事に加え、大立ち回りで死者まで出してしまったことの責任を問われ、怒りを抑える治療のため海外の医療機関へ送られることになる。
数年後、治療半ばにして日本に呼び戻された深間は、見知った街「富士見町」の雰囲気が一変してしまったことに気づく。行きつけだった猥雑な店はなくなり、親しくしていた飲み仲間や、面倒をみていた不良たちの姿もない。さらに、町内会のメンバーで結成された自警団が「安全・安心」のスローガンを掲げて、高圧的な「パトロール」を繰り返している。一体、街に何が起きているのか? 深間の中に、久しく忘れていた怒りの炎がゆらめき始める。
本作には「横須賀綺譚」の小林竜樹、「ボクたちはみんな大人になれなかった」の奥野瑛太、彩木あやらが参加。「岬の兄妹」の和田光沙と松浦祐也が、映画冒頭にいきなり登場するというカメオ出演にも注目だ。
製作面では、メイク・特殊造形に「キングダム」の藤原カクセイ、VFXスーパーバイザーに「牙狼 GARO」「ウルトラマン」なども手掛ける鹿角剛、音楽は渡邊琢磨と中原昌也が担当。オープニング&エンディング・デザインはダニエル・セラ(ヨーロッパではスティーブン・キング、クライブ・バーカーの本の装丁を手掛ける)、「ゾンビ究極読本」などの著者として有名なノーマン・イングランドがスタッフ&キャストとして参加。モーション・グラフィックは、多くの人気アーティストを手掛ける佐伯雄一郎が手掛けている。
「激怒」は、8月26日から新宿武蔵野館、テアトル梅田ほか全国順次公開。R15+指定。
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