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2019年4月21日 17:59
[映画.com ニュース] 沖縄県全域で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第11回沖縄国際映画祭」のレッドカーペットイベントが4月21日、那覇・国際通りを封鎖して行われ、沿道には約9万2000人のファンが押し寄せ、約1400人のゲストに大きな歓声をおくった。
前年は雷雨の開催だったが、今年は強い日差しのなか敢行された。例年以上にドレスアップした女優陣の着こなしが際立つレッドカーペットとなった。なかでも、真っ赤なドレスで沿道のため息を誘ったのが松雪泰子。同映画祭への参加は、第2回(2010年)以来9年ぶりとなるが、「こんなにたくさんの方々がお越しくださって、非常に興奮しています。(ドレスは)大九明子監督が赤がお好きですから。本当に楽しんでいます」と穏やかな笑みを浮かべた。
「女の機嫌の直し方」に出演した松井玲奈は、同映画祭に初参加したといい「お客さんの数がすごいですね。レッドカーペットを歩いてみて、地元の人たちが楽しみにしている映画祭なんだなと強く感じました」と告白。地域発信型映画「いざなぎ暮れた。」に主演した武田梨奈は、「沖縄国際映画祭は4年ぶりだったので緊張するかと思いましたが、それをかき消すくらい楽しいです!」と満喫している様子だった。
地域発信型映画「海まで何マイル」、特別招待作品「多十郎殉愛記」で2度歩いたのは、俳優の高良健吾。同映画祭には初参加だったため、国際通りを封鎖してのレッドカーペットに「こんなに盛大で、戸惑っています。沖縄のパワー、すごいですね。ビックリしました」と胸中を明かした。昨夜は舞台挨拶後に中島貞夫監督と会食し、廣木隆一監督とも合流したという。2度目を歩き終えた際には、「中島監督とゆっくり歩くことでかみしめながら楽しむことができました」と真摯に語っていた。
また、「息もできない」の上映で沖縄入りしたヤン・イクチュンは、「天気が良くて海も綺麗だし、最高ですね。ステーキもおいしいし、毎日飲んでいます!」とニッコリ。待望の新作については、「来年撮りたいですね!」と打ち明けてくれた。主演作「洗骨」が沖縄で大ヒットしている奥田瑛二は、「ご覧の通り、すごい熱気ですね。『洗骨』を若い人を含めた幅広い層の方が見てくださったおかげをもちまして、すごく楽しいレッドカーペットになりました」と感謝の念をにじませていた。
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