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2018年5月15日 14:30
[映画.com ニュース]最新作「レディ・プレイヤー1」の世界的大ヒットにより、監督作品(計33本)の全世界累計興収が100億ドル(約1兆1000億円)に達した史上初の映画監督となった巨匠スティーブン・スピルバーグが、同作に続く米ワーナー・ブラザースとのタッグで、DCコミックス原作のスーパーヒーロー映画「ブラックホーク(原題)」を手がけることがわかった。米バラエティが報じている。
1941年にデビューした旧クオリティ・コミックス社の看板ヒーローを、DCコミックスが引き継ぎシリーズ化した同作は、第二次世界大戦下、エースパイロットからなる精鋭部隊を率いて枢軸国やスーパーヴィランズと戦う謎多きヒーロー、ブラックホークの活躍を描いたもの。「ジュラシック・パーク」「宇宙戦争」など数多くの作品でスピルバーグ監督とタッグを組んできたデビッド・コープが脚本を執筆、スピルバーグはクリスティ・マコスコ・クリーガーと共に、自身の製作会社アンブリン・エンタテインメントを通じてプロデュースを手がけるのに加えて、自らメガホンをとる意向だという。
スピルバーグ監督は現在、2020年7月10日に全米公開が予定されている大人気シリーズの最新作「インディ・ジョーンズ5(仮題)」の準備にあたっており、その後にリメイク版「ウエスト・サイド物語」が控えていることから、「ブラックホーク」が始動するのはまだまだ先になりそうだ。史上初の“100億ドル監督”スピルバーグが初めて手がける本格的なヒーロー映画とあって、今後の進捗に期待がかかる。
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