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2018年3月25日 23:45
[映画.com ニュース] 人気テレビアニメ「夏目友人帳」の映画版となる「劇場版 夏目友人帳 うつせみに結ぶ」のイベントが3月25日、東京ビッグサイトで開催中の「AnimeJapan 2018」で行われ、同作の公開日が9月29日に決まったことが明らかになった。合わせて、第1弾キービジュアル、特報映像、スタッフ&キャスト詳細も発表された。
「夏目友人帳」は、緑川ゆき氏による人気漫画のテレビアニメ化で、妖怪を見ることができる高校生・夏目が、自称用心棒の妖怪ニャンコ先生とともに、妖怪たちに名前を返していく物語。2008にスタートしたテレビアニメシリーズは第6期まで制作されており、18年にテレビアニメ化10周年を迎えた。
シリーズ初の劇場版では、長編オリジナルエピソードが展開される。キャストはテレビシリーズから続投しており、既に発表されていた神谷浩史と井上和彦のほか、石田彰、堀江一眞、佐藤利奈、木村良平、菅沼久義、沢城みゆきらが出演する。スタッフは、総監督の大森貴弘をはじめ、監督を伊藤秀樹、脚本を村井さだゆきが担当。妖怪デザイン・アクション作監は山田起生、サブキャラクターデザインは萩原弘光、美術は渋谷幸弘、音楽は吉森信が担い、テレビシリーズ「伍」「陸」を手がけた朱夏がアニメーションを制作する。
イベントにはキャストの神谷、井上、堀江、木村、菅沼、佐藤が登壇。本編のアフレコははじまっておらず、キャストはストーリー詳細も知らされていないという。だが、神谷のみスタッフから劇場版に関するヒントを与えられているようで、共演陣に問い詰められると、新たなキャラクターが登場する可能性があることを示唆。さらに神谷と井上は、シリーズの10年間に思いを馳せ、アフレコに向けた意気込みを熱く語った。
またこの日は、3月26日が井上の誕生日であることから、会場全体でバースデーソングを大合唱し、ニャンコ先生がデザインされたケーキが運び込まれる一幕もあった。「AnimeJapan」での井上へのバースデーサプライズは、今年で3年連続。井上は満面の笑顔を浮かべ、キャストや観客に感謝を述べた。
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