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2017年11月29日 11:00
[映画.com ニュース]「インデペンデンス・デイ」のローランド・エメリッヒ監督率いる製作会社セントロポリス・エンタテインメントが、ドイツ・ベルリンに拠点を構えるFlimmerとのタッグで、モーツァルトのオペラ「魔笛」を新たに映画化することが、米バラエティによって明らかになった。
舞台を現代に置き換え、大胆なアレンジを施した本作の主人公は、15歳の少年ティム・ウォーカー。地元ロンドンからオーストリアにあるエリート寄宿学校「モーツァルト学園」へと送りこまれた彼はある日、何世紀もの間人知れず眠っていた秘密の扉を発見する。それはなんと、モーツァルトの最高傑作として名高いオペラ「魔笛」の世界につながる魔法の通路への入り口だった。
ドイツ人脚本家・監督のフローリアン・シーグルとFlimmerのクリストファー・ツビッカーCEO製作のもと、俳優としても活躍するアンドリュー・ロウリーが脚本を執筆。シリーズ化を視野に入れたうえで、2018年クリスマスシーズンの公開を目指し、準備を進めているとのことだ。
2012年にスタートアップとして立ち上げられたFlimmerは、映画の予告編サイトからはじまり、わずか数年で世界規模のマルチメディア向けマーケティング・プラットフォーム、ならびに制作会社へと成長を遂げた注目企業。昨年、フランスの大手メディアグループ「Webedia」に買収されるまで、筆頭株主として同社の経営に携わっていたエメリッヒ監督は、「魔法使いや魔女たちが織りなす『魔笛』のファンタジックな世界を、現代的なアプローチで新たにスクリーンに描き出すこのプロジェクトに、今からワクワクしているよ」と意気込みを語った。
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