Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


ログイン
映画.comでできることを探す
作品を探す
映画館・スケジュールを探す
最新のニュースを見る
ランキングを見る
映画の知識を深める
映画レビューを見る
プレゼントに応募する
最新のアニメ情報をチェック
映画.com 公式アプリを使って映画情報をチェック!

フォローして最新情報を受け取ろう

  • Xアイコン
  • Facebookアイコン
  • LINEアイコン
  • Instagramアイコン
  • YouTubeアイコン
映画のことなら映画.com
検索
ランキング公開中劇場検索ニュース注目特集
ホーム >映画ニュース >2015年7月9日 >【緊急レポ:話題のMX4Dと4DX、そして“極上爆音”を「マッドマックス 怒りのデス・ロード」でハシゴしてきた!】

【緊急レポ:話題のMX4Dと4DX、そして“極上爆音”を「マッドマックス 怒りのデス・ロード」でハシゴしてきた!】

2015年7月9日 13:15

  • X
  • Facebook
  • LINE
リンクをコピーしました。
話題のMX4Dと4DX、そして“極上爆音”をハシゴ!
話題のMX4Dと4DX、そして“極上爆音”をハシゴ!
(C)2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
1)3Dのその先へ。数々の上映フォーマットがしのぎを削る戦国時代!

デジタル3D、IMAXやTCX、ウルティラにドルビーアトモスなどさまざまな上映フォーマットが乱立し、時に追加料金も必要な最近の映画館事情。すべて把握するのは至難の業だし、「面白い映画はどんな状態で観ても面白い」なんて意見もあるけれど、映画はそもそもテクノロジーとともに進化してきたメディア。新しい可能性から目を背けるのはもったいない!

そして6月にTOHOシネマズ新宿と六本木に導入されたことでにわかに脚光を浴びているのが“MX4D”だ。いわば「映画館meetsディズニーランドの“スター・ツアーズ”」。映画に合わせて椅子が震えたり揺れたり、水しぶきがかかったり突風が吹いてきたりする体感型の上映方式である。

TOHOシネマズ六本木。 8番スクリーンがMX4D専用に改装されたばかり。
TOHOシネマズ六本木。 8番スクリーンがMX4D専用に改装されたばかり。

ただし「あれ? それって“4DX”じゃね?」と思った人もいるはず。確かに2013年に日本初上陸した“4DX”も、椅子が上下左右に動き、風や水、煙にフラッシュライトなどMX4Dと共通する効果を駆使している。

じゃあMX4Dと4DXって同じなの? そこで同じ映画で観比べてみようと「マッドマックス 怒りのデス・ロード」でハシゴしてきました。ついでにカルト人気が沸騰中の立川シネマシティの“極上爆音上映”も含めて、1日で3種類の「マッドマックス」を体験してきたのでレポします!

2)まずはMX4D/3D字幕版@TOHOシネマズ六本木
MX4Dのシート。ドリンクホルダーの前に水と風の噴出口がある。 足元に垂れ下っている白い紐は、 ときたま暴れ出して観客をビクッとさせるイタズラ者。
MX4Dのシート。ドリンクホルダーの前に水と風の噴出口がある。 足元に垂れ下っている白い紐は、 ときたま暴れ出して観客をビクッとさせるイタズラ者。

マッドマックス」と言えば荒廃した近未来の地球を舞台に、イカレた改造車が荒野を爆走するカーアクション。MX4DではV8エンジンの振動に合わせて客席のシートがブルブル震えまくるので、主人公のマックスたちと一緒に運転席に座っているみたいだ。

ここぞというアクションに合わせてシートがガクンガクン動き、ビカビカとフラッシュが焚かれるのがジャマだという人もいるが、遊園地のアトラクションだと思えば過剰な効果も可笑しいし楽しい。

「ムチャするなあ」と感心したのが、劇中のツバを吐きかけるシーンで客席にまでブシュッと水が飛んできたこと。さすが体感型の名に恥じない趣向で、毎回“ぶっかけ”レベルの水量なのが可笑しい。人工の風の勢いも同様で、大胆な荒っぽさを楽しむのが正解だと感じた。

3)お次は4DX/3D字幕版@平和島シネマサンシャイン
平和島にある遊興施設BIG FUN内に4DXはある。 デカデカと並ぶ看板にも4DXのロゴが。
平和島にある遊興施設BIG FUN内に4DXはある。 デカデカと並ぶ看板にも4DXのロゴが。

今度はMX4Dに先んじて始まった4DXへ。設備的な違いはシートがより大きく、水や風を発射するノズルがシートの正面に設置されている。まるで観客に狙いを定めているようで恐ろしいと同時に期待も膨らむ。

4DXの特徴として、編集のリズムや音楽の盛り上がりなど、各シーンの演出に添ったデザインがされている。映画の空間が客席にまで広がってくるような感覚が味わえるのだ。

4DXシートの最前列。前方に設置されたバーに水や風が吹き出す ノズルが内蔵されている。シートが大きい上に激しく動くので 何度も身体がずり落ちて座りなおした。
4DXシートの最前列。前方に設置されたバーに水や風が吹き出す ノズルが内蔵されている。シートが大きい上に激しく動くので 何度も身体がずり落ちて座りなおした。

もちろんアトラクション的なギミックも効いている。衝撃的だったのが戦闘中に血しぶきが飛び散るシーン。実際にはただの水しぶきなのに、ぴしゃりと自分の顔に血と肉片が貼り付いたあの感触、今思い出してもゾッとする。あんなにも生々しく“映画”を感じることができたのは貴重な体験だった。

他にも砦から放水されるシーンでは客席にも上から水しぶきが降り注ぐ。水量と風量を細かくコントロールできることも臨場感を高めてくれる。作品とのシンクロ率の高さは感動モノで、同行者からは「これで熱風が吹けば完璧!」という声もあがっていた。

4)極上爆音上映/2D字幕版@立川シネマシティ(studio a)
立川シネマシティのstudio a。 シートに設置された蝋燭のような照明がいつ来ても幻想的。
立川シネマシティのstudio a。 シートに設置された蝋燭のような照明がいつ来ても幻想的。

最後にやってきたのが立川市のシネコン、シネマシティが開催している“極上爆音上映(通称:極爆)”。もともと音響に自信ありという劇場だが、作品ごとにベストな状態に再調整。重低音は劇場全体を振るわせるほどパワフルに、しかし会話や小さな効果音もクリアに聴こえる魔法のような状態にミックスされているのだ。

さらに「マッドマックス」公開に合わせて重低音を受け持つサブウーハースピーカーを新たに増設。スクリーン前にデデンと鎮座する巨大な立方体の異様な姿が劇場の本気を伝えてくれる。

スクリーン前に鎮座し、暴れん坊な重低音を放つ どでかいサブウーハースピーカー。 この真ん前の席を好んで予約する中毒者も多い。
スクリーン前に鎮座し、暴れん坊な重低音を放つ どでかいサブウーハースピーカー。 この真ん前の席を好んで予約する中毒者も多い。

“極爆”の凄さは音響のクオリティが最大限に引き上げられ、通常の2D上映でも3D的立体感や4D系の効果を感じる錯覚に陥ること。聴覚にグイグイ刺激が入り込むことで他の感覚まで解放されるのだろうか。

筆者は「マッドマックス」が4度目の“極爆”体験。以前と違うと思ったのは、前髪がチリチリするような空気の震えがなくなったこと。その分よりバランスのいい音響になっている気はするが、残念ながら専門家ではなく、感じ方には体長や個人差もあるのでハッキリと断定はできない。

以前に使用されていた“極爆”用のサブウーハーは別スクリーンに移設されたそうで、そちらでも“極爆”をやっている。劇場側はまた個性が異なる“極爆”であると説明しているので、別の機会に聴き比べてみたい。

5)今後も話題の超大作が続々と各フォーマットで公開

で、MX4Dと4DXと極上爆音、「一体どれがベストなの?」という答えを期待されていると思うのだが、こればかりは「ケースバイケースです」と答えるしかない。「マッドマックス 怒りのデス・ロード」に関して言えば、音響の迫力なら“極爆”が勝るし、4DXが提供する五感をフルにして得られる興奮も素晴らしかった。

またMX4Dと4DXは設備の上では似ているが、演出コンセプトの点でまったくの別物だと判断した。片方だけを体験して十把一からげにするのは避けて欲しいところ。

今夏は「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」「ターミネーター:新起動 ジェニシス」「ジュラシック・ワールド」など超大作が続々と4DXやMX4Dで公開される。特に「アベンジャーズ」の4DXは通常版に加えてアイアンマンとハルクをメインにデザインされた全3バージョンが楽しめるという。選択肢が増えすぎて悩ましい限りだが、映画ファンにとっては嬉しい悲鳴と言っていいのではないだろうか。

(C)2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED

マッドマックスALLTIME BEST

マッドマックス

劇場公開日1979年12月15日

上映時間

評価・レビュー3.2(124件)

ALLTIME BEST

関連ニュース

映画.com注目特集をチェック

ガンニバルの注目特集注目特集

ガンニバル

【衝撃の問題作】なぜ世界は「ガンニバル」に熱狂するのか? “絶対的支持”の理由を徹底解説!

提供:ディズニー

観ないとぜっったい後悔するの注目特集注目特集

観ないとぜっったい後悔する

【ラスト5分の破壊力】そして“観たことないシーン”のゲリラ豪雨に、感動を超えてもはや放心状態――

提供:東和ピクチャーズ

不覚にも“秒”で沼にハマる映画の注目特集注目特集

不覚にも“秒”で沼にハマる映画

【あまりにオススメされるので、シリーズ未見だけど観てみた】結果は…ハマるまでのリアルドキュメント

提供:ツインエンジン

映画を安く観たい人、絶対にチェックして!の注目特集注目特集

映画を安く観たい人、絶対にチェックして!

【映画2000円は高すぎる!!?】知らないと損な“1250円も安く観る裏ワザ”、ここに置いときます

提供:KDDI

聞かせてくれ、「ガンニバル」の感想を――の特別企画注目特集

聞かせてくれ、「ガンニバル」の感想を――

【感想投稿で豪華賞品が当たる】ちょっとでも観たことある人、今すぐ参加して!(提供:ディズニー)

関連コンテンツをチェック

おすすめ情報

映画.com 公式アプリを使って映画情報をチェック!

映画.com注目特集3月19日更新

注目作品ランキング

注目作品ランキングの続きを見る

映画ニュースアクセスランキング

映画ニュースアクセスランキングをもっと見る

[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp