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僕の巡査

配信開始日:

解説・あらすじ

1950年代のイギリスを舞台に、当時は許されなかった同性同士の愛を描いた「ワン・ダイレクション」のハリー・スタイルズ主演作。原作はベサン・ロバーツの同名ベストセラー小説。

1950年代ロンドン近郊の海辺の街で、恋人の教師マリオンと順風満帆な生活を送っていた警察官のトムには、世間に言えない秘密があった。それは、当時は許されていなかった同性同士の恋愛だった。相手は、街に引っ越してきたばかりの博物館キュレーターのパトリックで、2人の関係はしばらく続いていくが、それも次第に嫉妬によって崩れていく。時は流れて1990年代、そこには40年の時を経たそれぞれの人生があった。

スタイルズが主人公トム役を演じるほか、マリオン役をドラマ「ザ・クラウン」でダイアナ妃を演じたエマ・コリン、パトリック役をイギリスBBCのドラマシリーズなどで活躍するデビッド・ドーソンがそれぞれ演じる。監督は「ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ」のマイケル・ グランデージ。Amazon Prime Videoで2022年11月4日から配信。

2022年製作/114分/イギリス・アメリカ合作
原題または英題:My Policeman
配信:Amazon Prime Video
配信開始日:2022年11月4日

スタッフ・キャスト

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2022年11月4日(金)Prime Videoにて独占配信開始 (C)Amazon Studios.

映画レビュー

2.0タイトル間違えてますよ?え?合ってるの???

2025年1月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

ネタバレ!クリックして本文を読む

誰に感情移入するかでこの映画の語り手が誰なのか変わるのかもしれない。
私が感情移入したのはマリオンだったので、このタイトルに対しての違和感がはんぱない。
まだ救いがあるブロークバックマウンテンって感じ。

「古い時代のゲイを描く」としたときに社会的にタブーとされ、場所や時によってはその生命さえ脅かされるという点において、非常に暗く絶望的な時代だったことは想像に容易い。
故に彼らも生存権を掛けた生存戦略を行う、というのは自然な帰結だと思う。
けどね、人の尊厳踏みにじって生きるのであれば相応の苦痛が与えられてしかるべきなんじゃないのって気持ちになる映画でした。
マリオンの罪って言うけど、(当時として)合法的に殴り返した正当防衛だもんで、ぶっちゃけパトリックはマリオンを煽りすぎたよね。
あとお友達もカミングアウトするタイミング最悪なんだよなぁ…

どうして見つかるとこで盛っちゃうんだろうね。
起承転結として必要性は分かるけど、覗き穴は不自然だし、テンプレ感を強く感じる。
あと、どうしてゲイの恋愛はセックスを軸として設置しなきゃ描けないんだろうね。
男女のラブロマンスだと結構エモーショナルに描いてるのにね。
男女の間に垣根があるのだとしたら、私は男としての見栄がその1つだと思う。
妻には見せられない弱みを、パトリックにだけは見せられるとか、マッチョしないで済む心地良さみたいな方向性で描けないもんかなぁ…って思った。

てゆーか、マリオンのこと追わないんやな。

昭和ヒヨコッコ砲

2.5人は残酷?

2024年5月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

ネタバレ!クリックして本文を読む

マリオンはトムの性指向を受け入れられないまま結婚生活を続けたことで、自分だけでなく、トム、パトリックをも不幸にしてしまった
そして、途中には結果的に親友をも傷つけることに
何よりもパトリックを密告してしまったことは、あの時代背景を考えると万死に値する程の残酷さである
そうせざるを得なかった押しつぶされそうな思いは分かるけど……
トムも、2つの愛を享受するために、パトリックや妻を裏切り続けたことも残酷この上ない仕打ちだ
更に、奥さんが行きたくて仕方なかったベネチアにパトリックと2人だけで行っただけでなく、深い意味はなくとも奥さんに絵葉書まで送りつけるという無神経さは残酷✕残酷

そして米英の残酷さがやはり1番際立つ
黒人奴隷や、黒人そのものに対してもそうだが、自分とは異質な者に対する凶暴性を纏った残酷さは、最早人間でも正常な国家でもない!反吐が出るし辟易する
戦時中でなくても、ここまで人間は残酷になれるのかと思い知らされる
そして、それを警察官が堂々と仕事として行う異常さからは暗黒の未来しか見えてこない
まさに人は残酷な悪魔である

それとは正反対に、紆余曲折を経ながらも純愛を貫くパトリックはあまりにも美しすぎた

人間の価値が心の美しさで評価されるとするならば、この映画の中では断トツである

そのパトリックの晩年を演じたのが、あの「アナザー・カントリー」のルパート・エヴェレットだと知って驚いた
カミングアウトはしたものの、デビュー当時も最晩年も共にゲイの役を演じるとはなんということでしょう

トムと出会った頃のパトリック役とは、あまりにも似ていないので、同一人物だと認識するのに時間を要してしまった
もう少し面影の残る人、似た人を選ぶべきじゃないのかなぁ

映画イノッチ

4.0白黒ついたら人間苦労はしない

2023年9月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

難しい

ネタバレ!クリックして本文を読む

1950年代は同性愛が犯罪と同じ扱いにされていた。
ここから既にショッキングではあるものの、同性愛者…厳密に言うと、ゲイとバイセクシャルの男(あんまりゲイっぽくなくてバイだと感じた)、それに挟まれた女性との三角関係。もう既に嫌な予感しかしない。
泥沼必至。

トムもバイセクシャルなりに仕事の関係もありどっちつかずでマリオンを悩ませ、パトリックも既婚者となったトムに対して縋りついた。マリオンは教師なりに同性愛を受け入れるわけにはいかない(同性愛は道理に反するゆえに反抗もしたし、その意思を貫いた)。

トムが本当に罪だな…と思った。でも、これが人間なんだろうと思った。
そして美術館で三人は出会うわけですが、そこでは荒れ狂う海の絵画を三人で見つめる(その前に既にトムとパトリックがその絵を見つめてていた)。その荒れ狂う海は、三人の関係を物語っているのだろうと思った。終始絵画の景色と晩年三人が過ごしている景色。それは常に怒涛のようで、息苦しいものだったろうと思う。

友人のカミングアウトが衝撃的で、かつマリオンの態度の変わり方が同性愛者に対する当時のリアクションを物語っていて切なかった。こうなるのか、と。三角関係内の人間外の人間が物語った方がよほど刺さった。

トムは結局マリオンを愛することを選んでいたけれど、晩年のショップを外から眺めていると親友同士で歩いている男性同士をみて「いや、あれは愛し合っているはずだ」と確信していたことでしょう。もしかしたら、自分もパトリックとこうなっていたかもしれないと。

(以下雑多に)
・トム…マリオンは好き(女で)、パトリックは男の恋人として選ぶなら好き。それ以上でもそれ以下でもない。特に何も考えていなさそう。パトリックのことを忘れようと逃避している。

・パトリック…トム一筋。

・マリオン…トムは良い人。晩年までトムから離れることはできなかった。愛していたし、何よりも離れたくなかった。トムのことを大切にしたい。パトリックは自らが陥れたゆえに罪の意識から共に生きることを決めた。それで罪滅ぼしのつもりでいるが、余計に彼女自身は苦しんでしまうことになる。

マリオンの立ち位置が不憫でならなかったが、彼女自身も自らの性格に白黒つけることができなかったのだろう。パトリックに向き合わないトムに苛立ちを覚え、トムではないとまともに会話すらしてくれないパトリック。自分の居場所やこれからを思うと胸が詰まったことだろうと思う。逃げ出すことはできただろうが、トムに引き留められつつ、そこでも踏ん切りがつかなかったのだろう。

最後のマリオンが車から手を出して風を掴んだシーンは、ある意味真の開放だったのだなと感じた。

好きな人を「好きだ」と少しずつ言えるようになった時代に感謝しつつも、これからも好きな人を愛せる気持ちを大切にできる時間や場面が増えていくといいな、と思う。

ワッフルマン

3.5題名からは想像がつかない内容

2023年8月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

あらすじを読まないで鑑賞しただけに、まさかこんな複雑な三角関係になるとは…
でも、あの海と崖とその上の台地を舞台にとてもきれいな映像の中でストーリーが進んでいったため、重いテーマながらも思ったよりもスッキリ観れたと思う。
ハッピーエンドなのかどうなのか考えさせられるラストシーンも、しっかり余韻が残り印象深い。
観てみるとなかなかの良作なのだが、題名が何だかあやしげで作品の品位を少し落としてしまっている感じがするのは私だけだろうか。

いけい

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