ワーニング その映画を観るな
劇場公開日:2020年8月21日
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解説・あらすじ
呪われたホラー映画をめぐる恐怖を描いた韓国製オカルトミステリー。ホラー映画の脚本を2週間で仕上げるようプロデューサーから命じられた映画監督の卵のミジョンは、呪われたホラー映画の噂を聞きつけ興味を抱く。その映画は、とある大学の映画学科の卒業制作だったが、観客の半分が途中で逃げ出し、心臓発作で死人まで出たという。真相を探るミジョンに、その映画を監督したという男から連絡が入り……。監督は、シッチェス・カタロニア国際映画祭で上映された拷問ホラー「The Butcher」(日本未公開)でデビューしたキム・ジンウォン。主演は「王の運命(さだめ) 歴史を変えた八日間」のソ・イェジと「犯罪都市」のチン・ソンギュ。「夏のホラー秘宝まつり2020」上映作品。
2019年製作/86分/韓国
原題または英題:Warning: Do Not Play
配給:ブラウニー
劇場公開日:2020年8月21日
スタッフ・キャスト
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映画レビュー
2.090分が長く感じるくらい退屈だった。。。
90分が長く感じるくらい退屈だった。。。
導入部分が長すぎるし、その後起こる事象も全然怖くない。
もう眠くてやばかったよ。。
ソ・イェジという女優がすごく地味顔なんだけど、好きな顔だったなあと
いうくらいの映画。
3.5その映画を求めるのは、自分の意志か
3.0めがね似合う
映画中の述懐で「ホラー映画に救われた」という回想が出てくる。
それによると彼は「高校時代にイジめられ、先輩に殴られて、まいにち死にたくて、病院通いで学校に行けなかった。ある日テレビでエクソシストを見た。~。目が釘付けになっていて、手が震え、気がつけば泣いていた。本当に怖いのに、つらい現実を忘れられた。」と自叙した──のだった。
共感するところがあった。
ホラー映画には「怖い」という効用のほかに「現実を忘れさせる」という効能がある。個人的には、そちらの方が大きい。だからホラー映画が好きなのだ。
誰かに聞いたわけでもないし、統計を見知っているわけでもないが、多数の人々がホラー映画の「現実を忘れさせる」という側面を好んでいる──と思う。
そのことから(個人的な偏見に過ぎないが)、ホラー映画が嫌いな人は、リアルが充実している人──の可能性が高い。
リアルが充実していない人ほど、ホラー映画が好きなのである。(これは他愛ない雑感であって、じっさいに人をそう見なしている──わけではありません)
ただ概ねこの雑感は合っている。──と思う。
わかいころ、嫌なことばかりだった。そんなとき、仕事帰りに、レンタルビデオ屋で(VHSの)ホラー映画を借りて見た。ほとんど日課と言ってよかった。思い起こすほどに、あれは怖いもの見たさでも、映画レビューを書くためでも、グロテスクが好きだからでも無かった。あれは間違いなく現実を忘れるためだった。
そして今でも、(わかいころと比べて)中産に昇格したわけでもないし、禍も第4波などといっている昨今(2021/04)だし、現実を忘れる目的でホラー映画を見る──のである。
ひるがえって「リア充ほど、ホラー映画が嫌い論」を、お察しいただけるだろうか?個人的には、多くのホラーファンが「リア充ほど、ホラー映画が嫌い論」にご同意いただける──と思っている。
余談はともかく。
コンジアムにも似て、部分POVもあるが、そこに重心はない。ヒロインはしばしば見る韓流のひとで、シャープで怜悧な感じ。黒縁眼鏡が似合っていた。脚本も撮影も効果もいいが、素材に特異性はなく、定点感を覚えてしまう暗い画のホラーだったと思う。ただし基本的にホラー映画を解っている人がつくっている安心感があった。そもそも韓国映画を好んで見るのは「(映画を)解っている人がつくっている」からでもある。
本邦では、リングの監督が巨匠と見なされ、糞みたいな駄作を連発しているのだが、できれば「韓国行って映画勉強してこいよ」と言いたい。
4.0暗転
人生そのものがホラー映画になるぞ!
呪いの言葉は悪魔のささやき、魅了されてしまうのはホラー映画監督の性か。
ホラー映画を観ると怖いのに全身が満たされる感覚になるの、とてもわかるな。
私は死ぬのが怖いからホラーが好きで、その感覚に通ずるものを感じた。
散々酷い目に遭っておきながら禁忌を冒さずにはいられない、そんな主人公の辿りつく結末が好き。
脚本に詰まり、呪いの映画「暗転」に囚われていく主人公。
徐々に「暗転」と現実が入り乱れ混沌として、かき回すように翻弄してくるのが面白い。
夢の多用はあまり好きじゃないけど、それはそれで怖かったからオールオッケー。
早口のペチャクチャ音が地味に耳に残る。
雰囲気最高の廃劇場が良かった。
何も起こらずとも恐ろしいし、何か起こりまくるんだからたまらない。
あの廃劇場で何があったのか、何故「暗転」が生まれたのか。全て説明されないもどかしさが後を引く。
「世界一怖い映画」は正気を失わないと生まれないのかも。
主人公の髪色が好き。
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