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ホーム >作品情報 >映画「トップガン マーヴェリック」 >特集 >あらすじ・キャスト トム・クルーズが体現する“真の本物”

トップガン マーヴェリック

劇場公開日2022年5月27日PROMOTION

トップガン マーヴェリック : 特集

2022年5月13日更新

【映画・エンタメのベスト・オブ・ザ・ベストッ!】
世界最高級・真の“本物”を、映画館で堪能しないか?
あなたの人生を点火する“胸熱”スカイ・アクション!

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誤解を恐れず言うならば、ほとんどの日本人が「生まれてからずっと不景気」な状態で過ごしている。だから、“コスパ”や“高見え”といった言葉がもてはやされ、私たちは安価な割に優れた商品や体験を、意識的にせよ無意識的にせよ求めている。

映画館で世界最高級・真の本物を味わってみないか? バランスを無視した“突き抜けた品質”を誇り、感情を経験したことのない極端な領域まで一息に連れて行ってくれるような“あり得ない映画”を――。

5月27日に日本公開される「トップガン マーヴェリック」は、まさにそんな一作だ。エンタテインメントの歴史においてもベスト・オブ・ザ・ベストと断言できるほどの“大傑作”。前代未聞の手法で創出された“至高の映画体験”が約束されており、怖いくらいのエネルギーは観る者の人生をも変えてしまうかもしれない。

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……あなたは「大げさだ」と笑うだろうか。ならば、ぜひとも映画館で確かめてみてほしい。この作品で「ダメ」ならば、それはあなたのせいではなく、おそらく時代のせいである。

※本特集では、30代の男性編集者が「トップガン マーヴェリック」の魅力を紹介。記事後半には実際に観た感想・評価も掲載しているので、ぜひ!


【予告編】

[“本物”の証明①]世界トップ級の俳優トム・クルーズ 自分で戦闘機に乗り込み撮影(あり得ない)

本作が“本物”であることの証拠。そのひとつにして最大の証拠は、主演トム・クルーズの存在だ。

「ミッション:インポッシブル」シリーズなどで長年にわたって世界的な人気を誇る“超常現象的大スター”。離陸する飛行機の側面にしがみついたり、成層圏から飛び降りたりと、死が手招きする危険なアクションをスタントなしで実現してきた。

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そんなトム・クルーズが今回挑んでいるのは、戦闘機に自ら乗り込んだ前代未聞のスカイ・アクションだ。まず乗り込むことができるのもすごいが、体にかかるGはやはり半端ではなく、メイキング映像にはトム・クルーズが気絶しかけながら演技を続ける様子が収められている。

世界トップ級のスターが、トラブル=即死である危険な撮影に挑む理由は何なのだろうか? トム・クルーズはこう語っている。

「この手の体験をありのまま観客に伝えるには、本物を撮るしかない。前人未到の映像をつくるため世界有数のパイロットに協力を仰いだんだ」。

想像してみてほしい。そんな映像を、映画館の極上の環境で目撃することを……。




[“本物”の証明②]世界最高級のスタッフがこれでもかと結集、“前人未到の一作”へ

トム・クルーズ自身がプロデューサーも務めているが、実に豪華(という言葉では片付かないほどの)面々がスタッフとして参加している。

まず、プロデューサー陣の1人にジェリー・ブラッカイマー。「ビバリーヒルズ・コップ」「ザ・ロック」「アルマゲドン」「パイレーツ・オブ・カリビアン」などを手掛けた、“世界的ヒット作を生むために生まれてきた男”だ。

そして監督は「オブリビオン」「オンリー・ザ・ブレイブ」のジョセフ・コジンスキーが務め、さらに脚本の1人には、どんでん返しの展開で話題を呼んだ「ユージュアル・サスペクツ」や「ミッション:インポッシブル」シリーズのクリストファー・マッカリーが名を連ねている。

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世界最高峰の面々が、その才能のありったけを投じ、途方もない費用と手間と時間をかけて完成させた――まさに“前人未到の渾身作”がついに公開されるのだ。


[“本物”の証明③]戦闘機も“実際のもの”を使用 CGではなくリアルに飛行・撮影(あり得ない)

劇中に登場する戦闘機のバトルシーンを観て、あなたは「すごいCGだ」と思うかもしれない。しかしこれら、驚くべきことに“すべて本物”。しかもトム・クルーズだけでなく、その他の俳優たちも自ら乗り込んでいるというから、さらに驚きだ。

キャストたちは過酷な耐G訓練も完遂し、7.5から8のGがかかる戦闘機を乗りこなす(訓練を積んでいない人間は6Gで失神するとされている)。顔の歪みも苦痛のうめき声も演技ではなく、カメラには彼らの最高純度のリアルが収められている。

製作前は「俳優たちが戦闘機に乗ることなど不可能だ」と否定的な意見も噴出した。しかし実際に撮影が行われ、映画として完成したのだ。どこまでも“あり得ない映画”であることがよくわかるだろう。

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そして、コックピット内でIMAXカメラ6台を同時に回す、という前代未聞の手法も特徴的。つまり観客は、コックピット内にいるような感覚や、戦闘機を操縦するスリルをリアルに味わえるのである。これは映画館でしか享受できない貴重な体験となるはずだ。

今や、グリーンバックのスタジオで迫力の大作が撮れてしまう時代。にも関わらず、1回飛ばすだけでかなりの時間や多額の費用がかかるため、リハーサルも何度もできるものではない“本物の戦闘機”であえて撮影している。その理由は、「本物でしか表現できないこと」があるからだ。

さまざまな角度から強烈なリアルを追求するべく、変態的な情熱を注がれた作品――それが「トップガン マーヴェリック」なのである。


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【実際に観てきたら…大変なことになった】
前評判に偽りなし!世界最高級を食らうと人間は涙する

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ここまでやや“お堅い”トーンで語ってきたが、ここからはテンションをガラリと変えてレビューをお届け。実際に本編を鑑賞してきましたが、いやもう、本当に、本当に、本当に“世界最高級”でした……!

筆者は30代前半の男性で、トム・クルーズはかなり好きだけど、前作「トップガン」は1度観たくらいで思い入れは特にナシ。普段は多くの人が話題にする注目作を中心に映画館で鑑賞する、どこにでもいる“普通の映画ファン”です。

本編を体感した興奮を、できるだけ損なわずに記事に打ちつけていこうと思います。ちなみに本作、映画館で観るときは“いつもより気持ちスクリーンに近めの席”がおすすめ。さらに素晴らしい体験が味わえるはずですよ!


[完ぺきに“本物”だった]物語が胸熱すぎる…例えるなら前半「鬼滅の刃」、後半「アルマゲドン」

筆者は試写室の最前列で観ました。視界の全てをスクリーンが支配してすごかった(語彙)。

で、鑑賞前はスカイ・アクションをワクワク・楽しみにしていましたが、ガッツリ心を奪われたのはむしろヒューマンドラマの部分でした。

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今回もトム・クルーズが演じるのは、伝説的なパイロットとして名を轟かせるマーヴェリック。かつて、相棒であり親友でもあったグースを訓練中の事故で亡くし、「自分のせいだ」と悔やみ一時は絶望のどん底に沈みましたが、復活を遂げ現在まで数々の功績を上げてきました。

そんなマーヴェリックが、ある任務の教官に着任します。それは、「確実に死人が出る」と言われるほど超危険なミッションへ出撃する若者たち12人(“トップガン”を卒業したエリート)を訓練し、戦場に送り出すこと。そのなかにはグースの息子であるルースターも名を連ねていました……。

マーヴェリックはルースターとの関係に葛藤します。彼を戦場へ行かせたくないからです。しかもルースターは、チャンスを待ち過ぎて行動が遅れる慎重派。無謀で自信過剰だった若き日のマーヴェリックとは真逆の性格でした。2人は亡きグースをめぐってギクシャクし、主人公は否応なしにつらい過去と向き合うことを迫られます。

ルースター役のマイルズ・テラー(「セッション」など)
ルースター役のマイルズ・テラー(「セッション」など)

物語の導入ですでにドラマの予感がバッキバキですが、この先どうなると思いますか? 本編は私たちの予想をマッハで超えていきます、マジでヤバいんですよ(語彙)!

あえて例えるならば(本作関係者の言葉を拝借しますが)、前半戦は「鬼滅の刃」をほうふつさせる“意思を受け継ぐ”物語。そして後半戦は、なんと「アルマゲドン」的な展開へ――! さらに“あり得ない”に“あり得ない”が重なり、さらにさらに「ミッション:インポッシブル」的なスパイ・アクション要素もアクセントとなり、とんでもない状況に。ロートル VS 最新鋭のバトルも用意されていて、アツい展開が大好きな人にはぶっ刺さりまくる!!

またトム・クルーズと言えば“なんでもできる超人”的なイメージですが、今回は“ちょっと違う姿”が観られます。上官からは何度も何度もブチギレられ、教え子たちからは骨董品扱いされ、10代の女の子からは虫を見るような目を向けられたり……。

こんなトム・クルーズ、愛さずにはいられません。もともと日本人にとって親近感のあるスターですが、今作ではより強い親近感が胸の奥からボコボコと湧き上がってきます。そしてちょっぴり情けない姿が、時間を追うごとに“効いてくる”んです。乞うご期待!

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[結論]究極純度の爽快体験! 死ぬかもしれないスカイ・アクションを“本物”で撮り切った、全編が胸熱・ベスト・オブ・ザ・ベスト映画

もちろん、大スクリーンと極上の音響で体感するスカイ・アクションもえげつなく最高でした!

上映開始1分で、誰もが一度は聞いたであろう名曲「デンジャー・ゾーン」がかかり、ベースラインとドラムが胸に響き、やがて耳をつんざく戦闘機のエンジン音と重なります。テンションは瞬間的に沸騰し、日常の嫌なこと、将来の不安、仕事の憂鬱が一気に吹き飛び大空へ消え去っていく――!

なかでも序盤。マーヴェリックはほぼロケットみたいな最新鋭戦闘機に乗り込み、“マッハ10に到達する”という前人未到の領域へ挑戦します。

戦闘機は離陸するや「ド・ドドンパ」もドン引きするであろう急加速をみせ、操縦するマーヴェリックの体がググッとシートに押さえつけられます。劇場にいる自分も、同じように体が座席に押さえつけられるのを感じるほど、すさまじい臨場感! というか、あまりの急加速っぷりに、SF映画だったらこのままタイムトラベルしちゃうのでは?と心配になりました……。

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でも、これはまだ序の口。中盤、終盤にはもっと凄まじい体験が待っていたから驚きです。

空中戦がとにかく面白いのなんの! The Whoによる楽曲「フー・アー・ユー」をBGMにした訓練シーンでは、自信過剰の若者たちをマーヴェリックが神業的操縦技術でなぎ倒していきます。超快感! いつしか自分もコックピットで戦闘機を操縦している感覚になり、テンションは爆裂にアガりまくり、こんなのもうズルいだろ!!(褒めてる)と絶叫したくなりました。

で、特に2機の戦闘機がコックピットを面合わせしながら、そして錐(きり)揉み回転しながら地面に向かってすっ飛んでいく“地獄行きの直滑降”など、「これCGじゃないの? マジで本物の戦闘機なの?」と目を疑うような映像が続きます。さすがにどこかしらはCGでエフェクトを追加しているのでしょうが、“本物による凄み”が画面のそこかしこに刻まれているんです。これはほかの作品ではまず味わえない感覚。

そんな迫力しかないスカイ・アクションに加え、上述のドラマが絡み合います。ネタバレになるため詳細は省きますが、感情はあっちこっちと揺さぶられ続け、ほとんどパニックに近い感動が予測不可能な角度からやってくる……ラストシーンは積み重なってきたすべてが弾け、気づけば筆者はもう、普通になんか、さめざめと泣いていました。ありがとう、トム・クルーズ――!

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事前に聞いていた“映画館で本物の体験”“世界最高級のコンテンツ”という惹句は、控えめに言っても嘘ではありませんでした。まさに看板に偽りなし。この「トップガン マーヴェリック」という、映画・エンタメにおけるベスト・オブ・ザ・ベストが、あなたの心に点火し、これからの人生を途方もなく遠くへと連れて行ってくれるはず。

ということで。いざ、映画館へ急ぎましょう!

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