劇場公開日:2022年5月27日
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解説・あらすじ
トム・クルーズを一躍スターダムに押し上げた1986年公開の世界的ヒット作「トップガン」の続編。
アメリカ海軍のエリートパイロット養成学校トップガンに、伝説のパイロット、マーヴェリックが教官として帰ってきた。空の厳しさと美しさを誰よりも知る彼は、守ることの難しさと戦うことの厳しさを教えるが、訓練生たちはそんな彼の型破りな指導に戸惑い反発する。その中には、かつてマーヴェリックとの訓練飛行中に命を落とした相棒グースの息子ルースターの姿もあった。ルースターはマーヴェリックを恨み、彼と対峙するが……。
主人公マーヴェリックをクルーズが再び演じ、「セッション」のマイルズ・テラー、「ビューティフル・マインド」のジェニファー・コネリーらが共演し、前作でマーヴェリックのライバル、アイスマンを演じたバル・キルマーも再出演した。「オブリビオン」のジョセフ・コジンスキーが監督を務め、「ミッション:インポッシブル」シリーズの監督や「ユージュアル・サスペクツ」の脚本家として知られるクリストファー・マッカリーが脚本に参加。北米で7億ドル、日本でも135億円を超える興行収入を記録する世界的大ヒット作となった。第95回アカデミー賞では作品賞を含む6部門にノミネートされ、音響賞を受賞。
2022年製作/131分/アメリカ
原題または英題:Top Gun: Maverick
配給:東和ピクチャーズ
劇場公開日:2022年5月27日
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジョセフ・コジンスキー
- 製作
- ジェリー・ブラッカイマー
- トム・クルーズ
- クリストファー・マッカリー
- デビッド・エリソン
- 製作総指揮
- トミー・ハーパー
- ダナ・ゴールドバーグ
- ドン・グレンジャー
- チャド・オマン
- マイク・ステンソン
- キャラクター創造
- ジム・キャッシュ
- ジャック・エップス・Jr.
- 原案
- ピーター・クレイグ
- ジャスティン・マークス
- 脚本
- アーレン・クルーガー
- エリック・ウォーレン・シンガー
- クリストファー・マッカリー
- 撮影
- クラウディオ・ミランダ
- 美術
- ジェレミー・ヒンドル
- 衣装
- マーリーン・スチュワート
- 編集
- エディ・ハミルトン
- 音楽
- ハロルド・フォルターメイヤー
- ハンス・ジマー
- 音楽プロデュース
- ローン・バルフェ
- 主題歌
- レディー・ガガ
- 視覚効果監修
- ライアン・タドホープ
受賞歴
第46回 日本アカデミー賞(2023年)
受賞
最優秀外国作品賞 |
---|
第95回 アカデミー賞(2023年)
受賞
音響賞 |
---|
ノミネート
作品賞 | |
---|---|
脚色賞 | アーレン・クルーガーエリック・ウォーレン・シンガークリストファー・マッカリーピーター・クレイグ(原案)ジャスティン・マークス(原案) |
視覚効果賞 | |
編集賞 | エディ・ハミルトン |
主題歌賞 |
第80回 ゴールデングローブ賞(2023年)
ノミネート
最優秀作品賞(ドラマ) | |
---|---|
最優秀主題歌賞 |
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あらすじ・キャスト トム・クルーズが体現する“真の本物”
誤解を恐れず言うならば、ほとんどの日本人が「生まれてからずっと不景気」な状態で過ごしている。だから、"コスパ"や"高見え"といった言葉がもてはやされ、私たちは安価な割に優れた商品や体験を、意識的にせよ無意識的にせよ求めている。
提供:東和ピクチャーズこの特集を読むトップガン マーヴェリック の関連作を観る
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映画評論
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映画レビュー
5.0映画館で観て正解
4.5綺麗に繋がった続編
ハリウッド映画の続編は、前作とは別路線かつご都合主義のストーリーで展開されることが多いです。しかし、今作はそのような部分はなく、前作からの流れを大事にした人間ドラマになっていました。
綺麗に繋がった物語に感動しただけでなく、女性パイロットも登場するなど、時代の変化を感じさせる部分もいくつかありました。
今作でもトムクルーズがマーヴェリックを演じており、訓練生から教官になったことで上の立場として若者を指導する苦労も伝わってきました。
特に、グースの息子ルースターのエピソードが良かったです。当初は父の死がきっかけでマーヴェリックを恨んでいましたが、ミッションを通して彼と和解していく姿から大きく成長していて素晴らしかったです。
前作との関連性が多いため予習した方が楽しめますが、知らない人に向けた説明も多いため、単体でも安心して観ることができます。
コロナで2年以上延期になりましたが、トムクルーズの希望で配信を行わずに劇場公開して正解だったなと思いました。映画館で最高の体験ができてよかったです!
ちなみに、今回は4DXで見ました。激しく揺れる座席と周りから吹く風で、本当に戦闘機に乗っているような気持ちになりました。他にも、水や熱風などの特殊効果も沢山使われており、最後までアトラクション感覚で興奮しました。
4.0「トムクルーズ」ではなく「マーヴェリック」が主役。
○作品全体
前作『トップガン』は戦闘機やドッグファイトを撮る、という意味では本作と同義だが、前作の主役は主人公・マーヴェリック、というよりかは俳優・トムクルーズだった。マーヴェリックの心情の変化や葛藤よりも、トムクルーズの肉体美や「喜怒哀楽の表情」そのものを映すシーンが優先されていたのが、そう思う一番の理由だ。トムクルーズのかっこよさにクローズアップすると言う意味では完璧だったと思うし、撮られるに相応しいオーラがあったから別にそれがダメだとは思わない。ただ、最終的にグースの死をマーヴェリックがどう消化してドッグタグを海へ投げ込んだのか、という心象描写に納得のいくものがあったかと言われると、首を縦に振りづらい。
本作ではそういった、前作で置き去りにされた「マーヴェリック」に光を当てるような作品だった。
最初のシーンから早速、マーヴェリックが「取り残されている」印象を強く意識させる。マッハ10を目指すマーヴェリックのそばにチームは存在するが、マッハ10を体感するのはマーヴェリックだけだ。全てを置き去りにするスピードによって浮立つ孤独感。前作ラストの「あのとき」に残ったままの感情を匂わす物語の始まりだった。
本編全体にある前作オマージュもファンを喜ばせる要素としてだけでなく、マーヴェリックにとっての「あのとき」がどれほど濃い時間で、今もなおマーヴェリックの中に(いい意味でも悪い意味でも)残り続けているのかを証明する演出になっていて、「今回はマーヴェリックが真の主役なんだ」ということが伝わる。
例えばビーチのシーン。前作でもアイスマン達と距離感を縮める演出意図はあったが、正直それはおまけのようなもので、トムクルーズを映したい、という制作側の目論見は映像を見ていれば疑いようがない。それが今回のビーチラグビーでは明確にチームとして結束を強めるものとして描かれていた。映像的な見栄えでなく、マーヴェリックがあのとき得た経験を活かした場面として切り取っているのは「トムクルーズ・ファースト」ではなく「マーヴェリック・ファースト」の作品となった証左ではないだろうか。
そんな「マーヴェリック・ファースト」な作品構成の中で根幹となる、グースの子・ルースターとの和解。それに向き合うマーヴェリックの姿がなによりも印象的だった。
マーヴェリックの中でルースターとどう向き合えばいいのか確かなものがないまま、ルースターの願書を破棄し、とにかく戦闘機から遠ざけようとしていた。しかし月日が経って目の前に現れたルースターは、戦闘機乗りの技術を有した有望なルーキーとなっていた。
ここでマーヴェリックの選んだ選択肢は再び強引に引き離すのではなく、生きて任務から帰還させることだった。戦友だったアイスマンが斃れ、自身も軍人としての時間が少ない状況で、最後の任務は「あのとき」に置き去りにしたままの感情にケリをつけること…これはもう、マーヴェリックの物語と言わざるを得ない。終盤にあるのは、グースを助けることが出来なかった「あのとき」の失敗に報いようとするマーヴェリックの心意気だけだ。
任務中にルースターを助けたことにより、敵陣側で孤立するマーヴェリック。しかしそこに駆けつけるルースター。マーヴェリックがルースターと向き合ったからこそルースターが手を差し伸べにきた、と言ってもいいだろう。前作で最期までマーヴェリックを1人にさせなかったグースの姿と重なるシーンでもあって、グッときた。
2人が空母に帰還したシーンは泣けた。大騒ぎの中で何度もマーヴェリックの名を呼ぶルースターがまた良い。今まで面と向かって言えなかった言葉を伝えたいという気持ちが溢れているようで、とても良かった。
このラストシーンも前作オマージュではあるけれど、マーヴェリックにとって「あのとき」のままになっているグースとルースターへの罪悪感をほぐすことができた、という部分では意味が異なる。前作でアイスマンと抱き合った時に見せた晴れやかな表情と違って、安堵にも似た表情が印象的だった。
前作の公開から30年以上経ち、トムクルーズもマーヴェリックも歳をとった。あの時のような若々しさはないが、歳をとったからこその渋みやキャラクターとしての奥行きは重厚なもので、見応えのある作品になっていた。
4.5前の席に座った「座高の高いパイナップル頭」もいつしか気にならなくなった!
いやあ、サイコー! これぞ映画! これぞエンターテイメントぞ!
大画面と大音響の映画館を堪能!
もう最後の方は前のめりよ! こんなに興奮する映画は久しぶり!
ストーリーも人間描写も良かった。
まさかトップガンで涙腺緩むとは。。
アイスマン良かったなあ。グースとルースターが最後の方はもう重なって見えて。。(ああ視界が。)
後半の怒涛のスカイ・アクション!
やられて終わりかとおもったが、まさかあそこからあれだけ展開があるとは!(ハングマンはどっかで絶対来る!とは思っていたけど。)
最後は懐かしのF14まで登場。短い滑走で揚力得るために翼を拡げるのが胸アツ。
初教官でなかなかうまくいかず頭を抱えるところなど、哀愁漂うおじさんマーベリックも良かった!
あとはメカたち。
戦闘機に、KAWASAKIバイクに、車。
個人的には最後のポルシェ911が一番好き! 絵になるわー。
いやあ、待っていたかいがありました。
前作に劣らぬ映画でした! ありがとう!!
※もうサントラがSpotifyに出ていた。それを聴きながら書いてます。気分あがるよー。
※ルースターは在りし日のグースに似ていたよねえ。後ろ姿の首から肩のラインとか、フットボールしている姿とか。いやあ、感動!
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