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ホーム >作品情報 >映画「劇場版 Gのレコンギスタ I 行け!コア・ファイター」

劇場版 Gのレコンギスタ I 行け!コア・ファイター

劇場公開日:

解説・あらすじ

誕生から40年を迎えた人気SFアニメ「機動戦士ガンダム」の生みの親である富野由悠季監督が、2014年に手がけたテレビシリーズ「ガンダム Gのレコンギスタ」を新たに劇場版として再構築した5部作の第1部。「リギルド・センチュリー」と呼ばれる未来の時代。宇宙からもたらされる貴重なエネルギー源であるフォトン・バッテリーを地球上に運ぶ軌道エレベーター「キャピタル・タワー」を護衛する「キャピタル・ガード」の候補生ベルリ・ゼナムは、初めての実習で宇宙海賊の襲撃に遭遇し、捕獲に協力する。捕まった宇宙海賊の少女アイーダに不思議な何かを感じたベルリは、アイーダが「G-セルフ」と呼ぶ高性能モビルスーツを、なぜか起動させることができた。それをきっかけに、ベルリは宇宙を舞台に世界の真相に直面する冒険へと旅立つ。

2019年製作/96分/G/日本
配給:バンダイナムコアーツ、サンライズ
劇場公開日:2019年11月29日

スタッフ・声優・キャスト

総監督
原作
矢立肇
富野由悠季
脚本
富野由悠季
企画
サンライズ
製作
サンライズ
プロデューサー
小形尚弘
絵コンテ
斧谷稔
演出
吉沢俊一
キャラクターデザイン
吉田健一
メカニカルデザイン
安田朗
形部一平
山根公利
デザインワークス
コヤマシゲト
西村キヌ
剛田チーズ
内田パブロ
沙倉拓実
倉島亜由美
桑名郁朗
中谷誠一
作画監督
吉田健一
桑名郁朗
美術監督
岡田有章
佐藤歩
色彩設計
水田信子
色指定・検査
井上あきこ
熊田真子
ディスプレイデザイン
青木隆
CGディレクター
藤江智洋
撮影監督
脇顯太朗
編集
今井大介
音楽
菅野祐悟
音響監督
木村絵理子
音響効果
西村睦弘
音楽プロデューサー
山田智子
オープニング曲
GARNiDELiA
主題歌
ハセガワダイスケ
劇中挿入歌
ハセガワダイスケ
タイトルデザイン
海野大輔
全てのスタッフ・キャストを見る

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(C)創通・サンライズ

映画レビュー

3.0元気のGは 始まりのG! 今後への期待が高まる、堂々の第一部!

2021年7月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

難しい

ネタバレ!クリックして本文を読む

『ガンダム』シリーズの生みの親、富野由悠季が手がけたTVアニメ『ガンダム Gのレコンギスタ』(2014〜2015)を、新規カットを加えた再編集版として劇場用アニメーション化。全5部作の予定で、本作はその第1作にあたる。

舞台は「宇宙世紀」が遠い過去となった時代、「リギルド・センチュリー」。
「キャピタル・タワー」と呼ばれる、宇宙と地球を繋ぐ長距離エレベーターを護衛する組織「キャピタル・ガード」の候補生ベルリと宇宙海賊アイーダの出会い、そして謎のMS「G-セルフ」をめぐる「キャピタル・アーミィ」と「アメリア国」との戦いが描かれる。

正直本作への期待は薄かった。というのも、TVアニメ版の『Gレコ』には「意味が分からない」「詰め込みすぎ」などといった悪評がついて回っていたから。
そんな作品の総集編なんて面白いわけないでしょ〜、と思っていたのだが、YouTubeの『ガンダムチャンネル』で無料配信されたのを機に、今回鑑賞してみました!

ちなみに自分は特別なガンダムファンというわけではない。TVアニメ版は未鑑賞。
一応オタクの基礎教養として、ファーストのTV版と劇場版は鑑賞済み。他にも『ポケ戦』や『0083』、『08小隊』『IGLOO』『ORIGIN』、それに『サンダーボルト』も観たような気がする。
こうやって書き出してみると、一年戦争に関わるアニメはそれなりに観ているなぁ。

『逆シャア』すら観ていないにわかが、果たしてこの作品を観ても良いのだろうか、とも思ったが、よくよく本作のタイトルを見てみると、TVアニメ版には付いていた「ガンダム」という言葉が取り外されている。

富野監督は本作を「小学校の中学年や、中学生に観て欲しい」と述べている。
これはつまり、本作のターゲットはこれまでずっと『ガンダム』を観続けて来ている大人ではないということ。ガンダム世代ではない子供たちにも観てもらえるよう、強力なネームバリューを持つ「ガンダム」という単語をタイトルから取り払っているところに、富野由悠季監督の矜持を感じる。

まぁ要するに、本シリーズは『ガンダム』シリーズであって『ガンダム』シリーズではない、と言ったところなのでしょう。
ということで「にわかファンでも本作を鑑賞しても良いんだ!」と自分で自分を納得させて鑑賞!

本作は全5部作のうちの第1作なので、まだまだ物語の加速段階というところ。
大きな戦闘は起こらないし、キャラクターの人物像や関係性、世界設定など、未だに掴めていないところは多い。
本作だけで『Gレコ』を良かっただの悪かっただのと評価することはもちろん出来ないが、この第1作は大きな物語の「起」の役割は充分に果たしており、観客の興味を続編へと持続させる効果は存分にあると言っても良いでしょう。

物語の途中から始まったかのような幕開きには面を喰らった。その後もよく分からない単語が続出するし、世界観の説明も殆どないので、前半はついて行くのでやっと。
とはいえ、中盤辺りから「リギルド・センチュリー」を取り巻く世界情勢や、それぞれのキャラクターの立ち位置をそれなりに説明してくれるので、物語から置いてきぼりにされることはない。

『エウレカセブン』も手掛けていた吉田健一によるキャラデザは、あまり『ガンダム』らしくないなぁと思っていた。しかし、動き出したキャラクターたちを見た瞬間に印象は変わる。元気いっぱいな若者たちが跳ね回る、陽気な作風な本作にはこのキャラデザはピッタリ!
ベルリとアイーダの関係は中々に重いものであるのだが、明るいキャラクターデザインのおかげで辛気臭さはなく、爽やかでとっつきやすいアニメとなっている。

演劇のような激情的で大袈裟な芝居や独特のセリフ、いわゆる「トミノ節」は本作でも現在。
これは正直ある程度のリテラシーを持っていないとついて行けないかもしれない。
とはいえ、このほかのアニメでは味わえない臭みこそが富野由悠季アニメの面白さ!この強烈なクセこそが、宮崎駿や庵野秀明にはない富野由悠季のチャーミングさであり美味みなのです🍽😋🍽

TVアニメの総集編ということで、ぶつ切り感のある不細工な作品かと思っていましたが、全くそういう感じはありませんでした。冒頭こそ違和感がありましたが、総評としては元から劇場用に作られていたかのような滑らかさを感じる、非常に丁寧な作品だと思います。
作画のクオリティも申し分なく、バトルシーンの臨場感には胸が躍ります。

お偉いさんの息子とそんな少年に世話を焼く少女、素顔がバレバレのマスク男、ラライヤというララァを思わせる名前と見た目の少女など、ファーストのセルフパロディ的なキャラクター設定には思わずニヤリ😏
ガンダム世代を突き放すような発言をしておきながら、ちゃんとその世代を満足させようとする富野監督のツンデレぶりが可愛い💕

アニメ界の至宝、富野由悠季御大が手がける劇場用アニメシリーズ。観てみる価値はありますぜ!

たなかなかなか

3.5一応映画は全部見ようかな

2020年5月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

難しい

幸せ

ネタバレ!クリックして本文を読む

富野監督が始め3分みてくれませんか?とインタビューでいっていたので見ました。アニメ公開当時テレビで見て2話で切りました。その映画化とだということで期待ゼロで見ました。しかし、最後まで見るとなかなか面白い。だが、このレビューでは良い点にはあまり触れずにいきたい。なぜなら、富野監督レベルの作品の良いところは多くて書ききれないからだ。
この映画の引っ掛かった部分は建造物を見せすぎることだ。確かにこだわりを持っているのはインタビューでも言っていたが、いくらなんでも不自然に感じた。あとはちょっとした部分ですが、女の子が空から降ってきたシーンも安っぽく見えてしまった。また、その子が自由に動けすぎる。あと、初登場シーンがトイレの紙流す所は可哀想でしょw
実は悪い所はこのくらいしかない。もちろん書き忘れもあるとは思うが、それでも致命的な失敗は無いと思う。tvでは宇宙エレベーター撮しすぎや富野監督恒例の情報量多すぎるなどが足を引っ張っていたと思う。それが、尺の長い映画では改善している。一話は面白く無いといけないと改めて思った。ということで、2話目もすぐに買ちゃった。
最後に良いところを一つ。ベルがなんか教官にうざいセリフをtvだとっていたですが、そこがカットされていてよかった。というよりも映画はセリフが全体的によくなっているらしい。そこがかなりgレコの私の中の印象をよくしてますね。

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バクロン

4.0TV版未視聴

2020年1月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

アニメ映画としての出来はどうなのだろう?
私もあまり詳しくは無いですが、演出的に?を感じる部分も多かったように感じました。
TV版未視聴の私としては冒頭からの展開、ちょっとついていけない感もありました。
監督は、TV版は0版で今回の劇場版を完成版として世に残る作品にしたい的なことや子供たちに楽しんで観てもらいたいと言っていたけど、それならもう少し格好つけても良いのかなと思いました。
今の流行りアニメはもっと格好良くて観やすいと思う。
子供達はこれ観るかね?楽しめるかね?

、、、しかし富野節が全てを肯定していくー!
これでいい、ガンダムなのだから。
子供の頃、小難しい話は全く解らないのにF91のビデオを何度も見返していた、あの頃の感覚に不思議に同期するような体験でした。
それが富野ガンダムの力なんだろうと思う。
子供達がもっとこれに触れられればより良いなと思います。

TV版知らない分、これから話がどう展開していくのか、次回以降もめちゃくちゃ楽しみです。

よしgks8

3.5アイーダ・スルガンの魅力が支えてる気がする

2020年1月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

萌える

ネタバレ!クリックして本文を読む

アニメを見ていなかったので、なんとも言えないが、ベルリに共感できる部分がアイーダ・スルガンが好きしか共感できなかった。とにかく、可愛いく、超絶ワガママにしか見えないのだが芯が通っており、彼女の強さに心ひかれます。ノレドが可哀想になるのは、ベルリがノレドにあまり興味がないようなスルー感。お尻を触っても、何も思わない程の存在感で、それでいてノレドに「恋をしてるんです」と言わせている。

ベルリに共感できなかったのは、今まで一緒にいた人達の戦いを邪魔してまで敵である海賊を守る事が理解できなかった。海賊は人質を開放せずに普通に殺しに来てるのに..

結局、一番怖いのは女の為なら明日にも敵にもなりえるベルリだと思いました。
アイーダ・スルガンは確かに魅力的だが、私なら自分には友達も知人も親も裏切ってまで海賊に力を貸せない。どちらが正しいにせよ..

斬新だったのは初っぱなからガンダムがいきなり捕らえられたシーン。あの装甲が次世代技術レベルのガンダムがっ!?と思いますが、中のパイロットは少女で、もしかしたらパイロットではないのかも知れません。

僕は頑張らない

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